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第66表

ドキュメント内 緒p 目次 (ページ 63-68)

第65表 カズノコグサ群落における昆虫類の季節的分布と

 繁殖状況

種名

ヒメトビウンカ ヒシウンカ ツマグロヨコバ、イ フタテンヨコバイ

トノマヨコノズイ.

カスリヨコバイ ミドリヒメヨコノマイ オオヨコバイ セスジマキバサシガメ ヒメナガカメムシ

アカヒゲホソミ,ドリメクラカメ ムラサキカメムシ

アカヒメヘリカメムシ シラホシカメムシ

5

○.

4

O O

O O O O

5

『⑪

O

N

O

   ○…成虫,N…ニンフ。

カズノコグサ群落における昆虫類と群集型

、群落型

カズノコグサー

 カワヂシヤ

カズノコグサー一

 ゲンゲ

カズノコグサー

 ゲンゲ

カズノコグサー

 ゲンゲ

カズノコグサー・

 ゲンゲ

カズノコグサー ムツオレグサ カズノコグサー一

ムツオレグサ 調査月

5 5

5 5 5

ウンカ・ヨコバイ類

YI9(21),YK7,UE1,YLl

YKn7YI7(2),UE5,YS2

YI76, YL2(5), YS5, YKl

YL21,Yll2

YI25(5), YL24, YK2 YL60,YI41(4),YB5(5)

YL147,YI21(46)ン UE6(1)

YK20,UA2,YBl,YU1

カメムシ類 Sl

S6,KS6,:KQユ

KS2

KS55,KQ4, K E1,KHl

ME5

S(1)

S(1)

群集型

ツマグロヨコバイー一

 トノマヨコノマイ

トノ{ヨコノズイー

 ツマグロヨコバイ

ツマグロヨコバイー・

 フタテンヨコバイ.

ヒメナガカメムシー  フタテンヨコバイ

ツマグロヨコバイー一

 フタテンヨコバイ

フタテンヨコバイー一

 ツマグロヨコバイ フタテンヨコバイー  ツマグロヨコバイ

64

二 宮 栄 一

群落数は8である(第67表)。組成植物の種数は14〜23の範囲で,11群落当平均18,8種であ る。昆虫相に密接な関係があると推測される主要植物はカゼクサ,アオカモジグサ,ギョウギ シベ,チカラシパ,スズメノカタビラ,メヒシパ,オヒシバ,アキメヒシバ,ススキ,チガ ヤ,ヌカボ,ムラサキエノコロ,キγエノコロ,アキノエノコログサヲエノコログサ,トダシ べ,シバ,ヨモギの18種で,これらの群落における出現は季節や群落によって相異が見られ,

種数を異にしている。この群落では優占種カゼクサと亜優位種との間には被度に著しい差が見

られた。

第67表

カゼクサ群落の構成と群落型

番号 1 2 5 4 5 6 7 8

群 

落 型

カゼクサーヨモギ カ ゼ. ク サ カゼクサ・一ヤブ

   カラシ

カゼクサーススキ カゼクサーギョウ

   ギシバ

カゼクサーメド

    ハギ

カ ゼ ク サ カゼクサーシバ

調査面積

(㎡)

ユ5

5

20

158

51.5

28.0 58.5

55.0

調査年月測定枠数

V一一50

v一・5G

、1一一20

皿一一1

D【一一24

朕一一27

X一一28

M−26 8 2 5

18

16

10

18

12

群落構成植物*

カゼクサ(25,8,28.8),ヨモギ(17,6,5), アオカモ ジグサ,ギョウギシバ,メヒシバ,チカラシバ,ス ズメノカタビラ他17種

カゼクサ(20,2,22.5), アオカモジグサ(50,2,1),

ヨモギ,ギョウギシバ他18種

カゼクサ(54,5,40.6), ヤブカラシ(19,5,2.7),カ モジグサ,メヒシバ,ギョウギシバ他15種

カゼクサ(27,18,10。5),ススキ(50,1L8.2)チガヤ,

アキメヒシバ・ギョウギシバ・ カモジグサ, ヌカ ボ,ヨモギ他7種

カゼクサ(54,16,57),ギョウギシバ(工5,16,9.5),オ ヒシバ,メヒシバ,ムラサキエノコロ,アキメヒシバラ スズメノヒエ,アキノエノコログサ,ヨモギ他8種

カゼクサ(55,10,42。5), メドハギ(52,10,L4),チ1 カラシバ,キンエノコロ,ヨモギ,スズメノヒエ,

トダシバ,メヒシバ,チガヤ他12種

カゼクサ(57,18,45),ヨモギ(51,15,0。7), エノコ ログサ,ギョウギシバ,メヒシバ他9種

カゼクサ(22,12,51.9),シバ(1,7,16・4),アキメヒ シバ,チカラシバ,スズメノヒエ他15種

*カッコ内の数字ほ,順に平均草高(cm),出現度,平均被度(%)を表わす。

(b)昆虫相とその季節的分布および繁殖状況。

この群落の昆虫類(第68,69,70表)はウγカ・ヨコバイ類26種,カメムシ類9種計35種で 昆虫相は豊富である。他の一般群落におけると同様にウγカ・ヨコパィ類の方がカメムシ類よ

