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内蔵エフェクトを使う

ドキュメント内 GR-33_j (ページ 53-76)

エフェクトの構成と得られる効果

GR-33 の内蔵エフェクトは、次の 3 系統に分類されます。

a. MULTI-FX(マルチ・エフェクト)

b. CHORUS(コーラス)

c. REVERB(リバーブ)

エフェクトの構成は以下のようになっています。

fig.6-00

コーラスとリバーブは並列に接続されています。

MULTI-FX は、40 種類のエフェクト・タイプを持つマルチ・

エフェクトで、ディストーション、デ ィレイなどのさまざま なエフェクト・タイプがあります。MULTI-FX のエフェクト・

タイプ中にもコーラス、リバーブがありますが、b. のコーラ

スと c. のリバーブとは別系統でエフェクトをかけることがで きます。さらに、2 つのトーンのうちどちらか一方にだけエ フェクトをかけることもできます。

コーラスは、複数の楽器が 重奏しているような感じや、独特 の揺らぎ、空間的な広がりなどをつくるエフェクトです。

リバーブは、響きの良い部屋 やホールで演奏した時に得られ る残響をシミュレーシ ョン(模擬的に再現)するエフェクト です。また GR-33 の内蔵リバーブでは、ディレイ効果(山 びこのような音の繰り返し)も得られます。

これらのエフェクトはそ れぞれパッチごとにオン/オフを記 憶することができます。

※ これらの エフェクトは内蔵シンセ音源 専用です。ギター 音な ど、内蔵シ ンセ音 源以外の ものに はかか りません。

な お GUITAR OUT(RETURN)ジャック を使 うと、ギ ター専用エ フェクターを外部に追加接続 することができ ます(P.15) 。

※ エフェクト を切り替えたときにノイズが 聞こえる場合が ありますが、故障ではありません。

マルチ・エフェクトの設定をする

マルチ・エフェクトをオン/オフする

(MULTI-FX SW)

マルチ・エフェクトのオン/オフ やマルチ・エフェクトをか けるトーンの選択は、「MULTI-FX SW」で設定します。

■ マルチ・エフェクトをオン/オフする手順 1.

マルチ・エフェクトを設定するパッチを選び、

[EFFECTS]を押してパッチ・エディット・モードに入 ります。

2.

[PARAMETER]で、 MULTI-FX SW を選びます。

fig.6-50

3.

[VALUE]で、設定を変更します。

Off: マルチ・エフェクトをオフにします。

1st: 1st トーンだけにマルチ・エフェクトの効果を 与えます。

2nd: 2nd トーンだけにマルチ・エフェクトの効果を 与えます。

Both: 1st / 2nd 両トーンにマルチ・エフェクトの効 果を与えます。

4.

[WRITE]を押してパ ッチ・ラ イト操 作(P.36)を行い 保存します。

※ パッチ・ライ ト操作後、自動的にプレイ・モ ードに戻り ます。

※ 保存をしな い場合は、 [PLAY]を押し てプレイ・モード に戻ります。

ペダル効果モードで(または「S1/S2 FUNCTION」で「Patch Select」を選んだ状態で)、ペダル 4(CTRL)を踏むことに より、演奏中にマルチ・エフェ クトのバイパスをオン/オフ することもできます。ただし、「CTRL PEDAL」の設定(P.46)

が必要です。

また、パッチ・エディッ ト・モードで、マルチ・エフェクト 関連の設定項目が選ばれている場合も、ペダル 4(CTRL)を 踏むことによりマルチ・エフ ェクトのバイパスをオン/オフ することができます。

MIX MULTI-FX OUT

REV SEND LEVEL

CHO SEND LEVEL

CHORUS

REVERB

第 6 章 内蔵エフェクトを使う

種類を選ぶ(MULTI-FX TYPE)

MULTI-FX には、40 種類のエフェクト・タイプ(MULTI-FX TYPE)があります。それぞれのエフェクト・タイプには、い くつかの設定項目(パラメータ ー)があり、それらを変更す ることで様々なエフェクト効果を得ることができます。

各エフェクト・タイプの設定項目掲載ページは次の通りです。

1: STEREO-EQ (→ P.55)

2: OVERDRIVE (→ P.55)

3: DISTORTION (→ P.56)

4: PHASER (→ P.56)

5: SPECTRUM (→ P.56)

6: ENHANCER (→ P.57)

7: AUTO-WAH (→ P.57)

8: ROTARY (→ P.57)

9: COMPRESSOR (→ P.58)

10: LIMITER (→ P.58)

11: HEXA-CHORUS (→ P.59)

12: TREMOLO-CHO (→ P.59)

13: SPACE-D (→ P.60)

14: STEREO-CHO (→ P.60)

15: STEREO-FL (→ P.61)

16: STEP-FL (→ P.61)

17: STEREO-DELAY (→ P.62)

18: MOD-DELAY (→ P.63)

19: 3-TAP-DELAY (→ P.63)

20: 4-TAP-DELAY (→ P.64)

21: TIMECTRL-DLY (→ P.65)

22: 2VOICE-P.SFT (→ P.65)

