ロルフ-E・ブロイヤー 監査役会会長
2003年6月10日の年次株主総会直後に開かれた監査役会会議において、ブロ イヤーが監査役会会長に、フェルスターが同会副会長に再選された。これを受け、
ブロイヤーは会長統括委員会会長、クレジットおよび市場リスク委員会会長、
仲裁委員会会長を兼務すると同時に、監査委員会委員となった。一方、フェル スターは、会長統括委員会、監査委員会および仲裁委員会の各委員を務める。
さらに、カルテリエリおよびカウフマンが会長統括委員会委員、カルテリエリおよ びバウマンがクレジットおよび市場リスク委員会委員、ピーター・ジョブ卿およびハ ルトマンがクレジットおよび市場リスク委員会の代理委員に選出された。また、
当会議において、バウマンが監査委員会会長に選出されたほか、カルテリエリ、
ホルン、フンクの各位が監査委員会委員に選ばれた。
2003年7月30日の会議では、2003年上期の事業展開に関する報告を受けた。
さらに、取締役会により、当行の戦略的再編や懸案事項であったドイツおよび 欧州に保有する不動産約50件のポートフォリオの一部売却に関する報告が行 われた。なお、本売却に関して、監査役会は、その後9月に書面手続きを通じて 承認を下している。また、当会議では、グループ経営執行委員会委員兼資産運 用統括責任者であるトム・ヒューズが資産運用ビジネスの現状について報告した。
10月29日に開催された2003年最後の会議では、同年1〜9月期の事業展開に ついて議論された。また、ランベルティ取締役会役員としての任期が5年間延期 され、2009年9月30日までとなったほか、グループ経営執行委員会委員兼個人顧 客および中堅企業向けビジネス統括責任者であるライナー・ネスケが、同ビジネス の現状について報告した。当会議では、人事部門による人材開発についての報 告や継承計画に関する議論が交わされたほか、従業員株式と株式オプション発 行に関連して必要な増資についての決定も下された。また、株主総会関連の係 争中の訴訟に関しても報告がなされた。その後、取締役会委員の出席なしで会 議が行われた。
監査役会メンバーは全員が、2003年度の任期期間中に開催された監査役会会 議に少なくとも半分以上参加した。
追加情報 57 経営機構
コーポレート・ガバナンス ドイツ・コーポレート・ガバナンス法および米国サー ベンス・オクスレー法(企業改革法)による要求基準を満たすため、監査役会、
会長統括委員会、監査委員会は数回にわたり議論し、監査役会および監査役 会委員会の参照事項に変更を加えた。7月、監査役会によって委託されたコンサ ルタントが、監査役会活動の効率性についての評価を提出したことを受け、監査 役会では詳細な議論を行った。この当初提案された幾つかの事項については既 に実行に移している。監査役会と取締役会は、2002年10月、初めてドイツ株式 会社法第161条への適合宣言を表明したが、同宣言は、監査役会の報酬に関 する株主総会決議に従って2003年7月に修正された。さらに2003年10月には、
同年5月21日に施行された新たなドイツ・コーポレート・ガバナンス法に沿う形で調 整された。当行コーポレート・ガバナンス原則は、役員および従業員の債務保険 に関連した一つの例外を除いて、ドイツ・コーポレート・ガバナンス法に合致する内 容であったため、当行コーポレート・ガバナンス原則の廃止が決定された。
監査役会は、取締役会と共に、サーベンス・オックスレー法で規定されている会計 に関する苦情受付けの手続きに合意した。
2003年10月29日の適合宣言を含んだ当行コーポレート・ガバナンス全文は、
2003年フィナンシャル・リポートの184〜202ページに掲載されているが、インター ネット(www.deutsche-bank.com)によっても入手可能である。
監査役会委員会 会長統括委員会は2003年度中に4回の会議を開催し、
取締役会に関連した議題のほか、監査役会の効率性査定や当行コーポレート・
ガバナンス原則、取締役会の継承計画、新たな監査役会メンバーの選任方法に ついて議論した。
クレジットおよび市場リスク委員会は、6回の会議で、ドイツ法および基本定款の 下で承認を必要とする事項に加え、主要融資すべておよび内包するリスクの大き い融資について議論し、必要に応じて承認した。同委員会は、信用リスク、流動 性リスク、カントリーおよび市場リスクとは別に、法的リスク並びに風評リスクにつ いても広く議論した。さらに、特定の計画に従ったグローバル規模の業種ポート フォリオが提示され、詳細な議論が行われた。
