• 検索結果がありません。

肝炎ウイルス

ドキュメント内 2021_臨床検査案内.indb (ページ 93-96)

生化学用スピッツ

1

生化学用スピッツ  容量 9mL

血清分離剤 

〈主成分〉 

高度精製ポリオレフィン系液状高分子 

〈凝固促進剤〉 

高純度微粉末シリカ 

・生化学的検査 

総蛋白、尿酸、クレアチニン、Na、Cl、K、Ca、鉄、

AST、ALT、蛋白分画等 

・内分泌検査  T、T4、LH、FSH、プロラクチン等 

・血清学的検査 

ASO、CRP、RF定量、梅毒検査、lgE、α-フェトプロ テイン、CEA、HBs抗原、HBs抗体、 

HCV抗体、HIV-抗原・抗体等  内容物 

検査項目 

3

血球計算用スピッツ  採血量 2mL

EDTA-2K 

白血球数  赤血球数  ヘモグロビン  ヘマトクリット  血小板数  網赤血球数  血液像  血液型等  内容物 

検査項目 

1

生化学用スピッツ  容量 10mL

・生化学的検査 

総蛋白、尿酸、クレアチニン、Na、Cl、K、Ca、鉄、

AST、ALT、蛋白分画、薬物等 

・内分泌検査  T、T4、LH、FSH、プロラクチン等 

・血清学的検査 

ASO、CRP、RF定量、梅毒検査、lgE、α-フェトプロ テイン、CEA、HBs抗原、HBs抗体、 

HCV抗体、HIV-抗原・抗体等  内容物 

検査項目 

6

EDTA-2Na入りスピッツ 採血量 7mL と5mL

EDTA-2Na

レニン活性  アンギオテンシン1、 ACTH  血中カテコールアミン  BNP等  抗利尿ホルモン 

(ADH、バゾプレシン) 

内容物 

検査項目 

1

生化学用スピッツ  容量 9mL

血清分離剤 

〈主成分〉 

高度精製ポリオレフィン系液状高分子 

〈凝固促進剤〉 

高純度微粉末シリカ 

・生化学的検査 

総蛋白、尿酸、クレアチニン、Na、Cl、K、Ca、鉄、

AST、ALT、蛋白分画等 

・内分泌検査  T、T4、LH、FSH、プロラクチン等 

・血清学的検査 

ASO、CRP、RF定量、梅毒検査、lgE、α-フェトプロ テイン、CEA、HBs抗原、HBs抗体、 

HCV抗体、HIV-抗原・抗体等  内容物 

検査項目 

2

血糖用スピッツ  採血量 2mL

フッ化Na+ヘパリンNa

血糖  ヘモグロビンA1c  内容物 

検査項目 

4

凝固検査用スピッツ 

3.2%クエン酸ナトリウム液 

(0.2mL) 

プロトロンビン時間 

活性化部分トロンボプラスチン時間  トロンボテスト 

ヘパプラスチンテスト  フィブリノゲン  血中FDP、Dダイマー  ループスアンチコアグラント  内容物 

検査項目 

5

赤沈用(血沈用)スピッツ  採血量 2.4mL

3.8%クエン酸ナトリウム液  0.6mL

赤沈 

(血沈) 

