180 45 山崎IC
第8節 生活救援対策の実施
第8節 生活救援対策の実施
〔実施機関:兵庫労働局、県企画県民部、県企画県民部企画財政局、県企画県民部災害対策局、県健康福祉部社 会福祉局、県健康福祉部こども局、県健康福祉部健康局、県産業労働部政策労働局、県産業労働部 産業振興局、県農政環境部農政企画局、県農政環境部農林水産局、県社会福祉協議会、市町、日本 銀行、日本赤十字社兵庫県支部〕
第1 趣旨
災害による被災者の生活の安定を促進するための救援対策について定める。
第2 内容
1 災害弔慰金、災害障害見舞金の支給及び災害援護資金の貸付 (1) 実施機関
市町
(2) 実施内容
① 市町は、「災害弔慰金の支給等に関する法律に基づく条例」の定めるところにより、一定規模以上の自 然災害により被災した住民の遺族、世帯主に対して、災害弔慰金や、災害障害見舞金の支給及び災害援護 資金の貸付を行うこととする。
② 市町は、これらの支援措置の早期実施を図るため、家屋被害認定士を活用して発災後速やかに被災状況 を調査し、被災台帳を作成するなど、り災証明書等の交付体制を整備することとする。
③ 実施基準等は資料編に記載のとおりとする。
2 災害援護金等の支給 (1) 実施機関
県
(2) 実施内容
① 県は、災害対策基本法第2条第1号に規定する災害が発生し、「災害援護金等の支給に関する規則」に 該当するときは、災害援護金等の支給を行うこととする。
② 実施基準等は資料編に記載のとおりとする。
3 生活福祉資金の貸付 (1) 実施主体
県社会福祉協議会
(2) 実施内容
① 県社会福祉協議会は、災害を受けたことによる困窮から自立更生するために資金を必要とする低所得世 帯に資金の貸付を行うこととする。
② 実施基準等は資料編に記載のとおりとする。
4 救援物資 (1) 受入れ
① 県は、被災市町と連携して、受入れを希望する品目をとりまとめ、報道機関等を通して公表することと する。
② 県は、受入場所として、あらかじめ指定する広域防災拠点をあてることとする。
③ 県は、物資提供の申し出に対し、次のことを確認のうえ受け入れることとする。また、受入れに際して
は、物資の仕分けに手間がかからないよう留意することとする。
ア 品目、数量 イ 輸送手段 ウ 輸送ルート エ 到着予定日時
(2) 輸送
① 県は、県外からの物資について、原則として、緊急輸送路を活用して、指定する広域防災拠点まで搬送 するよう要請することとする。
② 県は、広域防災拠点から各市町の収集拠点までの搬送について、トラック協会等に依頼することとする。
(3) 配分
① 県は、次の項目について物資のリストを整備し、必要により被災市町に提供することとする。
ア 品目、数量 イ 物資の提供者 ウ 受入れ日時 エ 物資の保管場所
② 県、市町は、仕分けに際し、ボランティアの活用や専門業者への委託などの方法により、迅速な処理に 努めることとする。
③ 県は、被災市町と協議のうえ、県で管理する救援物資の配分方法を定めることとする。
④ 市町は、被災者に対し、物資を配布することとする。
⑤ 日本赤十字社兵庫県支部は、関係機関と調整のうえ、自ら備蓄している救援物資の配分を行うこととす る。
(4) 担当窓口
① 県は、物資にかかる総合的な窓口を設け、救援物資の受入れを行うとともに、県全体の物資にかかる情 報を集約、整理し、その全体調整を行うこととする。
② 県の担当窓口は、救援物資の提供受付リストを整備するとともに、広域防災拠点で把握した受入状況と 搬出状況の定期的な報告を受け、救援物資全体の状況を正確に把握し、的確な措置を講じることとする。
③ 県は、物資の輸送、配分、管理などを迅速的確に行うため、物流事業者等との連携・活用についても検 討することとする。
(5) 県民、企業等からの提供
県民、企業等は、救援物資を提供する場合には、被災地のニーズに応じた物資とするよう、また、品名を 明示する等梱包に際して被災地における円滑かつ迅速な仕分け・配送に十分配慮した方法とするよう努める こととする。
5 災害時要援護者への援護 (1) 社会福祉施設等への緊急保護
県、市町は、高齢者・障害者等のうち、緊急に施設で保護する必要がある者に対し、一時入所等の措置を 講じることとする。
(2) 相談窓口の設置
県は、コミュニケーション手段に配慮した福祉に関するあらゆる相談に対応できる窓口を設置することと する。
(3) 被保護世帯への援護
県は、必要により被災地の健康福祉事務所への人的な支援を行い、生活保護の柔軟な運用等ケースに応じ て迅速かつきめ細かな円滑な対応を図ることとする。
6 社会保険制度の特例措置
第3章 円滑な災害応急活動の展開 第8節 生活救援対策の実施
県は、被災状況を勘案のうえ、必要により国に対して特例措置等を講じるよう要望することとする。
7 税の特例措置
県等は、被災状況を勘案のうえ、必要により税の申告・申請・納付等の期限延長や納税の猶予、軽減措置、
課税の減免措置を講ずることとする。
8 金融対策
(1) 日本銀行は、市中金融機関からの現金手当要請に対応することとする。
(2) 日本銀行は、被災状況により、金融特例措置の発動や損傷銀行券引換業務の休日対応等を行うこととする。
9 物価安定対策 (1) 物価の実態把握
① 物価の監視県は、県職員による生活必需物資の価格調査を実施することとする。
② 電話による通報
県は、物価ダイヤルの開設、専門相談員の設置等を行い、県民からの情報収集に努めることとする。
(2) 緊急措置
① 消費者啓発県は、インターネット、ファックス等による生活情報の提供や物価啓発誌の発行を行うこととする。
② 事業者への指導
県は、関係業者に対して適正な物資等の供給、流通の要請や便乗値上げ等の事実確認、是正指導を行う こととする。
③ 国への要請
県は、被災状況により非常事態に備えて、「国民生活安定緊急措置法」及び「生活関連物資等の買占め 及び売惜しみに対する緊急措置に関する法律」の発動を、国(内閣府)に要請することとする。
10 雇用対策の実施
県、兵庫労働局は、独自に、又は協力・連携して、被災した事業主に対する雇用の維持の支援を図るととも に、被災した離職者等の生活の安定や早期就職を支援するために必要な措置を講じることとする。
また、事業主に対し復旧工事等における労働災害の防止の啓発、指導に努めることとする。
11 農業共済金、漁業共済金の早期支払い
県は、市町等に対する農業共済金、漁業共済金の早期支払いの指導や農業共済事業、漁業共済事業への加入 の促進を図ることとする。
12 市町地域防災計画で定めるべき事項
(1) 実施責任(2) 災害弔慰金、災害障害見舞金の支給及び災害援護資金の貸付制度の運用手続 (3) り災証明の発行手続
(4) 救援物資の受入れ、配布方法 (5) その他必要な事項
〔資 料〕「災害弔慰金、災害障害見舞金の支給及び災害援護資金の貸付基準」
「災害援護金等の支給基準」
「生活福祉資金の貸付基準」