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結婚市場のミスマッチ 3.3 パラサイトシングル

ドキュメント内 PowerPoint プレゼンテーション (ページ 85-103)

意⾒の類型にもとづく意⾒⽂の類別とその特徴

情報の提出順序から見た論理展開 ② 学習者 G の 最終レポートの構成 36

3.2 結婚市場のミスマッチ 3.3 パラサイトシングル

情報の提出順序から見た論理展開 ②

引用の概念 ①

学習者F(レポート):

他の人の研究の内容を引用して紹介する場合は どこまでがその人の研究の内容で、どこからが自 分の研究で明らかになったことかを区別すること が必要である。直接引用の場合は、他の文との論 理的整合性も考えなければならない。

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(村岡2018b)

引用の概念 ②

学習者B(レポート):

7.引用は自分の論理の根拠にするため使うもので あり、引用部分と自分の文の文脈が論理的に合わ なければならない。文をより長くするため、ある いは引用の力だけで自分の文の説得力を高めるの ではいい引用文を書けないと思う。文脈に整合す る引用をすると共に、自分の主張や根拠を的確に 提示する必要がある。

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(村岡2018blood)

引用の概念 ③

学習者B(レポート最終版):

2004年の総選挙の前に始まった女性の政治参加の拡大運動 は(中略)には力不足であった10

2006年の地方選挙の前に改正された~法では(中略)改正 はなかったが、(中略)制が導入された。また、(中略)が 新設され、女性割当が適用された11。このような法改正は、

(中略)女性が政党の公認を受けやすくする機会となった。

(後略)

2000年から10年にわたって各時期別に補完されてきた政治 的女性割当制の制定・改訂過程を見れば、非常に急速に法的 制度化という成果を成し遂げたとはいえ、比例代表50%の割 当という規定から一歩先には進めていないことが分かる。一 方(後略)

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(村岡2018b)

学期末の内省 ①

学習者E:

a.自分のオリジナリティーを見つけるために自 分の力で書いて、フィードバックを受けて、そ れを繰り返すことが重要。

b. これから研究室にいる先生や日本人のドク

ターや先輩にレポートをチェックをしてもらう と思う。

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(村岡2018b)

学期末の内省 ②

学習者H:

a. 文章を推敲する際、文章の書式、漢字の適切さ 引用などに注意し、一晩で文章を完成しようとせ ず、少しずつ推敲の作業を行わなければならな い。

b. レポートや論文でよく用いられる表現・文型は 口語と異なり、それらを正確に使用するために定 着するまで練習が必要である。

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(村岡他2018b)

5.教育方法に関する議論・課題

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大学院留学生のための AW 教育

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(1) 巨視的(メタ的)な視点の涵養

(2) 自己との対話、他者との協働的姿勢の志向 (3) 研究者・社会人に必要な多様なジャンルの

書記言語コミュニケーション能力育成 学習過程の記述から:

学習者は、AWの活動自体や、その成果として

の文章の全体と部分について何度も思考し、表

現活動を試行しつつ、同時に、自身と他者の客

観的な視点から推敲することにより、最終版に

近づけていく様子がうかがえた。

大学院留学生のための AW 教育

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内省コメントと文章の分析から:

学習過程は、学習者の言語能力の向上という より、学習の結果としての成長を示す過程。

学習過程の分析から得られた知見:

将来の学習者へ伝え得る活用可能なリソース

→ 学習内容、学習方法、

学習を前進させる努力の過程

cf. 学習成功者の自己評価

AW 教育のための種々のリソース

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◇ 学習者の文章

・修正前と修正後の各文章

(タイトルやアウトライン、要旨を含む)

・コース開発前に作成した文章を、コース 終了時に、学習者本人が添削した文章

・学習者本人が添削した文章

◇ 学習者のコメント

◇ 学習過程の記録

6.おわりに

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教育方法関する議論・課題

・学習者の在学段階に着目する。

⇒ 学習者の背景や既有知識を最大限活用できる 教材や教育実践の方法を考案する必要あり。

・学習者が自身の成長をメタ的に言語化できる視 点が重要。

・論文スキーマ獲得過程を含めて、学習過程を包 括的に捉え教育の改善や教材開発を行うという 視点が重要。

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参考文献

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竹内理(2003)『より良い外国語学習法を求めて 外国語学習成功者の 研究』松柏社.

村岡貴子・因京子・仁科喜久子(2009)「専門文章作成支援方法の開発 に向けて ―スキーマ形成を中心に―」『専門日本語教育研究』第11 号,pp.23-30

村岡貴子・因京子・仁科喜久子(2010)「専門日本語ライティング能力 の獲得を目指す日本語テキスト分析タスク活動を通じたスキーマ 形成」『世界日本語教育大会発表論文集』論文番号1325, pp.0-9, 国立政治大学,台北

村岡貴子(2011)「『論文スキーマ』の観点から見た日本語学習者の文 章に見られる構成と論理展開に関する問題分析 ―専門日本語ライ ティング教育の観点から―」『銘傳日本語教育』第14期, pp.1-22 村岡貴子・因京子・仁科喜久子(2012)「論文スキーマ形成から見た専

門日本語ライティング能力獲得過程 ―学習者の文章と推敲作業の分 析およびインタビュー調査から―」2012年日本語教育国際研究大会

(ICJLE),C124, p.209, 2012年8月,名古屋大学

参考文献

49

村岡貴子・因京子,・仁科喜久子(2013a)「研究コミュニティ新規参入 者のための日本語文章力向上を目指す教材の開発と評価」第 15 回 専門日本語教育学会研究討論会誌,pp.20-21.