内容物 

検査項目 

採血量 1.8mL

専用容器一覧

17

真空採血管 真空採血管

分離剤なし

真空採血管 7mL 5mL

1

生化学用スピッツ  容量 9mL

血清分離剤 

〈主成分〉 

高度精製ポリオレフィン系液状高分子 

〈凝固促進剤〉 

高純度微粉末シリカ 

・生化学的検査 

総蛋白、尿酸、クレアチニン、Na、Cl、K、Ca、鉄、

AST、ALT、蛋白分画等 

・内分泌検査  T、T4、LH、FSH、プロラクチン等 

・血清学的検査 

ASO、CRP、RF定量、梅毒検査、lgE、α-フェトプロ テイン、CEA、HBs抗原、HBs抗体、 

HCV抗体、HIV-抗原・抗体等  内容物 

検査項目 

3

血球計算用スピッツ  採血量 2mL

EDTA-2K 

白血球数  赤血球数  ヘモグロビン  ヘマトクリット  血小板数  網赤血球数  血液像 血液型等  内容物 

検査項目 

1

生化学用スピッツ  容量 10mL

・生化学的検査 

総蛋白、尿酸、クレアチニン、Na、Cl、K、Ca、鉄、

AST、ALT、蛋白分画、薬物等 

・内分泌検査  T、T4、LH、FSH、プロラクチン等 

・血清学的検査 

ASO、CRP、RF定量、梅毒検査、lgE、α-フェトプロ テイン、CEA、HBs抗原、HBs抗体、 

HCV抗体、HIV-抗原・抗体等  内容物 

検査項目 

6

EDTA-2Na入りスピッツ 採血量 7mL と5mL

EDTA-2Na

レニン活性  アンギオテンシン1、 ACTH  血中カテコールアミン  BNP等  抗利尿ホルモン 

(ADH、バゾプレシン) 

内容物 

検査項目 

1

生化学用スピッツ  容量 9mL

血清分離剤 

〈主成分〉 

高度精製ポリオレフィン系液状高分子 

〈凝固促進剤〉 

高純度微粉末シリカ 

・生化学的検査 

総蛋白、尿酸、クレアチニン、Na、Cl、K、Ca、鉄、

AST、ALT、蛋白分画等 

・内分泌検査  T、T4、LH、FSH、プロラクチン等 

・血清学的検査 

ASO、CRP、RF定量、梅毒検査、lgE、α-フェトプロ テイン、CEA、HBs抗原、HBs抗体、 

HCV抗体、HIV-抗原・抗体等  内容物 

検査項目 

2

血糖用スピッツ  採血量 2mL

フッ化Na+ヘパリンNa

血糖  ヘモグロビンA1c  内容物 

検査項目 

4

凝固検査用スピッツ 

3.2%クエン酸ナトリウム液 

(0.2mL) 

プロトロンビン時間 

活性化部分トロンボプラスチン時間  トロンボテスト 

ヘパプラスチンテスト  フィブリノゲン  血中FDP、Dダイマー  ループスアンチコアグラント  内容物 

検査項目 

5

赤沈用(血沈用)スピッツ  採血量 2.4mL

3.8%クエン酸ナトリウム液  0.6mL

赤沈 

(血沈) 

内容物 

検査項目 

採血量 1.8mL

244

専用容器一覧

17

真空採血管 真空採血管

分離剤なし

真空採血管 7mL 5mL

A 型肝炎ウイルス

4406

HA抗体

HA抗体 D013 8

5F350-1430-023-051

血液 2血清 0.5 血清を 冷蔵

〜3 5 A

146 

★ 4 免

※ 1

CLIA 法 1.00 未満陰性 1.00 以上陽性

S/CO

4406

A型肝炎の診断の一助として、またA型肝炎ウイルス(HAウイルス)の疫学的検査として有用性がある。急性A型肝炎はHAウイルスを含む糞 便を介した経口感染をし、2〜6週の潜伏期を経て発症する。発症後早い時期からHA抗体(IgM)が上昇し、続いてHA抗体(IgG)が上昇し 長期間持続する。従って急性A型肝炎の診断にはHA抗体 (IgM ) が有用とされている。HA抗体陽性率は高年齢になるほど高率で、わが国では 40 才以上では約 70% といわれている。

4407

HA-I g M抗体

HA-IM抗体 D013 8

5F350-1432-023-051

血液 2血清 0.5 血清を 冷蔵

〜3 5 A

146 

★ 4 免

※ 1

CLIA 法 0.80 未満陰性 0.80 〜 1.20 保留 1.21 以上陽性     

 S/CO

4407

A型肝炎時、抗HAV抗体は発病初期から出現するが、発病初期の抗体活性はIgMクラスのもので発病後急速に上昇し、1〜2ヶ月高値を保ち急 速に低下し、3ヶ月を過ぎればほとんど陰性化する。IgGクラスの抗体は発病後約1ヶ月後から出現し長年月持続する。従ってA型肝炎の早期診断 にはIgMクラスのHAV抗体(HA-IgM 抗体)の検索がきわめて有用である。

※1.    HA抗体とHA-IgM抗体を同時に測定した場合は、一方の所定点数のみを算定する。

★4  肝炎ウイルス関連検査 包括項目   3項目    290点   4項目    360点   5項目以上  438点

182

6.  血清学的検査 6.  血清学的検査

183

分類 コード 検査項目

保険収載名称 診療報酬区分 JLAC10

容   器 検体量

(mL)

