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音色(パッチ)を設定/変更する

ドキュメント内 GR-33_j (ページ 35-53)

パッチの詳しい構成

ひとつひとつのパッチは、図のような内容で構成されています。

fig.5-01(パッチの構成)

「トーン」とは?

上図のようにパッチには、内蔵されている 384 のトーン(元 となるシンセ音)から、任意の 2 つを選んで使えます。

選ばれている 2 つのトーンを、そのパッチの「1st(ファー スト)トーン」「2nd(セカンド)トーン」と呼びます。

1st トーンと 2nd トーンは、弦別に一方を割り当てたり両方 を重ねたりできます(P.51)。また両トーン別々に、音の立 ち上がり(ATTACK/P.49)、余韻(RELEASE/P.50)、明る さ(BRIGHTNESS/P.50)、平行移調(TRANSPOSE/P.51)

な ど の 調 整 を 加 え る こ と が で き ま す。平 行 移 調

(TRANSPOSE)に関しては、弦別に設定 することもで きま す。

これらの調整内容や設定はトー ンの選択同様、全てパッチに 記憶できます。

パッチごとに記憶できるその他の設定

パッ チにはトー ンの選択 や弦への割 り当て、その 調整の他、

次の項目などを記憶させておくことができます。

パッチの名前(P.38)

エフェクトのかかり方(P.53 〜)

アルペジエーターのパターンと関連する設定(P.76)

ハーモニストの設定(P.80)

ペダル操作に対する反応のしかた(P.43)

外部 MIDI 機器に送られるプログラム番号(P.88)

外部音源の平行移調(トランスポーズ)(P.51)

設定の手順など詳しくは、それぞれ の参照ページをご覧くだ さい。

弦ごとに異なる設定を行う

(STRING SELECT)

設定項目のうち、TONE の「LAYER」、「1ST TRANSPOSE」、

「2ND TRANSPOSE」の 3 つと、COMMON の「MIDI [PC]」、

「MIDI [CC0]」、「MIDI [CC32]」、「MIDI [TRANSPOSE]」の 4 つは、[STRING SELECT]ボタンの併用により、弦ごとに 異なる設定を行うこともできます。

[STRING SELECT]を押した時の、弦の選択と 3 桁表示器 の表示は次のようになります。

fig.5-02(STRING SELECT)

各弦独立 で設定したい場合は、[VALUE]ダイヤルで設定値 を変える前に、[STRING SELECT]ボタンを押して弦を選択 しま す。例えば[STRING SELECT]ボタン で「5」に合わ せてから[VALUE]ダイヤルを回せば、5 弦についてのみ設 定が変わります。続けて同様に他の弦の設定もできます。

※ [STRING SELECT]ボタンで「ALL」または「6-5」を選 ぶと、パラメ ーターの値が点滅表示される 事があります が、これ は各弦 で設定 が異なっ ている ことを 示します。

この状態で[VALUE]により値を変更すると、値は確定 されますが、 「ALL」なら全弦同じ設定に、 「6-5」なら 5、

6 弦が同じ設定になります。

 A11  A11  A11  A11  A11  A11    A11 A11

EFFECTS

・アルペジオやハーモニーの設定 

・リバーブ系/コーラス系の設定 

・Multi FXの設定 

・パッチネーム、レベルの設定など 

・PANの設定 

・ペダルの設定 

・MIDIの設定 

COMMON

... H84 E11 ユーザーパッチ 128個 

プリセットパッチ128個 

... D84

A11

TONE

2nd TONE TONE MIX

1st TONE

(ピアノ、オルガン...) 

 

トーンの選択   

トーンの調節   

#1〜#384

・アタック 

・リリース 

・ブライトネス 

・レイヤー   

1st / 2ndのレベルバランス  1st,2ndトーンの重ね方 

・トランスポーズ2nd   

・トランスポーズ1st

・1: 2BALANCE   

各弦独立に  設定可能 

全弦を選択 

5,6弦を選択 

6弦を選択 

5弦を選択  4弦を選択 

3弦を選択  2弦を選択  1弦を選択 

第 5 章 音色(パッチ)を設定/変更する

アルペジエーター/ハーモニストと パッチの関係

演奏時には、アルペジエーターとハーモニストの 2 機能のう ち、どちらか一方を使用できます。ど ちらを使用するかの選 択(P.78、P.82)や、それがパッチ呼び出し時にオンになっ ているかどうか(P.77、P.81)も、パッチひとつひとつに独 立で設定できます。

また、アルペジオ・パターン(ア ルペジエーター機能が作り 出す弾弦の順)も、あらかじめ用意されている 50 種類のパ ターンから、パッチごとに選ぶことができます。

