第 6 章 部門サーバのインストール
6.9 業務への設定
6.1.2 Web サーバとサーブレットコンテナ環境の準備
Webサーバとサーブレットコンテナ環境として、次のいずれかの環境が必要です。Charset-Web入力のインストール前に、いずれかが 動作する環境を構築してください。
Webサーバ サーブレットコンテナ
Interstage Application Server Interstage Application Server
IIS Tomcat
Apache Tomcat
環境を構築する際の注意事項を次に示します。
◆Interstage Application Server の環境構築
Webサーバおよびサーブレットコンテナとして、Interstage Application Serverを使用する環境を構築する場合の留意点を示します。
・ Interstage Application ServerのServletサービスとして、「Tomcat 5.5ベースのServletサービス」を使用してください。
・ Interstage Application Serverが提供するJDK/JREのうち、JDK 5.0を使用してください。
・ SOAPサービス実行環境は、「J2EEのWebサービス」ではなく、「SOAPサービス」を使用してください。この2つの詳細について は、「Interstage Application Server 移行ガイド」などを参照してください。
インストール手順については、「Interstage Application Server インストールガイド」を参照してください。
◆IIS と
Tomcatの環境構築
WebサーバとしてIIS 5またはIIS 6を使い、サーブレットコンテナとしてTomcatを使用する環境を構築する場合の留意点を示しま す。
・ Tomcatのバージョンについて
Charset-Web入力では、Tomcat 5.5を利用することができます。
・ 本マニュアルの説明で例示する環境について
- 本マニュアルでは、IIS 6とTomcat 5.5を利用する場合を例にして説明します。
- IISとTomcatの連携方法について、本マニュアルでは、ISAPIリダイレクタを導入した環境について説明します。なお、連携
のために、次の設定ファイルがすでに作成されているものとします。
ファイル名 説明
uriworkermap.properties ISAPIリダイレクタの設定ファイル。
IISとTomcatを連携させるために、あらかじめ作成する必要がある。
◆Apache と
Tomcatの環境構築
WebサーバとしてApacheを使い、サーブレットコンテナとしてTomcatを使用する環境を構築する場合の留意点を示します。
・ Apacheのバージョンについて
Charset-Web入力では、Apache 2.0を利用することができます。
・ Tomcatのバージョンについて
Charset-Web入力では、Tomcat 5.5を利用することができます。
・ 本マニュアルの説明で例示する環境について
- ApacheとTomcatの連携方法について、本マニュアルでは、"mod_jk2"を使用した環境について説明します。なお、連携のた
めに、次の設定ファイルがすでに作成されているものとします。
ファイル名 説明
workers2.properties mod_jk2の設定ファイル。
ApacheとTomcatを連携させるために、あらかじめ作成する必要がある。
・ Apacheの設定について
Apacheの設定ファイル"httpd.conf"に"AddDefaultCharset"の設定があり、かつ値として"Shift_JIS"以外の値が設定されていると、
Charset-Web入力のツールバーから起動するオンラインヘルプが文字化けします。このときは、オンラインヘルプが存在する、ド
キュメントルートからのパス(/j_svr/page/ime/help)に対して、キャラクタセットの設定を行ってください。
例
http.confでの設定例
<Location /j_svr/page/ime/help >
AddDefaultCharset Shift_JIS
</Location>
詳しくは、Apacheのマニュアルを参照してください。
6.2 MySQL のインストール
ここでは、Charset-Web入力に同梱されているMySQLのインストールについて説明します。
注意
ここでは、Charset-Web入力のCD-ROMのうち、ラベルに「クライアント用」と書かれていない媒体を使用します。本マニュアルでは、こ の媒体を「「Charset-Web入力」のCD-ROM」と表記します。
6.2.1 MySQL のユーザ名とパスワードについて
Charset-Web入力でMySQLを使用するために、次の3種類のユーザをMySQLに設定します。
名称 説明
root(管理者) MySQLの管理を行うためのユーザ
Web用のユーザ Charset-Web入力の本体部分がMySQLにアクセスするためのユーザ 辞書反映用のユーザ 辞書反映ツールがMySQLにアクセスするためのユーザ
それぞれのユーザにはパスワードの設定が必要です。本マニュアルでの、ユーザ名/パスワードの設定箇所、および設定例は次の表 のとおりです。実際のインストール手順では、運用環境などに応じてそれぞれ独自の値を決定して使用してください。
名称 設定箇所 設定値の例
root(管理者) 「6.2.2 インストール手順」の手順16 ※例はありません
Web用のユーザ 「6.3 Charset-Web入力のインストール」の手順10で設定する、
