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1 脳卒中の再発予防に対する

基本的な考え方

~地域で防ぐ脳卒中~

荒尾市民病院 脳神経内科部長 大嶋俊範

地域における医療と介護のつながりを深める研修会

本日の講演内容

・ 当科の紹介

・ 脳卒中の総論

・ 脳卒中の症状

・ 脳卒中の治療の流れ

・ 脳卒中予防の重要性

荒尾市民病院脳神経内科の紹介

こんな症状があれば 脳神経内科を 受診してください

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→ 整形外科

→ 耳鼻咽喉科

→ 眼科

→ 整形外科

→ 耳鼻咽喉科

→ 精神科

→ 脳神経外科

→ 小児科

→ 耳鼻咽喉科

→ 精神科

→ 脳神経外科、整形外科など

脳神経内科で診る病気

脳卒中

てんかん

認知症

神経感染症(髄膜炎、脳炎)

神経変性疾患(パーキンソン病など)

末梢神経疾患 (ギランバレー症候群など)

自己免疫疾患(重症筋無力症など)

脱髄疾患(多発性硬化症など)

筋疾患 (筋炎など)

頭痛、めまい、不眠症 など

脳神経内科で扱う病気の特徴

頭痛: 4000万人 認知症: 500万人 脳卒中: 270万人 てんかん: 100万人 めまい

しびれ 不眠症

パーキンソン病:50万人 糖尿病性神経障害:

50~100万人

神経難病 (希少疾患) ALS、FAP 多発性硬化症 筋ジストロフィー 遺伝性神経病 プリオン病

よくある病気 100万人以上

まれな病気 1~5万人

★ 神経内科は救急から難病ケアまで広範囲

★ 荒尾市民病院でもすべての神経疾患に対応!!

脳卒中の総論

脳の血管が急に破れたり、詰まったりして脳の血液の循環 に障害をきたし,様々な症状を起こす病気

脳卒中 (脳血管障害) とは

脳卒中 = 脳の血管に起こる病気

卒然として中 (あた) る

つい今まで元気だったのに・・・

頭蓋骨

血栓 くも膜

脳梗塞 脳出血

くも膜下出血 監修:日本脳卒中協会

脳卒中の2つのタイプ

一過性脳虚血発作

脳卒中

血管が破れるタイプ 血管が詰まるタイプ

脳梗塞 脳出血 くも膜下出血

心原性 脳塞栓症 ラクナ梗塞 アテローム

血栓性脳梗塞

監修:日本脳卒中協会

脳梗塞の原因

最大の要因は

動脈硬化

アテローム硬化

血栓 高血圧 喫煙

脂質異常症 糖尿病

ラクナ梗塞 アテローム血栓性脳梗塞

頭蓋骨

血栓 くも膜

脳梗塞 これらの因子の

コントロールが重要

監修:日本脳卒中協会

心原性脳塞栓症

脳梗塞のもうひとつの原因

最大の要因は

心臓や大動脈に できた血栓など

心房細動

不整脈など 心疾患

心筋症

心臓弁膜症 洞不全症候群

頭蓋骨

血栓 くも膜 脳梗塞

抗凝固薬を使用する 選択が重要

監修:日本脳卒中協会

脳出血

脳出血の主な原因

最大の要因は

高血圧

動脈壊死

他の原因 脳動静脈奇形 もやもや病 など

過度の飲酒

もリスクです

頭蓋骨

くも膜 脳出血

監修:日本脳卒中協会

降圧が重要

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くも膜下出血

くも膜下出血の原因

最大の要因は

動脈瘤

脳動脈瘤

高血圧 喫煙 過度の飲酒

もリスクです

他の原因 脳動静脈の奇形 など 頭蓋骨

くも膜

くも膜下出血

瘤の発見と降圧が重要

監修:日本脳卒中協会

脳卒中では死ななくなってきました

主要疾患別死亡率の年次推移

厚生労働省: 平成28年(2016年)人口動態統計より作図 1955 ’60 ’65 ’70 ’75 ’80 ’85 ’90 ’95 2000 ’05 ’10 ’16 (年) 300

250

200

150

100

50

0

10

脳血管疾患

悪性新生物

心疾患

肺炎 不慮の事故

自殺

298.3

158.4

87.4 95.4

30.6 16.8

■要介護度5の主な原因

厚生労働省: 平成28年(2016年) 国民生活基礎調査より作図

脳卒中は寝たきりの原因となります

脳血管疾患

(脳卒中)

34.5%

認知症 23.7%

高齢 による衰弱

8.7%

その他

骨折,転倒 7.6%

脳血管疾患

(脳卒中)

30.8%

その他

高齢による衰弱

6.7% 認知症

20.4%

骨折、転倒 10.2%

脳卒中死亡の内訳

厚生労働省: 平成27年(2015年)人口動態統計より作図

脳卒中の主役は脳出血から脳梗塞へ

1960年

脳出血 76.8%

脳梗塞 13.3%

くも膜下出血 2.4%

その他 7.5%

脳出血 28.6%

その他 2.5%

くも膜下出血 11.2%

2015年

脳梗塞 57.7%

脳卒中の予防が大事

起こったら、早期発見、早期治療が大事

まずは、脳卒中の発症に気づき、

早く病院を受診しましょう。

脳卒中の症状を知ることが大切 できるだけ寝たきりにならないために

脳卒中の症状

脳卒中の発症をチェックする方法

FAST(早い)テスト ① Face: 顔のまひ ② Arm: 腕のまひ ③ Speech: 言葉の障害 ④ Time: すぐ受診

チーズと言って下さい 笑って下さいなど ↓

片側の口角が 上がらない

(しわが出ない)

①Face:顔のまひ

手のひらを上にして 両手を前に伸ばして ください。

10秒のうちに

手のひらが内側になる 片腕が下がってくる

②Arm:腕のまひ

『今日は天気が良い』

などと言ってもらう。

↓ 言葉が出ない 言葉が理解できない 呂律が回らない

③Speech:言葉の障害

①~③のチェックで、急にできないことが 1つでもあれば、すぐに病院に行きましょう

遠慮はいりません。

その症状は脳卒中かも しれません。

そして、症状が治った場合も 受診が必要です。

Time:すぐ受診 一過性脳虚血発作(TIA)

軽い症状と見過ごしてはいけない危険な発作

本格的な脳梗塞の前触れとなる

TIAを起こすと3ヵ月以内に6人に1人が脳梗塞を発症 するが、その半数が48時間以内である

脳梗塞と同様の症状が短時間(通常は30分以内)

続いて自然に消失する

TIAと診断したら、入院の上、脳梗塞に準じた治療を行い、

脳梗塞が生じるのを予防していきます。

監修:日本脳卒中協会

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