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アプリケーションの配布

ドキュメント内 odm_dserver_events_gs_ibmbook.ps (ページ 65-120)

3. イベント・ルールを保存して、イベント・エディターを閉じます。

次のタスクでは、チュートリアル・アプリケーションを配布します。

次へ: 『タスク 4: アプリケーションの配布』

チュートリアル: 現在のイベントと以前のイベントとの比較

このチュートリアルでは、Decision Server Events が最近受け取ったイベントと、前 回発生した同じイベントの比較について説明します。

今発生したイベント (Decision Server Events が受け取るイベント) と、前回発生し た同じイベントを比較することによって、ビジネス・イベントのパターンを識別で きます。

始める前に

このチュートリアルでは、今発生したイベント (Decision Server Events が受け取る イベント) と以前に発生したイベント (前回発生した同じイベント) を比較するイベ ント・プロジェクトを作成します。 比較対象となるイベントは、現在のメーター示 度および前回のメーター示度です。

コンピューター内蔵の電力メーターの示度が受け取られると、その示度は前回のメ ーター示度と比較されます。 現在の示度が前回の示度より高い場合は、使用料金が 計算されて顧客請求書が作成されますが、現在の示度が前回の示度より低い場合 は、メーターが故障していたり改ざんが行われていたりしていないかを判別するよ う、公益事業会社にアラートが送信されます。 このトピックでは、チュートリアル を実行するための前提条件について説明します。

チュートリアルを完了するには、次のタスクを実行します。

v 66ページの『タスク 1: イベント・プロジェクトの作成』

v 69ページの『タスク 2: ビジネス・オブジェクトの定義』

v 75ページの『タスク 3: イベント・ルールおよびフィルターの定義』

v 77ページの『タスク 4: アプリケーションの配布』

学習内容

このチュートリアルでは、以下のスキルを学習します。

v Decision Server Events を使用して現在のイベントと以前のイベントを比較しま

す。

v ビジネス・オブジェクトを要約インスタンス・オブジェクトとして構成して、ト ランザクション・データを収集して保管します。

v フィールド・コンストラクターで JavaScript を使用して、以前のトランザクショ ンから集計オブジェクトにトランザクション・データをコピーします。

v 以前のイベントと現在のイベントを比較した結果に基づいて、特定のアクション を実行します。

このチュートリアルは完了までに約 2 時間かかります。

このセクションの内容

このチュートリアルは、Decision Server Events でのイベント・プロジェクトの作成 方法を学習する必要がある開発者を対象としています。このチュートリアル内の手 順では、読者が、Eclipse 環境を十分に理解していることと、イベント・ルール入門 チュートリアルを完了していることを前提にしています。

このチュートリアルの開始: 66ページの『タスク 1: イベント・プロジェクト の作成』.

チュートリアル・シナリオ

今発生したイベント (Decision Server Events が受け取るイベント) と、前回発生し た同じイベントを比較することによって、ビジネス・イベントのパターンを識別で きます。 例えば、電力会社では、現在のメーター示度を同じ顧客の前回のメーター 示度と比較して、メーターが正しく作動しているかどうかを確認します。

電力公益事業会社は、コンピューター内蔵のメーターを使用して、電力使用量示度 を会社に送り返します。 この公益事業会社では Decision Server Events を使用して いるため、コンピューター内蔵メーターの各示度をイベントとして受け取ります。

現在のメーターの示度を受け取ると、その示度が前回のメーター示度と比較され、

現在の示度が前回の示度より高い場合は、使用料金が計算され、顧客請求書が作成 されます。 現在の示度が前回の示度より低い場合は、メーターに問題が発生した可 能性があることを示すアラートが送られます。 公益事業会社は調査を行って、メー ターが故障していたり誰かに改ざんされたりしていないかを判別します。

チュートリアルを完了するには、次のタスクを実行します。

1. イベント・プロジェクトを作成し、メーター示度イベントと、イベント・データ が特定の基準を満たした場合に調査を開始するアクションを追加します。

2. トランザクション要約データと顧客固有の情報を保持するビジネス・オブジェク トを作成します。

3. イベント値を比較するフィルターを作成します。

4. 値の比較を使用してアクションを起動するイベント・ルールを定義します。

5. 完了したチュートリアルにより作成されたアプリケーションを配布してテストし ます。

Decision Server Events でイベントを以前のイベントと比較するには、要約インスタ

ンス・ビジネス・オブジェクトを定義する必要があります。 アプリケーションは比 較機能を実行するために以前のメーター示度を保存する必要があるため、このオブ ジェクトは「この種のオブジェクトの値をシステムのシャットダウン後も保存す る」オプションを使用します。 メーター示度の比較は、コンピューター内蔵のメー ターが現在の示度を送るたびに行われます。 イベント・プロジェクトには、特定の 顧客が使用した電力量を追跡する追加のビジネス・オブジェクトが含まれているの で、固有の顧客参照フィールドがビジネス・オブジェクトのコンテキスト ID とし て使用されます。

このチュートリアルの開始: 66ページの『タスク 1: イベント・プロジェクト の作成』

関連情報:

『完了したチュートリアルの実行』

完了した状態のチュートリアルをインポートおよび表示することができます。完了 したチュートリアルには、今発生したイベントと前回発生した同じイベントを比較 するために実行できるイベントが含まれています。

