第5章 東海地震の警戒宣言に伴う対応措置計画
第3節 警戒宣言発令に伴う措置
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- 267 - 第1 警戒宣言、東海地震予知情報の伝達と広報
市は、県から警戒宣言の発令及び東海地震予知情報の連絡を受けた場合は、直ちに庁内 全部局、防災関係機関及び市民等に対して、あらかじめ定められた伝達系統及び伝達手段 により、必要な情報を伝達する。
1 伝達系統及び伝達手段
警戒宣言、東海地震予知情報の伝達系統及び伝達手段は、下図のとおりである。
消 防 庁 総
理 大 臣
出 先 機 関 県知事
(消防防災課)
草 加 市 市長室 危機管理担当
各 部 局 市長・副市長 教育長
日 赤 埼 玉 県 支 部
NHKさいたま放送局
テ レ ビ 埼 玉
埼 玉 県 医 師 会
東 武 鉄 道 西 武 鉄 道 秩 父 鉄 道 埼 玉 新 都 市 交 通 埼 玉 高 速 鉄 道 エフエムナックファイブ 自 衛 隊
県災害対策本部支部・出先機関 消防本部
消防団 気象庁
長 官
熊谷地方気象台
(知事への伝達経路は、東海地震予 知情報については、消防庁経由が主 熊谷地方気象台経由が副、警戒宣言 については、消防庁経由のみ)
* 勤務時間外の場合は、県から の伝達事項を市役所警備員室で
受信し市長室危機管理担当に連 絡する。
危機管理担当は市長室に報告す るとともに、緊急連絡網により、
各部局長及び部局に連絡する。
市民 学
消防無線 有線電話 校
有線電話 市防災行政無線 県防災行政無線
ファクシミリ
庁内放送
- 268 - 2 伝達体制
(1) 市組織内への伝達
市の組織内の伝達については、平常勤務時間内の場合は、庁内一斉放送により行う ものとする。出先機関については、放送を受けた各部庶務担当課長が各所管に対して、
有線電話等により伝達するものとする。
勤務時間外については、情報を受けた当直者が直ちに市長室危機管理担当に報告し、
市長室危機管理担当は市長室長に報告して、緊急連絡網に従って全職員に伝達する。
なお、警戒宣言、東海地震予知情報等については、判定会招集(東海地震注意情報)
時点で参集配備体制をとっているので、特別の伝達経路は指定しない。
(2) 市民等への伝達
市は、県から警戒宣言及び東海地震予知情報を受けた時は、直ちに市民及び防災対 策上重要な機関、団体等に伝達するとともに、防災行政無線(同報系)、広報車、消 防車両、ラジオ、テレビ等のとりうる手段を講じて、全ての市民に周知するものとす る。
3 伝達事項
庁内及び防災対策上重要な機関、団体等に伝達する事項は次のとおりとする。
(1) 警戒宣言通知
(2) 東海地震予知情報に関する情報
(3) 警戒宣言の発令に伴い、とるべき措置事項
(4) 警戒解除宣言に関する通知(地震が起こらないで解除になる場合)
(5) その他必要と認める事項
4 市民への広報
市は、警戒宣言発令に伴う社会的混乱の発生を防止し、地震防災応急対策が迅速かつ 的確に行われ、地震による被害を最小限に抑えるため、関係機関等と連携して広報活動 を積極的に実施する。この場合における広報の内容は、おおむね次のとおりとする。
(1) 警戒宣言の内容 (2) 市民のとるべき措置 (3) 交通規制の内容と実施状況
(4) その他地震防災応急対策の内容と実施状況
5 広報の手段
広報は、防災行政無線(同報系)、広報車、消防車両等を用いて実施する他、町会、
自治会及び自主防災組織に対しても協力を要請するものとする。
また、草加市消防本部・署は、次の方法により広報及び指導等を実施する。
(1) 消防車両での巡回 (2) 立て看板等の掲出
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【警戒宣言発令時の広報文例】
こちらは、草加市災害対策本部です。
ただいま、東海地震の警戒宣言が出されました。
今から2~3日以内は、駿河湾を震源域とする大地震の発生する おそれがあります。
東海地震が発生したとき、草加市では震度5弱から5強程度の揺 れが想定されます。
テレビ、ラジオのニュースや市役所からのお知らせに十分注意し てください。
草加市災害対策本部から、市民の皆さんにお願いします。
現在、東海地震の警戒宣言が出されています。
市民の皆さんは、持ち出し品の用意、水のくみ置き、家具など の転倒防止、火の始末を行ってください。
また、家族の連絡先について確かめてください。
テレビ、ラジオのニュースや市役所などからのお知らせに注意 し、落ち着いて行動してください。
- 270 - 第2 活動体制
1 組 織
警戒宣言が発令された場合は市役所内に災害対策本部を設置し、非常体制により災害 応急対策活動を実施する。
なお、地震発生後の体制は、「第3章 第1節 第3 体制の種類と発令基準等」による。
