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避難計画

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第2章 災害応急対策計画 第1節 組織計画

第9節 避難計画

■基本的考え方

この計画は、災害に際し、危険区域にある住民を安全に避難させ人身被害の軽減を図るた め、又は、災害により現に被害をうけ、避難しなければならない者を一時的に学校、公民館 等に収容し保護するために定めるものである。

関係班 総務班、救助班、救護班、学校管理班

1.避難準備情報・避難勧告・避難指示

1)避難の勧告・指示・準備(災害時要配慮者の避難)情報

避難の勧告又は指示を行う権限のある者は、それぞれの法律によって次のように定められて いるが、災害応急対策の第一次的な実施責任者である市長を中心として相互に連携をとり実施 するものとする。

(1)避難準備情報・避難勧告・避難指示を行う者

①市長(災害対策基本法第 60 条)

②警察官(災害対策基本法第 61 条,警察官職務執行法第4条)

③水防管理者「市長,市水防事務管理者」(水防法第 29 条)

④知事又はその命を受けた県職員(災害対策基本法第 60 条,水防法第 29 条,地すべり等防 止法第 25 条)

⑤災害のために派遣を命ぜられた部隊等の自衛官「その場に警察官のいない場合に限る。」

(自衛隊法第 94 条)

(2)市長の役割

市長が大規模な災害に起因して住民等の生命身体に危険が及ぶと認められるときは、危険 区域の住民等に対し、速やかに立ち退きの勧告または指示を行う。ただし、市長が不在、連 絡不能等の場合は、副市長、教育長、総務部長の順でその権限を代行する。また、市長は、

避難準備情報(災害時要配慮者の避難)情報を適切に出すよう努める。

(3)警察の役割

警察官は生命・身体に危険を及ぼす恐れがある場合、又は市長から要請があった場合は、

住民その他関係者に対し、避難指示、誘導その他必要な措置をとる。

警察署長は、市長が行う避難の準備、勧告又は指示等について、関係機関と協議し、必要 な助言と協力を行う。

(4)自衛隊の役割

災害により危険な事態が生じた場合において、警察官がその場にいない場合に限り災害派 遣を命じられた部隊等の自衛官は、避難等について必要な措置をとる。

2)避難準備情報・避難勧告・避難指示の対象者

避難準備情報・避難勧告・避難指示の対象者は、居住者、滞在者、通過者等を含め、避難の ために立ち退きを要すると認められる区域内にいるすべての人を対象とする。

第2編 風水害対策 第2章 災害応急対策計画 第9節 避難計画 2.避難を要する事態

市長は次に掲げるような事態になり、洪水等により著しい危険が切迫しているとき、又はそ の恐れがあると認められる場合には、危険区域の居住者に対し「立ち退き避難」又は「屋内安 全確保」指示(指示のための準備)をする。

1)河川等の洪水により避難を要する場合

・水戸地方気象台から豪雨、台風等災害に関する警報が発表され、かつ堤防その他の状況に より避難を要すると判断されるとき。

・関係機関から豪雨、台風等災害に関する通報があり、かつ堤防その他の状況により避難を 要すると判断されるとき。

・河川の上流区域が地震又はその他による被害を受け、下流区域に浸水による危険があると き。

・河川の水位観測所の水位が堤防高(又は背後地盤高)に到達するおそれが高いとき

・その他水防管理者が必要と認めたとき。

2)土砂災害その他により避難を要する場合

・土砂災害警戒情報が発表されたとき。

・大雨等によりがけくずれ、地すべり等の発生する恐れがあり、周辺地域の住民に対して危 険が及ぶと判断されるとき。

・火災が拡散し、又は拡大する恐れがある場合

・ガスの流出拡散により周辺地域の住民に対して危険が及ぶと予想されるとき。

・その他住民の生命又は身体を災害から保護するため必要と認められるとき。

3.避難準備情報・避難勧告・避難指示の発令基準

市において、避難の準備、勧告又は指示を発令する場合は、水戸地方気象台からの注意報・

警報及び気象情報、国土交通省からの河川情報などの情報から判断するものとし、その基準は 次のとおりとする。

1)避難準備情報

避難準備情報の 発令基準 (要 配 慮 者 の 避 難 )

【水害の場合】

①鬼怒川、又は小貝川の水位観測所の水位が堤防天端高(又は背後地盤高)に到達す るおそれが高い場合(越水・溢水のおそれのある場合)

②異常な漏水の進行や亀裂・すべり等により決壊のおそれが高まった場合

③決壊や越水・溢水の発生又は氾濫発生情報が発表された場合

④樋門・水門等の施設の機能支障が発見された場合

※④の場合は避難対象エリアを限定すること。

【土砂災害の場合】

①大雨警報(土砂災害)が発表され、かつ、土砂災害警戒判定メッシュ情報で大雨警 報の土壌雨量指数基準を超過した場合

②数時間後に避難経路等の事前通行規制等の基準値に達することが想定される場合

③大雨注意報が発表され、当該注意報の中で、夜間~翌日早朝に大雨警報(土砂災害)

