• 検索結果がありません。

誰もが元気で健康に暮らせること

(1)生涯を通して健康で過ごせる社会をつくる

生活習慣病等の予防のために、県民の健康づくりを積極的に支援するとともに、がん対策を 推進し、県民一人ひとりが長生きしてよかったと実感できる社会を目指します。

こころの健康を支える社会を目指します。

難病患者やその家族の不安や悩みが軽減される社会を目指します。

感染症の発生予防やまん延防止のための対策を推進し、県民の健康被害に対する不安の 解消を目指します。

ロコモティブシンドローム予 防の普及啓発(再掲)

· ロコモティブシンドローム(運動器症候群)予防のため、自宅で簡 単に取り組める自己チェックの方法や運動(ロコトレ)を普及する

「ロコモ予防推進員」のフォローアップ研修会を実施し、この推進 員によるロコモ予防の普及啓発に取り組みました。(フォローアップ 研修会受講者数 220 人、ロコモ予防推進員の活動回数 12,763 回、ロコモ予防推進員が啓発を行った人数延べ 229,694 人)

· ふくおか県政出前講座において、ロコトレ等の方法を指導しまし た。 (7 回 324 人)

· 「健康 21 世紀福岡県大会」、「食と健康推進フォーラム」のイベント や広報誌等を通じた普及啓発を行いました。

生活習慣病の重症化防止 · 糖尿病等の生活習慣病の重症化を防止し、患者のQOLの向上を 図るため、地域における保健と医療の連携体制の整備を進めまし た。(糖尿病対策推進会議開催回数 3 回、各保健所における医 療連携会議開催回数 17 回、研修会開催回数 8 回)

総合健診の実施促進 · 県民の健診受診の利便性の向上を図ることで、受診率向上させる ため、特定健診とがん検診が同時に実施できる体制を整備しまし た。(実施市町村数 56 市町村)

特定保健指導の人材確保・

育成

· 効果的な保健指導の実施を図るため、特定保健指導従事者を対 象とした研修会を開催しました。(研修会 3 回、受講者数 延べ 423 人)

たばこ対策の推進 · 卒煙を希望する人の相談・支援を行う「禁煙相談員」を福岡県薬 剤師会と連携して養成しました。(禁煙相談員数 1,068 人、禁煙 相談員のいる薬局数(卒煙サポート薬局) 761 施設)

· 未成年者の喫煙を防止するため、高校や短大・大学等と連携して 喫煙が健康に及ぼす影響について喫煙防止教育を実施しまし た。(開催回数 13 回 参加者数 1,313 人)

· 多くの方が利用する施設の禁煙化に積極的に取り組んでいる施 設を「福岡県禁煙宣言施設」として登録及び公表し、施設利用者 に明示することで、県民の健康づくりを支援しました。(禁煙宣言施 設数 876 施設)

· 「健康 21 世紀福岡県大会」のイベントや広報誌等を通じた普及啓 発を行いました。

がん対策の推進

がん対策推進計画の推進 · がん検診受診率の更なる向上、がん腫、世代、就労といった患者 それぞれの状況に応じた支援等を進めるため、これまでの「福岡 県がん対策推進計画」に基づく取組みの成果、医療技術の進歩 等の状況を踏まえ、平成30 年 3月に「第3期福岡県がん対策推 進計画」を新たに策定しました。

がん検診受診率向上対策 · 働く世代のがん検診受診率向上を図るため、事業所に「がん検診 推進員」を置き、従業員等に対するがん検診の受診勧奨や啓発 活動の推進を図りました。(働く世代をがんから守るがん検診推進 事業参加登録事業所数 3,220 事業所、がん検診受診促進大会 参加者数 262 人)

に出向いた肺がん検診を実施しました。(北九州市との共同事業 受診者数 32 人、福岡市との共同事業 受診者数 32 人)

がん診療連携拠点病院等の 整備

· 県内 19 か所に整備しているがん診療連携拠点病院、地域がん 診療病院、県指定がん診療拠点病院において、がん診療に携 わる医療従事者に対し、各種研修会への受講を促しました。

がん患者の就労継続に関す る相談支援体制の充実

· がん相談支援センターに、社会保険労務士を「就労支援アドバイ ザー」として派遣し、就労継続に関する相談・支援を強化しました。

(相談件数 延べ 319 件)

肝炎ウイルスの無料検査 · 保健福祉(環境)事務所や指定医療機関において B 型及びC型 肝炎ウイルス検査を無料で実施しました。(受検者数 4,055 人)

肝炎治療費の助成 · 慢性肝炎患者等のインターフェロン治療や核酸アナログ製剤治療 を受けている方に対して、医療費の一部を助成しました。(受給者 証新規交付者数 2,323 人)

