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能動的状態取得

ドキュメント内 修 士 論 文 (ページ 60-64)

第 5 章 状態制御取得方法

5.3 能動的状態取得

用信号を付加し,状態取得を行う.識別用信号の入力には,RFモジュレータ・FMモジュ レータ,信号のフィルタリングを行う方法が挙げられる.以下にフィルタを用いてノイズ を付加した場合のチャネル識別の処理手順を示す.

1. 通常視聴しているmチャネルの情報を持つ信号を,チャネル数分だけ用意したフィ ルタで,信号のフィルタリングを行い,m-1チャネル(BEF),または1チャネル

(BPF)の情報を持つ信号へ,処理ユニットで制御を行う切替器を用いて,次々に フィルタの切りかえを行う.

2. 処理ユニットは,LDのAV出力などからアナログ信号の処理を行い,発生するノイ ズを検出する.

3. BPFの場合,複数のフィルタの切りかえを行ったときに,ホワイトノイズではない

チャネルが視聴チャネルとなる.

フィルタにより発生するノイズを用いた状態取得では,テープ切れなどの内部遷移への 対応は不可能であり,カメラ映像やAV出力信号の処理による状態取得を行う必要がある.

ノイズ識別

処理ユニットにおいて,観測関連デバイスを用いて取得した画像の認識処理を行う際,

ノイズ有り・なしの画像の判別を行う手法として,画像をフーリエ変換し画像の周波数 特性を作り,その特性グラフを1次関数近似し傾きを見る方法が考えられる.画像を2次 元のFFTにかけて周波数特性を見ると,クリア画像では低周波側でコントラストが高く,

ノイズ画像では高周波ほどコントラストが高い特性を持っており,このような特性の違い を利用して,ノイズ画像を識別する.

画像f(i, j)のフーリエ変換F(u, v)のパワースペクトルは,

P(u, v) =|F(u, v)|2

となり,これは,空間周波数(u, v)の強度を表す.そして,特徴を計算するためには,P(u, v) を極座標形式で表してP(r, θ)として,P(r)を求める.P(r)はパワースペクトル空間にお いて,原点を中心とした円形の領域のエネルギーの和を表している.

P(r) =

X θ=0

P(r, θ)

本研究では,P(r)のグラフの特徴を利用してノイズ識別を行う.

ノイズ画像処理例

図 5.8: 源画像(クリア画像) 図 5.9: FFT後

図 5.10: 源画増(ノイズ画像) 図 5.11: FFT後

2. 領域を変換する.そうすると,四隅が高周波,中心が低周波にすると中心から半径 の距離がそのまま周波数になる.

図 5.12: 変換前 図 5.13: 変換後

図 5.14: 変換前 図 5.15: 変換後

図 5.16: 領域変換

3. 同じ距離にあるデータを積分して,それをその周波数のコントラストとし,横軸を 周波数(半径),縦軸をコントラストという特性グラフを作成する.

4. ホワイトノイズのような映像だと,グラフは,右上がりの直線または曲線になるの で,特性グラフを1次関数近似し,その傾きを見る.

図 5.17: 特性グラフ

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