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設計運用のための標準

ドキュメント内 「本人認証の現状に関する調査報告書」 (ページ 197-200)

3 認証技術の標準化動向

3.6. バイオメトリクス認証

3.6.4 設計運用のための標準

の項目について触れている。

セキュリティターゲット(ST) 及びプロテクションプロファイル(PP) の 評価

EAL (Evaluation Assurance Level) 要求 BioAPI、CBEFF、X9.84準拠要求

ユーザー・管理者に対するドキュメントの整備要求 テスト結果の明示要求

脆弱性の明示要求

第3章はTesting and Analysis で、テストと分析時に考慮すべき以下の事項 について記述されている。

環境のテスト

FARに基づく機能強度評価 統計的性能テスト

脆弱性のテスト

X9.84 は、銀行の顧客及び従業員の識別と認証を目的とするバイオメトリク ス認証技術を利用する際の、バイオメトリクス情報の管理方法やセキュリティ の要求事項を明確にし、要求を満たすための技術を規定している。尚、登録者 のプライバシー問題の対策やバイオメトリクス情報の帰属先については規定し ていない。

バイオメトリクス情報のライフサイクル18は、初期登録、伝送、格納、運用 (1対1認証、1対N認証)、更新、廃棄の各ステージから構成される(図 3-57)。 そして、ステージ毎に要求される管理方法やセキュリティの条件は異なる。

X9.84で記述された要求事項をまとめ、表 3-23に示す。

X9.84では、各ステージ共通で要求されている3つの条件を満たすために、

ASN.1を利用してデータフォーマットを定義している。図 3-59に示すように、

4つのモード(プロテクトなし、完全性保証、暗号化、完全性保証+暗号化)があ る。このデータフォーマットは、リエゾン関係にあるCBEFFと互換性を保持 している。図 3-59の4つのモードのうち、実際にX9.84の要求を満たすため には、図 3-59の(b)又は(d)によって、完全性が保証されたフォーマットの利用 が求められる。

これらの要求事項を満たすため、暗号機構や物理的プロテクト機構の技術を 利用し、これらの技術についても要求項目がある(表 3-24)。

運用 格納

初期登録

11認証

1N認証

再登録 更新

バックアップ 廃棄

トークン データベース

:伝送

図  3‑ 57  バイオメトリクス情報のライフサイクル 

18 登録によりバイオメトリクスデータが作成されてから最終的にデータが処分されるまでの過程のこと。

表  3‑ 23    X9. 84 の要求事項 

対象

No. 要求事項 種別

1 必須 2 必須 3 選択 4 必須

5 必須 6 必須

7

2 3

必須

8

必須

FMR 0.01%以 (4FMRが0.01%程) 必須 9

FMR 0.001%以 推奨

10 FNMREER 必須 11 考慮

12

使 いFMR(0.0001%程)と

推奨

13

1対1認 (特使)

選択

14

必須

15 選択

16 選択

17 (法)有 推奨 18 Biometric Validation Control Objectives使 推奨

19 Event Journal(ロ)使 推奨

ドキュメント内 「本人認証の現状に関する調査報告書」 (ページ 197-200)