保存 採取条件

備      考

所要 日数

実施料

判断料 検査方法 基準値

(単位)

コード 臨床的意義

肝炎ウイルス

肝炎ウイルス

6 血清学的検査    6.4 肝炎ウイルス 血清学的検査    6.4 肝炎ウイルス 6

B 型肝炎ウイルス

4409

HBs抗原定性・半定量

HBs抗原定性・ 半定量  D013 1 5F016-1411-023-052

血液 2血清 0.5 血清を 冷蔵

1

〜 2

29

免 CLEIA法 (−)

183ページ備考参照

4409

4401

HBs抗原

HBs抗原 D013 3

5F016-1413-023-052

血液 2血清 0.5 血清を 冷蔵

1

〜 2

88

★ 4 免

※ 1

CLEIA法 0.005 未満(−)

183ページ備考参照

lU/mL

4401

4410

HBs抗体定性

HBs抗体定性 D013 2

5F016-1430-023-052

血液 2血清 0.5 血清を 冷蔵

1

〜 2

32

免 CLEIA法 (−) 4410

4402

HBs抗体

HBs抗体 D013 3

5F016-1430-023-052

血液 2血清 0.5 血清を 冷蔵

1

〜 2

88

★ 4 免

※ 1

CLEIA法 10.0 未満(−)

mlU/mL

4402

4408

HBc-I g M抗体

HBc-IM抗体 D013 8

5F018-1432-023-051

血液 2血清 0.5 血清を 冷蔵

〜2 4 C

146 

★ 4 免

※ 2

CLIA法 1.0 未満(−)

S/CO 値

4408

4405

HBc抗体半定量・定量

HBc抗体半定量・定量  D013 6 5F018-1430-023-051

血液 2血清 0.5 血清を 冷蔵

〜2 4 C

137 

★ 4 免

※ 1・2

CLIA法 1.00 未満(−)

10.00 以上の時は 高力価

S/CO 値

4405

4403

HBe抗原

HBe抗原 D013 4

5F019-1410-023-052

血液 2血清 0.5 血清を 冷蔵

1

〜 2

104 

★ 4 免

CLEIA法 1.0 未満(−)

1.0 〜 2.0 未満 判定保留域

index

4403

4404

HBe抗体

HBe抗体 D013 4

5F019-1430-023-052

血液 2血清 0.5 血清を 冷蔵

1

〜 2

104 

★ 4 免

CLEIA法 30 未満

(−)

30 〜 70 判定保留域  

inhibition %

4404

※1.    免疫抑制剤の投与や化学療法を行う患者に対して、B型肝炎の再活性化を考慮し、当該治療開始前にHBs抗原、HBs抗体及びHBc抗体半定量・定量を同時に測定した場合 は、患者1人につきそれぞれ1回に限り算定できる。

※2.   HBc抗体半定量・定量とHBc-IgM抗体を同時に測定した場合は、一方の所定点数を算定する。

★4  肝炎ウイルス関連検査 包括項目   3項目    290点   4項目    360点   5項目以上  438点

HBs抗原(4409、4401)検査に使用しております試薬の添付文書には、重要な基本的注意が記載されております。 

 重要な基本的注意

B型肝炎ウイルス(HBV)感染の診断は、他の免疫測定法と同じく本検査による陽性又は陰性の検査結果のみにより行わず、HBc抗体測定、HBV-DNA定量検査等、他の検査結果及 び臨床経過を考慮して総合的に判断してください。

