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第17回日経アニュアルリポートアウォードで 2年連続準グランプリを受賞

ドキュメント内 アニュアルレポート2014|中外製薬 (ページ 95-100)

「すべての革新は患者さんのために」という事業哲学をアニュアルレポート全体の軸に置 き、経営方針と事業の展開を説明している点や、社内外のインタビューと外部評価などにより 特定した中外製薬独自の「7つの強み」をいかにして今後の企業価値創造につなげていくか、

具体的事例とともに特集した点を高く評価していただきました。

日経電子版広告特集「CHUGAI’S ACTIVITY FIELDS 未来のクスリ、未来のジブン。」

(2013年12月24日~2014年6月30日掲載)

日経新聞本紙と日経電子版を活用した取り組み が、新聞広告の新しい可能性を開拓するとともに、

価値を高めたとして「第63回日経広告賞 クロスメ ディア特別賞」を受賞しました。

日経新聞 朝刊全国版(2013年12月24日掲載)

中外製薬株式会社 92

CEOレター・

イントロダクション 戦略セクション 特集 活動報告と

今後の取り組み データセクション 財務セクション

メディアリレーションズの 取り組み

中外製薬では、報道関係者に対するコミュニケーション 活動(メディアリレーションズ)として、プレスリリース、取 材対応、各種説明会、見学会、経営陣との懇談会などを通 じて、日々、積極的な情報発信を行っています。メディア は、企業が発信する情報をすべてのステークホルダーの 皆さまに伝達する重要な役割を担っているとの認識のも と、メディアとの良好な関係を構築、維持しながら、適時 適切な情報開示に努めています。

株主・投資家との コミュニケーション

株主総会の取り組み

国内では3月を決算期としている企業が多い中、当社 は決算期が12月であるため、株主総会集中日を回避で きています。また、株主総会招集通知は、例年、株主総 会開催日の4週間以上前に早期発送しています。

「第104回定時株主総会」は2015年3月26日に開催 され、資料映像とナレーションによる事業報告の後、剰余 金の処分、取締役選任および監査役選任の議案につい て審議し、全議案とも賛成多数で承認可決されました。

IR活動

決算発表時には、株主・投資家の皆さまに事業状況を ご説明する機会として、投資家・アナリスト・メディア向け の説明会やカンファレンスコールを設けています。2014 年8月には、7月に承認された抗悪性腫瘍剤「アレセンサ」

の説明会を開催し、個別化医療に合致する同薬剤の有用 性や安全対策についてご説明しました。また、8月から9 月の3日間、機関投資家・証券アナリストを対象とした社 長懇談会を実施しました。市場関係者と社長が少人数で 直接対話する機会を通じて相互理解を深めることを目的 とした企画で、当社にとって初めての取り組みです。今後 も当社の企業価値を市場に適切に伝えるべく、「経営陣 の顔の見えるIR」の充実に向けた取り組みを続けていき ます。12月には「R&D説明会」を実施し、注目度の高いプ ロジェクト(H E R2フランチャイズ製品、抗P D-L1抗体 RG7446およびACE910)の概要と進捗をご説明しまし た。また、個人株主とのコミュニケーションの向上を目的

として2013年より実施している工場見学は2014年5月 に実施しました。主力品「アクテムラ」の製造を担う宇都 宮工場をご案内し、中外製薬の強みであるバイオ医薬品 の製造現場を直接ご覧いただきました。

経営トップによる海外機関投資家訪問(ロードショー)

にも注力しており、2014年も欧州、米国、アジアを訪問し ました。また、証券会社主催の国内外カンファレンスへの 参加に加え、個人投資家に対するより充実した取り組み を目指し、国内各地の証券会社の支店において、個人投 資家向け説明会も実施しています。

