第 3 章 ハードウェア構成 119
3.2 オプション搭載条件
オプション製品の種類、搭載数、および搭載に関する見積もり指針について説明します。
以下のオプション製品の搭載条件を説明します。
• コントローラーモジュール
• ドライブエンクロージャ
• ドライブ
以下のオプション製品の搭載時には、ETERNUS DXのファームウェア版数の条件がある場合があり ます。
詳細は、『製品概説』のファームウェアリリース情報、または『プロダクトリスト』を参照してくだ さい。
• ETERNUS DX60 S4
- コントローラーモジュール(SAS 12Gbit/s)
• ETERNUS DX60 S3
- コントローラーモジュール(iSCSI 10Gbit/s) - コントローラーモジュール(FC 16Gbit/s)
3.2.1 コントローラーモジュール
コントローラーモジュールの搭載条件を説明します。
■ コントローラーモジュールの種類
コントローラーにはホストインターフェースが搭載されています。
ホストインターフェースには、以下の種類があります。
●
ETERNUS DX60 S4• FC 16Gbit/s
• FC 8Gbit/s
• iSCSI 10Gbit/s
• iSCSI 1Gbit/s
• SAS 12Gbit/s
• SAS 6Gbit/s
●
ETERNUS DX60 S3• FC 8Gbit/s
• iSCSI 10Gbit/s
• iSCSI 1Gbit/s
• SAS 6Gbit/s
以下に、各ホストインターフェースの特徴を説明します。
第3章 ハードウェア構成 3.2 オプション搭載条件
●
FCFibre Channel(FC)は、光ファイバーや同軸ケーブルなどを使用して長距離区間の高速データ転送を
実現します。FCは、拡張性と高性能が要求されるデータベースサーバなどに使用します。
●
iSCSIiSCSIはEthernet上のIPパケットにカプセル化して、SCSIコマンドを送受信するプロトコルです。
FCに比べて低コストで導入でき、また、ネットワークの構築や構成変更が比較的容易なため、性能よ りも拡張性やコストを重視する大企業の部門単位または中小企業などで使用します。
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SASSerial Attached SCSI(SAS)は、従来からあり信頼性に富むSCSIの接続規格を改良し、シリアル転
送を採用にすることによって高い転送性能を実現したホストインターフェースです。SASは、拡張性 よりも性能やコストを重視する小規模システムなどで使用します。
■ コントローラーモジュールの搭載数
コントローラーエンクロージャ内にコントローラーを2個搭載します。
3.2.2 ドライブエンクロージャ
ドライブエンクロージャの搭載条件を説明します。
■ ドライブエンクロージャの種類
ドライブエンクロージャ(3.5インチ用)があります。
ドライブエンクロージャ(3.5インチ用)には、3.5インチドライブを12台搭載できます。
■ ドライブエンクロージャの搭載数
コントローラーエンクロージャ(3.5インチ用)の場合は、ドライブエンクロージャを1台まで搭載で きます。
3.2.3 ドライブ
ドライブの搭載条件を説明します。
■ ドライブの種類
ETERNUS DXに搭載可能なドライブには以下の種類があります。
• SASディスク
• ニアラインSASディスク
ドライブのサイズには、2.5 インチ、3.5 インチのタイプがあります。
2.5インチドライブは3.5インチドライブに比べて軽量・低消費電力であるため、同じ台数を搭載した ときの質量、消費電力が小さくなります。
また、データ入出力回数をエンクロージャあたりのドライブ数(2.5インチドライブ´24台、3.5イン チドライブ´12台)で比較すると、2.5インチドライブ構成の方が1台のエンクロージャに多く搭載で きるため、エンクロージャあたりのIOPS(Input Output Per Second)性能は良くなります。
第3章 ハードウェア構成 3.2 オプション搭載条件
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SASディスクSASディスクは高性能/高信頼性のディスクです。データベースなどの性能を重視した使用頻度の高 い情報の保管に使用します。
• 1.8TB SASディスクは、アドバンスト・フォーマット(512e)のディスクです。
• アドバンスト・フォーマット(512e)のディスクを使用する場合は、サーバのOSおよびアプリ ケーションがアドバンスト・フォーマット(512e)に対応していることを確認してください。サー バのOSおよびアプリケーションがアドバンスト・フォーマット(512e)に対応していない場合、
ランダムライト性能が低下する場合があります。
●
ニアラインSASディスクニアラインSASディスクは、データのバックアップおよびアーカイブ用途に適した大容量/低価格の ディスクで、SASディスクに比べて大量の情報を低コストで保管できます。
• ニアラインSASディスクは、SASディスクと比較して大量の情報を低価格で保管することができ ます。しかし、使用頻度が高く信頼性や性能を要求される情報については、ニアラインSASディ スクではなく、SASディスクを使用することを推奨します。
• ニアラインSASディスクは、装置の周囲環境温度条件(動作時)を超えると、性能が低下する場 合があります。
• ニアラインSASディスクは、アドバンスト・コピーのコピー先やアーカイブデータの格納先とし て使用できます。
• アドバンスト・コピーのコピー先としてニアラインSASディスクを使用する場合、業務I/O量と コピーセッション数によっては、レスポンスの遅延やコピー処理速度が低下する場合があります。
• 以下のディスクは、アドバンスト・フォーマット(512e)のディスクです。
- 2.5インチ2TBニアラインSASディスク - 3.5インチ6TBニアラインSASディスク - 3.5インチ8TBニアラインSASディスク - 3.5インチ10TBニアラインSASディスク
• アドバンスト・フォーマット(512e)のディスクを使用する場合は、サーバのOSおよびアプリ ケーションがアドバンスト・フォーマット(512e)に対応していることを確認してください。サー バのOSおよびアプリケーションがアドバンスト・フォーマット(512e)に対応していない場合、
ランダムライト性能が低下する場合があります。
• 6TBニアラインSASディスク、8TBニアラインSASディスク、および10TBニアラインSAS ディスクを使用する場合、構成可能なRAIDレベルは、RAID0, RAID1, RAID6, RAID6-FRです。
第3章 ハードウェア構成 3.2 オプション搭載条件
SASディスクおよびニアラインSASディスクの特性を以下に示します。
表 3.1 ドライブの特性
種類 信頼性 性能 価格(*1)
SASディスク ¡ ¡ ¡
ニアラインSASディスク △ △ ◎
◎:非常に優れている、¡:優れている、△:やや劣る
*1: 価格はビット単価で比較し、◎<¡<△の順で高いことを示します。
■ ドライブの搭載数
ドライブは、最大24台まで搭載できます。
ホットスペアの搭載数については、「1.1.5 ホットスペア」(27ページ)の「■ホットスペアの搭載数」
(27ページ)を参照してください。