村岡貴子・因京子・仁科喜久子(2013b)『論文作成のための文章力向上 プログラム -アカデミック・ライティングの核心をつかむ-』大 阪大学出版会.

村岡貴子(2014)『専門日本語ライティング教育 論文スキーマ形成に 着目して』大阪大学出版会.

村岡貴子・因京子(2015)「国内外の大学教員が語る日本語アカデミッ ク・ライティング教育への期待と課題−自身の学習・研究・教育の経 験から−」『専門日本語教育研究』第17号,pp. 35-40

村岡貴子(2016)社会人日本語非母語話者による職場での日本語ライティ ングに関する内省−日本留学経験者のビジネスパーソン・研究員への 調査から−『社会言語科学会第38回大会発表論文集』pp.90-93.

参考文献

50

村岡貴子(2018a)「第1章 大学と社会をつなぐライティング教育の視 点」村岡貴子・鎌田美千子・仁科喜久子編著『大学と社会をつな ぐライティング教育』pp.3-13, くろしお出版

村岡貴子(2018b)「第3章 ライティング活動とその内省から獲得す る論文スキーマ」村岡他編著『大学と社会をつなぐライティング 教育』pp.3-13, くろしお出版

Swales, John. M. (1990) Genre Analysis: English in academic and research settings. Cambridge University Press.

⽊⼾光⼦(筑波⼤学)

「⽂章構造分析から⾒た⽇本語教育の作⽂教育−⽂章レベルの誤⽤をめぐって」

【発表の概要】

本研究の⽬的は、中上級⽇本語学習者の作⽂の⽂章構造分析や添削、学習者との対話を通 して⽂章レベルの誤⽤の要因を考察することである。本発表では、作⽂の⽂章構造分析によ って得た知⾒を基に、中上級⽇本語学習者の作⽂分析から、⽂章レベルの正⽤と誤⽤の認定 のあり⽅を検討する。作⽂データ分析によって誤⽤と正⽤の認定の揺れを明らかにし、⽂章 レベルの違和感のある作⽂が⽣じる要因を考察する。

学習者の作⽂の誤⽤には、(1)⾔語単位に区切ってその単位内で正⽤が予測できる場合、

(2)正⽤か誤⽤かの判断をするにあたって書き⼿の意図を前後の⽂脈から把握する必要 のある場合、が⾒られる。(1)は当該の表現のみで処理できる語、句、節、⽂、連⽂レベ ルの誤⽤である。⼀⽅、(2)は⽂章レベルの処理が必要な段落、⽂章レベルの誤⽤である。

学習効果を⾼めるためには、コーパスを⽤いていわゆる誤⽤を網羅的に分類するだけでは 不⼗分で、どのような誤⽤が作⽂学習を妨げているのかという誤⽤の重篤度を明らかにす ることが重要である。

外国語教育における第二言語ライティング研究・支援ツールの動向

石井雄隆(早稲田大学)

近年の外国語教育研究では,ライティング・プロセスを対象とした研究が盛んに行われ ている.これらのライティング・プロセスの研究は教育工学(館野・大川内・平野・中原,

2013),日本語教育(布施・石黒, 2018; 田中・石黒, 2018),英語教育(草薙・阿部・福

田・川口, 2012)など教育学関連諸領域において,それぞれの文脈で行われている.ま た,論文執筆をサポートするオンライン・ライティング支援システムも開発されている

(Chang & Chang, 2015; Mizumoto, Hamatani, & Imao, 2017)

本発表では,ライティング・プロセス研究の近年の動向を概観し,研究事例として英語 学習者のライティング・プロセスにおけるリアルタイムの修正傾向を混合研究法の枠組み を用いて分析したものについて紹介する.

p1

日本語文章難易度判別システム jReadability

日本語学習者作文評価システム jWriter

1. 李  在 鎬(りじぇほ、早稲田大学、研究代表):データ処理、統計分析、広報

2. 長谷部陽一郎(はせべよういちろう、同志社大学、研究分担者):システム開発、サーバ管理

jReadability:  (2013.12 〜)  科研費基盤(C)25370573 jWriter  :  (2016.9 〜)   科研費基盤(C)16K02794

jReadability :  文章の難しさを自動判別するシステムを開発・公開している。

jWriter  :  学習者の作文の熟達度を自動判別システムを開発・公開している。

誰が どこで

いつから 何を

jReadability :  日本語の読解クラスの授業支援のため。日本語教師支援も。

jWriter  :  日本語学習者の自立的な作文学習を支援するため。プレースメントテスト支援も。

なぜ

jReadability :  日本語教科書と BCCWJ のデータをテキストマイニングし、回帰式を作成。ウェブ化へ jWriter  :  I-JAS の作文のデータをテキストマイニングし、回帰式を作成。ウェブ化へ

どう

やって

https://jreadability.net/

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