第 3 章 インストール前の確認事項
3.5 インストールの形態
3.5.3 旧バージョンからアップグレードする場合
3.5.1 基本コード運用およびベンダコード運用の場合
基本コード運用およびベンダコード運用の場合、資源管理サーバと部門サーバが必要となります。また、資源管理サーバ上で動作す る日本語資源管理の「業務」ごとに部門サーバを管理します。
ここでは、主に業務との関連を中心に説明します。
なお、サーバ導入のパターンは次の2通りあります。
・ 資源管理サーバと部門サーバを別のPCに導入する
「◆Charset-Web入力を新規に導入する」「◆既存の業務に部門サーバを追加する」「◆新しい業務を作成し、部門サーバを導入 する」
・ 資源管理サーバと部門サーバを同じPCに導入する
「◆資源管理サーバと部門サーバを1台のPC上に導入する」
◆Charset-Web 入力を新規に導入する
Charset-Web入力用に、資源管理サーバを新しく導入します。また、Charset-Web入力の部門サーバも新しく導入します。資源管理
サーバでは、Charset-Web入力用の新しい業務を作成し、この中でCharset-Web入力を運用することになります。モデル図を「図3.2
Charset-Web入力を新規に導入する場合」に示します。
図
3.2 Charset-Web入力を新規に導入する場合
インストール手順の概要は次のようになります。
1. 資源管理サーバをインストールする
「第5章 資源管理サーバのインストール」およびCharset Manager-Mの「インストールガイド」に従って、資源管理サーバのインス トールを行います。このとき、資源管理サーバのCharset Manager-Mに、Charset-Web入力を運用するための業務を作成します。
注意
Charset-Web入力を運用するための業務を作成する際は、次の点に注意してください。
- 入力辞書の設定手順で、[入力機能を利用する]にチェックを入れる。また、[入力用のマスタコード系]に、Charset-Web入力の 運用文字コードと対応した値を設定する。
なお、業務でのサーバグループの準備とその設定は、部門サーバのインストール手順の中で行います。
2. Charset-Web入力の部門サーバをインストールする
「第6章 部門サーバのインストール」に従って、部門サーバのインストールを行います。また、インストール後の設定として、業務の 配付情報に、部門サーバを設定します。
注意
- 部門サーバをインストールするときに、運用文字コードを設定する際は、資源管理サーバの業務の[入力用のマスタコード系]
の設定と整合性が取れているようにしてください。
- 業務の配付情報に、部門サーバを設定する際は、次の点に注意してください。
- 配付情報の設定手順で、[サーバグループの設定]ダイアログの [Web入力サーバである]にチェックを入れる。
業務の作成や設定に関して詳しくは、Charset Manager-Mの「使用手引書 日本語資源管理編」の第3章を参照してください。
◆既存の業務に部門サーバを追加する
すでに、Charset-Web入力を導入し運用している環境に対して、Charset-Web入力の部門サーバを追加導入します。運用中の業務に 部門サーバを追加するため、両者の間で、運用文字コードの設定を合わせる必要があります。モデル図を「図3.3 既存の業務に部門 サーバを追加する場合」に示します。
図
3.3 既存の業務に部門サーバを追加する場合参考
上の図では、既存のサーバグループに部門サーバを追加導入していますが、業務1に新しくサーバグループを作成し、そこに部門 サーバを追加導入することもできます。詳しくは、Charset Manager-Mの「使用手引書 日本語資源管理編」の第3章の「業務を作成 する」に関する箇所を参照してください。
インストール手順の概要は次のようになります。
Charset-Web入力の部門サーバをインストールする
「第6章 部門サーバのインストール」に従って、部門サーバのインストールを行います。また、インストール後の設定として、業務の 配付情報に、部門サーバを設定します。
注意
- 部門サーバをインストールするときに、運用文字コードを設定する際は、資源管理サーバの業務の[入力用のマスタコード系]
の設定と整合性が取れているようにしてください。
- 資源管理サーバに関する次の情報が、部門サーバのインストール時に必要になりますので確認しておいてください。
- 資源管理サーバのサーバ名
- 部門サーバを追加する業務の業務名
参考
業務の配付情報に部門サーバを設定する際には、次のいずれも可能です。
・ 既存のサーバグループに部門サーバを設定する。
・ 新しいサーバグループを作成し、そこに部門サーバを設定する。
業務の作成や設定に関して詳しくは、Charset Manager-Mの「使用手引書 日本語資源管理編」の第3章を参照してください。
◆新しい業務を作成し、部門サーバを導入する
すでに、Charset-Web入力を導入し運用している環境に対して、新しく業務を作成し、そこにCharset-Web入力の部門サーバを導入 します。運用中の業務に部門サーバを追加する場合と違い、新しく業務を作成するため、すでに運用中の業務で使われている運用 文字コードとは異なる設定で部門サーバを導入することができます。モデル図を「図3.4 新しい業務を作成して部門サーバを導入す る場合」に示します。
図
3.4 新しい業務を作成して部門サーバを導入する場合注意
負荷分散を行う場合、対象とするサーバグループ間で、異なる運用文字コードを使用することはできません。
インストール手順の概要は次のようになります。