また、財務・非財務の両面を含めた企業価値を発信す るため 、「アニュアルレポ ート2 0 1 2 」より統 合 報 告

(Integrated Reporting)を実施し、従来の「アニュアル レポート」と「社会責任報告書」を統合しています。

さらに、株主・投資家の皆さまに対する迅速かつ公平な 情報開示手段として、ウェブサイトを活用してニュースリ リースや決算資料、新製品開発状況、説明会資料、アニュア ルレポート、IRカレンダーなどによる情報提供を行っていま す。特に個人投資家の利便性に配慮し、ニュースリリースを はじめとするウェブサイトのIR関連情報更新をeメールで お知らせするサービスのほか、各種IRイベントをウェブサイ ト上で動画・音声配信するなど、ステークホルダーへの充実 した情報提供に努めています。説明会資料などのウェブサ イトへの掲載やeメールでの情報発信は、原則として和英 同時に実施しており、海外の投資家に対しても国内と同 様、公平な情報提供を行うことを重視しています。

セルサイド(証券会社)とバイサイド(機関投資家)それぞれが選 ぶ、日本の医薬品・医療機器業界のベストCFOに、両サイドから 選出された取締役専務執行役員の板谷。国内外の株主・投資家、

アナリストの利便性向上やコミュニケーションの充実に向けた 姿勢が評価されたもので、セルサイドからは2013年に続き2年 連続の選出

Institutional Investor社が2013年から実施している企画で、

日本を含む世界の証券アナリストや機関投資家などのアンケー ト投票による選考

アニュアルレポート 2014 93

取締役/監査役

 (2015年4月1日現在)

監査役 永山  治

板谷  嘉夫 

上野  幹夫

田中  裕

渡辺  邦敏(常勤)

小坂  達朗

取締役 代表取締役

原  壽

長島・大野・常松法律事務所 アジア総代表

社 外

石塚  達郎

公認会計士石塚達郎事務所 社 外 独 立

奥  正之

株式会社三井住友フィナンシャル グループ 取締役会長

社 外 独 立

池田  康夫

学校法人根津育英会 武蔵学園副理事長 早稲田大学特命教授

慶應義塾大学名誉教授 社 外 独 立

横山  俊二(常勤)

ソフィー  コルノウスキー ‒ ボネ

ロシュ 医薬品提携部長 兼 ロシュ 拡大経営執行委員会委員

社 外

ダニエル  オデイ

ロシュ 医薬品事業部門 COO 兼  ロシュ 経営執行委員会委員 ジェネンテック社(米)取締役

社 外

フランツ  ベルンハント  フーマー

ディアジオ・ピーエルシー(英)

取締役会議長

前ロシュ・ホールディング・リミテッド 取締役会議長

社 外

独 立 東京証券取引所の有価証券上場規程第436条の2に定める独立役員 中外製薬株式会社

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取締役職歴一覧(2015年4月1日現在)

永山治

1978 当社入社

1985 開発企画本部副本部長 取締役

1987 常務取締役 1989 代表取締役副社長 1992 代表取締役社長

2010 ソニー株式会社取締役(現任)

2012 代表取締役会長 最高経営責任者(CEO)

(現任)

上野幹夫

1984 当社入社

1991 ロンドン駐在事務所長 1993 取締役

1994 取締役学術本部長 1995 取締役臨床開発本部長 1996 取締役研開統轄副本部長 1997 常務取締役

1998 常務執行役員 2000 常務取締役 2002 取締役副社長 2003 取締役副社長執行役員 2004 代表取締役副社長執行役員 2006 中外製薬工業株式会社代表取締役社長 2012 代表取締役副会長(現任)

小坂達朗

1976 当社入社

1995 中外ファーマ・ヨーロッパ社(英)副社長 2000 医薬事業戦略室長

2002 執行役員経営企画部長 2004 常務執行役員経営企画部長

2005 常務執行役員営業統轄本部副統轄本部長 常務執行役員戦略マーケティングユニット長 2008 常務執行役員ライフサイクルマネジメント・

マーケティングユニット長

2010 取締役専務執行役員ライフサイクルマネジ メント・マーケティングユニット長 2011 取締役専務執行役員

2012 代表取締役社長 最高執行責任者(COO)

(現任)

板谷嘉夫

2003 当社入社 財務経理部 部長 2006 執行役員財務経理部長 2007 執行役員経営企画部長 2010 常務執行役員財務統轄部門長 兼

財務経理部長

2011 常務執行役員最高財務責任者(CFO)、

財務統轄部門長(現任)兼 財務経理部長 2012 取締役専務執行役員 CFO(現任)

