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結 果

母動物への影響

体重では

50 ppm

で妊娠

19

日から分娩後

21

日まで有意な低値がみられた (Fig. 4-1)。摂餌

量では

50 ppm

で妊娠

7

日から分娩後

21

日まで低値を示し

,

多くの時点で有意差も認められ

た。なお

, 2 ppm

で分娩後

1

日に有意な低値がみられたが

,

用量反応性のない変化であり

,

過性の変動であった

(Fig. 4-1)

。摂水量では

10

および

50 ppm

で妊娠

7

日から分娩後

21

日ま で低値を示し

, 50 ppm

では多くの時点で

, 10 ppm

では散発性に有意差が認められた

(Fig.

4-1)。

投与期間中(妊娠

6

日から分娩後

21

日まで)の母動物のニコチン塩摂取量は

2 ppm

0.26 mg/kg body weight/day, 10 ppm

1.31 mg/kg body weight/day, 50 ppm

5.66 mg/kg body weight/day

であり

,

ニコチンフリー体に換算した摂取量は

2 ppm

0.091 mg/kg body

weight/day, 10 ppm

0.46 mg/kg body weight/day, 50 ppm

1.98 mg/kg body weight/day

であっ た。

子動物の体重, 摂餌量および脳重量

体重では

50 ppm

の雌雄で生後からほとんどの時点で有意な低値がみられた。2および

10

ppm

では雄で有意な低値が散見された

(Fig. 4-2)

摂餌量では

2 ppm

以上の投与群で低値がみられ

,

雄では多くの測定時点

,

雌では散発性に 有意差も認められた

(Fig. 4-2)

脳重量では生後

21

日に絶対重量の有意な低値と相対重量の有意な高値が

50 ppm

の雌雄 にみられた。生後77日では絶対重量の有意な低値が50 ppmの雌雄にみられた (Table 4-3)。

母動物および子動物の尿中コチニン濃度

分娩後

19

日(生後

19

日)における母動物および子動物の尿中コチニン濃度は

,

用量に応

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じた有意な増加が各ニコチン投与群で認められた

(Table 4-4)

血清中甲状腺関連ホルモン濃度

母動物では

T

3

, T

4および

TSH

のいずれにも有意な差はみられなかった (Fig. 4-3)。子動物 では

,

生後

77

日において血清中

T

4濃度の有意な増加が

2 ppm

以上の投与群にみられた。他 に

, T

3濃度の有意な増加が

10 ppm

でみられたが

, 50

および

2 ppm

では変化はみられなかった

(Fig. 4-3)

SGZ

における顆粒細胞の分化系譜

生後

21

日では

SGZ

Dcx

陽性細胞数の有意な増加が

10

および

50 ppm

にみられた。

TUC4

陽性細胞数では

2 ppm

で有意な減少がみられた。

10

および

50 ppm

では減少傾向がみられた が

,

有意差は認められなかった。

Tbr2

および

GFAP

陽性細胞数については

,

対照群と投与群 の間に差はみられなかった

(Fig. 4-4)

生後

77

日では

SGZ

Dcx, TUC4, Tbr2

および

GFAP

陽性細胞数のいずれにおいても対照

群と投与群の間に差はみられなかった (Fig. 4-4)。

さらに, これらの変動をより詳細に検索するために実施した二重染色では, TUC4と

Dcx

の二重染色において

TUC4

陽性/Dcx陽性細胞および

TUC4

陽性/Dcx陰性細胞の有意な減少 と

TUC4

陰性

/Dcx

陽性細胞の有意な増加が

2

および

10 ppm

にみられた。

50 ppm

でも同様 の傾向がみられたが

,

有意差は認められなかった。

Tbr2

Dcx

の二重染色では

, Tbr24

陰性

/Dcx

陽性細胞の有意な増加が

50 ppm

にみられた

(Fig. 4-5)

SGZ

におけるアポトーシスおよび細胞増殖と顆粒細胞層の成熟ニューロン

生後

21

および

77

日のいずれにおいても, SGZの

TUNEL

陽性アポトーシス細胞および

PCNA

陽性細胞に変動はみられず, 顆粒細胞層の

NeuN

陽性成熟ニューロンについても変化 はみられなかった

(Fig. 4-6)

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