肝炎ウイルス陽性者の精密 検査費用の助成

· 肝炎ウイルス陽性者の精密検査の受診促進を図り、肝硬変・肝が ん等への重症化を予防するために、医療機関での初回精密検査 及び定期検査の費用を助成しました。(初回精密検査助成件数 60 件、定期検査助成件数 154 件)

歯科口腔保健の推進

8020運動の普及啓発 · 県民に対する歯科口腔保健に関する正しい知識の普及・啓発の ため、県歯科医師会と連携して街頭啓発イベントや講習会等を実 施しました。(街頭啓発イベント参加者数 41,053 人)

在宅の歯科衛生士の活用支 援

· 地域における歯科口腔保健活動に従事する歯科衛生士を確保す るため、医療機関に従事していない在宅の歯科衛生士について、

登録名簿の作成、就業に係る相談・情報提供、研修を行いまし た。

歯科口腔保健推進計画の 実施

· 「福岡県歯科口腔保健の推進に関する条例」及び「福岡県歯科口 腔保健推進計画~歯っぴいすこやか推進計画」に基づき、学童 期におけるむし歯予防、事業所従業員の歯周病疾患予防、高齢 者施設における口腔ケアの定着促進に取り組みました。

小学校におけるフッ化物洗 口の実施

· 学童期におけるむし歯予防を推進するため、モデル小学校にお いて、保護者の同意が得られた児童に対し、週1 回のフッ化物洗 口を実施しました。

(こころの健康の保持増進)

こころの健康の推進

精神保健相談 · 保健福祉(環境)事務所及び精神保健福祉センターにおいて、こ ころの病に関する悩み等の精神保健相談を行いました。(相談件 数 保健福祉(環境)事務所 12,146 件、精神保健福祉センター 5,352 件)

摂食障害治療支援センター の運営

· 摂食障害治療支援センターを設置し、患者・家族への専門的相談 支援、県民への普及啓発、医療機関への助言・指導を行いまし た。(精神科病院への出張講習実施件数 8 件)

自殺防止対策・アルコール健康障がい対策の推進

自殺防止総合相談窓口の 設置

· 24時間365日の自殺防止相談窓口として設置している「ふくおか 自殺予防ホットライン」で、電話相談を実施しました。(電話相談件 数 1,849 件)

アルコール健康障がい対策 · 家族や事業者に対するアルコール健康障がいの早期発見や対処 方法等に関する講演会等の開催(参加者数 2,399 人)や、断酒 継続のための自助グループの相談対応力を向上させる研修会の 開催(受講者数 1,056 人)等、アルコール健康障がい支援に取り 組みました。

(難病患者等の支援)

難病患者等への支援の充実

難病相談・支援センターで の相談事業

· 九州大学病院に設置している難病相談・支援センターにおいて、

専任の相談員が入院、在宅ケア、レスパイト入院、療養・日常生活 等に関する相談、就労支援を行いました。

· 小児慢性特定疾病児童とその家族に対して、療養・日常生活や 就労に関する相談等を行いました。(相談件数 2,910 件)

在宅重症難病患者の家族 介護支援(レスパイト支援)

· 在宅で人工呼吸を使用する重症難病患者の家族介護者が休養 等を必要とする時に、患者を一時的に預かる医療機関を確保し、

在宅療養の継続を支援しました。(受け入れ医療機関数 14 か 所)

小児慢性特定疾病児童等レ スパイト支援

· 人工呼吸器装着等の小児慢性特定疾病児童等の家族看護者が 休養等を必要とする時に、患児を一時的に預かる医療機関を確保 し、地域で安心して療養生活を送ることができるよう支援しました。

(感染症による健康被害の防止)

感染症の発生予防・まん延防止対策の充実

感 染 症 指 定 医 療 機 関 の 機 能充実

· 感染症患者を受け入れるため、感染症病床(施設整備、陰圧 装置等)を整備しました。(感染症病床数 福岡ブロック 24 床、北九州ブロック 16 床、筑豊ブロック 8 床、筑後ブロッ ク 18 床)

抗 イ ン フ ル エ ン ザ ウ イ ル ス薬の備蓄

· 新型インフルエンザの発生に備え、抗インフルエンザウイル ス薬を備蓄しました。

結核、HIV等の感染症対策 · 結核、HIV をはじめとする様々な感染症の発生予防及びまん延 防止を図るため、退院後の結核患者に対する保健師の訪問に よる服薬支援、啓発イベント期間に合わせた夜間休日におけ る HIV 抗体検査等を行いました。