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層補強、付着長さ作300mmに対してZ=0.%MPa)に対してはりのシート剥離開始時の付着
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シート付着応力(1V⑱a)
図4.11曲げモーメントに対するシート付着応力の変化
5 3
4.3曲げ補強効果の検討II(大型はり試験体による実施工シミュレーション)
4.3.1はじめに
ここでは、シート補強工法を損傷を受けた既存建築物の補修・補強工法に応用する技 術開発の観点から、実施工のシミュレーションとして実験を行なった。実大スケールの 1体の大型はり試験体にあらかじめひび割れを導入し、ひび割れ部分を樹脂注入により補 修した後、シートを貼付した場合の補強効果について検討し、実施工への適用性を確か
めた。
4.3.2実験方法 (1)使用材料
実験に使用したコンクリートは中型試験体に使用したものと同じである。鉄筋は、主 筋・あばら筋ともにSD295Aを使用した。鉄筋の材料試験結果を表4.5に示す。
(2)試験体及び試験方法
試験体は幅250mm×せい400mm×全長4800mmの大型試験体1体を用いた。配筋は、圧 縮及び引張鉄筋は2-,22、あばら筋はD10,200mmとした。試験体寸法及び配筋を図4.12 に示す。試験体の養生条件等は4.2の中型試験体に準じた。
載荷は4点曲げとし、最初に引張鉄筋が降伏し、スパン中央変位がスパン長の1/100に達
するまで負荷し、ひび割れを十分に発生・進展させた後、除荷した。次いで第二章に示 した自動式低圧樹脂注入工法によりひび割れ補修を行なった。樹脂注入後、1日間室内に て養生し、CFシートを貼付した。
表4.5材料試験結果
主筋・あばら筋SD295A
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びy:降伏強度びB:引張強度 6:破断伸び
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4.3.3実験結果及び考察
図4.14に、補強前及び補強後のひび割れ状況を示す。図より、補強後の載荷では大部分 のひび割れが補強前のひび割れとは異なる部分で発生していることが分かる。これによ
り、ひび割れに使用した低圧樹脂注入による補修工法が効果的であることが実験的に確 認された。
図4.15に、試験によって得られた荷重-スパン中央変位関係を示す。図中*点よりシー
トが少しずつ剥離し始め、その後も耐力は上昇するが、変形がある程度進んだ段階で急 激な剥離が生じ、試験体は終局破壊した。グラフより、補強前に比べ補強後において初
期剛性の若干の低下が見られるが、これはひび割れ補修の際、樹脂注入されていないヘ アー状クラックが存在すること、鉄筋が既に降伏していること等の影響と考えられる。しかしひび割れ発生後の剛性は上昇しており、剛性に対するシートの補強効果が大きい ことが確認された。
耐力に関しては、ひび割れ発生荷重に対しては補強効果は認められないが、終局耐力 については無補強の場合に比べて約1.7倍上昇しており、顕著な補強効果が認められる。
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補強前載荷によるひび割れ- 補 強 後 載 荷 に よ る ひ び 割 れ
図4.14ひび割れ状況及び破壊性状
5 6
着剥離が先行するため、終局荷重の実験値は計算値をかなり下回っている。