4.2 ミラーディスクシステムの運用
4.2.2 両サーバダウンからの復帰
両サーバダウンからの復帰作業は、ダウンした時の状態や復帰時の状態に応じて適切に行って ください。
1. ダウン後再起動状態で、両方のサーバのOSが起動
「4.2.2.1 両サーバ起動可能(ミラー再構築)」
2. ダウン後再起動状態で一方のサーバのOSが起動し、もう一方はOSが起動しない時
「4.2.2.2 片サーバ起動不可能(強制復帰)」
の手順で復旧させる。
【注意】
* ネットワークパーティションの場合は、どちらのサーバも「サーバの強制復帰」はで きません。このようなケースは、「4.2.5 ネットワークパーティションからの復帰」を 参照して復帰してください。
* 最新データを保持していないサーバを「サーバの強制復帰」した場合、CLUSTERPRO マネージャからミラーディスクヘルパーが自動的に起動されます。この場合はミラー ディスクヘルパーを使用して、復旧作業を行ってください。ミラーディスクヘルパーを 使用したミラーディスク復旧は、「4.2.6 ミラーディスクヘルパー
* 」を参照してください。
4.2.2.1 両サーバ起動可能(ミラー再構築)
両サーバダウン後、両サーバとも復旧可能な場合には、以下の2通りの方法のいずれかの方法 でクラスタ復旧を行います。
A.ミラーディスクアドミニストレータからの復旧 B.CLUSTERPROマネージャからの復旧
業務A
ミラー再構築
通常運用時
業務A
ミラーリング
両サーバダウン
両 サ ー バ ダ ウ ン からの復帰
ミラーデータ復旧
クラスタ復旧
業務A 両サーバ再起動
サーバの強制復帰
フェイルオーバ グループの起動
業務A
業務A
サーバの復帰 最新データのマス
タ
A.ミラーディスクアドミニストレータからの復旧。
1.ミラーディスクアドミニストレータを起動し、メニューから[ミラーセット操作]-[保守]
を選択します。
2. 「両サーバダウン後再起動状態」を選択します。
3-1.強制復帰するサーバを選択してください。
最新データを保持しているサーバを強制復帰することが推奨されます。
最新データ保持サーバを選択して[OK]ボタンを押すと、両サーバの復帰処理が開始され ます。
3-2.最新データを特定できない場合は、どちらのサーバを強制復帰させるのかを選択してく ださい。選択したサーバ側でディスク強制復帰が実行された後、サーバの復帰処理が開始 されます。
B.CLUSTERPROマネージャからの復旧。
CLUSTERPROマネージャから「サーバの強制復帰」を行い、クラスタ復旧をします。
ただし、「サーバの強制復帰」が可能なのは、ミラーセットの最新データを保持している サーバです。その後は、「4.2.1片サーバダウンからの復帰」と同様にもう一方のサーバ の「サーバの復帰」を行うことで、自動的にミラー再構築が行われます。
ミラー再構築が開始されると完了するまでフェイルオーバグループの起動ができないた め、「サーバの復帰」を実行する前に、「サーバの強制復帰」を行ったサーバでフェイル オーバグループを起動することをお勧めします。
4.2.2.2 片サーバ起動不可能(強制復帰)
両サーバダウン後、片サーバのみが復旧可能な場合には、以下の2通りの方法のいずれかの方 法でクラスタ復旧を行います。
A.ミラーディスクアドミニストレータからの復旧 B.CLUSTERPROマネージャからの復旧
業務A
通常運用時
業務A
ミラーリング
両サーバダウン 両サーバダウン
両 サ ー バ ダ ウ ン からの復帰
フェイルオーバグ ループの起動
業務A 片サーバ再起動
強制復帰
強制許可
最新データのマスタ
A.ミラーディスクアドミニストレータからの復旧。
1.ミラーディスクアドミニストレータを起動し、メニューから[ミラーセット操作]-[保守]
を選択します。
2. 「両サーバダウン後、相手サーバが起動しない」を選択します。
[次へ]ボタンを押し、自サーバで全ミラーセットのディスク強制復帰実行後、自サーバ をクラスタに強制復帰させます。
B.CLUSTERPROマネージャからの復旧。
両サーバダウン後、片サーバのみが復旧可能な場合には、以下の手順で復旧を行ってく ださい。
「サーバの強制復帰」を行うと、ミラーディスクヘルパーが起動されますので、ここから ミラーディスクの強制復帰を行います。ミラーディスクヘルパーの詳細は、「4.2.6 ミ ラーディスクヘルパー
」を参照してください。
起動不可能となったサーバの復旧に関しては「4.2.7 障害サーバの交換」及び、「4.2.8 シ ステムディスクのリストア」を参照してください。