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3点THVP: 3

投資倍率 1. 3 業務期間 20年

終了時点 3,299 4,445 3,291 641 512

回収等総額 経費総額 最終損益

投融資総額

投資倍率 1.3 業務期間 20年 IRR 6.5%

(参考)

200

100 0 100 200 300 400 500 600

200

100 0 100 200 300 400 500

(単位:億円)

600

投融資額(左軸) 累積損益(右軸)

(株)海外需要開拓支援機構

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■ 自己評価

新しい投資方針の下、民業補完に徹しつつ、従来よりも大型の案件の組成に積極的に取り組むとともに、キャッシュフ ローのある案件への投資を重視して収益化の確度を高めることにより、実投資額は合計3,299億円、回収額は合計 4,445億円、最終損益は512億円を見込む。

■ 今後の対応方針

今後は、以下の新たな取組みにより、収益構造の改善を進める。

○ 投資方針を見直し(※1)、適切なポートフォリオや政策性に留意しつつ、収益性の確保に 向けて、大型案件、既存 キャッシュフローに基づく投資、M&A案件に重点化

○ 投資体制及びプロセスを見直し(※2)、案件組成を強化

(※1)投資方針の見直し

① キャッシュフロー投資重視 ② 現地パートナー重視 ③ グローバルシナジー重視

④ 投資手法の多様化 ⑤ ポートフォリオ最適化

(※2)投資体制及びプロセスの見直し

○ 自ら案件組成ができる投資人材の採用や、経営幹部による案件発掘など、体制の強化。

○ 候補案件の発掘や投資案件について、定期的(毎週)に各担当者から進捗状況を経営幹部に報告する業務プ ロセスを新たに構築。

○ 上記の新たな投資方針の明確化等による訴求力の強化。

■ 29年度の予定と実績について

29年度末の実績は、実投資額399億円、回収額25億円、最終損益▲98億円。

(株)海外需要開拓支援機構のKPIについて

波及効果

◇個別案件の収益性 → 5~7年で概ね1.5倍

◇機構全体の長期収益性 → 目標1.0倍超

収益性

波及効果 収益性

◇民間企業からの協調出資等の事業総額に対 する割合

→目標:10年後目途に50%超

※KPIの評価は半期ごとに行う

民業補完 民業補完

機構全体のKPI 個別案件のKPI

◇個別投資案件ごとに、支援基準に沿って、

一つ又は複数の波及効果の目標を設定 企業・業種連携

(連携した企業数)

◇個別投資案件(EXIT時)の評価合算値

→目標:達成指数の合計値 70%以上

発信力

(物産展の開催回数等)

市場開拓の先駆け

(日本商材の割合等)

共同基盤の提供

(出店日系企業数等)

◇民間企業からの協調出資等の有無

目標:民間企業からの協調出資等がなされていること。

※民業補完の観点からマイノリティー(50%以下)が目安だ が、ペイシェント・リスクマネーの調達が難しい場合や共同 基盤性が極めて高い等の場合には機構の割合が50%超と なることもある 。

企業・業種連携

(連携した企業数)

発信力

(消費行動への影響)

市場開拓の先駆け

(市場シェア拡大等)

共同基盤の提供

(展開地域企業数等)

(注)個別案件のKPIに係る目標に照らしての個々の案件の進捗・達成状況については非公表。

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KPI

進捗状況(平成30年9月末時点) 成果目標

KPI

区分

1

収益性

機構全体の長期収益性 1.0 倍超 B

現在までに計31件の案件を公表しており、全体として1.0倍超の長期収 益を目指している。引き続き、成果目標を達成できるよう、今後の進捗状 況についてフォローしていく。

0倍

30年9月末0.86倍 目標ライン

1.0倍

個別案件KPIの総括的状況

収益性のKPIについては、EXIT済/EXIT中の案件3件中1件が目標を達成。

未達成項目の改善策

No

未達成となったKPI 改善策

1

収益性

機構全体の長期収益性

・状況に応じた早期エグジットを含む既存案件のポートフォリオ最 適化、及び、キャッシュフローがある案件への投資を重視するな ど、政策目的と収益性のリバランスに留意した投資方針に従い、

収益性の改善に取り組んでいる。

・支援決定に関わる複数の会議(投資事業戦略会議、投資委員 会)を統合し、意思決定のプロセスを効率化することにより、適切 な案件に適時に投資を行う体制を強化した。

30年3月末0.86倍

ファンド全体のKPI

KPI

進捗状況(平成30年9月末時点) 成果目標

KPI

区分

2

波及効果

個別投資案件( EXIT 時)の評 価合算値

(※個別投資案件ごとに、支援基準 に沿って、一つまたは複数の波及 効果の目標を設定。EXIT時に当該 目標に対する評価と出資額の加重 平均を算出。)

A

3

民業補完

民間企業からの協調出資等 の事業総額に対する割合

A

目標ライン

0% 50% 100%

10 年後目途に 50 %超 達成指数の

合計値 70 %以上

現在までに公表している計31件の案件について、それぞれ23項目の 波及効果の目標を具体的に設定。引き続き、成果目標を達成できるよう、

今後の進捗状況についてフォローしていく。

企業・業種連携 日本商材の仕入れ先企業数 地域名品取扱い数 等 発信力 日本関連イベント・催事回数

地方発の映像コンテンツの取扱い数 等 市場開拓の先駆け 日本商材・サービスの売上割合

日本からの輸出品目数 等 共同基盤の提供 日系企業出店数・割合 等

30年9月末70%(1518億円)

2182億円 目標ライン

70%

30年9月末94% 0% 100%

個別案件KPIの総括的状況

波及効果のKPIについては、EXIT済の案件2件中全ての案件で平均 70% 以上を達成。民業補完のKPIについ ては、全ての案件で民間からの協調出資があり、目標を達成している。

(株)海外需要開拓支援機構

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【人事異動の背景】

機構の事業開始から5年目という節目を迎え、新体制の下、事業内容の更なる拡充を 図るため。

○就任者

北川 直樹・代表取締役社長 CEO (平成30年6月29日就任)

【略歴】 2007年 (株)ソニー・ミュージックエンタテインメント 代表取締役 コーポレイト・エグゼクティブ CEO 2015年 同社 代表取締役副会長

2016年 同社 コーポレート・アドバイザー

加藤 有治・専務取締役 COO兼CIO (平成30年6月29日就任)

【略歴】 2002年 GEヘルスケア 事業開発アジア統括責任者

2010年 ペルミラ・アドバイザ-ズ(株) 日本法人代表取締役社長

○退職者

飯島 一暢・取締役会長 (平成25年11月11日就任)

太田 伸之・代表取締役社長 (平成25年11月11日就任)

小倉 治・専務取締役 CIO (平成28年2月1日就任)

■平成30年度上期投資案件一覧

支援決定日 案件名 官民ファンド

からの支援決定額

民間出資者名

及び民間出資額