第 3章 ドイツ嘲 沐鯵帽動 l&劫 日したボランティアに対する アンケー ト調査
0 日本では、当たらず障らず、なんとなくスルスル と生きることが、賢いように言わ れた りするが、生きるとは決 してそんな安易なことではないと、子 どもたちから改
・
自分 は贅沢 な暮 らしを していると思 うよ うになった。
・
毎 日お腹一杯食べ られ る今の生活 は とて も贅沢だ と思 う。
・
働 けば給料が貰 え、屋根のある家 に住む ことができ、温かい布団が ある生活 を恵ま れていると感 じるよ うになった。
・
い くら安いか らといって不当に労働 させて、輸入 したもの とか買いた くないなど消 費 に対す る考 え方が変わった
・
以前 よ りも、興味 を持つ事柄 の幅が広がった と感 じる
・
当時一緒 に活動 したボランテ ィアは、日本人が多かったが、共同生活が貴重 な体験 となった
・
平和村 とい う組織 に関 して、
40年
以上非営利で活動 を続 け られ る運営上の要素に 興味 を持 つた・
平和村 の正規職員 の方 々の労働条件、モチベーシ ョン、手当や処遇 な どに関 して考 えるよ うになった。 ドイ ツの労働環境は、順守 され る週
40時
間労働、就業時間が 来れ ば即座 に帰宅、上司が部下に残業 させ ない、プ ライベー トの時間は守 るなどと い う印象 を持っていた。しか し平和村においては、それは通用せず、時に 日本並み の過酷な労働条件 を強い られ るとい うこと、また本部 と村間の労働環境の差が大き い ことに驚いた・
物事 をはっき り言 うドイツ人の影響 を受 けて、以前 よ り職場 で意見 を口に出すよ う になった、上司 とか部下 とか関係 な く対等 に意見 を言い合 える ドイ ツみたいな職場 がいい と思 う。
②生きるとい うことの考え方の変化
・ 何が子供たちにとって、自分にとって幸せなのかを考えるようになった。
・ 自分が日本でぬるく生活することで、この子供たちの笑顔を消すようなこと、生活 を苦 しめるようなことは絶対したくないなってばんや りとではなくはっきり強く 思 うようになった
・ 子 どもたちの生きようとする力、エネルギーに、圧倒された思いがある。本来人が 生きるとは、このような営みではないかと感 じた
0 日本では、当たらず障らず、なんとなくスルスル と生きることが、賢いように言わ
子 どもたち との出会い、研修生仲 間 との出会い、 ドイツ人職員 との出会い、た くさ んの出会い を経験 した ことで、人 との出会いを大切 に忘れ ない よ うにす ること、ど んな出会い も良い方 向に導 ける自分にな りたい と思 うよ うになった。
家族や友人、自分 自身が健康で今まで生 きている事 は奇跡 に近い こと。日々を大切 に過 ごす よ うになった。
自分がこれか らどこで何 を して、そんなにつ らく大変だ と思つて も、命 あ る限 り、
平和村の子 ども達、平和村行 きを待 ってい る子供たちのつ らさに比べた ら、きっ と 何で もない ことである。
平和村で出会 った子供達 に恥 じない よ うに生きていきたい。
本 当にいろいろの ことがあ り、た くさんの ことを感 じ感 じ考 えま したが、一つはっ き りと覚 えてい るのは、帰国後子供たちのためにできることは何だ ろ うと悶々と考 える中で、母 国に帰 った平和村の子 ども達 に会えることは も うないかもしれ ないけ ど、 もし会 えた とした ら、「あなたたちにいろいろなことを教 えて もらい、私は今 こんなことを頑張つてい るよ」と胸 を張つて会える 自分でい られ るよ うい ろんなこ とを頑張ろ うと思った。
た くさんのその有 り難い ことが寄せ集 まって 自分 がつ くられてい るのだな と思え るよ うになって、私 自身の ことも大切 にで きるよ うになった。(少しずつではある が。)
五体満足な健康な体に感謝 し、 これ を どう使 つてい くか今まだ考 え中。
スタ ッフや研修生と長期間一緒に働 くことで、その人の考 え方や生 き方を学ぶこと ができ、いままでほ とん ど学生 としかかかわうて こなかった私に とつて とて も刺激 的だった。
③対人に対する感情の変化
・ 平和村の経験により、人は自分自身の鏡だと感 じるようになった。
・ 研修以前は、両親の私の教育の仕方に 「なぜこのように育ててくれなかったのか」
と思 うことが多々あったが、研修を受けて、大変な思いをしてここまで育ててくれ たことを気づいた
・ 研修後、改めて両親に感謝の気持ちを伝えることができた。
・ 「当たり前」なんで本当はどこにもないのだと′ 思いました。二本の脚
(足)で 歩け ること、ご飯があること、ごはんが「おい しい」と思えること、家族を思えること、
友達がいること、…すべてが当た り前なことではなく。有 り難いことだとわかった
