• 検索結果がありません。

障害検知時の動作と運用(1:1 スタンバイ レス型)

ドキュメント内 Hitachi HA Toolkit (ページ 78-83)

3   サーバの運用(HiRDB の 1:1 スタンバイレス型系切り替

3.7  障害検知時の動作と運用(1:1 スタンバイ レス型)

HA Toolkit Ex

BES

ユニットの障害を検知した場合の動作,および

HA Toolkit Ex

に 障害が発生した場合に必要な障害情報の退避について説明します。

3.7.1 障害の検知

BES

ユニットの起動が完了すると,HA Toolkit Exは

BES

ユニットの監視状態になりま す。

(1) BES ユニットの障害

BES

ユニット自身が障害を検知した場合,HA Toolkit Exは

BES

ユニットから障害通知 を受けて,BESユニットの障害を検知します。

BES

ユニット自身が検知できない障害を

HA Toolkit Ex

が検知するには,HA Toolkit Ex が

BES

ユニットの稼働報告を監視します。環境設定時に指定した,BESユニットの障 害監視時間を超えても

BES

ユニットから稼働報告がなかった場合,HA Toolkit Exは

BES

ユニットに障害が発生したと判断します。BESユニットの障害監視時間は,HA

Toolkit Ex

の定義ファイル(servers)の

patrol

オペランドに指定します。

BES

ユニットの障害を検知すると,HA Toolkit Exは系切り替えを実行します。

● 系切り替え

系切り替えをする場合,HA Toolkit Exは,サービスプロセスを停止させ,クラスタ ソフトに障害通知をします。そして,クラスタソフトが系切り替えをします。

(2) 系の障害

系の障害には,次の種類があります。

● ハードウェアの障害

OS

の障害

HA Toolkit Ex

の障害

これらの系の障害が発生した場合,HA Toolkit Exでは障害を検知しません。ただし,

HA Toolkit Ex

に障害が発生した場合は,サービスプロセスを通じてクラスタソフトが障

害を検知できます。ハードウェア障害および

OS

障害の検知は,クラスタソフトの仕様 に依存します。

3.7.2 障害時の系切り替えの流れ

障害時の系切り替えの流れは,ホットスタンバイ構成での系切り替えと同じです。「2.7.2  障害時の系切り替えの流れ」を参照してください。

3.7.3 系切り替え後の系の切り戻し

HiRDB

1:1

スタンバイレス型系切り替えの場合で,系切り替えのあと,正規

BES

ニットの業務を代行している代替部から正規

BES

ユニットに計画系切り替えをすること を,系の切り戻しといいます。

系の切り戻しの概要を,次に示します。

3-1 系の切り戻しの概要(1:1

スタンバイレス型)

前述の図で,系

1

BES

ユニット

1

の正規

BES

ユニットで,BESユニット

2

の代替

BES

ユニットです。系

2

BES

ユニット

2

の正規

BES

ユニットで,BESユニット

1

の代替

BES

ユニットです。系

1

で障害が発生した場合,BESユニット

1

の代替部を持 つ

BES

ユニット

2

が,BESユニット

1

の業務を代行します。

系の切り戻しをする操作方法について説明します。

1.

系の切り戻し先である正規

BES

ユニットで,HiRDBの

BES

ユニット起動コマンドを 実行します。

前述の図で示す系

1

にある

BES

ユニット

1

からコマンドを実行して,BESユニット

2

の代替部を再起動させます。

2.

クラスタソフトの操作で,切り戻し元の代替部に対応するサービスグループを切り戻 します。

前述の図で示す系

1

BES

ユニット

1

に対応するサービスグループがオンライン化 されます。

3.

系の切り戻し元である代替

BES

ユニットで,HiRDBの代替部起動コマンドを実行し ます。

前述の図で示す系

2

にある

BES

ユニット

1

の代替部が起動します。これによって,

システム起動時と同じ

HiRDB

1:1

スタンバイレス型系切り替えの構成に戻ります。

手順

1.

を省略し,正規

BES

ユニットを起動させなくても,系の切り戻しは実行できま す。ただし,正規

BES

ユニットが起動していない状態で系の切り戻しをすると,系の切 り戻しに時間が掛かります。系の切り戻し中の,BESユニットが停止する時間を短くす るために,手順

1.

3.

どおりに操作することを推奨します。

! !

! !

注意事項

系切り替え後,代替部が正規BESユニットの業務を代行している状態では,代替部だけを 切り戻してください。誤って代替BESユニットそのものを切り戻した場合,系切り替えシ ステム全体が停止してしまうので,注意してください。

3.7.4 系切り替え後の運用上の注意(HP-UX および Solaris)

系切り替え後の運用上の注意については,ホットスタンバイ構成での系切り替えと同じ です。「2.7.4 系切り替え後の運用上の注意(HP-UXおよび

Solaris)

」を参照してくだ さい。

3.7.5 障害情報の退避(HP-UX)

障害情報の退避については,ホットスタンバイ構成での系切り替えと同じです。「2.7.5  障害情報の退避(HP-UX)」を参照してください。

3.7.6 障害情報の退避(Solaris)

障害情報の退避については,ホットスタンバイ構成での系切り替えと同じです。「2.7.6  障害情報の退避(Solaris)」を参照してください。

3.7.7 障害情報の退避(Windows)

障害情報の退避については,ホットスタンバイ構成での系切り替えと同じです。「2.7.7  障害情報の退避(Windows)」を参照してください。

4 サーバの運用(HiRDB の影

ドキュメント内 Hitachi HA Toolkit (ページ 78-83)