III. 調査結果
7) 職務発明制度に関する意識
図表Ⅲ
- 2-103
国内調査_
職務発明についての権利をはじめから企業等のものとすることについて
図表Ⅲ
- 2-104
海外調査_
職務発明についての権利をはじめから企業等のものとすることについて
どちらかといえ ば賛成 3 1 . 7 % どちらかといえば反対
2 3 . 3 %
反対 1 3 . 3 %
その他 1 . 1 %
どちらでもよい/
分からない 1 9 . 2 %
賛成 1 1 . 5 % (n = 3 1 8 2 )
どちらかといえ ば賛成 3 1 . 4 % どちらかといえば反対
2 6 . 9 %
反対 1 2 . 2 %
その他 1 . 1 %
どちらでもよい/
分からない 1 6 . 2 %
賛成 1 2 . 2 % (n = 2 7 1 )
49.我が国では、現在、職務を通じて生まれた発明(職務発明)についての権利を発明 者に帰属させる制度 (職務発明についての特許を受ける権利等を発明者から企業等に譲 渡した時に、発明者は対価の支払いを受ける権利を有する制度)を採用しています。この 制度の下で、多くの大企業等は、あらかじめ規程を設けて、職務発明についての権利を一 律に企業に移すとともに、発明を行った従業者にはその対価を支払っています。貴方は、
こうした現在の制度とは異なり、職務発明についての権利をはじめから企業等のものとす る制度(ただし、発明者としての地位(発明者として特許証に記載される権利)は、発明 者に残るような制度)について、どのように思いますか。【職務発明についての権利をは じめから企業等のものとすることについて】お答えください。【SA(単回答)】
図表Ⅲ
- 2-105
国内調査_
職務発明についての権利をはじめから企業等のものとすること について「賛成」「どちらかといえば賛成」の理由図表Ⅲ
- 2-106
海外調査_
職務発明についての権利をはじめから企業等のものとすることについて「賛成」「どちらかといえば賛成」の理由
(n = 1 3 5 1 )
9 7 .3
4 . 3
0 % 2 0 % 4 0 % 6 0 % 8 0 % 1 0 0 % 職務発明は、 企業等の投資等を通じて創出される
ものであるから、職務発明についての権利をはじ めから企業等のものとすることは特段問題ない
その他
(n = 1 1 7 )
9 5 . 7
6 . 8
0 % 2 0 % 4 0 % 6 0 % 8 0 % 1 0 0 % 職務発明は、 企業等の投資等を通じて創出される
ものであるから、 職務発明についての権利をはじ めから企業等のものとすることは特段問題ない
その他
50.前問で「賛成」「どちらかといえば賛成」を選択した方にお聞きします。そのよう に回答した理由をお答えください。【MA(複数回答)】
図表Ⅲ
- 2-107
国内調査_
職務発明についての権利をはじめから企業等のものとすること について「どちらかといえば反対」「反対」の理由図表Ⅲ
- 2-108
海外調査_
職務発明についての権利をはじめから企業等のものとすることについて「どちらかといえば反対」「反対」の理由
(n = 1 0 3 )
7 0 .9
3 3 .0
0 % 2 0 % 4 0 % 6 0 % 8 0 % 1 0 0 % 職務発明は、 発明者の属人的な 能力等により 生
み出されるものであるから、 職務発明についての 権利ははじめから発明者のものである
その他
51.前問で「どちらかといえば反対」「反対」を選択した方にお聞きします。そのよう に回答した理由をお答えください。【MA(複数回答)】
(n = 1 1 4 2 )
8 0 . 6
2 2 .1
0 % 2 0 % 4 0 % 6 0 % 8 0 % 1 0 0 % 職務発明は、発明者の属人的な能力等により 生
み出されるものであるから、 職務発明についての 権利ははじめから発明者のもので ある
その他
図表Ⅲ
- 2-109
国内調査_
発明者に対する報奨の在り方について図表Ⅲ
- 2-110
