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色 前後部
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ヤ号
前後部 後後部 記号 色前後部
ヤ号
前後部. 後後部記号
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色 前後部
ヤ号
前後部 後後部 記号 色前後部
ヤ号
前後部 後後部 記号 色前後部
ヤ号
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表8−22d 色 前後部
ヤ号
前後部 後後部 記号18 ha haziei
A
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19 θaa saniY
20 N sar6e 尋 sare
尋
表8−23
色 前前部
E番号 前前部
方向
色 前前部
ヤ号
前前部方向
1 ta → 6 tagε \.
2 taa. → 7 take /
茶 3 tak \ 8 tage \
4 tag. / 緑 9 t鉢。 →
榿 1 ta → 10 t耳k \
1 taka → 11 taa ←
2 taga ← 12 ta →
赤 3 tagε / 1 taka →
4 tage \ 2 θaka
→
5 tak \ 3 takaa →
1 taka → 紺 4 tahaa →
2 taga ← 5 taa /
緑 3 takεε / 6 saa /
4 tagεε / 7 ta →
5﹁..
taakε \
表8−24 後前部
ヤ号
後前部 記号1 なし ○.
.2 N
6
3 to
ひ
4 jaN
の
5 godo
σ
6
mON ℃
8.2.7.形容詞仮定形1
1431高ければ
8,2.7.1.語形の採用と統合
形容詞「高い」が「仮定形1.」.を表現する際にどのよ うな形態を示すかを見ようとした項目である。共通語形 のタカケレバの類は関東から南東北に分布する。タカケ リャーの類は中部と中国・北九州に近畿を取り巻くよう.
に分布し,近畿中央にはタカカッ.タラがまとまった分布 が見られる。北東北のタカイバの類や東海ρタカキャー の類,南九州のタケカレバやタケカリャの類もまとまっ た分布を示し,注目される。
「仮定形1」については,動詞項目について扱った
「6.,仮定形1」に述べた内容に準ずる。形容詞に関して は,形容詞のとる一定の形式により,もしくは,それに 特定の付属形式が付くことにより,全体で順接の仮定表 現をなすもののうち,..=特に発話時点で未成立のあること がらについて,それが発話時点で成立しているものと想 定して示す表現形式として扱う。動詞の仮定形1と同様 に選択的表現の「〜芳が」に相当する表現は,仮定形1 の範囲からずれた表現と考えられることにより採用しな い。その他に,「〜ても」「〜て」「〜程」に相当する表 現も仮定形1の範囲からずれた表現と考えられることか
ら採用しなかった。
具体的な採否について述べる。
ま.ず,回答語形の使用状況が語形の採用規則に合わな いことにより不採用..としたものは以下の回答である。
4773.26[tagakerebaコ〈若>
5609.54[tagakereba]<若レ・人が使う>
5686.67[takak6reba]<若>
6485.21[判明ケ.リャ]<人が言うのを聞く>
6498・50 [tako:tρra] 〈P> ..
その他,0746.69では話者の注記としてくtakaibaと 言う人もある〉とあり,5586.56では同席者の注記とし て〔女性はtakakerja・と言う〕とあり,7377.63では調 査者の注記として(人によってはtakakerjaと言う)と あったが,いずれも注記内の語形は注記から使用状況が 採用規則に合わないごとがわかるので不採用とした。
また,7312.88では[takakerja:][take:ho:ga]が回 答されたが,<[take:ho:ga]が本当の言い方で「方が」
を付けない言い方はない〉という話者の注記があり,注 記から察するに[takakerja:]の使用はあいまいなので 採用しなかった。また,併用回答の[take:ho:ga]も後 に述べるように採超していない。
採用規則にあわない伺席織(参考話者)の回答であった ために不採用としたのは以下の回答である。
4706.43 [tagε記:gereba]
7366.87[takokarla](話者の妻,生え抜きが回答)
このうち,7366.87については同席者の経歴等が不明 であるために不採用としたものである。
なお,3702.83では[tagaΦ血te]が回答され,〈女性 的表現〉という話者の注記があったが,この回答は採用 している。この点につ・いては第2集解説書5ページ右9行 を参照のこと。
仮定形1の採用範囲からずれることにより不採用とし た回答について述べる。
選択的表現の「〜方が」に相当する回答であったため に不採用とした回答は以下のものである。
1801.80 [t;akaiho:ga]
2734.05 [tagaiho:] [tagaiho:Oa]
4742.95[tagε:ho](「高い方が」にあたる形)
5771.36 [tagε:ho:ζ}a]
6563.87 [takaihoga]
6573.32 [takaihoOa]
7312.88 [take:ho:ga]
7339.04 [takaigahoga]
「〜ても」に相当する表現が回答されたために不採用 としたのは以下のものである。
4710.55[tagak甲tgmo]
6522.89[takotemo][tako:temo]
6584.38[takotemo]
1250.59 [takahatiτ〕].