生化学用スピッツ

1

生化学用スピッツ  容量 9mL

血清分離剤 

〈主成分〉 

高度精製ポリオレフィン系液状高分子 

〈凝固促進剤〉 

高純度微粉末シリカ 

・生化学的検査 

総蛋白、尿酸、クレアチニン、Na、Cl、K、Ca、鉄、

AST、ALT、蛋白分画等 

・内分泌検査  T、T4、LH、FSH、プロラクチン等 

・血清学的検査 

ASO、CRP、RF定量、梅毒検査、lgE、α-フェトプロ テイン、CEA、HBs抗原、HBs抗体、 

HCV抗体、HIV-抗原・抗体等  内容物 

検査項目 

3

血球計算用スピッツ  採血量 2mL

EDTA-2K 

白血球数  赤血球数  ヘモグロビン  ヘマトクリット  血小板数  網赤血球数  血液像  血液型等  内容物 

検査項目 

1

生化学用スピッツ  容量 10mL

・生化学的検査 

総蛋白、尿酸、クレアチニン、Na、Cl、K、Ca、鉄、

AST、ALT、蛋白分画、薬物等 

・内分泌検査  T、T4、LH、FSH、プロラクチン等 

・血清学的検査 

ASO、CRP、RF定量、梅毒検査、lgE、α-フェトプロ テイン、CEA、HBs抗原、HBs抗体、 

HCV抗体、HIV-抗原・抗体等  内容物 

検査項目 

6

EDTA-2Na入りスピッツ 採血量 7mL と5mL

EDTA-2Na

レニン活性  アンギオテンシン1、 ACTH  血中カテコールアミン  BNP等  抗利尿ホルモン 

(ADH、バゾプレシン) 

内容物 

検査項目 

1

生化学用スピッツ  容量 9mL

血清分離剤 

〈主成分〉 

高度精製ポリオレフィン系液状高分子 

〈凝固促進剤〉 

高純度微粉末シリカ 

・生化学的検査 

総蛋白、尿酸、クレアチニン、Na、Cl、K、Ca、鉄、

AST、ALT、蛋白分画等 

・内分泌検査  T、T4、LH、FSH、プロラクチン等 

・血清学的検査 

ASO、CRP、RF定量、梅毒検査、lgE、α-フェトプロ テイン、CEA、HBs抗原、HBs抗体、 

HCV抗体、HIV-抗原・抗体等  内容物 

検査項目 

2

血糖用スピッツ  採血量 2mL

フッ化Na+ヘパリンNa

血糖  ヘモグロビンA1c  内容物 

検査項目 

4

凝固検査用スピッツ 

3.2%クエン酸ナトリウム液 

(0.2mL) 

プロトロンビン時間 

活性化部分トロンボプラスチン時間  トロンボテスト 

ヘパプラスチンテスト  フィブリノゲン  血中FDP、Dダイマー  ループスアンチコアグラント  内容物 

検査項目 

5

赤沈用(血沈用)スピッツ  採血量 2.4mL

3.8%クエン酸ナトリウム液  0.6mL

赤沈 

(血沈) 

内容物 

検査項目 

採血量 1.8mL

専用容器一覧

17

真空採血管 真空採血管

分離剤なし

真空採血管 7mL 5mL

1

生化学用スピッツ  容量 9mL

血清分離剤 

〈主成分〉 

高度精製ポリオレフィン系液状高分子 

〈凝固促進剤〉 

高純度微粉末シリカ 

・生化学的検査 

総蛋白、尿酸、クレアチニン、Na、Cl、K、Ca、鉄、

AST、ALT、蛋白分画等 

・内分泌検査  T、T4、LH、FSH、プロラクチン等 

・血清学的検査 

ASO、CRP、RF定量、梅毒検査、lgE、α-フェトプロ テイン、CEA、HBs抗原、HBs抗体、 

HCV抗体、HIV-抗原・抗体等  内容物 

検査項目 

3

血球計算用スピッツ  採血量 2mL

EDTA-2K 

白血球数  赤血球数  ヘモグロビン  ヘマトクリット  血小板数  網赤血球数  血液像 血液型等  内容物 

検査項目 

1

生化学用スピッツ  容量 10mL

・生化学的検査 

総蛋白、尿酸、クレアチニン、Na、Cl、K、Ca、鉄、

AST、ALT、蛋白分画、薬物等 

・内分泌検査  T、T4、LH、FSH、プロラクチン等 

・血清学的検査 

ASO、CRP、RF定量、梅毒検査、lgE、α-フェトプロ テイン、CEA、HBs抗原、HBs抗体、 

HCV抗体、HIV-抗原・抗体等  内容物 

検査項目 

6

EDTA-2Na入りスピッツ 採血量 7mL と5mL

EDTA-2Na

レニン活性  アンギオテンシン1、 ACTH  血中カテコールアミン  BNP等  抗利尿ホルモン 

(ADH、バゾプレシン) 

