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通信の応用分野のプロトコル方式( 2  )

ドキュメント内 ネットワークシステムにおける基本方式 (ページ 76-84)

法として待ち時間の長いキーボードからの入力待ちの場所で同期を取るもので あり,オペレータに同期による遅れを感じさせないようにした。また,この入 力待ちの場所はオペレーティングシステム (0S)がモジュール化されて作ら れているため, OSの特定位置の特定プログラムであり,このプログラムを変 更することにより同一プログラムの同時走行が実現できる「文献(1), (2)J 

。しかし本方式では動作をすべてハードウェアで実現しているため全体の構 成が少し複雑になっている。

7 .   2  本方式の基本構成と基本動作「文献( 3)  J 

本方式はキーボード等の入力系装置,入力系制御装置,同期制御装置及び 論理装置をそれそeれ有する複数のマイクロコンビュータシステムと,入力系装 置接続器及び同期制御装置接続器からなる接続器とで構成される。まず,前記 入力系装置は通信回線及び前記入力系装置接続器を介してすべてのマイクロコ ンビュータシステムの入力系制御装置に接続され,任意の入力系装置からの入 力データは入力系装置接続器によりすべてのマイクロコンビュータシステムに 同報出力されてすべての入力系制御装置のパッファメモリ内に蓄積される。次 に,各マイクロコンビュータシステムの論理装置には同一プログラムがロード されて,論理装置上の同一プログラムは同一に定行し,論理装置が同期制御装 置を介して入力系制御装置にアクセスする時に以下の動作により,各システム の同一プログラムが同期を取る。同期制御装置は同期信号を発生して同期制御 装置接続器にこの同期信号を送出するとともに,同時に論理装置のプログラム カウンタを一時停止させる。同期制御装置接続器は全てのマイクロコンビュー

一回一

タシステムの同期制御装置から同期信号が来るまで待機し,同期信号が揃った 時点で同期制御装置に入力系制御装置アクセス許可信号を送信する。この信号 を受信した同期制御装置は初めてプログラムカウンタの一時停止を解除して論 理装置から入力系制御装置へのアクセスを実行させる。本方式はこれらの同期 制御装置,及び同期制御装置接続器の一連のメカニズムにより複数のマイクロ コンビュータシステムのプログラムカウンタを同期させる事を特徴とする。

7 .   3 

本方式の詳細な説明

図7. 1 (7.  4節で記述)は本方式の一実施例の構成を示すプロック図 であり. 1 はマイクロコンビュータシステム本体. 2はマイクロコンビュータ システムを接続する接続器. 3はマイクロコンビュータシステムの中心となる 論理装置. 4はディスプレイ等の出力系装置. 5はフロッピー・ディスクユニ ット等の入出力系装置. 6はキーボード等の入力系装置. 7は各マイクロコン ビュータシステムの入力系装置を接続する入力系装置接続器. 8は随時入力さ れる入力情報をバッファメモリ内に蓄える入力系制御装置, 9は同期制御装置,

1 0は各マイクロコンビュータシステムの同期制御装置を接続する同期制御装 置接続器. 1 1は論理装置と出力系装置を接続するインターフェースパス, 1 

2は論理装置と入出力系装置を接続するインターフェースパス. 1 3は入力系 装置と入力系装置接続器を接続する通信回娘. 1 4は入力系装置接続器と入力 系制御装置を接続する通信回線, 1 5は論理装置と同期制御装置を接続するイ ンターフェース線(論理装置からの入力要求信号線). 1 6は同期制御装置と 論理装置を接続するインターフェース線(プログラムカウンタ停止命令信号線). 

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1 7は同期制御装置と入力系制御装置を接続するインターフェース線(同期制 御装置からの入力要求信号線). 1 8は入力制御装置と論理装置とを接続する インターフェースパス. 1 9.  2 0は同期制御装置と同期制御装置接続器を接 続する通信回線である。

これらが動作するには,まず,図形等を表示する適当なアプリケーション プログラム (AP)を作成し,これを前もって,それぞれのマイクロコンビュ ータシステムのフロッピーディスクユニット等の入出力系装置5に配布してお く。各マイクロコンビュータシステム,及び,接続器から成るシステムを起動 すると任意のマイクロコンビュータシステムの入力系装置 6からは論理装置 3

と非同期でデータ入力が行われ,このデータは信号線13を介して,まず,入 力系装置接続器7から全マイクロコンビュータシステムへ同報出力されて,全 ての入力系制御装置8内のバッファメモリに蓄積される。

