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バックアップからのリストア方法

ドキュメント内 CLUSTERPRO システム構築ガイド (ページ 74-89)

4.2 ミラーディスクシステムの運用

4.2.10 バックアップからのリストア方法

この状態からネットワークが正常な状態に復帰すると、互いに相手サーバからのシャットダウン 要求を受信し、両サーバがシャットダウンする場合があります。

両サーバをシャットダウンさせたくない場合は、ネットワークパーティション解決方式にping 方式を選択してください。ping方式を選択できない場合は、armignrコマンドにより任意のサー バを生存させることが可能です。armignrコマンドについては、「CLUSTERPROシステム構築 ガイド コマンドリファレンス」を参照してください。

両サーバがシャットダウンした場合、以下の何れかの方法でミラーディスクを復帰させてくだ さい。

• バックアップ媒体からリストアを行う

リストアの方法については、「4.2.10バックアップからのリストア方法」を参照してくださ い。

• 何れかのサーバのミラーディスクを復帰する 以下の手順で復帰を行います。

1. クラスタサーバのミラーディスクアドミニストレータまたは、CLUSTERPROマネー ジャからミラーディスクヘルパーを起動し、ミラーを行っていたディスクの詳細情報 を比較します。

ミラーディスクアドミニストレータの詳細情報は、該当するディスクをマウスで右ク リックし、「詳細」を選択すると表示されます。

2. ここで、ミラーを行っていた双方のディスクの「最終更新日時」を参照し、最新デー タとするディスクを決定します。「最終更新日時」は、「ミラー不整合発生時刻」以 降にそのディスクに対する書き込みが生じた場合に記録されます。

双方とも更新され最新データを決定できない場合は、後から 3 の手順時にバックアッ プ媒体からデータのリストアを行ってください。

ミラーディスクヘルパーとミラーディスクアドミニストレータでの「最終更新日時」

と「ミラー不整合発生時刻」の表示は、下表のとおりです。

ミラーディスクヘルパー ミラーディスクアドミニストレータ 項目のタイトル 未発生時 項目のタイトル 未発生時

「ミラー不整合発生時刻」ミラーブレイク “--/--/-- --:--:--“ ミラーコネクト断線日時 “-“

「最終更新日時」 最終データ更新 “--/--/-- --:--:--“ 最終更新日時 “-“

3. ミラーディスクアドミニストレータから「4.2.2.1 両サーバ起動可能(ミラー再構築)」

の手順に従ってクラスタシステムを復旧してください。2 での確認にてデータのリス トアが必要な場合、バックアップ媒体からデータのリストアをおこなってください。

• 両サーバのミラーディスクを基にリストアを行う

両サーバの更新データをマージする必要がある場合は、以下の手順で両サーバのミラーディ スクを基に作成された復旧データから、リストアを行います。復旧データが作成可能か否か については、業務アプリケーションのマニュアル等で確認してください。

1. 両サーバ共ミラーディスクに対し「アクセス強制許可」を行います。「アクセス強制 許可」については、「CLUSTERPROシステム構築ガイド GUIリファレンス 3.2.5.3 アクセス強制許可」を参照してください。

2. 両サーバのミラーディスク上のデータを、領域が十分にあるディスク等にコピーしま す。

3. 両サーバ共ミラーディスクに対し「アクセス制限」を行います。「アクセス制限」に ついては、「CLUSTERPROシステム構築ガイド GUIリファレンス 3.2.5.2 アクセス 制限」を参照してください。

4. 2.でコピーした両サーバのデータから、復旧データを作成します。復旧データの作成方

法については、業務アプリケーションのマニュアル等を参照してください。

5. 4.で作成した復旧データからリストアを行います。

4.2.6 ミラーディスクヘルパー

ミラーディスクヘルパーは、CLUSTERPROマネージャから、ミラーディスクの復旧作業を 手助けするツールです。

ミラーディスクは、CLUSTERPROマネージャからダウンしたサーバをクラスタへ復帰させ るとき、ダウン中に不整合となったデータの同期をとり、最新データとします。しかし、サーバ の強制復帰が必要な場面では、最新データを確定できない場合や異なるミラーセットで両サーバ に最新データをもつ場合など、復帰ができないケースがあります。このようなケースでは、

CLUSTERPROマネージャから自動的に起動されます。

ミラーディスクヘルパー起動状態

操作可能な状態です。

参照のみ可能な状態です。

片サーバが未起動、操作可能な状態です。(透明の方が未起動サーバです)

片サーバが未起動、参照のみ可能な状態です。(透明の方が未起動サーバです)

ディスク復旧操作の選択ボタン

このボタンを押すと、「ディスクコピー」→「強制復帰」→「操作なし」と順に復旧操作が選 択されます。ただし表示されるものは、このディスクが可能な復旧項目のみです。

このボタンが示すディスクの状態は、以下のようになります。

クラスタ名 コンテキストヘルプ

ミラーディスクヘルパー 起動状態

ディスク復旧操作 の選択

サーバ名

ミラーディスク詳細 情報表示ボタン

復旧開始ボタン 復旧中止ボタン

たとえば、前ページの「ミラーディスクヘルパー(cluster1)」の例では、SERVER01のNDR01 が最新データでないため、SERVER01をサーバ強制復帰できません。強制復帰させるためには、