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監査委員会は当年度中に5回の会議を開催し、同会議には当行監査人代表も 出席した。議題は、年次財務諸表および連結財務諸表の監査・承認、米国 SEC様式20-F、四半期財務諸表、監査人との関係の検討、監査人選任の 提案、監査人報酬および監査人の独立性維持や監査の焦点に関わる特定の 必要事項についてであった。また、監査委員会は、2002年度と同様に、サーベ ンス・オックスレー法が監査役会の作業手続きに及ぼす影響についても広く議 論した。定例会議のない期間においても、ビデオ会議を開催し、特にニューヨーク における法規制上の要求事項について報告が行われた。監査委員会は、内部 監査作業や法的リスクおよび風評リスクに関する報告書を定期的に提出させ、
監査人との間に利害関係がないことを確認した。
共同決定法の規則に基づき設置された仲裁委員会の会議は2003年度中には 開催されなかった。
監査役会は、監査委員会の事項について定期的に報告を受けた。
利害関係および対処 ブロイヤーは、会長統括委員会が開催した取締役会 メンバーの2002年度報酬に関する決議・承認に、自らの比例報酬に関わるも のであったため、参加しなかった。
また、ブロイヤーは、脱税を支援あるいは教唆した疑いのある取締役会メンバー や元取締役会メンバー、元従業員に対する訴訟手続きを、罰金、事務費用およ び想定される手続き費用の支払いと交換に取り下げるという取締役会決議に 対して、会長統括委員会および監査役会が行った議論・承認においても、関係 者であるため、参加しなかった。
クレジットおよび市場リスク委員会は、ドイツ銀行法第15条で規定されている融資 の承認について取り扱った。この決議の時点で借り手企業の監査役会役員を 兼ねていた当行監査役会役員は、当決議に参加しなかった。
監査役会は、ドイツ銀行およびブロイヤーに対するキルヒ氏の訴訟に関して定期 的に情報提供を受け、訴訟の経過を議論した。会長統括委員会は、ブロイヤー に対する訴訟費用を含む当該訴訟関連費用を当行が負担するという取締役会 の決議を承認したが、ブロイヤーはこの決議に参加しなかった。さらに監査役会は、
当該訴訟から生じる参照事項に関して監査役会へアドバイスを供する外部代理 人の任命についても、ブロイヤーの票決なしで決議した。
追加情報 59 経営機構
年次財務諸表 当行監査人代表者は、監査役会の財務諸表会議に出席し、
提起された疑問点について見解を述べた。
昨年の株主総会で選任された年次財務諸表の監査人であるKPMGドイチェ・
トロイハント-ゲゼルシャフト・アクツィエンゲゼルシャフト経済監査会社(フラン クフルト・アム・マイン)は、会計および2003年度財務諸表、経営報告書、連結 財務諸表(脚注付き)の監査を行い、非公式の見解を表明した。監査役会は、
監査人による年次財務諸表の報告を検査し、監査結果に同意した。
本日、監査役会は取締役会が作成した年次財務諸表を承認し、連結財務諸表 に同意する。また、監査役会は利益配分に関わる提案および無額面株式1株当 たり1.50ユーロの配当支払いに同意する。
人事 2003年度は取締役会の人事に変更はなかった。
2003年6月10日の株主総会終了をもって、監査役会メンバーの任期は終了した。
これにより、株主代表のAdolf KrachtおよびProfessor Dr.-Ing. E. h.
Berthold Leibinger、従業員代表の Gerald Herrmann、Peter Kazmierczak、Klaus Schwedler、Michael Freiherr Truchseß von Wetzhausen、Lothar Wacker が監査役会を退任した。2003年年次株主総 会では、Dr. rer. oec. Karl-Hermann Baumann、Dr. Rolf-E. Breuer、
Dr. Ulrich Cartellieri、Sir Peter Job、Professor Dr. Henning Kagermann、Dr. Michael Otto、Tilman Todenhöfer、Dipl.-Ing.
Albrecht Woeste が 任 期 約 5年 で 監 査 役 会 メ ン バ ー に再選された。また、同株主総会では、Ulrich HartmannとDipl.-Ing.
Dr.-Ing. E. h. Jürgen Weberが、任期5年の新たな監査役会メンバーに選 任された。
2003年5月8日の選出会議で、Sabine Horn、Margret Mönig-Raane、
Klaus Funk、Ulrich Kaufmannが監査役会の従業員代表に承認された。
Henriette Mark、Gabriele Platscher、Karin Ruck、Rolf Hunck、Leo Wunderlichは初めて選出された。
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