概要
監視カメラ機能とは
ネットワークカメラ(RTSP対応)の映像を本製品に録画できる機能です。
メモ:
• 対応のTeraStationの型番やネットワークカメラは、当社ホームページ(buffalo.jp)をご確認ください。対 応のネットワークカメラの場合でも、録画を除く一部の機能が動作しないことがあります。
ネットワークカメラ対応情報
http://buffalo.jp/taiou/kisyu/terastation/camera.html
• QuickTimeは、米国および他の国々で登録されたApple Inc.の商標です。
• VLC media playerは、Video LAN org の商標です。
必要なもの
監視カメラ機能を使用するには、次のものが必要です。
• 監視カメラ機能搭載TeraStation
• 対応のネットワークカメラ
• LANケーブル
• イーサネットハブ
• パソコン
対応OSと推奨環境:Windows 8.1/8(32-bit/64-bit)※、Windows 7(32-bit/64-bit)、Windows Vista
(32-bit/64-bit)、Windows XP Service Pack 3、Windows Server 2008 Service Pack 2(32-bit/64-bit)、
メモリー:2 GB 以上
• Buffalo Surveillance Camera Client Tools Setup(録画、視聴、管理用クライアントツールのインストーラー)
メモ:
• TS3000Nシリーズをお使いの場合、「Buffalo Surveillance Camera Client Tools Setup」でインストールさ れるクライアントツールには対応しておりません。
• Live Viewerの対応OSと推奨環境は以下の通りです。
対応OS:Windows 8.1/8(32-bit/64-bit)、Windows 7(32-bit/64-bit)、Windows Vista(32-bit/64-bit)、
Windows XP Service Pack 3 CPU:Quad-core 2.33 GHz以上 ハードディスク:空き容量10 GB以上 メモリー:2 GB 以上
基本操作
クライアントツールをインストールする
当社ホームページ(buffalo.jp)で、[ダウンロード]→[ソフトウェア]→[ネットワーク対応HDD]→お使いの製 品名の順にクリックし、「Buffalo Surveillance Camera Client Tools Setup」をダウンロードしてください。
「Buffalo Surveillance Camera Client Tools Setup」を実行すると、次のソフトウェアがインストールされます。
Camera Policies
使用するネットワークカメラを登録し、録画を開始するソフトウェアです。
Live Viewer
撮影している現在の映像を視聴するソフトウェアです。
(ネットワークカメラによっては、Pan/Tilt、Zoom、Focusなどの遠隔操作が使用できないことがあります。)
Data Service Policies
録画データの移動、バックアップ、削除を行うソフトウェアです。
Vault Admin
ライセンス登録や自己診断、残り容量の確認などを行うソフトウェアです。
Surveillance Video Manager
録画データの視聴、検索、エクスポートなどの操作をするソフトウェアです。
Network Activity
本製品の動作状況を表示するソフトウェアです。
メモ:
• ダウンロードする際にシリアル番号の入力画面が表示されます。この場合、製品本体のシリアル番号を 入力してください。
• パソコンの管理者権限があるアカウントでログインした状態でインストールしてください。
• Windows 8.1/8をお使いの場合、「WindowsによってPCが保護されました」と表示されることがありま す。このようなときは、[詳細情報]→[実行]の順にクリックしてください。
• Buffalo Surveillance Camera Client Tools Setupのバージョンが5.7.3.2以降のバージョンを使用してい る場合、録画した映像を再生するには別途メディアプレーヤーが必要になります。
• Buffalo Surveillance Camera Client Tools Setupのバージョンが5.6.19.3以下を使用の場合に、録画した 映像を再生するには、VideoLAN VLC media player 1.11~1.13 またはApple QuickTime 7以降がパソコ ンにインストールされている必要があります。VLC media player 2.0.xをインストールした場合、一部の カメラで正常に動作しないことがあります。MPEG-4 形式で録画するネットワークカメラを使用してい る場合、VLC media playerをおすすめします。
• VLC media playerをインストールしている場合、インストール先は初期設定(Windows 7 64bitの場合、
C:\Program Files(x86)\VideoLAN\VLC、Macではアプリケーションフォルダー)の必要があります。
• OSのファイアウォールにより監視カメラおよびクライアントツール(C:\Program Files (x86)\
BUFFALO\SurveillanceServer\Bin 配下)がブロックされているときは、OSのヘルプを参照してブロック を解除してください。
• ネットワークカメラ、およびTeraStationと同じネットワークに接続したパソコンにクライアントツー ルをインストールします。監視カメラ機能の各設定は、共有されているため、クライアントツールをイ ンストールした同じネットワーク上のパソコンであればどのパソコンからも設定を変更できます。
• Buffalo Surveillance Camera Client Tools Setupについての詳細情報は、当社ホームページ(buffalo.jp)
に掲載の「Buffalo Surveillance Server Administrator's Guide」をご参照ください。
