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外出先からデータにアクセスする

Webアクセス機能を使用する

Webアクセス機能とは

共有フォルダー内のファイルをインターネット経由でパソコンやスマートフォン、タブレットから本製品の 共有フォルダーやファイルにアクセスできるようにする機能です。

メモ:

• 設定によっては、アクセス制限なしで共有フォルダー内のファイルをインターネット上に公開するこ とになります。ご注意ください。

• Webアクセス機能では、一括でダウンロードできるファイル数は6万ファイルまでサポートしていま す。6万以上のファイルはダウンロードできないことがあります。

設定手順

かんたん設定画面にある[Webアクセス]をクリックしても画面の指示にしたがってWebアクセスを設定する ことができます。ここでは詳細設定画面での手順で説明しています。

1 設定画面で[Webアクセス]の横にある をクリックします。

2 [編集]をクリックします。

3 各項目を設定し、[OK]をクリックします。

(1)SSL暗号化を使用し、より安全に転送したいときは、[HTTPS/SSL暗号化]から[有効にする]を選択して ください。SSLを使用する場合、Webアクセス使用時にセキュリティーの警告メッセージが表示されるこ とがありますが、動作に問題はありませんのでそのまま操作を続行してください。

• スマートフォン、タブレットなどのアプリでWebアクセスを使用する場合、アプリによっては

[HTTPS/SSL暗号化]に対応していないことがあります。詳しくはアプリのヘルプをご参照ください。

(2)[BuffaloNAS.com登録機能]から[有効にする]を選択します。

• ファイアウォールでWebアクセス機能が使用できない等の理由でBuffaloNAS.comサーバーを経由せ ずに、外部DNSサーバーでWebアクセス機能を使用したいときは、[無効にする]を選択します(通常 は、BuffaloNAS.comをお使いください)。この場合、[その他DNSサービス ホスト名]にDNSサービスの ホスト名を入力してください。

• 外部のインターネットから本製品にアクセスできる状態にして本製品のグローバルIPアドレスを固 定にするか、DNSサーバー側で本製品までの経路が確保されている必要があります。詳しくはお使い のネットワーク管理者にご確認ください。

(3)Webアクセス機能で公開した共有フォルダーを開くためのキーワードになるBuffaloNAS.comネーム を決めて[BuffaloNAS.comネーム]に入力します。

• BuffaloNAS.comネームとBuffaloNAS.comキーに使用できる文字は、3~20文字、a~z、A~Z 、0~9、_

(アンダースコア)、-(ハイフン)です。

• BuffaloNAS.comネームはメモをしてください。外出先から共有フォルダーを開く際に使用します。

(4)[ルーター自動設定機能(UPnP)]から[有効にする]を選択します。

• ルーターのUPnPが有効に設定されていないと動作しません。

• ソフトバンクモバイルの3G回線(iPhoneを除く)をお使いの場合、[無効にする]を選択してください。

[無効にする]を選択した場合、[ルーター外部ポート番号]は「80」 または 「443」(本製品を接続してい る無線LAN親機の[プロトコル]と同じ内容)にしてください。

• ルーターのUPnPを使用しない場合、UPnP機能がないルーターを使用している場合、NAT(1つのグロー

(6)[セッション排他]を[有効にする]に設定すると、Webアクセス機能に同一ユーザーが同時ログイン できません(後からログインしたユーザーが優先されます)。

(7)[セッション有効時間]に、無操作でもログイン状態を保持する時間を分単位で、1~120の範囲で入力 します。[無制限]にチェックマークをつけるとセッション有効時間が無制限となります。

メモ: 本製品初期化後や別のLinkStation/TeraStationで同じBuffaloNAS.comネームを登録したいときは、

設定完了後に表示されているBuffaloNAS.comキーを控えておいてください。控えたBuffaloNAS.comキー を詳細設定画面で入力すると同じBuffaloNAS.comネームを再登録することができます。

4 [OK]をクリックします。

5 [Webアクセス]の横にある をクリックし、表示を にします。

6 [共有フォルダー]の横にある をクリックします。

7 Webアクセス機能で公開したい共有フォルダーをクリックします。

メモ:

• 公開用の共有フォルダーは、あらかじめ専用に作成しておくことをおすすめします。

普段使う共有フォルダーと分けておけば公開したくないファイルを誤って公開することを防ぐことが できます。

• Webアクセス機能で公開された共有フォルダーを外出先から操作する際、操作によってはユーザー名 とパスワードが必要になります。あらかじめ本製品でユーザーの登録(ユーザー名、パスワードの設定)

を行ってください。

8 [編集]をクリックします。

9 [公開プロトコル]の[Webアクセス]にチェックマークをつけ、[Webアクセス公開モード]を選択しま す。

- 登録グループ/ユーザーのみ:本製品に登録したグループ/ユーザーのみアクセス(閲覧)できるように します。- 共有フォルダー設定と同期:共有フォルダー管理画面で設定したアクセス制限と同じ制限とします

(共有フォルダー管理画面でアクセス制限を設定していない場合は表示されません)。

• 共有フォルダー設定とWebアクセス設定の組み合わせにより、フォルダーの読み取り、書き込み権限が 変化します。

アクセス制限なし

Webアクセスにログインせずに、Webアクセス上でフォルダー、ファイルへの「読み取り」が可能です。

本製品に登録されている全ユーザーは、共有フォルダーに設定されているユーザー/グループのアクセ ス制限とは無関係に、Webアクセス上でファイル/フォルダーの読み取り/書き込みが可能です。

