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複数 DRAC 5 カードの設定

ドキュメント内 DRAC 5 Version 1.50 ユーザーズガイド (ページ 167-173)

RACADM を使うと、同じプロパティを持つ DRAC 5 カードを 1 枚または複数枚設定できます。グループ ID とオブジェクト ID を使って特定の DRAC 5 カードを照会するとき、RACADM は取得した 情報から racadm.cfg 設定ファイルを作成します。このファイルを DRAC 5 カード 1 枚または複数枚にエクスポートすることで、まったく同じプロパティを持つコントローラを最小限の時間で設定でき ます。

複数の DRAC 5 カードを設定するには、次の手順を実行します。

 

1. RACADM を使って、適切な設定を持つターゲット DRAC 5 をクエリします。

コマンドプロンプトを開いて、次のように入力します。

racadm getconfig -f myfile.cfg

 

2. テキストエディタを使用して、設定ファイルに変更を加えます(省略可能)。

 

3. 新しい設定ファイルを使って、ターゲット RAC を変更します。

コマンドプロンプトで、次のように入力します。

racadm getconfig -f myfile.cfg  

4. 設定されたターゲット RAC をリセットします。

コマンドプロンプトで、次のように入力します。

racadm reset

getconfig -f racadm.cfg サブコマンドは DRAC 5 の設定を要求し、racadm.cfg ファイルを生成します。必要に応じて、ファイルに別の名前を付けることもできます。

getconfig コマンドを使用すると、次のような操作ができます。

l  グループのすべての設定プロパティを表示する(グループ名とインデックスで指定)

sslcertupload DRAC 5 で CA 証明書またはサーバ証明書をアップロードします。

sslcertdownload CA 証明書をダウンロードします。

sslcertview DRAC 5 で CA 証明書またはサーバ証明書を表示します。

testemail 電子メールの設定をチェックするには、DRAC 5 に DRAC 5 NIC 経由でテスト電子メールを送信させます。

testtrap トラップの設定をチェックするには、DRAC 5 に DRAC 5 NIC 経由でテスト SNMP トラップを送信させます。

vmdisconnect 仮想メディア接続を強制終了します。

vmkey 仮想フラッシュサイズをデフォルトサイズ (16 MB) に戻します。

メ モ: 一部の設定ファイルには固有の DRAC 5 情報(静的 IP アドレスなど)が含まれているので、そのファイルを他の DRAC 5 カードにエクスポートする前に、その情報を変更する必要があ ります。

メ モ: 生成された .cfg ファイルにはユーザーパスワードは含まれていません。

メ モ: getconfig -f を使った RAC 設定のファイルへのリダイレクトは、ローカルまたはリモート RACADM インタフェースでのみサポートされています。

l  ユーザーのすべての設定プロパティをユーザー名別に表示する

config サブコマンドは情報を他の DRAC 5 にロードします。 config を使用して、ユーザーとパスワードのデータベースを Server Administrator と同期させます。

初期設定ファイルの rracadm.cfg, はユーザーが命名します。次の例では、設定ファイルの名前は myfile.cfg です。このファイルを作成するには、コマンドプロンプトで次のように入力します。

racadm getconfig -f myfile.cfg  

 

DRAC 5 設 定ファイルの作 成

DRAC 5 設定ファイル <ファイル名>.cfg は、racadm config -f <filename>.cfg コマンドと一緒に使用されます。この設定ファイルを使って設定ファイルを作成し(.ini ファイルと同様)、この ファイルから DRAC 5 を設定することができます。ファイル名は自由に指定でき、最後に .cfg を付ける必要もありません(ただし、この項ではその命名法を使用しています)。

.cfg ファイルの扱いは次のとおりです。

l  作成する

l  racadm getconfig -f <ファイル名>.cfg コマンドで取得する l  racadm getconfig -f <filename>.cfg コマンドで取得してから編集する