機器をネットワークに接続する
次の機器をネットワークに接続してください。
• 監視カメラ機能搭載TeraStation
• 対応のネットワークカメラ
• 上記クライアントツールをインストールしたパソコン メモ:
• すべての機器は同一LAN上に接続してください。
• 本製品およびネットワークカメラの時刻の設定は正しい時刻を設定してください。インターネットか ら自動で正しい時刻を取得するNTP機能を設定することをおすすめします。
• ネットワークカメラに付属の専用ユーティリティーなどを使って、あらかじめネットワークカメラが 正常に動作することをご確認ください。
監視カメラ機能を有効にする
設定画面で監視カメラ機能を設定します。
メモ: あらかじめ、本製品およびネットワークカメラの初期設定は完了させてください。手順については機 器に付属のマニュアルをご参照ください。
1 設定画面の[アプリケーション]をクリックします。
2 [監視カメラ]の横にある をクリックします。
3 [編集]をクリックします。
4 [LANポート]からネットワークカメラと、クライアントツールをインストールしたパソコンと同じネッ トワークに接続しているLAN端子を選択します。
5 [参照]をクリックします。
6 録画先にする共有フォルダーを選択し、[OK]をクリックします。
マルチバイト文字が含まれた共有フォルダーは選択できません。
メモ: LVMボリューム上の共有フォルダーを設定する場合、ボリュームの容量が100 GB以上のボリューム 上の共有フォルダーを選択してください。容量が少ないと監視カメラの録画データが消えてしまうこと があります。
7 [OK]をクリックします。
8 [OK]をクリックします。
9 [監視カメラ]の横にある をクリックし、表示を にします。
メモ:
• 録画先に指定していた対象共有フォルダーが削除されると、自動的に監視カメラ機能は無効になりま す。
• 対象共有フォルダー内の録画データをファイル共有サービスから直接編集しないでください。直接編 集した場合、監視カメラ機能が正常に動作しなくなることがあります。
• 本製品のバックアップ機能やレプリケーション機能のバックアップ元に録画先の共有フォルダーを設 定しないでください。別のTeraStationへデータをバックアップするには、別途バックアップライセンス の購入が必要です。
• クライアントツールは上記で選択したイーサネット(選択したLAN端子に接続されたLAN上)でのみ使 用できます。
フリーライセンスを有効にする
監視カメラ機能を使用するには、次の手順で初期設定のフリーライセンスを有効にします。
メモ: ポートトランキングを設定しているときは監視カメラ機能のライセンスがアクティベートできませ ん。ラインセンスをアクティベートするには、ポートトランキングの設定を無効にしてから以下の手順を 行ってください。
1
表示されたメニューから[Properties]をクリックします。
メモ:
• 上記画面を表示するには、メニューから[View]-[Enable Advanced]を有効にしている必要がありま す。
• パソコンのネットワークが「パブリックネットワーク」に設定されている場合、TeraStationが表示され ないことがあります。この場合、「ホームネットワーク」または「社内ネットワーク」にパソコンの設定を 変更してください。
4 [License]内にある[Active Free License]をクリックします。
メモ: ライセンスを削除するときは、 をクリックします。
5 [Installed Licenses]に新たに「Surveillance Camera × 1 camera」と「HardDisk」が追加されていることを 確認します。
以上でフリーライセンスが有効になりました。
ネットワークカメラの録画ポリシーを登録する
使用するネットワークカメラを登録します。
1 [スタート]-[BUFFALO]-[BUFFALO Surveillance Server]-[Camera Policies]をクリックします。
Windows 8.1/8では、スタート画面の[Camera Policies]をクリックします。
2 ツールバーの アイコンをクリックします。
3 [Next]クリックします。
4 [Find Cameras]をクリックします。
5 検出されたネットワークカメラを選択して[OK]をクリックします。
メモ:
• すでに使用中のネットワークカメラには、「*(アスタリスク)」が表示され、文字色はグレーとなります。
• ネットワークカメラが検出できなかったときは、[Show all devices.]にチェックマークをつけ、すべて のデバイスを表示させてください。
6 ネットワークカメラの[UserName]と[password]を入力し、[Next]をクリックします。
メモ: [Test Camera]をクリックすると、ネットワークカメラの動作確認をすることができます。
7 ネットワークカメラの名称/説明を入力し、[Next]をクリックします。
8 録画スケジュールを選択し、[Next]をクリックします。
9 [Select Computer]から本製品を選択し、[Next]をクリックします。
10 登録を確認し、問題がなければ[Next]をクリックします。
11 [Next]をクリックします。
「Do you want to add an additional camera?」を「Yes」にすることでネットワークカメラの追加登録が行 えます。
12 [Finish]をクリックします。
13 [Save]をクリックします。
14 録画が開始されます。
以上でネットワークカメラの録画ポリシーの登録は完了です。
録画が正常にできているか確認する
録画が正常にできているか確認します。
録画ポリシーの登録を行ってから15分以上お待ちいただいてから行ってください。
1 [スタート]-[BUFFALO]-[BUFFALO Surveillance Server]-[Surveillance Video Manager]をクリック します。
Windows 8.1/8では、スタート画面の[Surveillance Video Manager]をクリックします。