ADMINISTRATOR(ユーザ名)とPASSWORD(パスワード)
ADMINISTRATOR
→"mysqlid"
PASSWORD
→"mysqlpass"
名称 設定箇所 設定値の例 辞書反映用のユーザ 「6.3 Charset-Web入力のインストール」の手順11で設定する、
PIO_DB_ADMINISTRATOR(ユーザ名)とPIO_DB_PASSWORD(パ
スワード)
PIO_DB_ADMINISTRATOR
→"mysqladminid"
PIO_DB_PASSWORD
→"mysqladminpass"
6.2.2 インストール手順
MySQLのインストール手順について、次の場合を例として説明します。
項目 設定値
MySQLのインストール先 C:¥Program Files¥MySQL¥MySQL Server 4.1
手順
1. 「Charset-Web入力」のCD-ROMをCD-ROMドライブに挿入します。インストーラが起動するので、画面上の「インストール」の 下の「MySQL」をクリックします。
インストーラが起動しない場合は、CD-ROMドライブの"¥setup.exe"を実行してから上記操作を行います。
2. MySQLのインストーラが起動したら、[Next]ボタンをクリックします。
3. [Setup Type]の画面で[Typical]を選択し、[Next]ボタンをクリックします。
4. [Ready to Install the Program]の画面で、表示内容を確認し、[Install]ボタンをクリックします。
5. [MySQL.com Sign-Up]の画面で、[Skip Sign-Up]を選択し、[Next]ボタンをクリックします。
6. [Wizard Completed]の画面で、[Configure the MySQL Server now]がチェックされていることを確認し、[Finish]ボタンをクリックし ます。
7. [Welcome to the MySQL Server Instance Configuration Wizard 1.0.8]の画面で、[Next]ボタンをクリックします。
8. [MySQL Server Instance Configuration]の画面で、[Detailed Configuration]を選択し、[Next]ボタンをクリックします。
9. [MySQL Server Instance Configuration]の画面で、[Developer Machine]を選択し、[Next]ボタンをクリックします。
10. [MySQL Server Instance Configuration]の画面で、[Multifunctional Database]を選択し、[Next]ボタンをクリックします。
11. [MySQL Server Instance Configuration]の画面で、設定を変更せずに、[Next]ボタンをクリックします。
12. [MySQL Server Instance Configuration]の画面で、[Decision Support(DSS)/OLAP]を選択し、[Next]ボタンをクリックします。
13. [MySQL Server Instance Configuration]の画面で、[Enable TCP/IP Networking]がチェックされ、[Port Number]が[3306]になって いることを確認し、[Next]ボタンをクリックします。
14. [MySQL Server Instance Configuration]の画面で、[Manual Selected Default Character Set / Collation]を選択、[Character Set]で [cp932]を選択し、[Next]ボタンをクリックします。
15. [MySQL Server Instance Configuration]の画面で、次のように設定し、[Next]ボタンをクリックします。
- [Install As Windows Service]をチェック
- [Service Name]で[MySQL41]を選択
- [Launch the MySQL Server automatically]をチェック
16. [MySQL Server Instance Configuration]の画面で、次のように設定し、[Next]ボタンをクリックします。
- [Modify Security Settings]をチェックし、[New root password]および[Confirm]にパスワードを設定します。
注意
セキュリティに関する重要な事柄
- ここで設定するパスワードは、MySQLのroot(管理者)のパスワードであり、非常に重要です。他人から容易に連想されない 文字列を設定し、厳重に管理するようにしてください。
- セキュリティの観点から、次のように設定することを推奨します。
- [Enable root access from remote machines]のチェックを外す - [Create An Anonymous Account]のチェックを外す
17. [MySQL Server Instance Configuration]の画面で、[Execute]ボタンをクリックします。
18. [MySQL Server Instance Configuration]の画面で、[Finish]ボタンをクリックします。
例
設定ファイルのパスの例
C:¥Program Files¥MySQL¥MySQL Server 4.1¥my.ini
