3 章
3.1 起動/確認/停止
3.1.1 USBメモリの挿入
本装置の電源を入れる前に、本装置に同梱されているUSBメモリを本装置のUSBポート に挿入してください。
図 3-1 USBメモリの挿入(SmartCS)
SmartCSは装置内部にシステムソフトウェアを格納しておりますので、USBメモリが挿
入されていなくても利用できますが、装置故障時に交換作業が迅速に行えるように、極力、
USBメモリを挿入してご利用ください。
なお、USBメモリを挿入せずに本装置を起動した場合、設定の読み込み先や保存先は装置 内部に切り替わります。
本装置の据付と設置については、別冊の「設置手順書」を参照してください。
注意 USBメモリは本装置専用です。本装置以外には使用しないでください。PC な どの他の装置に挿入した場合、本装置で正常に認識できなくなるなど故障の原 因となります。
USBストラップクランプ
USBメモリ
USBメモリのストラップを クランプに引っ掛けます
3章 設定の流れ
3.1.2 装置管理端末の接続
装置を運用するには、事前に本装置の機能を設定する必要があります。本装置の機能の設 定は、装置管理端末から行いますので、本装置の電源を入れる前に、装置管理端末を接続 してください。
装置管理端末は、本装置のCONSOLEポートに接続する方法と、本装置のLAN1ポート にネットワークを介して接続する方法があります。
装置管理端末を CONSOLE ポートに接続する場合は、本装置のブート中のメッセージが 装置管理端末に表示されますが、ネットワークを介して接続する場合は表示されません。
(1) CONSOLEポートに接続する場合
本装置のCONSOLEポート(RJ-45 8pin コネクタ)と装置管理端末のCOMポート(D-sub
9pin コネクタ)を付属の NS-354 DB9-RJ45変換コネクタを介してイーサネットケーブ
ル(カテゴリ5 UTPケーブル、ストレート)を使って接続してください。
図 3-2 本装置と装置管理端末のCOMポート接続
本装置のCONSOLEポートの設定(工場出荷状態)を下表に記載します。
装置管理端末のシリアルポートの設定を本装置のCONSOLEポートに合わせてください。
項 目 初期値
固定ねじ
NS-354 DB9-RJ45変換コネクタ パソコンのCOMポート に取り付ける イーサネットケーブル
CONSOLEポート
(2) ネットワークに接続する場合
装置管理端末をネットワークに接続し、本装置の LAN1 ポートを介して、Telnet クライ アントから本装置にログインします。
NS-2250 装置管理端末
192.168.0.2
Telnetプロトコル
LAN1 192.168.0.1
図 3-3 本装置と装置管理端末のネットワーク接続
本装置の工場出荷時の設定は、ネットワーク上の管理端末から本装置の設定ができるよう に、下表のパラメータがあらかじめ設定されています。ネットワークを介して本装置の設 定を行う場合は、装置管理端末のネットワークの設定を本装置が所属するネットワークア ドレスに合わせてください。
項 目 初期値
ホスト名 NS-2250
IPアドレス LAN1: 192.168.0.1/24 LAN2: なし
接続許可IPアドレス ALL 接続許可サービス Telnet
LANポート LAN1: Auto Negotiation
LAN2: Auto Negotiation
本装置が起動した後、装置管理端末の Telnet クライアントから本装置に接続し、管理者 モードに移行してからconsoleコマンドを実行してください。このコマンドを実行すると、
本装置のコンソールメッセージが装置管理端末のTelnetクライアントに出力されます。
3章 設定の流れ
3.1.3 起動
本装置はAC電源ケーブルもしくはDC電源ケーブルを接続して装置を起動します。
AC電源ケーブルもしくはDC電源ケーブルを接続し、本装置の背面にある電源スイッチ の「|」側を押し込み電源をONにして装置を起動します(「〇」側がOFFです)。
下図はAC電源モデルの例です。AC100V以外で使用する場合やDC電源モデルは別冊の 設置手順書を参照してください。
図 3-4 本装置の電源ON
本装置は電源を投入するとGARPパケットを送出します。
IPアドレスが設定されたLANポートにイーサネットケーブルが挿入されている状態で本 装置を起動すればGARPパケットが自動的に送出されます。コンソールサーバの設置や交 換時に、ネットワーク機器やサーバの ARP テーブルが自動的に更新されますので便利で す。
