第
3章
重心座標 と三線座標 P図 3.18:点 民
X,yが
反時計 回 り 図3。19:点
民X,yは
時計 回 り 定義3.6.1〜3.6.4を用いて、三角形の辺 と点 との距離 に関す る次の定理 を示す。定理
3.6.6△ =△ ABσ
と無限遠点でない点Pに
ついて、httσ
(P)={ξ
:[│:纏:IP lll:│:│][!ii];1)
となる。
証明 ∠σ
BPの
大 きさを ρ (0≦ ρ≦ π)とす る。点Pか
ら直線Bσ
に おろ した垂線 の足 を 〃 とす る。ρ=0ま
たは πの ときは、sin∠σBP=0,h̀藉
(P)=0で
あるので、定理 は正 しい。 よって、Pは
直線Bσ
上 にな い として よい。1.点
■,3,σ が反時計回 りの ときを考 える。(a)点 Pが
直線Bσ
について点 ス と同 じ側 にある とき、h缶 (P)=IP〃
│である。また、点 二
B,θは反時計回 りなので、
ムσ
BP=ρである。
sinの定義より、
87
Slnρ =Ilgl>0
第
3章
重心 座標 と三線座標 88 で あ る。 よっ・て、P31dlム θ BP=P到 ・
冊 =Pヨ
=蛤σ O>0
となる。
(b)点 Pが 直線 Bσ について点 ス と逆側にあるとき、
httσ
(P)=一
IP〃│である。また、点民
B,σは時計回りなので、
ムσ
BP=一ρ
である。
sinの定義より、
Sin(一
ρ
)==一 Sinρ ==一lf堆
+<0
である。よって、
Ptt Sh∠
σBP=P到 。(―出 )=刊
Pヨ
=塩 0<0とな り、いずれ にせ よ、点 ■,3,σ が反時計 回 りの ときは
h鵠 (P)=IPBISinム
θBPが示 された。
2.点
ス,3,σ が時計 回 りの ときを考 える。(a)点 Pが
直線Bσ
について点 ■ と同 じ側 にある とき、h銘 (0=IP〃
│で あ る。 また、点 民B,σ は反 時計 回 りなので、
ム σ
BP=―
ρで あ る。sinの 定義 よ り、
Sin(―
ρ
)==一 Sinβ ==一lf堆
+<0
である。よっ
口[、刊
Ptt dnム
σBP=刊 P到
。(一 半男昇
)=Pコ =塩 0>0
とな る。
第
3章
重心座標 と三線座標 89(b)点 Pが
直線Bσ
について点 ス と逆側 にある とき、haズ P)=一
IP″│である。 また、点 民
B,σは時計回 りなので、
ムθ
BP=ρである。
sinの定義より、
Slnρ =Ilgl>0
である。 よって、
刊 Ptt dn∠ σ BP=刊 P到 。
出 =刊 Pヨ =塩 甲
<0となり、いずれにせよ、点■
,3,θが時計回りのときは
h缶 (P)=一 IPBISinム σBP `
が示された。
△ス Bσ と点 P(P¢
L∞ )について、定理
3.6.6より、点 Pと 3辺 との
距離 の比 を考 える と、△
ABσ
の頂点 の並 び は時計 回 りで も、反 時計 回 り で も、h鵠 (P):hね (P):h先 (P)=IPBISin∠
σBP:IPθ
lsinムスσP:IPAISinム BAP
で ある。 これ よ り、 次 を得 る。
系
3.6.7△ =△ ABσ
と点P(P¢
五∞)につ いて、 点Pの
△ に対 す る 三線座標 は、d PI
司 B θ A σ ス B ム
∠ ム
s・・n
︒ s・n
︒ s・n
κ 鳳
F
I
I
I
I
I
I
L
﹁ △
l i l l i l J
0 0 0
酔 隣
P
と表す ことがで きる。
第
3章
重心座標 と三線座標 90定理3.6.6を用いて、外心 と垂心の重心座標 と三線座標 について考 える。
以下、この節 を通 じて △
=△ ABσ
について、△ABσ
の3頂
点 ■,3,σ は反時計回りに配置しているとし、その辺の長さをそれぞれ、α
=Fσl,b=
rス │,c=降
BI、頂点の内角をそれぞれα =∠ θス
B,β=∠ ABσ
,γ=
∠
B銘とおく。
例
3.6.8△ ABσ
の外心0に
ついて、重心座標、三線座標を考える。△ABσ
の外接 円の半径 の長 さを rと す る と、
10ス
│=10BI=10σ l=r
である。 この とき系3.6.7よ り、点
0の
三線座標 は、となる。 ここで、例 えば ∠σ
BOの
大 きさについて考 える。1.△ ABσ
が鋭角三角形 の とき(図 3.20参照)、0は
△ABσ
の内部 に あ り∠θBOの
大 きさは、∠σBO=:一 α
で、B,θ
,0は
反時計 回 りなので、 向 きのある角度 は、 │∠ σBO=:一 α
となる。
2.△スBσ が 鈍角三角形
(号<α <π
)のとき
(図 3.21)、Bσ に閲して スと 0は 逆側となり、∠σβ Oの 大きさは、
∠σBO=α 一
:
で、B,σ
,0は
時計 回 りなので、 向 きのある角度 は、ム σ
BO=―(α一
:)='一α
とな る。
第 3章 重心座標 と三線座標 91
いずれにせよ、向きのある角度 として、
∠θ BO=,一
πα
となる。 同様 に して、
∠五σO=:一 β, ム
Bス
ο=:一 γ であることが分か る。 これ よ り、sinムθ
BO=sin(:一
α)≡ COS a sinムスσ O=sin(:一 β )=COSβ
sin∠ BAO=sin(:一 γ)=COS今 を得 る。 よって、点
0の
三線座標 は、とな り、重心座標 は
となる。 ここでは確 かめないが、△
ABσ
の3頂
点 ■,3,σ が時計回 りに 配置 されてい る場合 も、外心0の
三線座標 と重心座標 は、となる。
例
3.6.9△
スBσ
の垂心 〃 について示す。μ(△IBの,μ(△〃σ■),μ(△〃ス3)
の面積比 を考 える。点 ス か ら直線Bθ
におろ した垂線 の足 をDと
す る。同様 に、点
3か
ら直線 θス、点 σか ら直線ABに
おろ した垂線の足 をそ れぞれE,Fと
す る。第
3章
重心座標 と三線座標 92図 3.20:鋭角 三角形 △ス
Bσ
の外心図 3.21:鈍角 三角形 △五βσ の外 心
1.△ ABθ が鋭角三角形のとき、垂心 ″ は△ ABθ の内部にある
(図3.22参
照
)。このとき、△〃Bσ
,△〃σスの符号付き面積の比を考え
る と、
バ△ "の ψ体″σ均 =F到 JA到 =田 :出
=紘 :蒜 =t狙 れ
nβである。同様にして、μ
(△″σ幻
,μ(△″ A3)の 面積比を考えると、
μ
(△〃σス
):μ(△″43)=tallβ
:tan今となり、
μ
(△IBσ
):μ(△〃θ■
)iμ(△″ス3)〒
tan a:tttβ :tall今となる。
2.△ ABσ が鈍角三角形
(β>,)の とき 、垂心″は△ス Bσ の外部にあ
第
3章
重心座標 と三線座標 93る(図 3.23参 照)。 この とき、各頂点周 りの角度 のtanを考 える と、
tan a≡ t劉.zttBス
θ =器 =囲
tanβ
=tanム σBA= IFσ l =品
、
tan
γ =tanzttAσ
B=‖発 丼 =ギ 発 計
である。この とき、△〃