内容物 

検査項目 

1

生化学用スピッツ  容量 9mL

血清分離剤 

〈主成分〉 

高度精製ポリオレフィン系液状高分子 

〈凝固促進剤〉 

高純度微粉末シリカ 

・生化学的検査 

総蛋白、尿酸、クレアチニン、Na、Cl、K、Ca、鉄、

AST、ALT、蛋白分画等 

・内分泌検査  T、T4、LH、FSH、プロラクチン等 

・血清学的検査 

ASO、CRP、RF定量、梅毒検査、lgE、α-フェトプロ テイン、CEA、HBs抗原、HBs抗体、 

HCV抗体、HIV-抗原・抗体等  内容物 

検査項目 

2

血糖用スピッツ  採血量 2mL

フッ化Na+ヘパリンNa

血糖  ヘモグロビンA1c  内容物 

検査項目 

4

凝固検査用スピッツ 

3.2%クエン酸ナトリウム液 

(0.2mL) 

プロトロンビン時間 

活性化部分トロンボプラスチン時間  トロンボテスト 

ヘパプラスチンテスト  フィブリノゲン  血中FDP、Dダイマー  ループスアンチコアグラント  内容物 

検査項目 

5

赤沈用(血沈用)スピッツ  採血量 2.4mL

3.8%クエン酸ナトリウム液  0.6mL

赤沈 

(血沈) 

内容物 

検査項目 

採血量 1.8mL

244

専用容器一覧

17

真空採血管 真空採血管

分離剤なし

真空採血管 7mL 5mL

B 型肝炎ウイルス(HBウイルス)はその表面抗原(HBs 抗原)と中心の core 粒子(HBc 抗原)および core の主要構成蛋白の HBe 抗原の 3 種の抗原を有している。

Dane粒子(HBV)

HBs抗原(hepatitis B surface antigen)

HBc抗原(hepatitis B core antigen)

HBe抗原(hepatitis B e antigen)

二重鎖DNA

22nm

小型球形粒子 管状粒子

● HBs 抗原

  HBs 抗原は HB ウイルス感染により過剰に産生されるため血中に小型球形粒子、管状粒子として大量に放出され、これが当初発見された 時オーストラリア抗原と呼ばれていた。HBs 抗原(+)は HB ウイルスに現在感染していることを示す。

● HBs 抗体

 HBs 抗原に対する抗体であることから過去において HB ウイルス感染があり、現在感染防御抗体を獲得していることを示す。

〔備考〕判定基準

項目 判定 (−) (+)

HBs 抗原(CLEIA) 0.005 未満 0.005 以上 IU/mL HBs 抗体(CLEIA) 10.0 未満 10.0 以上 mIU/mL

  注:10.0 mIU/mLは、HBVワクチンの追加接種基準のためのカットオフ値です。

● HBc 抗体

  B 型肝炎の場合、まず HBs 抗原が検出され(発病 2 〜 4 週前から次第に上昇し、2 〜 3 ヶ月で陰性化する)、少し遅れて(発病後 1 〜 2 ヶ 月)HBc 抗体の上昇がみられ長く持続する。殊に HB ウイルス・キャリア(慢性感染)では高抗体価を示す。

● HBe 抗原・HBe 抗体

  HBe 抗原は HB ウイルスの感染性のマーカーで HBe 抗原陽性者の血液は極めて感染力が強い。殊にキャリアのうち、HBe 抗原陽性の母 親からの母児間感染では出産児がほぼ 100%キャリアになるといわれている。若年層のキャリアに HBe 抗原陽性者が多い。これに対して HBe 抗体陽性者は感染力が弱く、母子間感染の可能性もほとんどない。

● HB 関連抗原・抗体の意義(まとめ)

HBs 抗原 HB ウイルスの存在(現在の感染)

HBs 抗体 HB ウイルス感染の既往

HBc 抗体 高抗体価 HB ウイルスの存在(現在の感染)

低抗体価 HB ウイルス感染の既往

HBc - IgM 抗体   HB ウイルス初感染時に増量、持続感染では増量せず HBe 抗原 血中に多量の HB ウイルス存在(感染性高い)

HBe 抗体 血中の HB ウイルス減少(感染性低い)

ドキュメント内 2021_臨床検査案内.indb (ページ 93-96)

関連したドキュメント