20. 次の内容を追加し、上書きで保存します。
[mysqld]セクション
skip-character-set-client-handshake
6.3 Charset-Web 入力のインストール
ここでは、Charset-Web入力のインストールについて説明します。
注意
・ ここでは、Charset-Web入力のCD-ROMのうち、ラベルに「クライアント用」と書かれていない媒体を使用します。本マニュアルで は、この媒体を「「Charset-Web入力」のCD-ROM」と表記します。
・ ここで説明するインストール手順によって、Charset Manager-Aも同時にインストールされます。
なお、次の場合を例として説明します。
項目 設定値
Charset-Web入力のインストール先 C:¥Program Files¥JapanistSVR
手順
1. 「Charset-Web入力」のCD-ROMをCD-ROMドライブに挿入します。インストーラが起動するので、画面上の「インストール」の 下の「Charset Manager Web入力 Agent」をクリックします。
インストーラが起動しない場合は、CD-ROMドライブの"¥setup.exe"を実行してから上記操作を行います。
2. インストールウィザードが起動したら、[次へ]ボタンをクリックします。
3. インストール先のフォルダを設定し、[次へ]ボタンをクリックします。
注意
インストール先のフォルダのパスは、最大50バイトで設定してください。
参考
Charset Manager-Aは、ここで指定したインストール先フォルダを元に、次の例のようにインストールされます。
インストール先フォルダの例:
C:¥Program Files¥JapanistSVR
Charset Manager-Aのインストール先の例:
C:¥Program Files¥CharMGR
4. Charset-Web入力が使用するJavaのインストール先に従って、フォントのインストール先を選択します。
インストーラがJ2SE 5.0(JDK 5.0)を発見できた場合
次のダイアログでフォントのインストール先を確認し、[次へ]ボタンをクリックします。
このダイアログで表示されているインストール先とは別のフォルダにフォントをインストールする必要がある場合は、[インストー ル先指定]のラジオボタンを選択して[次へ]ボタンをクリックします。この時は、「インストーラがJ2SE 5.0(JDK 5.0)を発見でき なかったか、[インストール先指定]が選択された場合」の手順へ進みます。
インストーラがJ2SE 5.0(JDK 5.0)を発見できなかったか、[インストール先指定]が選択された場合 次のダイアログで、フォントのインストール先を指定し、[次へ]ボタンをクリックします。
注意
フォントのインストール先には、"サーブレットコンテナが使用するJDKのインストール先¥jre¥lib¥fonts"フォルダを指定しま す。
例)Interstage Application Serverに同梱のJDK 5.0の場合
"C:¥INTERSTAGE¥JDK5¥jre¥lib¥fonts"フォルダ
5. 運用文字コードおよび文字エンコーディングを選択し、[次へ]ボタンをクリックします。
注意
- [運用文字コードの選択]のリストを上下カーソルキーで変更し、シフト
JIS(MS)/Unicode(MS)/Unicode(2004MS)/Unicode-JEF/基盤コードのいずれかに設定した場合、[文字エンコーディング]の内容が正しく変更されて表示されないことがあります が、データは正しく設定されています。なお、[TAB]キーなどで別のコントロール([次へ]ボタンなど)にフォーカスを移動する と[文字エンコーディング]の内容は正しく表示されます。
- 名称に「マルチ文字コード」と書かれている運用文字コードを選択した場合、マルチ文字コードオプションを後でインストー ルする必要があることを注意するダイアログが表示されるので、[OK]ボタンをクリックしてください。
- [文字エンコーディング]の設定は、JSVR部品運用時にのみ使用されます。JSVR-WebサービスまたはJSVRAXを使用す
る場合は、デフォルトの設定のままとしてください。
- 文字エンコーディングの設定は、運用文字コードに応じて次の表のように選択します。また、この選択は、本システムのJSVR 部品を組み込むHTML文書の<META>タグ内のcontent属性での、charsetの設定値と同じにしなければなりません。
なお、Windows-31Jをご利用になる場合は注意が必要です。詳しくは、「コマンドリファレンス」の1.1.2項の「キャラクタセット についての注意」を参照してください。
運用文字コード 文字エンコーディング
シフトJIS(MS) Windows-31J
シフトJIS(MS)のエンコード形式 Shift_JISまたはWindows-31JまたはUTF-8
Unicode(MS) UTF-8
Unicode(MS)のエンコード形式 Shift_JISまたはWindows-31JまたはUTF-8
Unicode(2004MS) UTF-8
JEF (*) Shift_JISまたはWindows-31JまたはUTF-8
Unicode-JEF (*) UTF-8
Unicode-JEFのエンコード形式 (*) Shift_JISまたはWindows-31JまたはUTF-8
KEIS (*) Shift_JISまたはWindows-31JまたはUTF-8
JIPS (*) Shift_JISまたはWindows-31JまたはUTF-8