.cfg ファイルは、最初に解析が行われ、有効なグループとオブジェクト名があるかどうか、いくつかの単純な構文規則が守られているかどうかが検証されます。エラーはエラーが検出された行番号でフ ラグ指定され、その問題を説明した簡単なメッセージがあります。ファイル全体の正確性について解析され、すべてのエラーが表示されます。エラーが ..cfg ファイルで見つかっても、DRAC/MC には 書き込まれません。設定する前に、すべてのエラーを訂正する必要があります。-c オプションは config サブコマンドで使用できます。これは構文のみを検証し、DRAC/MC への書き込みを行いませ ん

.cfg ファイルを作成するときは、次のガイドラインに従ってください。

l  パーサーが索引付けされたグループを見つけた場合、これはさまざまな索引との差を表すアンカー付きオブジェクトの値です。

パーサーは、DRAC/MC からそのグループのすべてのインデックスを読み取ります。そのグループ内のオブジェクトはすべて、DRAC 5 を設定したときに簡単な変更が加えられたものです。変 更されたオブジェクトが新しいインデックスを表す場合、設定中にその DRAC 5 のインデックスが作成されます。

l  .cfg ファイルでは、インデックスを選択して指定することはできません。

索引は作成と削除が繰り返されるため、グループは次第に使用と未使用の索引で断片化してくる可能性があります。インデックスが存在する場合は、変更されます。索引が存在しない場合は、

最初に使用できる索引が使用されます。この方法では、管理されているすべての RAC 間で索引を正確に一致させる必要のない場合に、索引付きエントリを追加できるという柔軟性が得られま す。新しいユーザーは、最初に使用可能な索引に追加されます。DRAC で正しく解析および実行される .cfg ファイルは、すべてのインデックスがいっぱいで、新しいユーザーが追加される場 合、正しく実行されない場合があります。

l  まったく同じプロパティを持つすべての DRAC 5 カードの設定には、racresetcfg サブコマンドを使います。

racresetcfg サブコマンドを使って DRAC 5 を元のデフォルトに戻し、racadm config -f <ファイル名>.cfg を実行します。 command..cfg ファイルにすべての必要オブジェクト、ユ ーザー、インデックス、およびその他のパラメータが入っていることを確認します。

 

 

構文解析規則

l  「#」で始まる行はすべてコメントとして扱われます。

コメント行は一列目から記述する必要があります。その他の列にある「#」の文字は単に # という文字として扱われます。

一部のモデムパラメータでは # をその文字列内に含むことができます。エスケープ文字は必要ありません。.cfg を racadm getconfig -f <ファイル名>.cfg コマンドから生成し、エスケ ープ文字を追加せずに racadm config -f <ファイル名>.cfg コマンドを別の DRAC 5 に実行することをお勧めします。

例:

#

# これはコメントです。

[cfgUserAdmin]

cfgUserAdminPageModemInitString=<Modem init # not a comment>

l  すべてのグループエントリは [ と ] の文字で囲む必要があります。

グループ名を示す開始の [ 文字は一列目になければなりません。このグループ名は、そのグループ内の他のオブジェクトよりも前に指定する必要があります。関連するグループ名が含まれて いないオブジェクトは、エラーを生成します。設定データは「DRAC 5 プロパティデータベースのグループとオブジェクトの定義」で定義されているようにグループに分類されます。

次に、グループ名、オブジェクト、およびオブジェクトのプロパティ値の使用例を示します。

注 意: こ の フ ァ イ ル は テ キ ス ト エ デ ィ タ で編 集することをお勧め し ま す。racadm ユ ー テ ィ リ テ ィ が使 用す る ASCII テ キ ス ト パ ー サ ー は、フ ォ ー マ ッ ト を認 識せ ず RACADM デ ー タ ベ ー ス を破壊す る可 能 性が あ り ま す。