23: FB-P.SFT (→ P.66)

24: REVERB (→ P.67)

25: GATE-REVERB (→ P.67)

26: OD → CHO (→ P.68)

27: OD → FL (→ P.68)

28: OD → DLY (→ P.69)

29: DS → CHO (→ P.69)

30: DS → FL (→ P.69)

31: DS → DLY (→ P.69)

32: EH → CHO (→ P.70)

33: EH → FL (→ P.70)

34: EH → DLY (→ P.71)

35: CHO → DLY (→ P.71)

36: FL → DLY (→ P.72)

37: CHO → FL (→ P.72)

38: CHO / DLY (→ P.73)

39: FL / DLY (→ P.73)

40: CHO / FL (→ P.73)

■ マルチ・エフェクトの設定手順

1.

マルチ・エフェクトを設定するパッチを選び、

[EFFECTS]を押してパッチ・エディット・モードに入 ります。

2.

[PARAMETER]で、 MULTI-FX TYPE を選びます。

fig.6-04(MULTI-FX TYPE2)

3.

[VALUE]で、エフェクト・タイプを選びます。

4.

[PARAMETER]を押し、3. で選んだエフェクト・タイプ の設定項目(パラメーター)を選びます。

各エフェ クト・タイプのパラメーター については、次項

「マルチ・エフェクトのパラメーターについて」をご覧く ださい。

5.

[VALUE]で、値を選びます。

6.

4. 〜 5. の手順を繰り返し、選んだエフェクト・タイプの全 パラメーターを設定します。

7.

[WRITE]を押してパ ッチ・ラ イト操 作(P.36)を行い 保存します。

※ パッチ・ライ ト操作後、自動的にプレイ・モ ードに戻り ます。

※ 保存をしな い場合は、 [PLAY]を押し てプレイ・モード に戻ります。

各エ フ ェク ト・タイ プ の設 定 項目(パ ラ メー ター)で

「#」記号の ついているものは、EXP ペダルを使って値 を変化させることができます。EXP ペダルの設定につい ては、「エクスプレッション・ペダルを使う」(P.47) をご 覧ください。

第 6 章 内蔵エフェクトを使う

6章

マルチ・エフェクトのパラメーターに ついて

1:STEREO-EQ(ステレオ・イコライザー)

低域、中域× 2、高域の音質を調節する、ステレオ・イコラ イザーです。

fig.6-05(Stereo-EQ)

LOW FREQ(ロー・フリケンシー)200/400 Hz

低域を調節するときの、基準の周波数を設定します。

LOW GAIN(ロー・ゲイン)-15 〜 +15 dB

低域のゲイン(増幅/減衰量)を設定します。+ にするほど 低域が強調(増幅)されます。

HIGH FREQ(ハイ・フリケンシー)4000/8000 Hz

高域を調節するときの、基準の周波数を設定します。

HIGH GAIN(ハイ・ゲイン)-15 〜 +15 dB

高域のゲイン(増幅/減衰量)を設定します。+ にするほど 高域が強調(増幅)されます。

P1 FREQ(ピーキング 1・フリケンシー)

20 0/2 50/ 315 /400 /50 0/6 30/ 800 /100 0/1 250 /16 00/ 2000 / 2500/3150/4000/5000/6300/8000 (200 〜 8000 Hz)

特定の周波数帯を調節するとき の、基準になる周波数を設定 します。

P1 Q(ピーキング 1 ・Q)0.5/1.0/2.0/4.0/8.0

P1 FREQ で設定した周波数を基準として、周波 数帯に幅を もたせます。値を大きくするほど P1 GAIN で調節する周波 数帯の幅が狭くなります。

P1 GAIN(ピーキング 1・ゲイン)-15 〜 +15 dB

P1 FREQ や P1 Q で設定した周波数帯のゲイン(増幅/減衰 量)を設定します。+ にするほど P1 FREQ、P1 Q で設定し た周波数帯が強調(増幅)されます。

P2 FREQ(ピーキング 2・フリケンシー)

20 0/2 50/ 315 /400 /50 0/6 30/ 800 /100 0/1 250 /16 00/ 2000 / 2500/3150/4000/5000/6300/8000 (200 Hz 〜 8000 Hz)

特定の周波数帯を調節するとき の、基準になる周波数を設定 します。

P2 Q(ピーキング 2・Q)0.5/1.0/2.0/4.0/8.0

P2 FREQ で設定した周波数を基準として、周波 数帯に幅を もたせます。値を大きくするほど P2 GAIN で調節する周波 数帯の幅が狭くなります。

P2 GAIN(ピーキング 2・ゲイン)-15 〜 +15 dB

P2 FREQ や P2 Q で設定した周波数のゲイン(増幅/減衰 量)を設定します。+ にするほど P2 FREQ、P2 Q で設定し た周波数帯が強調(増幅)されます。

LEVEL(アウトプット・レベル)0 〜 127 #

出力音量を設定します。

2:OVERDRIVE(オーバードライブ)

オーバードライブは真空 管アンプで歪ませたような、自然な 歪みが得られます。

fig.6-06(OVERDRIVE)