1. 資源管理サーバで新しく業務を作成する
Charset Manager-Mの「使用手引書 日本語資源管理編」の第3章に従って、資源管理サーバのCharset Manager-M
に、Charset-Web入力を運用するための新しい業務を作成します。
注意
Charset-Web入力を運用するための業務を作成する際は、次の点に注意してください。
- 入力辞書の設定手順で、[入力機能を利用する]にチェックを入れる。また、[入力用のマスタコード系]に、Charset-Web入力の 運用文字コードと対応した値を設定する。
「5.5 設定」も併せて参照してください。
なお、業務でのサーバグループの準備とその設定は、部門サーバのインストール手順の中で行います。
2. Charset-Web入力の部門サーバをインストールする
「第6章 部門サーバのインストール」に従って、部門サーバのインストールを行います。また、インストール後の設定として、業務の
注意
- 部門サーバをインストールするときに、運用文字コードの設定を行う際は、資源管理サーバの業務の[入力用のマスタコード 系]の設定と整合性が取れているようにしてください。
- 業務の配付情報に、部門サーバを設定する際は、次の点に注意してください。
- 配付情報の設定手順で、[サーバグループの設定]ダイアログの [Web入力サーバである]にチェックを入れる。
業務の作成や設定に関して詳しくは、Charset Manager-Mの「使用手引書 日本語資源管理編」の第3章を参照してください。
◆資源管理サーバと部門サーバを
1台の
PC上に導入する
資源管理サーバと部門サーバを、1台のPC上に導入することができます。規模が小さいシステムで、数多くのサーバを準備できない 場合などには、この導入方法を利用できます。モデル図を「図3.5 資源管理サーバと部門サーバを1台のPC上に導入する場合」に 示します。
図
3.5 資源管理サーバと部門サーバを1台の
PC上に導入する場合
注意
・ Windows版のみで可能です。
・ Charset Manager-MおよびCharset-Web入力は、同一バージョンである必要があります。
この形態でのインストール手順や注意事項については、「付録B 資源管理サーバと部門サーバを1台のPC上にインストールする方 法」を参照してください。
3.5.2 基盤コード運用の場合
基盤コード運用の場合、資源管理サーバ上で動作する日本語資源管理の「業務」では、Charset-Web入力の部門サーバを管理しま せん。ただし、外字データライブラリの管理機能によって作成した文字(ユーザ定義基盤外字)をCharset-Web入力で使用する場合 は、資源管理サーバが必要となります。モデル図を「図3.6 外字申請モデルでの運用(基盤コード運用)の場合」に示します。
図
3.6 外字申請モデルでの運用(基盤コード運用)の場合インストール手順の概要は次のようになります。
1. 資源管理サーバをインストールする
外字データライブラリの管理機能によって作成した文字(ユーザ定義基盤外字)をCharset-Web入力で使用する場合は、Charset
Manager-Mおよび外字データライブラリを資源管理サーバへインストールします。
インストール手順については、Charset Manager-Mの「概説書」および、外字データライブラリの「ユーザーズガイド」を参照してくだ さい。
なお、Charset Manager-Mに、Charset-Web入力を運用するための業務を作成する必要はありません。
2. Charset-Web入力の部門サーバをインストールする
「第6章 部門サーバのインストール」に従って、部門サーバのインストールを行います。
注意
- 運用文字コードは「基盤コード」を選択してください。
- マルチ文字コードオプションが必要です。
3.5.3 旧バージョンからアップグレードする場合
旧バージョン/レベルのCharset-Web入力を新しいバージョンにアップグレードする場合について説明します。
◆資源管理サーバ
Charset-Web入力を新しいバージョンにアップグレードする場合は、対応する資源管理サーバ上のCharset Manager-Mも同一バー
ジョンにあわせる必要があります。
資源管理サーバのアップグレードについては、Charset Manager-Mの「概説書」を参照してください。
◆部門サーバ
部門サーバをアップグレードする場合は、旧バージョンのCharset-Web入力をアンインストールしてから、新しいバージョンの Charset-Web入力をインストールしてください。
注意
部門サーバに配付済みのデータや各種設定ファイルは、移行の対象となりません。それぞれ、次に注意してください。
・ 資源管理サーバから部門サーバに配付していたデータについては、資源管理サーバで旧バージョンから移行された業務におい て、部門サーバへ配付しなおしてください。
・ 次の設定ファイルの設定を継続して使用したい場合は、旧バージョンのCharset-Web入力をアンインストールする前にバックアッ プを取り、新しいバージョンのCharset-Web入力をインストールする際に参照しながら、設定値を入力しなおしてください。
- 環境ファイル(JapanistSVR.ini)
- JSVR-Webサービス環境ファイル(Users.properties)
- 辞書反映ツールの設定ファイル(PutIntoOperation.conf)
- 手書き文字認識サービス設定ファイル(service.ini)
参考
バックアップ対象のファイルについては、旧バージョンのマニュアルの「バックアップ」に関する箇所を参照してください。