インストール結果を確認する
この章では、NetWorkerソフトウェアのインストールをテストおよび確認する方法に ついて説明します。この章では、以下のセクションについて説明します。
◆ 「初めてのNetWorkerの使用」... 138
◆ 「コンソール クライアントの接続に関する問題のトラブルシューティング」.... 143
初めての NetWorker の使用
このセクションでは、コンソール サーバGUIとの接続方法、コンソール サーバを構
成してNetWorkerサーバを管理する方法、およびNetWorkerソフトウェアが管理タス
クとバックアップ タスクを実行できることを検証する方法を説明します。
ソフトウェアをテストするには、次の手順を実行します。
◆ 138ページの「初めてのコンソール サーバGUIとの接続」
◆ 142ページの「ホストへのアクセス権を持つNetWorkerサーバの変更」
◆ 142ページの「コンソール クライアントの2回目以降の起動」
初めてのコンソール サーバ GUI との接続
コンソール サーバは、Java Webベースのアプリケーションで、NetWorkerサーバの 操作を管理します。コンソール クライアントは、サポートされるWebブラウザを介 してコンソール サーバに接続し、コンソール サーバのGUIを表示するホストです。
以下のセクションでは、コンソール クライアントの準備方法と、コンソール サーバ GUIに接続する方法を説明します。
◆ 138ページの「管理者リストの構成」
◆ 139ページの「インターネット一時ファイルのキャッシュを有効にする」
◆ 139ページの「必須デーモンが実行されていることの確認」
◆ 140ページの「Windowsのみ、JREバージョンの確認」
◆ 140ページの「コンソール サーバGUIとの接続」
管理者リストの構成
コンソール サーバとNetWorkerサーバが別のホストにある場合、gstdプロセスの所 有者とNMC管理者ユーザーをNetWorkerサーバの管理者リストに追加します。これ により、NMC管理者がNetWorkerサーバを管理および監視できるようになります。
gstdプロセスの所有者は、UNIX上でgstdデーモンを開始するユーザーまたは、
WindowsでEMC GSTサービスを開始するユーザーです。
注記: コンソール サーバとNetWorkerサーバが同じホストの場合。NetWorkerサーバ
をインストールすると、gstdプロセスの所有者とNMC管理者ユーザーが自動的に
NetWorkerサーバの管理者リストに追加されます。
管理者リストを更新するには、次の手順を実行します。
1. NetWorkerサーバに管理者として(Windowsの場合)またはrootとして(UNIX
の場合)ログインします。
2. コマンド プロンプトから、nsraddadminコマンドを使用してgstdプロセスの所
有者をNetWorkerサーバの管理者リストに追加します。
デフォルトでは、このプロセスの所有者は、WindowsではSYSTEMユーザー、
UNIXではrootユーザーです。
例:
• Windows上のNetWorkerサーバでは、次のように入力します。
nsraddadmin -u "user=SYSTEM, host=console_host"
• UNIX上のNetWorkerサーバでは、次のように入力します。
nsraddadmin -u "user=root, host=console_host
3. NMC管理者ユーザーをNetWorkerサーバの管理者リストに追加します。
nsraddadmin -u "user=administrator, host=console_host"
console_hostは、コンソール サーバのホスト名です。
インターネット一時ファイルのキャッシュを有効にする
インターネット一時ファイルのキャッシュ属性をコンソール クライアントのJavaコ ントロール パネルで有効化します。このオプションをJREで有効化しない場合、Java
WebStartの起動は失敗します。
Windows上のコンソール クライアントの場合、次の手順を実行します。
1. [コントロール パネル]>[Java ]>[基本]>[インターネット一時ファイ ル]>[設定 ]に移動します。
2. [コンピュータに一時ファイルを保持します]を選択します。
UNIX上のコンソール クライアントの場合、次の手順を実行します。
1. Java Web Start Application Manager(javaws)を起動します。
2. [インターネット一時ファイルのキャッシュを有効にする]を選択します。
必須デーモンが実行されていることの確認
コンソール プロセスgstd、dbsrv12、httpdがコンソール サーバで実行されているこ とを確認します。
UNIX上のコンソール サーバの場合、次の手順を実行します。
1. Type:
ps -ef | grep gstd ps -ef | grep dbsrv12 ps -ef | grep httpd
注記: 2個以上のhttpdプロセスが表示されます。親httpdプロセスはrootとし
て動作し、子プロセスはインストール時に指定されたユーザー名として動作し ます。
2. gstdデーモンを開始します(開始されていない場合)。dbsrv12プロセスとhttpd
プロセスも開始します。
• SolarisおよびLinuxの場合 /etc/init.d/gst start
• AIXの場合: /etc/rc.gst start
Linuxの/etc/init.d/gstファイルまたはAIXの/etc/rc.gstファイルが存在しない場 合は、/opt/lgtonmc/bin/nmc_configスクリプトを実行します。
Windows上のコンソール サーバの場合、次の手順を実行します。
1.[タスク マネージャ]で、gstd、httpd、およびdbsrv12の各プロセスが実行中で あることを確認します。
Windowsでは、コンソール サーバによってhttpdはEMC GST Webサービスとし
て登録されます。コンソール サーバがアクティブな場合には2個のhttpdプロセ スが開始されます。
2. EMC GSTサービスを起動します(gstdプロセスが起動していない場合)。
dbsrv12プロセスとhttpdプロセスも起動します。
gstdプロセスが起動しない場合の詳細については、146ページの「コンソール サーバでgstdプロセスを開始できない」を参照してください。
Windows のみ、JRE バージョンの確認
Windowsホストのみ。インストールされているバージョンのMicrosoft Internet