田中裕

1984 日本ロシュ株式会社入社 2001 同社研究所製品研究部長 2002 当社製品育成研究部 部長 2004 製品戦略部 部長 2005 腎領域部長

2007 執行役員臨床開発本部長 2009 常務執行役員臨床開発本部長

常務執行役員ポートフォリオマネジメント ユニット長

2011 常務執行役員ライフサイクルマネジメント・

マーケティングユニット長

2012 常務執行役員プロジェクト・ライフサイクル マネジメントユニット長

2014 取締役専務執行役員(現任)

池田康夫

1979 慶應義塾大学病院輸血センター室長 1991 慶應義塾大学医学部内科学教授 2001 慶應義塾大学総合医科学研究センター長 2005 慶應義塾大学医学部医学部長 2009 慶應義塾大学名誉教授(現任)

早稲田大学理工学術院先進理工学研究科 生命医科学専攻教授

2010 当社取締役(現任)

2013 学校法人根津育英会武蔵学園副理事長(現任)

2014 早稲田大学特命教授(現任)

奥正之

1968 株式会社住友銀行入行 1994 同行取締役 1998 同行常務取締役

1999 同行常務取締役 兼 常務執行役員 2001 同行専務取締役 兼 専務執行役員

株式会社三井住友銀行専務取締役 兼 専務執行役員

2002 株式会社三井住友フィナンシャルグループ 専務取締役

2003 株式会社三井住友銀行副頭取 兼 副頭取執行役員

2005 株式会社三井住友フィナンシャルグループ 取締役会長(現任)

株式会社三井住友銀行頭取 兼 最高執行役員

2015 当社取締役(現任)

フランツベルンハントフーマー

1971 ICMEチューリッヒ入社 1973 シェリング・プラウ入社 1981 グラクソ・ホールディングス入社 1995 エフ・ホフマン・ラ・ロシュ取締役医薬品

事業部門長 1996 同社COO

1998 ロシュ・ホールディング・リミテッドCEO 2001 同社取締役会議長 兼 CEO 2002 当社取締役

2008 同社取締役会議長

ディアジオ・ピーエルシー(英)

取締役会議長(非常勤)(現任)

2014 当社取締役(現任)

ダニエルオデイ

1987 ロシュ・ファーマ(米)入社 1995 同社人事部長

1996 同社プロダクト・マーケティング部長 1998 ロシュ関節炎・呼吸器疾患ビジネス

ユニット長

1999 同社タミフル・ライフサイクルリーダー 2001 日本ロシュ株式会社経営企画部長 2003 ロシュ・ファーマ(デンマーク)社長 2006 ロシュ・モレキュラー・ダイアグノスティクス社

社長 兼 CEO

2010 ロシュ診断薬事業部門COO 兼 ロシュ経営執行委員会委員 2012 ロシュ医薬品事業部門COO 兼

ロシュ経営執行委員会委員 兼 ジェネンテック社(米)取締役(現任)

2013 当社取締役(現任)

ソフィーコルノウスキー–ボネ

1985 アボット(仏)診断薬部門学術マネジャー 1989 アボット・ファーマシューティカル・プロダクツ

(米)マーケティング調査アナリスト 1990 同社神経領域医薬情報担当者 1991 サノフィ・ウィンスロップ(米)

画像診断領域戦略マーケティング部長 1994 サノフィ・ウィンスロップ(仏)

神経領域ビジネスユニット部長 1996 メルク・シャープ&ドーム(仏)

市場調査・戦略企画部長

1997 メルク・シャープ&ドーム(イスラエル)社長 2000 メルク&コー・インク(米)

関節炎・鎮痛薬フランチャイズ担当執行役員 2002 メルク・シャープ&ドーム(仏)

リウマチ部門部長 2006 同社循環器領域部門部長 2007 ロシュ・ファーマ(仏)社長 2012 ロシュ 医薬品提携部長 兼

ロシュ 拡大経営執行委員会委員(現任)

当社取締役(現任)

CEOレター・

イントロダクション 戦略セクション 特集 活動報告と

今後の取り組み データセクション 財務セクション

アニュアルレポート 2014 95

ドキュメント内 アニュアルレポート2014|中外製薬 (ページ 95-100)