1. スキル標準構築のねらい
3.5 スキル熟達度評価 4. 今後の予定
3.2.2 研究・開発のプロセスからみた所要スキル
(1) 研究・開発の一般的なプロセス
研究・開発の一般的なプロセスを図表
3-3 に示す。
・基礎研究:原理や法則を含めた新しい技術を見出すための研究活動
・実用化研究:プロトタイプ作成に向けた研究活動
・開発:商用に耐える製品(プロダクト)を創り出すための活動
図表
3-3 研究・開発の一般的なプロセス
図表
3-3
で基礎研究、実用化研究の各フェーズの成果がすべて次のフェーズに移行できる、あるい は利用されるわけではない。また、すべての研究・開発が、図表3-3
のようなプロセスを経るわけで はなく、新技術を生み出すことが目的の基礎研究もあれば、いきなり実用化研究フェーズあるいは開 発フェーズから始まるプロジェクトもある。また、実用化研究にも開発要素が、また開発にも研究要 素が含まれる。(2) 各フェーズ別にみた学生/研究(担当)者に必要なスキル
GPI
の活躍する場として想定される、基礎研究から開発までのフェーズにおける学生/研究・開発(担当)者に必要と考えられるスキルを図表
3-4~図表 3-6
に示す。開発フェーズにおいても研究フ ェーズと多くの共通的なスキルが必要とされることが分かる。基礎研究 新技術 実用化研究 プロトタイプ 開発 プロダクト
図表
3-4 基礎研究の一般的なプロセスと所要スキル
論文/報道発表研究 フェーズ
n
n課題/テーマ設定
研究目標設定
リソース(予算、要員、
設備など)設定
スケジューリング
研究 フェーズ 1
●
●
●
研究成果
← 実務能力(情報収集・分析・加工)
←(課題設定・課題構築力)
← 研究計画立案能力
← 問題解決能力
← 実務能力(ソフト/ハード作成能力)
← 表現力 課題/テーマ関連
論文の調査分析
図表
3-5 実用化研究の一般的なプロセスと所要スキル
基礎研究成果を取り巻く(技術、市場)動向の 調査分析
論文/報道発表 研究 フェーズ
n
n
課題/テーマ設定
研究目標設定
リソース(予算、要員、
設備など)設定
スケジューリング
研究 フェーズ 1
●
●
●
プロトタイプ
究成果
← 実務能力(情報収集・分析・加工)
←(課題設定・課題構築力)
← 研究計画立案能力
← 問題解決能力
← 実務能力(設計、ソフト/ハードウェア作成、
ドキュメント作成、特許明細書作成、標準化の 各能力)
← 表現力
図表
3-6 開発の一般的なプロセスと所要スキル
実用化研究成果を取り巻く(技術、市場)
動向の調査分析
開発 フェーズ
n
n課題/テーマ設定
開発目標設定
リソース(予算、要員、
設備など)設定
スケジューリング
開発 フェーズ 1
●
●
●
プロダクト プ
究成果← 実務能力(情報収集・分析・加工)
←(課題設定・課題構築力)
← 開発計画立案能力
← 問題解決能力
← 実務能力(設計、ソフト/ハードウェア作成、
ドキュメント作成、特許明細書作成、標準化の 各能力)
販売
報道発表・展示会出展