Explorerに適したJREプログラムがインストールされていることを確認します。
◆ 32ビット版のMicrosoft Internet Explorerの場合、32ビット版のJREをインストール します。
◆ 64ビット版のMicrosoft Internet Explorerの場合、64ビット版のJREをインストール します。
Windowsコンソール クライアント上のMicrosoft Internet Explorerのバージョンを判 別するには、次の手順を実行します。
1. Microsoft Internet Explorerのショートカットを右クリックし、[プロパティ]を選
択します。
2. [リンク先]のパス フィールドを確認します。
[リンク先]のパスの内容に応じて次のことがわかります。
• 32ビット版のMicrosoft Internet Explorerの場合はC:\Program Files (x86)\Internet Explorer\。
• 64ビット版のMicrosoft Internet Explorerの場合はC:\Program Files\Internet Explorer\。
コンソール サーバ GUI との接続
このセクションでは、コンソール クライアントからコンソール サーバGUIに接続す る方法について説明します。
注記: コンソール サーバがコンソール クライアントであってもかまいません。
1. サポートされているWebブラウザ セッションから、コンソール サーバのURLを 入力します。
http://server_name:http_service_port ここで、
• server_nameは、コンソール サーバの名前。
• http_service_portは、埋め込みHTTPサーバのポート。デフォルトのHTTPポー
トは9000です。
例:
http://houston:9000
2.[ようこそ]ウィンドウで、[開始]をクリックします。
3.[セキュリティ警告]ウィンドウで[開始]をクリックし、NetWorkerコンソー ルをインストールして実行します。
4. [ライセンス契約]ウィンドウで[同意]を選択します。
5. 適切なJREのバージョンがシステムにインストールされてない場合は、JREをイ ンストールするよう求めるメッセージが表示されます。画面の指示に従ってJRE をインストールします。
6. [コンソール構成ウィザードへようこそ]ウィンドウで、[次へ]をクリックし ます。
7. [管理者のパスワードの設定]ウィンドウで、NMCパスワードを入力して[次 へ]をクリックします。
8. [データベース バックアップ サーバの設定]ウィンドウで、コンソール サーバ データベースをバックアップするNetWorkerサーバの名前を指定して、[次へ]
をクリックします。
9. [NetWorkerサーバを追加します]ウィンドウで、コンソール サーバが管理する
NetWorkerサーバの名前を1行ごとに1個指定します。デフォルトのオプション
[キャプチャ イベント]と[レポート用データの収集]は有効のままにします。
以下の点を考慮してください。
• [イベントのキャプチャ]オプションを有効化し、NetWorkerサーバで発生す るイベントのアラートを、コンソール サーバで監視および記録できるように します。
• [レポート用データの収集]オプションを有効にし、コンソール サーバで
NetWorkerサーバに関するデータを自動的に収集し、レポートを生成します。
レポートの実行方法および使用できるレポートについては、EMCオンライン サポート サイトの「NetWorker管理ガイド」を参照してください。
10.[Finish]をクリックします。
[コンソール]ウィンドウと[スタートアップ]ウィンドウが表示されます。
11.[エンタープライズ]ウィンドウで、NetWorkerサーバを右クリックして[アプ リケーションの起動]を選択します。
「NetWorker管理ガイド」の章「概要」に、一般的なNetWorkerタスクの実行方法が 説明されています。
ホストへのアクセス権を持つ NetWorker サーバの変更
デフォルトでは、NetWorkerサーバは次の処理を実行できます。
◆ このホストのバックアップ。
◆ このホストに対するダイレクト リカバリの実行。
このホストでバックアップとダイレクト リカバリを実行できるNetWorkerサーバを 定義するには、次の手順を実行します。
1. NetWorkerデーモンをシャットダウンします。
UNIX: nsr_shutdown
Windows: NetWorker Backup and Recoveryサービスを停止します。
2. UNIXホストでは /nsr/res/serversファイル、WindowsではC:\Program Files\EMC NetWorker\nsr\res\serversファイルを編集または作成します。
行ごとに、NetWorkerホストへのアクセスを必要とする各NetWorkerサーバの ショートネームとFDQNを指定します。このファイルの先頭に登録したサーバ が、デフォルトのNetWorkerサーバになります。
サーバを指定しない場合は、任意のNetWorkerサーバがホストに対するバック アップまたはダイレクト リカバリを実行できます。
3. NetWorkerデーモンを起動します。
• AIX:/etc/rc.nsr
• HP-UX:/sbin/init.d/networker start
• SolarisおよびLinuxの場合: /etc/init.d/networker start
• Windows: NetWorker Backup and Recoveryサービスを開始します。
4. UNIXのみ。NetWorkerデーモンが開始されたことを確認します。
ps -ef | grep nsr
23ページの「NetWorkerデーモン」に、各インストール タイプで開始される デーモンのリストを示します。
コンソール クライアントの 2 回目以降の起動
コンソール クライアントがコンソール サーバと接続した後で、次のいずれかの方法 を使用して、コンソール サーバに再度アクセスします。
◆ ブラウザに138ページの「初めてのコンソール サーバGUIとの接続」で説明した のと同じURLを指定する。
◆ Java Web Start Application Managerで[NetWorkerConsole]をダブルクリック する。
◆ Windowsのコンソール クライアントでは、[NetWorker Management Console]デ
スクトップ アイコンをクリックします。