その他,1232.38で回答された[sa:hali]は「〜・て」に 相当する表現,6563.87で回答された[takaihodo]は
「〜程」に相当する表現と考えられ,いずれも不採用と
した。
7392.76では[takkaga]が回答された。第1集38図
「寒いけれども」を参照すると,この地点の逆接接続詞 はバッテンが用いられており,この回答は「高いけれど も」にあたる表現ではない可能性が高い。ところで,.主 格の格助詞には,第1集第1図を見るとかが用いられて いる。また,第1集第18図「行くのに」によれば,この
地点ではノニが回答されているが隣接地点ではノを脱落 させた二での回答が見られる。これらを総合して考える とこの地点の当該回答語形は「高いのが」に相当する表 現ではないかと考えられる。そこで,やはり,仮定形1 の採用範囲からずれた回答と見て[takkaga]は採用し なかった。なお,この地点の動詞項目の仮定形1では
〜バや〜トの形で回答されているものの,比較的近隣の 地域には仮定を表現する接続助詞としてギラー・ギ ニャーの類の存在が知られており,これらの類との関係
も考えてみる必要があるかもしれない。
1251.27では[taka:suru]が回答された。これは「高 くする」に相当する語形と考えられ不採用とした。
2068.07では[taka∫a:1]が回答された。 これは意味 的に「高い」に相当する言い切りの終止形と考えられ,
不採用とした。、
その他,2076.25(沖縄県石垣市字川平)では[ta・
kasaare:raba:ra]が回答された。従来の研究と照すと,
この回答語形の中の[takasaare:raba]に関しては,
仮定の表現であると考えられるが,末尾の[ra]につい ては終助詞と考えられる。つまり,この回答語形は全体 としては「高いならばな」「高かったらな」のような表 現に相当するものと考えられる。仮定表現を用いている ものの,後に「良かった」のような述部が接続せずに言 い切ってしまう表現が回答されたようである。そうだと すると,これは質問文脈に合わないものと考えられる。
そこで不採用とした。
また,2141,52の[takataijaripatu]も採用しなかっ た。この回答語形は語構成としては「高代+であれ+
ば+ぞ」に相当する表現と考えられる(「高代」につい ては形容詞の他の項目(136図・138図)を参照のこと)。
質問文に「値段が…」とあり,「高代」と共起するかど うか疑問があり,不採用としたものである。
次に採用した回答について述べる。
参考話者の扱いで採用したのは,6466。36の[籔ka・
karja:]で,これには,〈昔の老人が使うのを聞いた。
稀に他人が使う〉という話者の注記があった。
音声の統合上問題となったものについて述べる。
5508.16・5516.19。5517.75。5527.81。5546.66。
5565,12・5565,29・5566.37・5566.95では;いずれも[タ カケレァ]が回答されている。これらの地点のT工 段+ア」による片仮名の表記は,組み合わせて[εa]を 表記していることが調査者への問い合せでわかった「(6.
