5.7 ハードウェアのログ採取
5.7.3 メモリダンプ
メモリダンプの採取方法に関しては、サーバ装置添付の「ユーザーズガイド」などを参照してく ださい。
6 ローリングアップグレード
クラスタシステムのサーバ間で業務を移動させながら1サーバずつアップグレードを行うことにより、
最小限の業務停止13でOSやアプリケーションをアップグレードすることができます。
6.1 アプリケーションのローリングアップグレード
アプリケーションのローリングアップグレードの手順は、以下のとおりです。
1. 手順1-1から手順1-3までの作業を1サーバずつ行なってください。
(1) アップグレード前
業務A
業務B
②アップグレード
旧 旧
(4) アップグレード完了
業務A
業務B
①業務を移動
新 新
(2) アップグレード(1台目)
業務A 業務B
①業務を移動
旧 新
旧
②アップグレード (3) アップグレード(2台目)
業務A 業務B
①業務を移動
新
新 旧
1-2. アプリケーションをアップグレードしてください。
アプリケーションのアップグレード方法については、各アプリケーションの手順書などを参 照してください。
1-3. アプリケーションのアップグレードの過程でサーバを再起動した場合は、CLUSTERPROマ
ネージャを操作して「サーバの復帰」を実行してください。
2. すべてのサーバのアプリケーションのアップグレードが完了後、必要であれば開 始スクリプト/終了スクリプトを編集してください。
3. 必要であればCLUSTERPROマネージャを操作して、フェイルオーバグループ をそれぞれ元のサーバへ移動してください。
6.2 CLUSTERPRO サーバのローリングアップグレード
旧バージョンのCLUSTERPROサーバをVer8.0のCLUSTERPROサーバにアップグレードする場合、
以下のドキュメントを参照してください。
• 共有ディスクタイプの場合、「CLUSTERPRO システム構築ガイド クラスタ生成ガイド(共有 ディスク)」
• ミラーディスクタイプの場合、「CLUSTERPRO システム構築ガイド クラスタ生成ガイド(ミ ラーディスク)」
CLUSTERPROサーバのアップデートを適用する場合、「CLUSTERPRO for Windows Ver8.0 アップ
デート手順書」を参照してください。
6.3 OS のローリングアップグレード
バージョン7.05以降のCLUSTERPROサーバがインストールされているシステムでは、ローリングアッ プグレードによるOSのアップグレードが可能です。
対応可能なOSアップグレードは、以下のとおりです。
アップグレードにより、アプリケーションの起動方法などが変更される場合に、アップグ レード後のバージョンに合わせた設定にしてください。
<注意>
アプリケーションによっては、ローリングアップグレードを適用できない場合があります。
「9.20.1 アプリケーションのアップグレードに関する注意/制限事項」を参考にして、ローリン グアップグレードの可否を確認した上でアップグレードを行なってください。
Windows 2000 Service Packの適用をローリングアップグレードにより行う手順については、
「Windows 2000 Service Pack適用手順書」を参照してください。
6.3.2 Windows 2000からWindows Server 2003へのアップグレード
Windows 2000をWindows Server 2003へアップグレードする場合は、CLUSTERPROサーバをアンイ
ンストールした状態で実施する必要がありますが、ローリングアップグレードにより1サーバずつアップ グレードを行うことで、クラスタシステムを維持したままアップグレードの適用が可能となります。
手順の概要は以下のとおりです。
* 1サーバずつOSのアップグレードを実施 + フェイルオーバグループを別のサーバへ移動
+ CLUSTERPROサーバのアンインストール
+ Windows Server 2003へのアップグレード
+ CLUSTERPROサーバの再インストール
+ サーバ交換
以下の手順で、Windows 2000からWindows Server 2003へのアップグレードを行います。
1. 手順1-1から手順1-8までの作業を1サーバずつ行なってください。
1-1. サーバでフェイルオーバグループが動作している場合、CLUSTERPROマネージャを操作し
て、フェイルオーバグループを別のサーバへ移動してください。
1-2. CLUSTERPROサーバをアンインストールしてください。
CLUSTERPROサーバのアンインストール手順については、以下を参照してください。
* 「クラスタ生成ガイド(共有ディスク)」
⇒「6.2 CLUSTERPROサーバのアンインストール」
* 「クラスタ生成ガイド(ミラーディスク)」
⇒「6.2 CLUSTERPROサーバのアンインストール」
CLUSTERPRO Exchange Support Kit R2.0 CLUSTERPRO
CLUSTERPROサーバをアンインストールすると、共有ディスクに対するアクセスの 排他制御が機能しなくなります。
