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データフォーマット

ドキュメント内 「本人認証の現状に関する調査報告書」 (ページ 179-183)

3 認証技術の標準化動向

3.6. バイオメトリクス認証

3.6.2 互換性確保のための標準

3.6.2.2 データフォーマット

呼ばれ、NISTIR 6529ではFormat AからFormat Cまでがあり(表 3-22参照)、 Format B (BioAPI BIR、 3.6.2.1(a)参照)とFormat C (X9.84 Biometric Object、 3.6.4.1参照)にはヘッダーのマッピング表が用意されている。また、CBEFFの パトロンフォーマットを利用している組織団体はCBEFFクライアントと呼ば れる。

バイオメトリクス情報格納ブロック (BSMB)

ヘッダー (SBH)

署名ブロック (SB)

図  3‑ 38  CBEFF のデータ構成  表  3‑ 21    CBEFF  ヘッダー構造   

ールド 種別 内容

SBH Security Options 必須 暗号化、完全性保証(署名、 MAC)の有無

Integrity Options オプショ 署名かMACの指定

CBEFF Header Version オプショ CBEFFヘッダーのバージョン情報

Patron Header Version 必須 パトロンフーマッのヘッダーのバージョン情報 Biometric Type オプショ バイオメス情報の種別 (例:指紋、声、等) Record Data Type オプショ データの種別 (生データ中間データ処理済データ)

Record Purpose オプショ 目的 (登録用、11認証用、1N認証用、等)

Record Data Quality オプショ データの品質

Creation Date オプショ 作成日時

Creator オプショ 作成者

BSMB Format Owner 必須 BSMBを定義した会社や組織団体のID

BSMB Format Type 必須 BSMBを定義した会社や組織団体が規定

表  3‑ 22    パトロンフォーマットの一覧 

フォーマット パトロンフォーマット

Format A CBEFFオリジナル

Format B BioAPI Ver. 1.0 BIR フォーマット

策定団体:BioAPI Consortium

Format C ANSI X9.84 Biometric Object

策定団体:ANSI X9F4金融サービスワーキンググループ

Format D (策定中) スマートカード向け、 ISO/IEC JTC1/SC17 7816-11

課題  標準ファイルフォーマットとして策定された CBEFF であるが、図 3-39に示す NISTIR 6529に記載されているパトロン・クライアントの関係図

を見ると、パトロン間に直接のつながりはない仕様となっている。したがって、

Format Bに準拠していた場合に、Format Cでは直接扱うことができず、再マ ッピングを行う機構を用意する必要がある。

図  3‑ 39  CBEFF、  パトロン、クライアントの関係  ( [ 58]     Fi gur e  2 より引用)  

普及度  NISTIR 6529 に記載されている CBEFF パトロンは、BioAPI と X9.84の2つである。CBEFFクライアントは、IBIAのWEBページから登録 することができ、2003 年 2 月現在、ベンダー23 件、組織団体 4 件の合計 27 件の登録がある6

XCBF (XML Common Biometric Format)

策定経緯  2002年3月、XML関連の標準化団体であるOASISが、バイオ メトリクス情報を容易にインターネット転送できるように、バイオメトリクス 用の標準XMLスキーマを策定するため、XCBF委員会を設立した。2002年8

6最新の情報は、IBIA CBEFF Registrations http://www.ibia.org/cbeffregistration.htm で参照可能。

月 に は 初 版 を リ リ ー ス し 、X9.84 の 改 訂 を 働 き か け(注 : ド ラ フ ト で は 、 X9.84-2002又はX9.84-2003をリファレンスしている。2003年2月現在、X9.84 も改訂のための投票中である)、2003 年1月、委員会仕様が完成した。現在、

OASIS規格として投票中である。

概要 

XCBF[59] は、CBEFFで規定されているパトロンフォーマット(BioAPI BIR、 X9.84 Biometric Object。表 3-22参照)に準拠してエンコードした、XMLの共 通セットを定義したものである。実際には X9.84で定義された ASN.1 スキー マからマークアップ言語を定義している。そのため、BioAPI BIR の場合は、

一度 ASN.1 スキーマの Biometric Object に変換してから使用する。また、

CBEFF はバイナリフォーマットであるが、XCBFではテキストとして人が直

接読むことができる形式になっている。

図 3-40 に コ ー デ ィ ン グ 例 を 示 す[119] 。 図 中 の 「 ← フ ィ ー ル ド 名 」 は CBEFFのヘッダー情報(表 3-21)との対応を示したものである。

Fo

Patron Header Version

Record Purpose

Format O

:ヘッダー(開始)

:ヘッダー(終了)

:バイオメトリクス情報格納ブロック(開始)

:バイオメトリクス情報格納ブロック(終了)

Biometric Type

Record Data Type

Record Data Quality

rmat Type wner

図  3‑ 40  コーディング例   

将来はXCBFがCBEFFのパトロンフォーマットとなる予定であり、X9.84

の改訂(X9.84-2003の予定)とも密接にかかわっている模様である。

3.6.3 導入のための標準

ドキュメント内 「本人認証の現状に関する調査報告書」 (ページ 179-183)