2 動員配備
警戒宣言が発令された場合の、災害対策本部への動員は、「第3章 第1節 第3 体制 の種類と配備基準」による。
3 本部員会議の開催
警戒宣言が発令された場合、災害対策本部各対策部の対応状況を把握し共有化を図る ため、草加市災害対策本部会議を随時開催する。
なお、災害対策本部の事務分掌は、次のとおりとする。
(1) 警戒宣言、東海地震予知情報等各種情報の収集伝達 (2) 防災関係機関の業務に係る連絡調整
(3) 社会的混乱防止に係る施策の実施 (4) 報道機関等への情報提供
(5) その他必要な事項
4 庁舎内の点検及び緊急措置 (1) 点 検
ア 火気使用設備の点検
火気の使用を極力制限し防火措置を講じる。やむを得ず使用する場合は、地震が 発生した際に直ちに消火できるよう措置を講じる。
イ 自家発電設備等の点検
地震発生時の停電に備えて、自家発電設備の点検確認を行う。
ウ 消防用設備等の点検
消火器、屋内消火栓設備、消火用水、自動火災報知設備、避難器具、防火戸等の 点検確認を行う。
エ 落下、倒壊等の危険性のある物品の点検と措置
屋内にあるロッカー、パソコン、表示板等の転倒や落下しやすい物品の固定、及 び屋外の落下危険のある看板等の補強措置を講じる。この措置が困難な場合は、警 告措置を行う。
オ 発火、引火及び爆発のおそれのある危険物等の点検と措置
貯蔵又は使用中の危険物や高圧ガスは保管状況を点検し、漏洩防止、転倒防止の 措置を講じ、緊急遮断装置、安全装置等の作動確認を実施する。
(2) 緊急措置
ア 防災資機材等の準備
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地震発生時の防災活動に必要な、応急活動資機材等の準備を行う。
イ 公用車両の確保
公用車両の運行を極力制限し、公用車両を確保する ウ 防災行政無線の点検を実施し、通信手段を確保する。
5 公共施設の点検及び緊急措置
各公共施設の管理者は、各々の施設については前項、「4 庁舎内の点検及び緊急措 置」に準じて必要な対策を行う。
- 272 - 第3 消防、危険物、水防対策【消防本部、建設部】
1 消防対策
消防本部は、次の対応措置を講じる。
(1) 正確な情報の収集及び伝達 (2) 火災、水害等の防除のための警戒 (3) 自主防災組織等の防災活動に対する指導 (4) 活動資機材の点検整備
(5) 火災発生の防止、初期消火等に関する市民、事業所等への広報 (6) 消防団員の招集及び警戒配備
2 危険物対策
消防本部は、危険物製造所等に対し、次の防災措置を指導する。
(1) 転倒、落下、流出拡散防止等の措置
(2) 引火又は混合、混触等による出火の防止措置 (3) 操業の制限又は停止
(4) 火気使用の制限又は禁止 (5) 消防用設備等の点検確認
3 水防対策
建設部は、市の管理する河川施設等の点検を行う。
- 273 - 第4 公共輸送対策
バス会社及びタクシー会社は、(社)埼玉県バス協会、埼玉県タクシー協会及び国土交 通省関東運輸局埼玉運輸支局の指導の下に、地域の実情に応じ可能な限り運行を確保する。
第5 警備、交通対策
1 警備体制【草加警察署】
草加警察署は、東海地震関連情報発表及び警戒宣言が発令された場合は、次の措置を とる。
(1) 警備対策
ア 警備対策の基本方針
東海地震関連情報発表及び警戒宣言発令に伴い、発生が予想される各種警察事象 を未然に防止するため、警備体制を早期に確立するとともに、関係防災機関と緊密 な連携を図り、一体的かつ総合的な活動を推進し、社会混乱の未然防止と人心の安 定を図る。
イ 警備措置
東海地震関連情報発表及び警戒宣言発令に伴い、草加警察署に震災警備本部を設 置するとともに、情報の収集・伝達、住民等に対する広報及び交通規制等、必要な 警備措置をとる。
(2) 交通対策
ア 交通対策の目的
警戒宣言発令時における道路交通の混乱と交通事故の発生を防止し、防災関係機 関等による避難及び緊急輸送の円滑な実施を図るとともに、地震が発生した場合に おける交通対策の迅速かつ的確な実施を図ることを目的とする。
イ 交通対策の内容
警戒宣言が発令された場合は、速やかに警察官を都県境及び主要交差点に配置し、
必要により検問所を設置して、交通整理・誘導、交通情報の提供及び必要な交通規 制等を実施する。
2 道路管理者のとるべき措置【建設部】
草加市は、警戒宣言が発令された際に運転者のとるべき行動について周知徹底を図り、
県公安委員会の定める交通規制計画に協力するとともに、必要に応じ草加警察署と協議 して対策を実施する。また、市が管理する道路について、次の措置をとる。
(1) 危険個所の点検
避難上重要な道路及び緊急輸送道路等の点検を実施する。
(2) 工事中の道路の保安対策
工事中の道路については、工事を中断し、必要な保安対策を実施する。