詳しい設定方法は、「アルペジオのパターンを選択する(ARP PATTERN)」(P.78)をご覧ください。

パッチの保存のしかた

一般に、パッ チ・エディット・モー ド中で[PARAMETER]

により設定 項目を選び、[VALUE]で値を設定すれ ばパッチ の修正ができます。

しかしそのままでは、他のパッチに 切り替えると同時に修正

/変更の内容は無効になり、変更前 の状態に戻ってしまいま す。(3 桁表示器の下一桁目に、ポイントが点灯する(P.32)

のはこれを警告しています。)変更内容を保存するには、次の 手順でパッチ・ライト(書き込み)を行いましょう。

■ パッチ・ライトの手順 1.

[WRITE]を押します。

ライト・モードになり、次のような画面になります。

fig.5-04(PATCH WRITE 1)

2.

[VALUE]で書き込み先のパッチを選びます。

fig.5-05(PATCH WRITE 2)

3.

書き込み先パッチが決まったら、[WRITE]を押します。

次のような確認の画面になります。

fig.5-06(PATCH WRITE 3)

4.

確認をして問題がなければ、も う一度[WIRTE]を押し ます。

fig.5-07(PATCH WRITE 4)

Now Writing... と表示され、自動的にプレ イ・モード に戻ると書き込み終了です。

※ 中止する時は[PLAY]を押してください。

以上により、他のパッチに 切り替えたり、電源を切った後で もパッチの変更内容が再現できます。

※ 保存先の 指定をせずに書き込みをする と、上書き処理に より、そのパッチの変更前の内容は失われます。

※ パッチ・グループ E 〜 H は読み出し専用なので、保存先 の指定無しに書き込みすることはできません。

保存に関する注意事項

パッチ・ライトでは、アルペジ エーター/ハーモニストのオ ン/オフも含め、その時に実 際に鳴っている音の状態がその まま書 き込まれます。ただ し、本体ペダルのワ ウやピッチ・

グライド、またエクスプ レッション・ペダルなどで、一時的 に得られている音色の変 化は記憶されません。内蔵エフェク トの一時オフ(エフェクト・バイパス機能/ P.75)も同様で す。

※ システム 全体でひとつだけ記憶される 設定項目(システ

ム・モード での設定)では、パッチ・ライト の必要はあ

りません。設 定を変更するだけでその内容 は自動的に保

存され、電源オフ後も記憶されています。

第 5 章 音色(パッチ)を設定/変更する

5章

本体のパッチをシーケンサーなどに保 存する(バルク・ダンプ)

全ユーザー・パッチの設定内容、及びシステム設定の内容は、

MIDI を通じて外部とやりとりできます。MIDI データを記録 できる外部機器を用いれば、パッチ を外部に保存することが できます。これには、エクスクルー シブ・メッセージと呼ば れる、データ上に指定された機種のみが解釈できる MIDI 情 報が用いられます。

例えば MIDI シーケンサーのリアルタイム・レコーディング 機能やバルク・ライブラリアン機能を用いれば、GR-33 から 送られてきたデータを、フロッピ ー・ディスクなどに保存で きます。2 台の GR-33 同士をつないで、直接データをやりと りすることも可能です。

■ 外部MIDI機器にシステム設定の内容やパッチ・デー タを送信する手順

1.

GR-33 の電源を切ります。

2.

GR-33 の MIDI OUT から、外部機器の MIDI IN へ接続しま す。

3.

GR-33 の電源を入れます。

4.

[SYSTEM]を押して、システム・モードに入ります。

5.

[PARAMETER]で BULK DUMP を選びます。

fig.5-08(BULK DUMP)

6.

[VALUE]で、送信したいデータを選びます。

All: 全ユーザー・パッチ及びシステム設定 System: システム設定

User Patch: 全ユーザー・パッチ、128 個 Patch Group A: A11 〜 A84 の 32 パッチ Patch Group B:B11 〜 B84 の 32 パッチ Patch Group C:C11 〜 C84 の 32 パッチ Patch Group D:D11 〜 D84 の 32 パッチ Patch A11: パッチ A11 のみ

Patch A12: パッチ A12 のみ

  :   :

Patch D84: パッチ D84 のみ

7.

外部 機器を データ記 録でき る状態 にします。(シー ケン サーならリア ルタイム・レコーディングをス タートしま す。)

8.

[WRITE]を押します。

選 択し たデ ータ が外 部機 器に 転送 され ます。送 信中 は ディスプレイに Now Sending... と表示されます。

fig.5-09(Sending)

9.