DRIVE(ドライブ)0 〜 127 #

歪み具合を設定します。歪み 具合といっしょに音量も変わり ます。

PAN(アウトプット・パン)L64 〜 0 〜 R63

出力音の定位を設定します。

L64 で最も左、0 で中央、R63 で最も右に定位します。

AMP TYPE(アンプ・シミュレーター・タイプ)

Small/Built-In/2-Stack/3-Stack

ギター・アンプの種類を設定します。

Small:

小型アンプをシミュレートしています。

Built-In:

ビルト・イン・タイプのアンプをシミュレートしています。

2-Stack:

大型 2 段積みアンプをシミュレートしています。

3-Stack:

大型 3 段積みアンプをシミュレートしています。

LOW GAIN(ロー・ゲイン)-15 〜 +15 dB

低域のゲイン(増幅/減衰量)を設定します。+ にするほど 低域が強調(増幅)されます。

HIGH GAIN(ハイ・ゲイン)-15 〜 +15 dB

高域のゲイン(増幅/減衰量)を設定します。+ にするほど 高域が強調(増幅)されます。

LEVEL(アウトプット・レベル)0 〜 127

出力音量を設定します。

オ ーバー ドラ イブを かけた とき とかけ ない ときと の音 量差 は、アウトプット・レベルで調節するとよいでしょう。

L in

R in

L out

R out 4-Band EQ

4-Band EQ

Amp Simulator

2-Band EQ L in

R in

Over drive

L out

R out

Pan R Pan L

第 6 章 内蔵エフェクトを使う

3:DISTORTION(ディストーション)

ディストーションはオーバードライ ブよりも激しい歪みが得 られます。

fig.6-07(DISTORTION)

DRIVE(ドライブ)0 〜 127 #

歪み具合を設定します。歪み具合と いっしょに音量も変わり ます。

PAN(アウトプット・パン)L64 〜 0 〜 R63

出力音の定位を設定します。

L64 で最も左、0 で中央、R63 で最も右に定位します。

AMP TYPE(アンプ・シミュレーター・タイプ)

Small/Built-In/2-Stack/3-Stack

ギター・アンプの種類を設定します。

Small:

小型アンプをシミュレートしています。

Built-In:

ビルト・イン・タイプのアンプをシミュレートしています。

2-Stack:

大型 2 段積みアンプをシミュレートしています。

3-Stack:

大型 3 段積みアンプをシミュレートしています。

LOW GAIN(ロー・ゲイン)-15 〜 +15 dB

低域のゲイン(増幅/減衰量)を設定します。+ にするほど 低域が強調(増幅)されます。

HIGH GAIN(ハイ・ゲイン)-15 〜 +15 dB

高域のゲイン(増幅/減衰量)を設定します。+ にするほど 高域が強調(増幅)されます。

LEVEL(アウトプット・レベル)0 〜 127

出力音量を設定します。

ディストーションをかけたときとか けないときとのレベル差 はアウトプット・レベルで調節するとよいでしょう。

4:PHASER(フェイザー)

フェイザーは原音に位相 をずらした音を加えて音色を時間的 に変化させ、音をうねらせます。

fig.6-08(PHASER)

MANUAL(マニュアル)100 Hz 〜 8000 Hz

音をうねらせる基準周波数を設定します。

RATE(レイト)0.05 〜 10.0 Hz #

うねりの周期を設定します。

DEPTH(デプス)0 〜 127

うねりの深さを設定します。

RESONANCE(レゾナンス)0 〜 127

フェイザーのフィードバ ック量を設定します。値を大きくす るほど、クセの強い音になります。

MIX(ミックス・レベル)0 〜 127

位相をずらせた音を原音に混ぜ合わせる割合を設定します。

PAN(アウトプット・パン)L64 〜 0 〜 R63

出力音の定位を設定します。

L64 で最も左、0 で中央、R63 で最も右に定位します。

LEVEL(アウトプット・レベル)0 〜 127

出力音量を設定します。

5:SPECTRUM(スペクトラム)

スペクトラムはフィルタ ーの一種で、特定の周波数のレベル を増減させて音色を変えます。

イコライザーと働きが似 ていますが、音色のクセをつけるの に最適な 8 つの周波数が決められているので、より特徴のあ る音を作ることができます。

fig.6-09(SPECTRUM)

BAND1 〜 8 で各音質を設定します。

BAND1(バンド 1・ゲイン)-15 〜 +15 dB

250 Hz のゲイン(増幅/減衰量)を設定します。

BAND2(バンド 2・ゲイン)-15 〜 +15 dB

500 Hz のゲイン(増幅/減衰量)を設定します。

BAND3(バンド 3・ゲイン)-15 〜 +15 dB

1000 Hz のゲイン(増幅/減衰量)を設定します。

L in

R in

L out

R out

Pan R Pan L

Amp

Simulator

2-Band

Distortion EQ Phaser

Resonance Mix

L in

R in

L out

R out

Pan R Pan L

Spectrum

L out

R out

Pan R Pan L

L in

R in

ドキュメント内 GR-33_j (ページ 53-76)