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遅延を含むイベント・ルールの作成

ドキュメント内 odm_dserver_events_gs_ibmbook.ps (ページ 41-53)

この演習では、着信イベントの受信後、一定の期間が経過してからその着信イベン トがイベント・ルールによって処理されるようにするために、遅延を含む別のイベ ント・ルールを作成します。 また、 Add to Campaign Next Year イベント・ルー ルを更新して、48 週間の遅延を持たせます。

始める前に

1ページの『イベント・ルール入門』に記載されている手順を完了します。

この演習を開始する前に、演習 3 の手順を実行してください。29ページの『演習 3: 別のイベントの定義および別の条件のビルド』を参照してください。

このタスクについて

見込み客が自動車保険の見積もりを要求したときに、この見込み客を販促キャンペ ーンに追加でき、その後これをカスタマイズして保険証書の購入を検討するようこ のお客様に働きかけることができます。 ただし、見込み客は、自動車保険の見積も

りを 2 度 (またはそれ以上) 要求することがよくあります。例えば、適切な保険証

書を探してさまざまな保険会社を調べ、気に入った保険の見積もりを 6 週間前に要 求していた見込み客が再訪し、2 度目の見積もりを要求することがあります。

ある見込み客が自動車保険の見積もりを 2 度以上要求した場合、保険会社がこの見 込み客に電話して、見込み客の要望を聞き出せば、この見込み客がいずれかの保険 証書を購入する可能性が高いといえます。

当然ながら、見込み客に個別に電話すれば、自動車保険会社にとっては経費が増え ることになります。 したがって、直接電話をかけなければ逃してしまうかもしれ ず、顧客本人に電話をすれば成約に結びつく可能性が高いという、特定のシチュエ ーションを識別することが重要です。

そのようなシチュエーションの識別に役立つイベント・ルールを作成することがで きます。

この演習では、 Make Follow_up Call という名前のイベント・ルールを作成しま す。Website Quote Request イベントのインスタンスを受信すると、 Make

Follow_up Call イベント・ルールが、その見込み客が昨年既に保険を契約している

かどうかを検査します。 また、その見込み客が過去 12 週間以内に既に見積もりを 要求しているかどうかについても検査します。 この条件の両方が真の場合、コー ル・センターの担当者がこの見込み客に電話できるよう、顧客の詳細を含む Follow

Up Call アクションのインスタンスが会社のコール・センターに送信されます。

保険を契約する顧客がその 48 週間後、すなわち保険の更新が必要になる 1 カ月前 に販促キャンペーンの対象に追加されるように、Add To Campaign Next Year イベ ント・ルールも更新します。この条件を実装するには、イベント・ルールの Add To

Campaign アクションに、48 週間の遅延を追加します。

タスク a-e に従って演習 4 を完了してください。

タスク a: アクションの定義

手順

1. Follow_up Call という名前のアクションを作成します。

2. アクション・エディターで、「Follow_up Call」アクションに、既存のアクショ ン・オブジェクト「Customer」を追加します。「追加」をクリックし、「既存ア クション・オブジェクトの共有」オプションを選択します。

3. エディターの変更内容を保存します。

Customer アクション・オブジェクトは、Add To Campaign アクション用に作成 したものですが、これで Follow_up Call アクションでも使用されるようになり ました。

Customer ビジネス・オブジェクトは既に Customer アクション・オブジェクト

にマップされているため、 Follow_up Call アクションはこれで完成です。

4. 「Follow_up Call」アクションのアクション・エディターで、「コネクター」タ ブをクリックします。コネクター・タイプとして「ファイル・システム」を選択 します。

5. 「ファイル・システム・コネクター設定」セクションで、「アクション・フォー マット」フィールドに「コネクター・パケット」と表示されていることを確認し ます。

6. 「そのコンピューターのフォルダー (Folder on that computer)」フィールド に、以下のように入力します。

v Windows の場合: C:¥tutorial¥Actions

v Linux の場合: /home/user/DecisionServer/Actions

7. 「ファイル・パターン」フィールドに「Follow_up Call*.xml」と入力します。

8. エディターの変更内容を保存します。 変更がローカル・ファイル・システムに 保存されます。

タスクの結果

これで、Follow_up Call アクションが定義されました。action.

