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本論文のまとめ

ドキュメント内 修 士 論 文 (ページ 96-103)

第 8 章 終わりに

8.2 本論文のまとめ

本研究では,ネットワーク接続機能を備えてない既存の家電機器であるLegacyDevice をネットワーク家電と同様に扱うための,有限状態機械を用いたLegacyDeviceの管理方 法と,種々のセンサや識別用信号を用いたLegacyDeviceの状態の取得方法の提案を行い,

これを実現するためのホームネットワークシステムの設計,実装,評価を行った.本研究 では,赤外線制御が可能な従来の家電機器を対象としており,ネットワーク家電のみを対 象とした既存のホームネットワーク規格を構築する際にネックとなる機器の買い換えが必 要ない.

本研究では,LegacyDeviceを複数の部分状態機械からなる複合状態機械ととらえ,状 態機械に対する入力である赤外線信号や温度・湿度などの捕捉を行うセンサを設置する

た遷移表をあらかじめ複数種類定義することで,自動遷移表書換シーケンスの実行時間の 長大化を防止し,機器導入の際の労力を軽減する.

実装されたシステムを用いて,提案するモデル化手法によって実機の状態と機器の機能 をモデル化した部分状態機械の状態が一致していることを確認し,自動遷移表書換シー ケンスの実行により,依存性を除去した状態遷移表が作成されたことを示した.また,試 作したフィルタを用いて実際のTV画像を用いてノイズ識別を行い,機器,メーカによら ない状態取得が可能なことを示した.さらに,提案するシステムの状態変更や制御にかか る処理時間を測定し,十分なパフォーマンスを持つこと示した.最後に本システムと既存 のホームネットワーク規格で実現可能なサービス比較を行い,本システムの優位性を示 した.

謝辞

本研究を進めるにあたり,終始熱心な御指導,御鞭撻を賜りました指導教官である丹康 雄助教授に深く感謝致します.

また,中田潤也氏と牧野義樹氏をはじめとする丹研究室の皆様に感謝致します.特に,

同じ研究グループ(家電班)として多方面にわたって相談に乗って頂いた浜本賢一氏に感 謝致します.また,あらゆる形でご協力をいただき,励まし合ってきた白井研究室仮配属 の皆様には深い感謝の意を示します

最後に,私を支えてくれた多くの友人,そして家族に感謝し,謝辞と致します.

参考文献

[1] 松崎 寛之,丹 康雄, レガシーデバイスによるホームネットワーク構築のためのAV 機器状態取得方法の提案 , 平成16年度電気関係学会北陸支部連合大会.

[2] 浜本 賢一, ホームネットワーク規格との接続性を考慮したLegacyDeviceホームネッ トワークの構築に関する研究 北陸先端科学技術大学院大学修士論文, 2004.

[3] 浜本 賢一,丹 康雄, 各種ホームネットワーク規格との接続性を考慮したLegacyDevice ホームネットワークの構築に関する研究 平成16年度電気関係学会北陸支部連合大会.

[4] 丹 康雄 監修,宅内情報通信・放送高度化フォーラム 編, ユビキタス技術 ホームネッ トワークと情報家電, オーム社,2004.

[5] 石井 智康, LegacyDeviceを中心としたホームネットワークに関する研究 北陸先端 科学技術大学院大学修士論文, 2002.

[6] HAVi, http://www.havi.org

[7] ECHONET, ”ECHONET CONSORTIMU”,http://www.echonet.gr.jp

[8] AV/C Digital Interface Command Set General Specification version 2.0.1 ,1998.

[9] 松井 邦彦, センサ応用回路の設計・製作, CQ出版社,1990.

[10] 遠坂 俊昭, PLL回路の設計と応用―ループ・フィルタ定数の算出方法とその検証, CQ 出版, 2003.

[11] LCフィルタの設計&製作, 森 栄二, CQ出版, 2001.

[12] 日本放送協会編 NHKカラーテレビ受信技術, 日本放送協会出版協会,1979.

[13] 森 英二, マイクロウェーブ技術入門講座, CQ出版社,2003.

[14] 田村 秀行, コンピュータ画像処理入門, 総研出版,1985.

[15] 長尾 智晴, 安居院 猛, 画像の処理と認識, 昭晃堂,1992.

[17] Tomcatworks,http://www.interline.or.jp/ tomcat/index2.html [18] トランジスタ技術11月号, CQ出版社, 1996.

[19] トランジスタ技術11月号, CQ出版社, 1997.

[20] トランジスタ技術7月号, CQ出版社, 2004.

[21] トランジスタ技術10月号, CQ出版社, 2004.

付 録 A 電源コントローラ

TTLレベルの信号で,AC電源をON/OFFするSSR(ソリッドステートリレー)を使っ たコントローラを実装した.フォトトライアックによって,制御入力側と出力側は完全に アイソレートされており,ノイズの発生は最小となる.入力電圧DC3v〜8vで作動する.

図 A.1: 回路図

使用した部品の簡単な仕様を以下に示す.

MOC3041M(フォトトライアック)

ゼロクロス(交流電圧が0VのときON/OFF)

入力(制御)電圧DC3〜8V(max24v)

8pinDIP(ANODE/CATHODE/NC/MAINTERM/NC/MAINTERM)

TMG20C60F(トライアック)

20Aまでコントロール(トライアック温度40度以下)

図 A.2: 実装の様子

付 録 B 回路

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