りも腫数においてはるかに勝るとともに,棲息密度も一般に高い。季節的の出現種数はウγカ

・ヨコベイ類では群落組成の主要植物に比例して多い。カメムシ類では9月が最も種数に富 む。概して全期間中棲息する昆虫はヒメトピウンカ,イネマダラヨコバィ,イチモγジョコベ イ,トバヨコバィなどで,秋季にだけ出現したものはクワハラゥγカ,タテゴトウンカ,セス ジナガウγカ,M¢0703≠θ1θ3sp.(A),M.SP.(B),その他3種である。またこの群落で繁殖 する種類はヒエウγカ,クワハラウンカ,タテゴトウγカ,ツマグ・ヨコバィ,イネマダラヨ

コパイ,イチモγジヨコベイ,トバヨコベイ,ミドリナガヨコベイ, アカヒゲホソミドリメク ラカメ,セスジマキベサシガメで,棲慰密度もいちじるしく高い。稲作害虫としてはヒメトピ

雑草群落における主要半翅目昆虫の生態に関する研究 第68表 カゼクサ群落における昆虫類の季節的分布と繁殖状況

種名 

ヒメトビウンカ

セジロウンカ ヒエウンカ コブウンカ クロコブウンカ ヒシウンカ クワハラウンカ タテゴトウンカ クロモンウンカ セスジナガウンカ ツマグロヨコバイ イネマダラヨコバイ ィチモンジヨコバイ

トバヨコバイ フタテンヨコバイ

ミドリナガヨコバイ ハ4α070s!6」63sp.(A)

Mα070s 6Jo3sp.(B』)

カスリョコバイ トガリヨコバイ ヨツモンヒメヨコバイ ヨモギヒメヨコバイ オオヨコバイ アオズキンヨコバイ ハマベアワフキ テングスケバ

5 O

6

⑳O OO

⑪○ ⑳⑲

、○

O O 8 O O O O O

O O

9

O O

10

O O O

ll

○…成虫,N…ニンフ。

第69表 カゼクサ群落におけるカメムシ類の季節的分布と繁殖状況

    月 種名  \

ヒメナガカメムシ

サビナガカメムシ シラホシカメムシ マルシラホシカメムシ イチモンジカメムシ ヒメオオメカメムシ

アカヒゲホソミドリメクラカメ

S!8no!祝s sp.

セスジマキバサシガメ

5

O 6

8 9 O O O O O

10 11

○…成虫)N…ニンフ。

65

66

二 宮 栄 一

第70表 カゼクサ群落における昆虫類と群集型

群  落  型 カゼクサーヨモギ

カ ゼ  ク サ

カゼクサーヤブ

   カラシ

カゼクサーススキ

カゼクサーギョ    ウギシバ カゼクサーメト

    ハギ

カ ゼ  ク サ

カゼクサーシバ 調査

5 5 6 8

9 9

ユ0

ll

ウンカ・ヨコバイ類 YK26(2),UA8,UE7ラY I2(18),

YD2,YV1,YBl,YFl YK5,UE1,YF(1)

UE10艶YL52YI4少YK7(1),

UAl,YZユ,YF1,YD12A2

YD144(5),YF60(4)∋YK44(5),

U Cl,Y L1,Y El,UK20,YW5,

UE1, YI1(4),UBユ,UE271

(215』),T5,UAl

UH151(12),YDlO7(16),UI65

(82),YF41(18)りUE5^YK28,

YR26,YN20,YZ4,UF4(1),

UDllシUKl,YV5

UR18,YS1,YO(1)

YR198,YD50(5)艶UF5,UH2,

U L1,Y Ol,YK1,YWl,Y Fl(1)

YRlろ(1の

カメムシ類

KF1 0

MD1,S4

0

ME52(5)ナS2(2)

KK2,KE4,K

S2,KJ2

MEl,KWl 0 0

群  集  型

トノマヨコノズイー噛

  ツマグロヨコバイ トバヨコバイーヒメトビウ ンカ・イチモンジヨコバイ

ヒメトビウンカー     トノ潭ヨコノマイ タテゴトウンカー   イネマダラヨコバイ クワハラウンカー一

   タテゴトウンカ タテゴトウンカ

ミドリナガヨコバイー   イネマダラヨコバイ ミドリナガヨコバイ

ウンカ,セジ・ウンカ,ツマグ・ヨコベィが出現した。ヒメトビウンカ,セジ・ウγカの繁殖 は認められなかったが,前者は5〜9月に,後者は8,9月の夏季に,ツマグ・ヨコバィは5〜8 月に繁殖し,稲作期の棲息および繁殖が重要視される。イネマダラヨコバィ,タテゴトウγカ はカゼクサを寄主とし,タテゴトウンカはこの群落の特徴的な種と考えられる可能性がある。