GARPパケットは電源ON以外に下記タイミングで送出されます。
・ LANポートのLinkUp時
・ IPアドレス変更時
電源スイッチ OFFの状態
AC100V電源ケーブル
ACインレット
3.1.4 確認
本装置の電源をONにするとブートが始まります。本装置の前面にある4つの STATUS ランプでブートが正常に進行していることを確認してください。
エラーが発生するとSTATUSランプが点滅し、ブートが正常に終了すると4つのSTATUS ランプは全て消灯します。
STATUSランプ※1
ブートの進行状態
1 2 3 4
● ● ● ● ハードウエア初期化完了
● ○ ○ ○ 自己診断テスト(POC) 実行中
○ ● ○ ○ ROMモニタ実行中
○ ○ ● ○ システム起動中(1st Boot)
● ○ ● ○ システム起動中
● ○ ● ● システム起動中(USBメモリから設定を読み込み中)
○ ○ ○ ○ システムソフトウェア起動完了
※1:STATUSランプの記号は、「○:消灯」,「●:点灯」を示します。
注意 STATUSランプ1~4が点滅または点灯したままのときは、本装置の故障と考
えられます。「6章 トラブルシューティング」に従って対処してください。
3章 設定の流れ
電源をONにすると、自己診断テストが実行された後にシステムソフトウェアが起動しま す。システムソフトウェアが起動すると、装置管理端末に起動メッセージとプロンプト
「NS-2250 login: 」が表示されます。起動メッセージ中にエラーメッセージが表示されて
いないことを確認してください。
INIT: version X.XX booting
Welcome to NS-2250 Console Server Starting Bootlog daemon: bootlogd.
System : System Software Ver 1.0 (Build 2015-XX-XX) Boot Status : Power on (00:01:00)
Local MAC Address : 00:80:15:XX:XX:XX Number of MAC Address : 2
Model : NS-2250-48 (48 port) Serial No. : XXXXXXXX
BootROM : Ver X.X.X
Main Board CPU : e500v2 (533.333328MHz) Main Memory : 1025216 KBytes
: 省略
:
NS-2250 login:
3.1.5 停止
本装置を停止するには、本装置の設定をスタートアップファイルに保存してから、下記の
手順でshutdownコマンドを実行して、MON>プロンプトが表示されるか、または、本装
置前面のSTATUS2ランプが点灯するのを待ってから、電源スイッチをOFFにするか電
源ケーブルを抜いてください。
濡れた手で電源スイッチを操作しないでください。
感電の原因になります。
① 本装置にログインして装置管理ユーザに移行します。ログインやログアウトの詳 細は、「3.2 セットアップの手順」を参照してください。
② write コマンドを実行して、ランニングコンフィグをスタートアップファイルに
保存します。
③ shutdownコマンドを実行します。
(c)NS-2250> su↵
Password: ↵
(c)NS-2250# write↵
Do you really want to write internal & external startup1 [y/n] ? y↵
write external startup1 ...writing write internal startup1 ...writing (c)NS-2250#
(c)NS-2250# shutdown↵
Do you really want to shutdown [y/n] ? y↵
: MON>
④ システムソフトウェアが停止すると、本装置の前面にあるSTATUS2ランプが点 灯し、システムコンソールに ROMモニタのプロンプト「MON> 」が表示され ます。
⑤ システムソフトウェアが停止していることを確認した後、装置の電源をOFFに してください。
本装置は本体背面にある電源スイッチの「〇」側を押し込んで電源をOFFにし ます。
警告
3章 設定の流れ