④ボ ランテ ィア感 の変化
・
ドイツに来た子供たちのために 日常の世話 は とて も大切 な ことだが、自分 自身の生 活 の基盤がない状態でのボランテ ィアは一時的なボランテ ィアで しかな く、まず 自 分 にスキル をつけてか ら私 にできることを しよ うと思った。
・
ボランテ ィア とは、自分の時間 と「体」を使 つてできる活動 と狭 い認識 を していた けれ ど、様 々な形態があることに気付いた。
・
o
開始前は、「平和村や子供の未来 のために奉仕す る。」とい う構 えた気持 ちが多少 あ ったが、実際にボランテ ィア活動 をしてみ ると、「世話を必要 としている子供達が い るか ら、働 く」それ以上でもそれ以下で もない とい う気持 ちになつた。・
ドイ ツではボランテ ィアは特別 なことではないためか、活動 をす る側 も受 ける側 も 実に 自然であると感 じた。
・
ボランテ ィアは特別 なことではな く、友達や隣人 を助 けるよ うな感 覚で行 われ るベ きだ と思った。
・
世の中には、様 々な人が生 きていて、できる人がで きる範 囲で奉仕す ることでよ り よい社会 を築 くことができる。ただ、そのための啓発活動 、教育活動 は とて も大切。
・
これか らもず っ と平和村 とつながってい きたい。
・
ボランテ ィア (研修
)の
前の年 に、一週間の見学 に行 つた ことが、大きな意味を持 った。その見学の時に、大 きなシ ョック (感情的に)を
受 けたこともあ り、不安 も 感 じたが、実際の活動の時には、ある程度感情や情緒的捉 え方か ら、理 性的に整理して対応できた と思 っている。(ボランテ ィアをす るときには、率直な感情 と冷静 な理 性が必要だ と思 っている)
・
「自分のこれまでの経験 を活か して、誰かの力になれた ら」とい う思いもあ り参加 した平和村 での研修 だつたが、実際には子 ども達か ら力 をもらう事 のほ うが多かっ た。は じめか ら何かを期待 してボランテ ィア活動 に臨む ことは「ボ ランテ ィア」の 精神 とは異 なると思 うが、活動 に取 り組む 中で得 られ る思いがけない喜び もあるこ
とを知 った
・
帰国後、教員 として勤めていた学校や近隣の学校 で平和村 の話をす る機会 を設けて もらい、多 くの子供たちに伝 えた。担任 を持 ってか らも、授業で話 をす る機会をつ くつた。話 を聞いた子供たちが将来、医者や看護師にな り紛争地の子 ども達 に関わ ることになるか も しれ ない し、そ うでな くて もふ とした時に思い出 して募金 などを す るか もしれない と考 えた ら、平和村や傷ついた子供たちに私がで きることは教師
としてた くさんの子供たちに体験談 を伝 えることだ と思った。
⑤国際的な興味・関心の変化
・ 平和村の活動 を通 じて ドイツヘ来 る子供達 のお世話 を通 して、日の前にあ る現実の 差 を肌 で感 じることができ、良かった と思ってい る。
・
これまで、中東の問題、アフ リカの問題 な どは遠い外国の ことで、あま り現実感が わかなかったが、それぞれの地域 出身の子供たち と関わることで、よ り身近 に感 じ
るよ うになった。
・
日本がいかに恵まれてい るかを感 じ、途上国の子供 に興味 0関 心が強 くなった。
・
日本 は平和で、 日本人は平和ボケ してい ると思った。
・ 世界が近 くなった
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フガニスタン、ウズベキスタン、グル ジアな ど、子供たちの 母国は、平和村で彼 らに出会わなかった ら変わ らず、ニュースの中の国 とい うイメ ー ジだつた と思 う。・ 子 ども達の母 国に対す る興味が広がった。
・ 紛争国の子 ども達 は 自分たちが不幸だ と思 って生 きていない。
・ そんなことを考 えさせて くれた子供達だか らこそ、大人のエ ゴで基本的な子供の権 利 が得 られていない状況 をなん とか しなければ とよ り強 く思 うよ うになった。
・ 紛争の被害やその苦 しみは、紛争が起 こっている時だけでな く、紛争があった期間 よ りも長 く続 く。紛争の爪 あ との深 さに想像が及ぶ よ うになった。
・ 様 々な国の人 と生活 を ともに し、世界は思ったほ ど大き くないのだ と感 じた
・
ドイツが思 つた よ り過 ご しやすかった (気候、食事、生活様式、地理等が合 ってい た)
・
ドイ ツ人のイメージが変わった。真面 日で 日本人 に近い気質だ と思つていたが、思 つた よ り適 当で、頭が固かつた。
・ 先進 国の浪費が途上国か ら食料や資源 を奪 ってい るか ら。途上国の人を実際に知 っ てい るの と知 らないの とでは、意識の レベルが変 わ ると思 う