CLUSTERPROサーバのアンインストールを行う前に、アンインストールを行うサー バと共有ディスクを接続しているケーブルを取り外してください。
また、CLUSTERPROサーバを再インストールし、「X-CALL DISKの設定」が完了す
るまで、共有ディスクをこのサーバに接続しないでください。
1-4. CLUSTERPROサーバをインストールしてください。
CLUSTERPROサーバのインストール手順については、以下を参照してください。
* 「クラスタ生成ガイド(共有ディスク)」
⇒「2.5 CLUSTERPROサーバのセットアップ」
* 「クラスタ生成ガイド(ミラーディスク)」
⇒「3.1 CLUSTERPROサーバのセットアップ」
なお、ミラーディスク構成の場合は、「交換用のサーバ」としてインストールする必要があ ります。
1-5. 共有ディスク/ミラーディスクの設定を行なってください。
<共有ディスクの設定>
共有ディスクの設定については、「クラスタ生成ガイド(共有ディスク)」の「2.5.5 クロ スコールディスクの設定」も合わせてご覧ください。
(1) CLUSERPROディスクアドミニストレータを起動し、「X-CALL DISKの設定」を実
施してください。
(2) サーバをシャットダウンし、共有ディスクの接続ケーブルをサーバに取り付けてくだ さい。
(3) サーバを起動し、OSの[ディスクの管理]により、アップグレード前と同一となるよう に、共有ディスクの切替パーティションにドライブ文字をアサインしてください。
(4) CLUSERPROディスクアドミニストレータを起動し、アップグレード前と同一とな
るように、クラスタパーティションおよび共有パーティションのクラスタ文字を設定 してください。
<ミラーディスクの設定>
「4.2.7 障害サーバの交換
CLUSTERPRO Exchange Server Support Kit R2.0を使用している場合には、ライセ ンス登録の際に「CLUSTERPRO Resource Monitr」サービスのアカウント設定も行っ てください。(詳細については、「CLUSTERPRO システム構築ガイド 生成編」の、
Exchange Server Support Kitについての記述を参照してください)
なお、Exchangeサーバの再インストールは必要ありません。
CLUSTERPROサーバの再インストール時に、CLUSTERPROサーバのライセンスに ついては再登録する必要はありません。
以下の製品を使用している場合は、各製品のライセンスを再登録してください。
* CLUSTERPRO FastSync Option for Windows Ver8.0
* CLUSTERPRO Exchange Server Support Kit R2.0
1-7. CLUSTERPROマネージャを操作して、「サーバの交換」を実行してください。
1-8. ミラーディスク構成の場合は、ミラーディスクを再構築する必要があります。
(1) CLUSTERPROマネージャを操作して、交換したサーバに対し「サーバの切り離し」
⇒「サーバの復帰」を実行してください。
(2) 交換したサーバを再起動してください。
(3) CLUSTERPROマネージャを操作して、交換したサーバに対し「サーバの復帰」を実
行してください。
2. すべてのサーバのOSアップグレードが完了後、必要であればCLUSTERPROマ ネージャを操作して、フェイルオーバグループをそれぞれ元のサーバへ移動してください。
CLUSTERPROサーバのバージョンが7.06以降の場合は、手順(1)だけを実行してくだ さい。手順(2)~(3)を実行する必要はありません。
バージョンが7.05の場合は、手順(1)~(3)を実行してください。
7 メッセージ一覧
7.1 アラートログ
7.1.1 CLUSTERPROログ
障害が発生した場合は、サーバで採取しているCLUSTERPROログを参照してください。
CLUSTERPROログは、 サーバのプロパティから情報タブを選び、[ログ表示]ボタンで参照でき
ます。サーバのプロパティは、参照したいサーバを選択した上で、[クラスタ]-[プロパティ]を選択する と表示されます。
【通知の種類と対処法】
メッセージ 説 明 対 処 法
1 フェイルオーバ処理が完了しました。相手サーバ資源の起動が完了しまし た。
相手サーバの業務を継続します。相手サーバ の 障 害 原 因 を 取 り 除 い て サ ー バ の 復 帰 を 行ってください。
2 サーバダウン発生後の未復旧状態で 起動します。
サ ー バ 障 害 未 復 旧 状 態 で CLUSTERPROモ ニ タ を 起 動 し ま す。
サーバ障害の原因を取り除いた後にサーバ の復帰を行ってください。
3 ダウン状態になりました。 サーバがダウン状態になりました。 サーバを立ち上げて障害原因を取り除いて ください。
7.1.2 アラートビュー
CLUSTERPROマネージャは受け取ったアラートを、画面の下部に表示します。この部分を アラートビューと呼びます。アラートビューの表示は、最新のものが一番下に追加されていきま す。
アラートビューに関するメッセージは「7.2 イベントログ」の内容と同一です。メッセージの