メ モ: getconfig コマンドの詳細については、「getconfig」を参照してください。

注 意: racresetcfg サブコマンドを使 用す る と、デ ー タ ベ ー ス と DRAC 5 NIC は最 初の デ フ ォ ル ト設 定にリセットされ、す べ て の ユ ー ザ ー と ユ ー ザ ー設 定が削 除さ れ ま す。

root (ル ー ト)ユ ー ザ ー は使 用 可 能で す が、そ の他の ユ ー ザ ー の設 定も デ フ ォ ル ト に リ セ ッ ト さ れ ま す。

例:

[cfgLanNetworking] -{グループ名}

cfgNicIpAddress=143.154.133.121 {オブジェクト名}

l  すべてのパラメータは、「object(オブジェクト)」、「=」、または「value(値)」の間に空白を入れずに「object=value」のペアとして指定されます。

値の後にあるスペースは無視されます。値の文字列内にあるスペースは変更されません。'=' の右側の文字はそのまま使用されます(例:2 番目の '='、または '#'、'['、']'、など)。これらの文 字は、有効なモデムチャットスクリプト文字です。

上記の例を参照してください。

l  .cfg パーサーはインデックスオブジェクトエントリを無視します。

ユーザーは、使用する索引を指定できません。索引がすでに存在する場合は、それが使用されます。索引がない場合は、そのグループで最初に使用可能な索引に新しいエントリが作成されま す。

racadm getconfig -f <ファイル名>.cfg コマンドは、インデックスオブジェクトの前にコメントを配置するため、ユーザーは使用されているコメントをここで参照できます。

l  インデックスグループの行は、.cfg ファイルからは削除できません。

次のコマンドを使用して、手動で索引オブジェクトを削除する必要があります。

racadm config -g <グループ名> -o <オブジェクト名> -i <インデックス 1 ~ 16> ""

索引付きグループの内容を表示するには、次のコマンドを使用します。

racadm getconfig -g <グループ名> -i <インデックス 1 ~ 16>

l  インデックス付きグループの場合、オブジェクトアンカーは "[ ]" の組み合わせの後に出現する最初のオブジェクトでなければなりません。次は、現在の索引付きグループの例です。

[cfgUserAdmin]

cfgUserAdminUserName=<ユーザー名>

racadm getconfig -f <myexample>.cfg と入力すると、このコマンドは .cfg ファイルを現在の DRAC 5 設定にバインドします。この設定ファイルは、固有の .cfg ファイルの使用例ま たは開始点として利用できます。

 

DRAC 5 IP アドレスの変更

設定ファイルで DRAC 5 IP アドレスを変更するとき、不要な <変数>=値エントリをすべて削除します。IP アドレスの変更に関する <値>=値 エントリを含む実際の変数グループのラベルと "[" と

"]" だけが残ります。

例:

#

# オブジェクトグループ"cfgLanNetworking"

#

[cfgLanNetworking]

cfgNicIpAddress=10.35.10.110 cfgNicGateway=10.35.10.1 このファイルは次のようにアップデートされます。

#

# オブジェクトグループ"cfgLanNetworking"

#

[cfgLanNetworking]

cfgNicIpAddress=10.35.9.143

# コメント、以下の行は無視されます cfgNicGateway=10.35.9.1

racadm config -f myfile.cfg コマンドは、このファイルを解析して、行番号ごとにエラーを特定します。ファイルが正しければ、該当するエントリがその内容で更新されます。さらに、前の例の getconfig コマンドを使用して、更新を確認できます。

メ モ: 次のコマンドを使用すると、インデックスグループを手動で作成できます。

racadm config -g <グループ名> -o <アンカー付きオブジェクト> -i <インデックス 1 ~ 16> <固有アンカー名>

メ モ: NULL 文字列(2 つの "" 文字)は、DRAC/MC に指定のグループのインデックスを削除するように指示します。

ドキュメント内 DRAC 5 Version 1.50 ユーザーズガイド (ページ 167-173)