海外調査_
発明者に対する報奨の在り方について職務発明について の報 奨は、 各企業等の自由 に委ねるべきで あり、 金 銭的な 報奨を法的に強
制する必要はな い 4 8 . 0 % 職務発明についての金
銭的な 報奨を法的に義 務付けるべき
3 9 . 4 %
その他 1 . 7 %
どちらでもよい/
分からな い 1 1 . 0 % (n = 3 1 3 9 )
職務発明についての報 奨は、 各企業等の自由 に委ねるべきであり 、 金 銭的な 報奨を法的に強 制する必要はない 職務発明についての金
銭的な報奨を法的に義 務付けるべき
3 5 . 3 %
その他 1 . 5 % (n = 2 6 9 )
52.我が国では、現在、職務を通じて生まれた発明(職務発明)についての権利を発明 者に帰属させる制度 (職務発明についての特許を受ける権利等を発明者から企業等に譲 渡した時に、発明者は対価の支払いを受ける権利を有する制度)を採用しています。この 制度の下で、多くの大企業等は、あらかじめ規程を設けて、職務発明についての権利を一 律に企業に移すとともに、発明を行った従業者にはその対価を支払っています。貴方は、
こうした現在の制度とは異なり、職務発明についての権利をはじめから企業等のものとす る制度(ただし、発明者としての地位(発明者として特許証に記載される権利)は、発明 者に残るような制度)について、どのように思いますか。【その場合の職務発明における 発明者に対する報奨の在り方について】お答えください。【SA(単回答)】
図表Ⅲ
- 2-111
国内調査_
「金銭的な報奨を法的に強制する必要はない」理由図表Ⅲ
- 2-112
海外調査_
「金銭的な報奨を法的に強制する必要はない」理由53.前問で「職務発明についての報奨は、各企業等の自由に委ねるべきであり、金銭的 な報奨を法的に強制する必要はない」を選択した方にお聞きします。そのように回答した 理由をお答えください。【MA(複数回答)】
(n = 1 4 5 3 )
6 9 . 9
3 1 .0
7 .5
0 % 2 0 % 4 0 % 6 0 % 8 0 % 1 0 0 % 各企業が多様で効果的な報奨制度を設けること
が期待できるため
報奨の支払いを法で強制しな くても、 研究者は、
研究成果に対し適切に報奨する企業等を選ぶ( 移 る) ことがで きるため
その他
(n = 1 3 1 )
6 6 . 4
3 7 . 4
9 .2
0 % 2 0 % 4 0 % 6 0 % 8 0 % 1 0 0 % 各企業が多様で効果的な報奨制度を設けること
が期待できるため
報奨の支払いを法で強制しなくても、研究者は、
研究成果に対し適切に報奨する企業等を選ぶ( 移 る) ことができるため
その他
図表Ⅲ
- 2-113
国内調査_
「金銭的な報奨を法的に義務付けるべき」理由図表Ⅲ
- 2-114
海外調査_
「金銭的な報奨を法的に義務付けるべき」理由(n = 1 2 1 6 )
7 3 . 8
3 4 .6
3 .9
0 % 2 0 % 4 0 % 6 0 % 8 0 % 1 0 0 % 職務発明についての報奨を企業等の自由に委ね
ると、 企業等が発明者に対して従来と同様の報奨 を支払うとは限らないことから、研究者の処遇の
悪化を招く恐れがあるため
研究者が研究成果に対し適切に報奨する企業等 を選ぶ( 移る) ことは容易でないため
その他
(n = 9 5 )
7 3 . 7
3 4 .7
3 . 2
0 % 2 0 % 4 0 % 6 0 % 8 0 % 1 0 0 % 職務発明についての報奨を企業等の自由に委ね
ると、 企業等が発明者に対して従来と同様の報奨 を支払うとは限らないことから、研究者の処遇の
悪化を招く恐れがあるため
研究者が研究成果に対し適切に報奨する企業等 を選ぶ( 移る) ことは容易でないため
その他
54.前問で「職務発明についての金銭的な報奨を法的に義務付けるべき」を選択した方 にお聞きします。そのように回答した理由をお答えください。【MA(複数回答)】