(c)優位種と群集型(第70表)。

 この群落には主要植物として多くのイネ科植物を含み昆虫相も豊富であり, ヒメトピウγ カ,クワハラウγカ,タテゴトウγカ,トバヨコバイ,ミドリナガヨコバイの5種が優位腫と

して多様性の8型の群集型を示した。

㈱ スズメノカダビラ群落  (a)群落の概況。

 主として3〜5月に測定した群落で,群落数は7である(第71表)。組成植物は7〜28種,

1群落当平均12.7種で植物相は比較的に貧弱である。昆虫相に密接な関係があると推測される 植物はスズメノカタビラ,メヒシバ,オヒシバ,ギョウギシバ,スズメノテッポウ,カモジグ サ,カズノコグサ,エノコ・グサ,アキメヒシバ,チガヤ,ヨモギ,カワヂシャの12種である が,各群落間の出現頻度は個々まちまちで統一性はない。優占種スズメノカタビラは亜位優占 種に比べて,概して被度は圧倒的に高いが,草丈は亜優占種との間に優劣が見られる。群落型

第71表

雑草群落における主要半翅目昆虫の生態に関する研究

 スズメノカタビラ群落の構成と群落型

67

番号

1 2 5 4 5 6 7

群  落  型

スズメノカタビラ スズメノカタビラー    ウマゴヤシ スズメノカタビラー

    ナズナ

スズメノカタビラー・

    ナズナ

スズメノカタビラー  スズメノテッポウ スズメノカタビラー     オオバコ スズメノカタビラ

調査面

積(m2)

18

55

21

18

18

14

8

調査 月日

理一9

皿一14

1V−6 W−19 W−28 V−5

紐一一5

測定 枠数

7

15

10

7 8 4 4

群落構成植物*

スズメノカタビラ(20,7,44.2),ヨモギ他6種

スズメノカタビラ(ユ.5,15,6.5),ウマゴヤシ(1,15,L6),ギ ョウギシバ,チガヤ他7種

スズメノカタビラ(18,10,44), ナズナ(25,10,5.5),スズメ ノテッポウ,カモジグサ他5種

スズメノカタビラ(15,7,81.4)7ナズナ(7。778.5),ヨモギ他 11種

スズメノカタビラ(12,8,52.5),スズメノテッポウ(20,8,25.

5),ヨモギ,カモヂグサ℃メヒシバ,カズノコグサ,エノコ ログサ他21種

スズメノカタビラ(12,4,46.5), オオバコ(11,4,4.5),カワ ヂシヤ他5種

スズメノカタビラ(8,4,16.7),カモジグサ,アキメヒシバ,

オヒシバ他8種

   *カッコ内の数字は,順に平均草高(cm),出現度,平均被度(%)を表わす。

は5型形成された。

 (b)昆虫相とその季節的分布および繁殖状況。

 この群落において3〜5,12月に出現した昆虫類(第72,73表)はウンカ・ヨコバィ類9腫,

カメムシ類2種計11種で,他の群落に比べて昆虫相は貧弱である。この昆虫相でもウγカ。ヨ コバィ類の方がカメムシ類よりも種数において勝っているが,棲息密度はカメムシ類の方が高 い傾向がある。4月には全体の約81%の昆虫が棲息するが,その他の月では僅かな種類が棲息       するにすぎず,カメムシ類は,棲息しない

第72表

瀧続簾ラ群落の昆虫の季節的 群落が瓠この群落喋殖する融ぴまヒ

      メトビウ=/カ,イネマダラヨコノ{イ, ッマ 種名

ヒメトビウンカ

トビイロウンカ ヒエウンカ セスジウンカ フタテンヨコバイ ツマグロヨコバイ イチモンジヨコバイ イネマダラヨコバイ

トノマヨコノ粛イ

ヒメナガカメムシ シラホシカメムシ

5

O O

4 O O

O O O

O O

5

O O

12

O

N

O…成虫,N…ニンフ。

グ・ヨコバイ,トバヨコバイの4種で,他 種の幼虫は採集されなかった。稲作害虫と

しては上記のヒメトビウγカ,ツマグロヨ コバィの他にトビィ・ウγカが棲息しヒメ トビウソカが早春繁殖するのを認めた。

 (c)優位種と群集型(第73表)。

 この群落における昆虫集団はトバヨコバ イ,ヒメトビウγカ,ヒメナガカメムシ,

ツマグ・ヨコバィの4種をおのおの優位種 とする6群集型を作り,春季殊にヒメトビ

ドキュメント内 緒p 目次 (ページ 63-68)

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