仮定形1の「6.1.語形の採用と統合」を参照のこと)。
そこで上記の[タカケレァ]も扱いは[takakerε∂]と して扱うことにしている。見出しへの統合はくtakake−
rεa>となり,音声内容にtakakerε∂が表示されること になる(なお,調査者によれば,[ε]と[∂]は実際に はひと続きの発音であるらしい)。
採用した中で説明が必要と思われる回答について解説
する。
秋田と琉球において,形態上〜カラの形で回答された 地点があった。これらの地方では,仮定の表現に〜カラ を用いることが知られている。そこで問題ないものとし て採用にした。ただし,東北地方では原因理由の接続助 詞にカラを用いる地域と重なっている点に注意が必要で ある。3791.41では[tagaegara]が回答され,これを採 用しているが,第1集33図「雨が降っているから」を見
ると,〈gara>が用いられている。〜カラの形は144図 に多く現れている。144図の解説にやや詳しく述べてい るので参照のこと。
上記の点に関連して,5602.99の[takaekara]も採 用した。この地域で仮定を表現するのに〜カラの形を用 いることは知られていない。ただし,第1集の助詞項目 の地図を参照すると,この地点の33図他の原因理由の接 続助詞としてはスケが用いられており,これだけの材料 から判断するとカラを持つ標記の語形は原因理由を表現 しているわけではないように考えられる。ここでは,東 北地方に見られる形容詞の仮定表現に用いられるカラと 無関係であるとも言い切れないと考え,この回答を採用
した。しかしながら,隣接地点では原因理由にカラも用 い.られており,煙いに注意を要する。
その他,類似した形として九州の7219.50で[takkara]
が回答されたが,これについてはカリ活用系に属するも ののバリエーションとして現れたものであることは明ら かと考えられるので問題ないであろう。参考までにこの 地点の33図ではくkeN>が用いられている。
5652.74では[takakultla:]が回答された。語源的に は「〜ては」に基づく形と考えられるが,調査者の注記 として(「安ければよかった」はjasulkulttla:jokattaと なる)とある。注記は,この地点では体系的に仮定の表 現に〜チャーを用いることを示していると思われる。そ こで,仮定表現としての使用はかなり確実であるように 考えられるのでこの回答は採用した。
5730.61では[tagagulreba][takagulreba]が回答さ
れた。手塚邦一郎『喜連川町の方言』(109ページ)にこ の地域のクレという形式の存在が確認され,採用とした
ものである。
7324.56では[takokattlekara]が回答された。従来 の研究を参照すると,この地域では,条件表現に〜チカ ラを用いることがあることがわかり,これに相当すると 考え,採用したものである。
その他,回答語形に対して次のような注記が示される ことがあったが,いずれの回答も採用した。
5680.23[tagagjaワ]〈「高いならば」の意味である>
6485,49[タカカッタラ]〈過去の意味を感じる。過 去の言い方として用いる>
6513.24[takattara]〈買う時〉
[takakereba][takakerja:]〈売る時>
5680.23については,話者が「高いならば」の意味を どう理解しているのか不明であり,注記をもとに「高け れば」とは意味的に異なるものであると積極的には言い 難いと考えた。ただし,気を付けたい注記ではある。
6485.49については,仮定形1の文脈に適しているこ とを明示しているとも考えられる。そうだとすると特に 採用には問題ないと考えた。
6513.24については,さらに[takokereba]が併用で 回答されており,調査者は[takokereba]は「売る時」
のことであろうと推測している。このような微妙なニュ アンスの違いが異なる形式の仮定表現が併存している地 域では存在していることが考えられる。いずれの回答も 質問文脈に関して問題となるものではなく,また,仮定 形1の範囲から逸脱するものではないと考えられるので 採用とした。なお,これらの中で[takattara]につい ては孤例であるが,これについては後述する。
採用したものの問題点を残す回答について述べる。
先にも述べたとおり,6513.24では[takattara]が回 答された。これについては語幹に直接タラが付いて仮定 形を作る一段動詞への類推から発生したとも考えられる
(なぜ促音が入るのかは不明だが)。また一方でタカ カッタラのような形からカが脱落して促音が代って現れ たことも考えられようか。このように考えると一概に誤 答とも考えられず採用としたものである。なお,従来の 研究では地域的にややずれるが,京都にタコータラのよ うな語形ならば存在するようであるが(楳垣實「近畿方 言の形容詞」『方言研究』10,ただし,このような形態 は地図上では仮定形1にも仮定形2にも現れていない),