最新データを持つSERVER02からデータコピーを行う必要があります。

この操作は、SERVER02配下にあるNDR01のミラーディスクアイコンをクリックすると、コ ピー操作選択の状態(上図)になります。

また、ミラーディスクを強制復帰させる場合は、対象となるミラーディスクアイコンを押して、

下図の表示にさせます。

コピー操作、強制復帰操作をそれぞれのミラーセットに対して選択した後、復旧開始ボタンを 押すと選択した復旧操作すべてを開始します。

4.2.7 障害サーバの交換

CLUSTERPROではHW障害などで動作不能となったサーバを、別のサーバに交換する機能が 準備されていますが、データミラーリングを用いたCLUSTERPRO環境では、それに先立ちミ ラーディスクアドミニストレータを用いてミラーセットの登録操作を行う必要があります。

サーバ交換の際には以下に示す手順にて行ってください。

6. 交換後のサーバ上でOSの[ディスクの管理]を起動し、ディスクへの署名書き込み、OS に対するディスク登録、パーティション作成を行います。ディスクパーティションは、

ミラーセットを構成するディスク間で同一でなければいけません。また、ドライブ文 字も両サーバが等しくなるように設定する必要があります。交換後のサーバは、コン ピュータ名、IPアドレス、CLUSTERPROのバージョン、CLUSTERPROのインストー ルパス、そして、OSのバージョンを交換前のサーバと必ず同じものにしてください。

なお、CLUSTERPROをインストールする際には「交換用のサーバ」を選択してくだ さい。

7. ミラーディスクアドミニストレータにてサーバ交換処理を実行します。

メニューから「交換」を選択します。

9. 次に、ミラーディスクコネクトで使用するネットワークの指定を行います。

10. 復旧対象のミラーセットと、そのミラーセットに使用するディスクの組み合わせを指 定します。

12. サーバ再起動後CLUSTERPROマネージャから「サーバの交換」を実行します。

「サーバの交換」完了後、サーバステータスは「正常動作中」になりますが、ミラー ディスクの再構築が実行されていませんので、交換したサーバに対して「サーバの切 り離し」→「サーバの復帰」を実行してください。

全ての切替ミラーディスクリソースに対して再構築が実行されます。また、「9.3 サー バ交換を行う場合の注意事項」も参照してください。

13. ミラー構築が全て終了し、サーバ復帰が完了したところで一度クラスタシャットダウ ンを実行します。以上でサーバ交換は完了です。

13. 対象となるミラーセット名を確認して、[OK]を選択してください。

14. 復旧するサーバで、CLUSTERPRO Serverおよび、CLUSTERPRO Log Collectorサー ビスを自動起動に変更し、リブートを行ってください。もう一方のサーバでクラスタ シャットダウンおよびリブートを行ってください。

15. サーバ起動完了後、CLUSTERPROマネージャから、復旧するサーバをクラスタへ復 帰します。

16. 手順(2)で変更した[自動復帰モード]を、「自動復帰をする」に戻し、クラスタシャット ダウンを行います。

4.2.8.2 OS が正常に起動する場合のシステムディスクのリストア手順

3. CLUSTERPROマネージャで復旧するサーバを選択し、メニューバーから[操作(T)]-

[サーバの切り離し]を実行して、復旧するサーバをクラスタから切り離された状態にし ます。

4. バックアップソフトウェアで、バックアップからシステムディスクをリストアします。

= クラスタシステムに依存する注意点はありません。通常通りにレジストリの復元がで き、同一ファイルを上書きする設定でリストアしてください。詳細はバックアップソ フトウェアの説明書を参照してください。

5. 復旧するサーバのOSの日付/時刻を確認します。

[スタート]-[設定]-[コントロールパネル]-[日付と時刻]で、クラスタ内の他のサーバ と同じであることを確認してください。

6. 復旧するサーバで[サービス]を開き、CLUSTERPRO関連サービスの「スタートアップ の種類」が「自動」になっていれば、「手動」に変更します。

= CLUSTERPRO関連サービスは、以下のサービスです。

- CLUSTERPRO Serverサービス

- CLUSTERPRO Log Collectorサービス - CLUSTERPRO Mirror Disk Agentサービス

7. 復旧するサーバを[スタート]-[シャットダウン]よりシャットダウンし、リブートしま す。

8. 復旧するサーバでOSの[ディスクの管理]を起動し、システムディスクと切替ミラー ディスクのパーティションにバックアップを取った時点と同じドライブ文字がアサイ ンされていることを確認します。

= ドライブ文字の設定がリストア前と異なっている場合は、修正してください。

= 確認・修正後、OSの[ディスクの管理]を終了してください。

9. 復旧するサーバで、CLUSTERPRO Mirror Disk Agentサービスを自動に切り替え、

リブートを行ってください。

10. (復旧するサーバで)[スタート]-[プログラム]-[CLUSTERPRO Server]から[ミラー

ディスクアドミニストレータ]を起動し、[メニュー]-[交換]-[ディスク構成変更]を選 択してください。

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