タスク b: イベント・ルールの作成

手順

1. Make Follow_up Call という名前の新規のイベント・ルールを作成します。

2. 「新規イベント・ルール」ウィザードで、イベント・ルールが処理するイベント として「website quote request」イベントを選択します。 「次へ」をクリック します。

3. 「the car registration」フィールドを、このイベント・ルールのコンテキスト 関係として選択します。 「完了」をクリックします。

4. 「コンテンツ」セクションで if と入力し、Ctrl+スペース・バーを押します。

5. コンテンツ・アシスト・メニューで、「has not purchased a policy」をダブル クリックします。

6. 「then <actions>」をダブルクリックし、さらに「follow_up call」アクション をダブルクリックします。

7. コンテンツ・アシスト・メニューに表示された「;」をダブルクリックして、イ ベント・ルールを完成させます。

8. Ctrl+S を押して、イベント・ルールを保存します。

タスクの結果

これで、Make Follow_up Call イベント・ルールが作成されました。

タスク c: イベント・ルールに別の条件を作成

手順

1. 「Make Follow_up Call」イベント・ルール・エディターで、「has not purchased a policy」フィルターの前に新しい行を挿入します。

2. if の後ろで Ctrl+スペース・バーを押します。

3. コンテンツ・アシスト・メニューで、「past occurrences of <an event or action>」をダブルクリックします。

4. 「this event」をダブルクリックします。

5. 「within <duration>」をダブルクリックします。

6. 「<duration>」をダブルクリックします。

7. 「期間」ダイアログの「週 (Weeks)」ボックスに 12 と入力して、Enter を押 します。

8. 12 weeks の後ろで Ctrl+スペース・バーを押し、「is <an object>」をダブル クリックします。

9. 「<number>」をダブルクリックして、1 と入力します。

10. 「and <condition>」をダブルクリックします。

11. Ctrl+S を押して、エディターの変更内容を保存します。

タスクの結果

以下の画面キャプチャーには、遅延が追加された Make Follow_up Call イベント・

ルールが表示されています。

タスク d: イベント・ルールの更新

このタスクについて

保険契約が期限切れになる 1 カ月前に顧客を販促キャンペーンに追加する遅延アク ションを追加することによって、Add To Campaign Next Year イベント・ルールを 更新します。

手順

1. エディターで、Add To Campaign Next Year イベント・ルールを開きます。

2. 「コンテンツ」セクションで after と入力し、その後 Ctrl+スペース・バーを押 します。

3. コンテンツ・アシスト・メニューで、「<duration>」をダブルクリックします。

4. 表示されるダイアログの「週 (Weeks)」フィールドに 48 と入力して、Enter を 押します。

5. カーソルを 48 weeks の後ろに置き、Ctrl+スペース・バーを押します。 「then

<actions>」をダブルクリックします。

6. 「add to campaign」をダブルクリックします。

7. 「;」をダブルクリックします。

8. 更新内容を保存します。

9. 「問題」ビューでエラーがないか確認します。

タスクの結果

これで、Add to Campaign Next Year イベント・ルールが更新されました。

タスク e: イベント・プロジェクトおよびイベント・ルールの配布と テスト

手順

プロジェクト名を右クリックして、「配布」をクリックし、イベント・プロジェク トを配布します。 「すべてのアセットを配布」を選択し、「終了」をクリックしま す。

行った変更をテストするには、以下の一連のテスト・イベントを送信し、そのたび に以下の表にリストされている内容に従ってアクションを確認します。

イベントを送信するごとに、イベント・テスター・ウィジェットの「フィルター」

タブおよび「コンテキスト・データ」タブを調べて、評価されたフィルターを確認

し、 Event Runtime によって受信されたイベントと Event Runtime によって送信さ

れたアクション・インスタンスを確認してください。 「遅延ルールおよびアクショ ン」タブで、遅延イベントを確認してください。遅延アクションは、48 週間このタ ブに表示され続けます。 この遅延期間が終了すると、イベントは「遅延ルールおよ びアクション」タブにリストされなくなり、代わりに「コンテキスト・データ」タ ブにリストされます。

3. 送信対象のイベントとチェック対象の詳細

ステッ

イベント

イベント・

インスタンスの

送信方法 アクション

アクションの 理由

1 Website Quote Request

イベント・テスタ ー・ウィジェット を使用して、「登 録

(Registration)」 フィールドに新し

い値 (K123 JKL な

ど) を指定して送信 します。

Add To Campaign このインスタンス は、「登録 (Registration)」 フィールドで入力 された新規の値で 受け取った、

Website Quote Request イベント の最初のインスタ ンスです。 すなわ ち、これは当該自 動車の見積もりの 初回要求です。 し たがって、見込み 客の詳細は (Add To Campaign アクショ ン・インスタンス で) 営業部門に転送 されます。

2 Website Quote Request

イベント・テスタ ー・ウィジェット を使用して、ステ ップ 1 と同じ値を

「登録

(Registration)」 フィールドに指定 して送信します。

Follow_up Call これは、ステップ 1 で使用した自動 車登録番号に関し て受け取った Website Quote Request イベント の 2 つ目のインス タンスで、自動車 の見積もりの 2 回 目の要求です。 し たがって、

Follow_up Call を 実行して販売を成 約させられるよう に、見込み客の詳 細がコール・セン ターに送信されま す。

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