第 2 章 接続構成 98
2.1.1 ホストインターフェース
それぞれのホストインターフェースについて説明します。
ETERNUS DX60 S4とETERNUS DX60 S3では、サポートされるホストインターフェースが異なり
ます。ホストインターフェースの詳細については、ご使用の装置の『製品概説』を参照してください。
スイッチを使用して接続する場合は、データのセキュリティを確保するためスイッチのZoning設定を 行ってください。
■ FC(Fibre Channel)
接続トポロジーは、Fibre Channel Arbitrated Loop(FC-AL)とFabricをサポートしており、サーバと 直接接続およびスイッチ接続が可能です。
以下の種類のホストインターフェースがあります。
• FC 16Gbit/s
ETERNUS DX60 S4だけサポートしています。
• FC 8Gbit/s
転送速度は以下のいずれかを指定できます。
• FC 16Gbit/sの場合 - 16Gbit/s
- 8Gbit/s - 4Gbit/s
• FC 8Gbit/sの場合 - 8Gbit/s
- 4Gbit/s
■ iSCSI
サーバと直接接続およびスイッチ接続が可能です。
以下の種類のホストインターフェースがあります。
• iSCSI 10Gbit/s
転送速度は、以下のいずれかを指定できます。
- 10Gbit/s - 1Gbit/s
• iSCSI 1Gbit/s
iSCSIの性能を確保するには、インターネットアクセスやファイル転送など一般的な用途に利用する
ネットワークと、iSCSIで利用するネットワークを物理的に分離することを推奨します。
• 動作モード
iSCSI 10Gbit/sの動作モードは、10GBASE-Tです。
iSCSI 1Gbit/sの動作モードは、1000BASE-T 全二重(FULL)です。
• CHAP
CHAP認証によって不正アクセスを防止できます。以下の認証をサポートしています。
- 単方向CHAP認証(unidirectional CHAP)
- 双方向CHAP認証(bidirectional CHAP)
• タグVLAN
タグVLAN機能をサポートしています。タグ(VLAN ID)は、ポートあたり16個使用できます。
• Jumbo Frame
Jumbo Frameを使用すると、フレーム1個あたりのデータ転送量が多くなり効率的な転送ができる
ようになります。
表 2.1 Ethernetフレーム容量(Jumbo Frame設定)
Jumbo Frame設定 Ethernetフレーム容量
有効 9,000バイト以下
無効 1,500バイト以下
Jumbo Frameを使用すると、サーバのCPU使用率を低減できますが、I/O性能が10~30%低下
する場合があります。
• Security Architecture for Internet Protocol(IPsec)
IPsec機能はサポートしていません。必要に応じてIPsec機能を搭載したLANスイッチを使用して
接続してください。
• インターネットプロトコル
IPv4 およびIPv6をサポートしています。
• Data Center Bridging(DCB)
iSCSI 10Gbit/sインターフェースでは、Data Center Bridging(DCB)機能をサポートしています。
DCBとは、従来のEthernetから拡張された機能で、データセンターにおいてFabric接続の集約を実 現する規格です。DCB機能を使用すると、Converged Enhanced Ethernet(CEE)環境に接続が可 能となります。
第2章 接続構成 2.1 SAN接続
■ SAS
シンプルで低コストかつ高性能なネットワーク型ストレージ環境を構築できます。サーバと直接接続 およびスイッチ接続が可能です。
以下の種類のホストインターフェースがあります。
• SAS 12Gbit/s
ETERNUS DX60 S4だけサポートしています。
• SAS 6Gbit/s
転送速度は以下のいずれかを指定できます。
• SAS 12Gbit/sの場合 - 12Gbit/s
- 6Gbit/s - 3Gbit/s
• SAS 6Gbit/sの場合 - 6Gbit/s
- 3Gbit/s - 1.5Gbit/s
第2章 接続構成 2.1 SAN接続