「BULK DUMP」の設定画面」に戻ったら転送は完了で す。受信側が シーケンサーの場合は、レコ ーディングを 停止させます。

fig.5-08(BULK DUMP)

10.

[PLAY]を押して、プレイ・モードに戻ります。

保存したシステムやパッチのデータを 受信する(バルク・ロード)

MIDI データを記録できる外部機器や GR-33 から、システム やパッチのデータを受信します。

※ エクスク ルーシブ・メッセージの受 信は、バルク・ロー ド画面でのみおこなえます。

■ 外部 MIDI 機器からシステム設定の内容やパッチ・

データを受信する手順 1.

GR-33 の電源を切ります。

2.

外部機器の MIDI OUT から、GR-33 の MIDI IN へ接続しま す。

3.

GR-33 の電源を入れます。

4.

[SYSTEM]を押して、システム・モードに入ります。

5.

[PARAMETER]で BULK LOAD を選びます。

fig.5-40

6.

外部機器からデータを送信します。

fig.5-41

元の表示に戻ったら受信は完了です。

ig.5-40

第 5 章 音色(パッチ)を設定/変更する

7.

[PLAY]を押して、プレイ・モードに戻ります。

※ シーケンサーなどの外部機器から 1 パッチのみのデータ を送信する場合、受信側の GR-33 でパッチ・ライト操作

(P.36)をする必要があります。 (ライト時に は保存先の 指定(ができます ので、同じ番号のパッチに消 したくな いパッチがあっても、他に待避しなくてすみます。)

※ システム・データやパッチ・データのエクスクルーシブ・

メッセージを受信すると、A11 〜 D84 の「1 個送り」を 除き、受信側 のパッチやシステム設定のデ ータは無条件 に書き替 えられます。それまでのデータは 失われますの で、十分にご注意ください。必要な場合は、受信側の GR-33 上のデータも、あらかじめ外部機器側に転送し保存し ておきましょう。

パッチに名前をつける(PATCH NAME)

各パッチ・ナンバーには、最大 12 文字までの名前をつける ことができます。作成した音をイメ ージする名前や使用する 曲名など、好みに応じて名前をつけることができます。

■パッチに名前をつける手順

1.

名 前を 変え たい パ ッチ を選 び、[COMMON]を 押し て パッチ・エディット・モードに入ります。

2.

[PARAMETER]を押して、 PATCH NAME を選びます。

fig.5-10(PATCH NAME)

3.

[PARAMETER]で修正する文字部分にカーソルを移動さ せます。

4.

[VALUE]で文字(文字/数字/記号)を選びます。

fig.5-11(文字)

※ [COMMON]を押して、大文字/小文字を切り替えるこ とができます。

5.

3. 〜 4. の操作を繰り返して、名前を完成させます。

6.

[WRITE]を押してパ ッチ・ラ イト操 作(P.36)を行い 保存します。

※ パッチ・ライ ト操作後、自動的にプレイ・モ ードに戻り ます。

※ 保存をしな い場合は、 [PLAY]を押し てプレイ・モード に戻ります。

パッチごとに音量を記憶させる(PATCH LEVEL)

複数のパッチを曲中で切り替え て使う場合などには、バッキ ング用のパッチの音量を、ソロ用の パッチよりも小さめにし ておけば便利です。このような音量設定も、パッチごとにパッ チ・レベル(PATCH LEVEL)として記憶できます。

■ パッチの音量を決めて記憶させる手順

1.

音 量を 変え たい パ ッチ を選 び、[COMMON]を 押し て パッチ・エディット・モードに入ります。

2.

[PARAMETER]を押して、 PATCH LEVEL を選びます。

fig.5-12(PATCH LEVEL)

3.

[VALUE]で値を変更します。

数値は 0 〜 100 の範囲で変化します。0 で消音状態、100 で最大音量になります。

4.

[WRITE]を押してパ ッチ・ラ イト操 作(P.36)を行い 保存します。

※ パッチ・ライ ト操作後、自動的にプレイ・モ ードに戻り ます。

※ 保存をしな い場合は、 [PLAY]を押し てプレイ・モード に戻ります。

※ PATCH LEVEL の数値が同じでも、他の項目の設定に 従っ て音量 レベル は変化し ます。例え ば次の 様な場合、

レベルが高くなりがちです。PATCH LEVEL を低めに設 定すれば、他のパッチとのバランスは取れます。 (併せて 下記に関 する設定中は、レベル過大によっ てアンプやス ピーカー を破損しないよう、ボリュームの 設定にもご注 意ください。)

1st、2nd の両トーンが重ねられている時。

カーソル 

空白 

〜 

〜 

〜 

ドキュメント内 GR-33_j (ページ 35-53)