あるマイクロコンビュータシステムから各マイクロコンビュータシステム へ事前に配布したA Pの起動命令データを入力するとこのデータが全マイクロ コンビュータシステムの論理装置3に入力され,各システムで入出力系装置5 から同一A Pがロードされ起動される。この時,後述する同期制御装置 9及び 同期制御装置接続器10の一連の動作により,各論理装置3のプログラムカウ ンタは入力装置アクセス時に同期が取られ,出力画面上には同一画面が同期し て出力される。

以下において論理装置3.同期制御装置9及び同期制御装置接続器10を 中心にその詳細な動作を示す。論理装置3のマイクロプロセッサ部21でその プログラムカウンタはインタフェース線(プログラムカウンタ停止信号線) 1 

6に結合されており,その走行や停止が制御されるようになっている。

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初期状態では,インタフェース線15がOFFであるが,論理装置3のマ イクロプロセッサ部21が入力系装置6からのデータを入力要求するルーチン へ達すると,インタフェース15がO Nになる。これにより.同期制御装置が インタフェース線16をO Nとし,マイクロプロセッサ部21のプログラムカ ウンタは一時停止する(プログラムカウンタの一時停止)。また,通信回線1 9がO Nとなり,同期制御装置接続器10は,他のマイクロコンビュータシス テムが入力アクセス状態になるのを待機する状態になる(同期信号の待機)。

他のすべてのマイクロコンビュータシステムでも同様に入力アクセス状態にな ると,同期制御装置はそのことを通信回線20を介して同期制御装置に知らせ る。同期制御装置はインタフェース線(入力要求信号線)1 7をO Nにし入力 系制御装置8へ入力要求する。それと同時にインタフェース線(プログラムカ ウンタ停止命令信号線)1 6がOFFになり論理装置3のマイクロプロセッサ 部21のプログラムカウンタは再起動する(プログラムカウンタの一時停止解 除)。入力系制御装置8内のバッファに蓄えられた入力データはインタフェー スパス18を介して論理装置に取り込まれ,インタフェース線15がOFFに なると初期状態に戻り,一連のデータ入力動作が終了する。

本装置はこのような構造になっているため,その効果として遠隔地相互に あるマイクロコンビュータシステムの入力時にプログラムカウンタを一時停止 させ同期を取ることができる。従ってこのプログラムカウンタ同期の作用を利 用することにより出力画面を同期させる事が可能である。

以上説明したように本方式は遠隔地相互にあるマイクロコンビュータシス テムで入力系装置から入力されたデータをすべてのマイクロコンピュータシス テムに同報出力されるシステムにおいて,論理装置からの入力要求時にお互い

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の同期を取る装置を設置することにより,これらマイクロコンビュータシステ ム上で同一プログラムを少ない同期信号で同期して走行させる事が可能になる。

その結果,出力系装置の表示内容を全く同一で同時に出力する事ができる ため,低速度な通信回線で結合された複数マイクロコンビュータシステムにお いても,複雑な図形を必要とする遠隔会議,教育,あるいは資料説明が可能と なる。

7 .   4 

図形の簡単な説明

図7. 1 は本方式の一実施例の構成を示すフ.ロック図である。また. 1は マイクロコンビュータシステム. 2は接続器. 3は論理装置. 4は出力系装置,

5は入出力系装置. 6は入力系装置. 7は入力系装置接続器. 8は入力系制御 装置. 9は同期制御装置. 1 0は同期制御装置接続器.1,1 12.  18はイ

ンタフェースパス. 1 3.  1 4は信号線.15.16.17はインタフェース 線. 1 9.  2 0は通信回線. 2 1はマイクロプロセッサである。

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同 期 制 御 装 置 接 続 器 1 0 

入力系 装 置 接 続 器

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マイクロコンビュータシステム 図7. 1 本方式の一実施例のフーロック線図

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7 .   5

結 言

本章のプログラムカウンタ同期方式は遠隔地にある複数パソコン上に同一 アプリケーションプログラム (AP)を載せ同期させて走行させるものであり,

ネットワークシステムの応用として用いられる。

具体的には,本方式では6章で述べた機能に加えて. A Pが入力データを 取り込む時lこA Pを停止させ,すべての A Pが入力待ちになったときに,入力 されたデータをすべてのAPに同時に転送する。これにより,同‑APを同期 させて定行させることを可能にした。このような方式にした理由は多くのA P がほとんどキーボードの入力待ちであり.A Pを同期させるための処理時聞が 無視できるからである。

この方式はソフトウェアオンライン流通システムを開発中に立案したもの であり,遠隔地のパ、ノコンから新規開発A Pの説明や遠隔地の複数ユーザへの A Pの同時説明を可能とするものである。なお,同様の機能を持ったシステム が現在市販されている。

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ドキュメント内 ネットワークシステムにおける基本方式 (ページ 76-84)