完了したチュートリアルの実行

完了した状態のチュートリアルをインポートおよび表示することができます。完了 したチュートリアルには、今発生したイベントと前回発生した同じイベントを比較 するために実行できるイベントが含まれています。

完了したプロジェクトをインポートしてチュートリアル・アプリケーションを実行 するには、以下のようにします。

1. イベント比較用の完了したチュートリアル・プロジェクトをダウンロードしま

す。 MeterReadings.xml を右クリックして、このファイルをローカル・システ

ムに保存します。

2. 「イベント・エクスプローラー」ビュー内で右クリックして、「インポート」を 選択します。

3. 「インポート」ウィンドウで、「Event Designer」 > 「XML ファイルのイベン ト・プロジェクト」をクリックして、「次へ」をクリックします。

4. 「参照」をクリックして、インポートするイベント・プロジェクト・ファイル MeterReadings.xml を選択します。

5. MeterReadings.xml ファイルのある場所までナビゲートしてファイルを選択し、

「開く」をクリックして、「次へ」をクリックします。

6. 「プロジェクト・アセット」パネルで、「次へ」をクリックします。

7. オプション: デフォルト・プロジェクト名 (MeterReadings) を使用するプロジェ クトが既にある場合、「新規イベント・プロジェクト名」フィールドでプロジェ クト名を変更します。

8. 「完了」をクリックします。 インポートしたプロジェクトが「イベント・エク スプローラー」ビューに表示されます。

このプロジェクトには、New meter reading というイベントと、SmartMeter data という関連イベント・オブジェクトが含まれています。 2 つのビジネス・オブジェ クト「Customer」および「Meter readings」には、要約データおよび固有の顧客 ID が含まれています。 「アクション」フォルダー内のプロジェクトには、アクション

「Alert meter reading less than previous reading」が含まれています。このア クションは、メーターが故障していないかを判別するための調査を行うよう、公益 事業会社に促します。

完了したチュートリアルを実行するには、以下のようにします。

1. 「イベント」パースペクティブがアクティブになっていることを確認します。

「ウィンドウ」 > 「パースペクティブを開く」 > 「その他」 > 「イベント」

とクリックします。

2. イベント・エクスプローラーで、イベント・プロジェクト項目をダブルクリック し、それらをデフォルトのエディターで表示します。

3. MeterReadings プロジェクトを Event Runtime に配布します。 「イベント・エ

クスプローラー」ビューで、MeterReadings プロジェクトを右クリックして、

「配布」をクリックします。

このチュートリアルの開始: 66ページの『タスク 1: イベント・プロジェクト の作成』

関連情報:

63ページの『チュートリアル・シナリオ』

今発生したイベント (Decision Server Events が受け取るイベント) と、前回発生し た同じイベントを比較することによって、ビジネス・イベントのパターンを識別で きます。 例えば、電力会社では、現在のメーター示度を同じ顧客の前回のメーター 示度と比較して、メーターが正しく作動しているかどうかを確認します。

タスク 1: イベント・プロジェクトの作成

このタスクでは、イベント比較チュートリアル・アプリケーションを含めるための イベント・プロジェクトを作成します。 また、「New meter reading」イベント、

イベント・オブジェクト、アクションおよび対応するアクション・オブジェクトの 追加も行います。 これらのイベント・フィールドを、それぞれ現行トランザクショ ンの詳細、トランザクションの日付、およびコンテキスト ID を含むものとして定 義します。

このタスクを完了すると、以下のイベント・オブジェクトおよびアクション・オブ ジェクトがイベント・プロジェクトに追加されます。

v イベント「New meter reading」が「イベント」カテゴリーに置かれます。

「Smart meter data」イベント・オブジェクトにはイベント・フィールドが含ま れています。

v アクション「Alert meter reading less than previous reading」が「アクショ ン」カテゴリーに置かれます。「Alert data」アクション・オブジェクトにはイ ベント・フィールドが含まれています。

1. チュートリアル・アプリケーションを含めるためのイベント・プロジェクトを作 成します。

a. 「イベント・エクスプローラー」ビュー内で右クリックして、「新規」 >

「イベント・プロジェクト」とクリックします。

b. プロジェクトの名前 (MeterReadings) を入力します。

c. 「完了」をクリックします。

2. 「New meter reading」イベントを作成します。

a. 「アセット」フォルダーを右クリックして、「新規」 > 「イベント」とクリ ックします。

b. 「新規イベント」ウィザードで「ブランク・イベントの作成」を選択して、

「次へ」をクリックします。

c. イベントの名前として New meter reading を入力して、「終了」をクリック します。 ウィザードが閉じて、イベント・エディターでイベントが開きま す。

3. 「SmartMeter data」イベント・オブジェクトを作成します。

a. イベント・エディターの「イベント・オブジェクト」セクションで、「追 加」をクリックします。 「新規イベント・オブジェクト」ウィザードが表示 されます。

b. 「次へ」をクリックします。

c. イベント・オブジェクトの名前として SmartMeter data を入力して、「終 了」をクリックします。

ドキュメント内 odm_dserver_events_gs_ibmbook.ps (ページ 65-120)