に切り替える可能性が言及されている場合

④強い降雨を伴う台風が夜間から明け方に接近・通過することが予想される場合

第2編 風水害対策 第2章 災害応急対策計画 第9節 避難計画 2)避難勧告

避難勧告の 発令基準

【水害の場合】

①鬼怒川、又は小貝川の水位観測所の水位が氾濫危険水位(特別警戒水位)に到達し た場合

②鬼怒川、又は小貝川の水位観測所の水位が氾濫注意水位(又は避難判断水位)を超 えた状態で、水位観測所の地点上流域でさらに降雨が予想される場合(急激な水位 上昇による氾濫のおそれのある場合)

③異常な漏水等が発見された場合

【土砂災害の場合】

①土砂災害警戒情報が発表された場合

②大雨警報(土砂災害)が発表され、かつ、土砂災害警戒メッシュ情報の予測値で土 砂災害警戒情報の判定基準を超過し、さらに降雨が継続する見込みである場合

③大雨警報(土砂災害)が発表されている状況で、記録的短時間大雨情報が発表され た場合

④土砂災害の前兆現象(湧き水・地下水の濁り、渓流の水量の変化等)が発見された 場合

3)避難指示

避難指示の 発令基準

【水害の場合】

①鬼怒川、又は小貝川の水位観測所の水位が堤防高(又は背後地盤高)に到達するお それが高い場合(越水・溢水のおそれのある場合)

②異常な漏水の進行や亀裂・すべりの発生等により決壊のおそれが高まった場合

③決壊や越流が発生した場合

④樋門・水門等の施設の機能支障が発見された場合

※④の場合は避難対象エリアを限定すること。

【土砂災害の場合】

①土砂災害警戒情報が発表され、かつ、土砂災害警戒情報を補足する情報で土砂災害 警戒情報の基準を実況で超過した場合

②土砂災害警戒情報が発表されており、更に記録的短時間大雨情報が発表された場合

③土砂災害が発生した場合

④山鳴り、流木の流出の発生が確認された場合

⑤避難勧告等による立ち退き避難が十分でなく、再度、立ち退き避難を住民に促す必 要がある場合

【竜巻に対する発令基準について】

竜巻、雷、急な大雨といった積乱雲がもたらす激しい現象は、短時間で局所的に発生するこ とが特徴であり、最新の観測・予測技術をもってしても、発生する場所や時刻を予測すること が困難である。竜巻、雷が発生する可能性に応じて、気象庁から「気象情報」「雷注意報」「竜 巻注意情報」の順に段階的に防災気象情報が発表されるが、竜巻注意情報は、府県予報区単位 で発表され、市町村単位では発表されていない。このため「竜巻注意情報」が発表されたとき、

竜巻、雷等が必ず発生するわけではないものの、これらの現象が発生した場合に迅速な対応が 取れるような体制を構築しておくことが望ましい。

第2編 風水害対策 第2章 災害応急対策計画 第9節 避難計画 4.避難準備情報・避難勧告・避難指示の内容

避難準備情報、避難勧告、避難指示をする場合は、次の内容を明示して実施するものとする。

・避難対象地域(地区名、施設名等)

・避難先(避難所の名称)

・避難経路(避難経路の名称)

・避難の準備、勧告又は指示の理由(避難要因となった危険要素の所在地)

・その他必要な事項(避難行動時の最小限の携帯品、警察官等誘導員の指示に従う旨、災害時 要配慮者の優先避難、介助の呼びかけ等)

5.避難準備情報・避難勧告・避難指示の伝達 1)関係地域住民等への周知

避難の準備、勧告又は指示をした場合は速やかに関係地域住民に対して、あらゆる手段を用 いて周知・伝達する。なお、指示・勧告の伝達にあたっては、文書(点字版を含む)や掲示板等 を使用し、視聴覚障がい者への周知徹底を期すとともに、情報の混乱を防止する。

(1)住民への周知・伝達の手段

①防災無線、警鐘等の利用。

②ラジオ・テレビ等メディアの活用。

③広報車の利用。

④周知徹底が困難な場合は消防団等による拡声器などを用いた個別伝達。

⑤文書(点字版を含む)の配布、掲示板の利用。

⑥その他あらゆるメディアを使った呼びかけ。

(2)県知事への報告

次に掲げる処理をしたときは、速やかに県知事に報告するものとする。

①避難のため立ち退き勧告又は指示したとき。

②避難準備情報をだしたとき。

③避難の必要がなくなったとき。

④避難のため立ち退き先を指示したとき。

⑤警察官等が避難のため立ち退きを指示し、若しくは立ち退き先を指示した旨、市長に通知 があったとき。

なお、避難に関する報告については次の事項を記録するとともに、その旨を知事に報告す るものとする。

①発令者

②発令の理由及び発令の日時

③避難の対象区域

④避難先

⑤その他

(3)放送事業者への連絡

市長が避難の準備、勧告又は指示をしたとき、又は警察官等から準備、勧告又は指示を行

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