登録グループ/ユーザーのみ

Webアクセスにログインしなければ、Webアクセス上でファイル操作はできません。本製品に登録され ている全ユーザーは、共有フォルダーに設定されているユーザー/グループのアクセス制限とは無関係 に、Webアクセス上でファイル/フォルダーの読み取り/書き込みが可能です。

共有フォルダー設定と同期

Webアクセスにログインしなければ、Webアクセス上でファイル操作はできません。本製品に登録さ れているユーザーは、共有フォルダーに設定されているユーザー/グループのアクセス制限と同じ権限 で、Webアクセス上でファイル/フォルダーの読み取り/書き込みが可能です。共有フォルダーへ「読み取 り専用」設定されているユーザーは、Webアクセスでも「読み取り専用」です。

共有フォル ダー設定

アクセス制限設定[その他]

-[Webアクセス]で設定 Webアクセ

ス無効 アクセス制 限なし

登録グルー プ/ユーザー のみ

共有フォル ダー設定と 同期 共有フォルダー属性[共有

フォルダー]-[共有フォル ダー属性]で設定

書込可能 読取 専用 書込

可能 読取 専用 書込

可能 読取 専用 書込

可能 読取 専用

Webアクセス へアクセスす るアカウント

未ログイン - - R R - - - -

(1)[共有フォルダー]-[ア クセス制限]の「書込可能」に

含まれるユーザー - - R/W R R/W R R/W R

(2)[共有フォルダー]-[ア クセス制限]の「読取専用」に

含まれるユーザー - - R/W R R/W R R R

(3)[共有フォルダー]-[ア クセス制限]の「書込可能」に 含まれるグループに所属す るユーザー

- - R/W R R/W R R/W R

(4)[共有フォルダー]-[ア クセス制限]の「読取専用」に 含まれるグループに所属す るユーザー

- - R/W R R/W R R R

上記(1)~(4)に含まれない

ユーザー - - R/W R R/W R - -

R:読取可能、 R/W:読取書込可能、 -:アクセス不可

10 Web アクセス機能で公開したフォルダーを開く手順は使用する機器によって異なります。

iPhone,.iPad,.iPod.touch.で使う場合

iPhone, iPad, iPod touch でApp Store からアプリ「WebAccess i」を検索し、ダウンロード(無料)して ください。「WebAccess i」を使って公開したフォルダーを開くことができます。次のホームページで手 順をご確認ください。

手順掲載ページ:http://buffalo.jp/support_s/guide2/manual/webaccess/i/ja/

Android.搭載端末で使う場合

Android 搭載端末でGoogle Playからアプリ「WebAccess A」を検索し、ダウンロード(無料)してくださ い。「WebAccess A」を使って公開したフォルダーを開くことができます。次のホームページで手順を ご確認ください。

手順掲載ページ:http://buffalo.jp/support_s/guide2/manual/webaccess/a/ja/

Windows.Phoneで使う場合

Windows PhoneでWindows Phone ストアからアプリ「WebAccess」を検索し、ダウンロード(無料)し てください。「WebAccess」を使って公開したフォルダーを開くことができます。次のホームページで 手順をご確認ください。

手順掲載ページ:http://buffalonas.com/manual/wp/ja/

Windowsパソコン用ソフトウェア「BUFFALO.WebAccess」で使う場合

当社ホームページからWindowsパソコン用ソフトウェア「BUFFALO WebAccess」をダウンロード(無 料)してください。「BUFFALO WebAccess」を使って公開したフォルダーを開くことができます。次の ホームページで手順をご確認ください。

手順掲載ページ:http://buffalo.jp/products/digitalkaden/mobile/app/webaccess-win/setup.html

パソコンのインターネットブラウザーで使う場合

パソコンのインターネットブラウザーを使って公開したフォルダーを開くことができます。次のホー ムページで手順をご確認ください。

対応ブラウザーは次の通りです。

Windows:Internet Explorer 8、Firefox 3.6、Mac:Safari 4、Firefox 3.6 手順掲載ページ:http://buffalonas.com/manual/ja/

以上でWebアクセスの設定は完了です。

Webアクセス連携機能を使用する

Webアクセス連携機能とは

離れた場所(自宅と外出先、本社と支社)にあるLinkStation/TeraStationの共有フォルダーをエクスプローラー やマイコンピューターなどで開くことができる機能です。

次の条件のとき、Webアクセス連携機能を使用することができます。

• 外出先と自宅の2箇所にLinkStation/TeraStationを持っている

• Webアクセス機能を設定しているLinkStation/TeraStationとWebアクセス連携機能を搭載している LinkStation/TeraStationが必要です。

使用例

1.遠隔地のファイルを閲覧・編集する

TeraStation B(支社)のWebアクセス連携機能を設定することで、TeraStation A(本社)のWebアクセスで公開 している共有フォルダーを、支社からエクスプローラーやマイコンピューターなどで閲覧・編集をする。

2.遠隔地にバックアップする

TeraStation B上(支社)にあるバックアップしたい共有フォルダーをバックアップ元に設定し、バックアップ 先にWebアクセス連携を設定しているTeraStation A(本社)の共有フォルダーを設定する(本社にWebアクセ スを通してバックアップされます)。

Webアクセス連携機能の設定手順は次のとおりです。

ここでは、次の環境を例に手順を説明しています。

自宅:Webアクセス連携機能を設定するLinkStation/TeraStation 外出先:Webアクセス機能が設定されているLinkStation/TeraStation

メモ: 本製品の時刻の設定は正しい時刻を設定してください。インターネットから自動で正しい時刻を取 得するNTP機能を設定することをおすすめします。NTP機能は、「第8章 本製品を管理する」の「本製品の名 前(ホスト名)/時刻/言語を変更する」を参照して設定してください。

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