第 3章 ドイツ嘲 沐鯵帽動 l&劫 日したボランティアに対する アンケー ト調査
⑫ その他
表 3‑1 「ボランティア活動」の分類区分 2013年 総務省
① 健康や医療サー ビスに関係 した活動
表 32よ り、平和村におけるボランティア活動前のボランティア内容は、③障害 者を対象 とした活動が 8人 、①国際協力に関係 した活動が 7人 、④子供を対象 とし た活動が 5人 、②高齢者を対象 とした活動 と⑨ 自然や環境を守るための活動が 4人 の
1頂であった。ボランティア経験ありと回答 した 22名 の うち対人的ボランティア 活動を経験 した者は全体の 3分 の 2で あった。
またボランティア経験がない者の理由としては、 「仕事がにしかった」、「興味がな かつた」、「興味はあったがきっかけがなかつた」であった。
③その他,2人
①取 り組んで
いる,28メ、
n=30
図
36
活動後のボランテ ィア活動の有無平和村のボランティア活動終了後の 28人 における、その後のボランティア活動
についてでは、以前ボランティア経験がなかった6名 の うち、5名 は帰国後にボラ
ンティア活動に取 り組み、残 りの
1名は 「帰国直後に回答 してお り、現在障害児支
援の仕事に就きながら今後の予定を建てている。海外ボランティアに興味を寄せて
いる」 との回答であった。以前か らボランティア経験かあった
22名
については、その後何 らかのボ ランテ ィア活動 に参加 してい る者が
20名
であつた。 また活動 を していない2名
の回答 は、「現在 は仕事力`にしくボランティア活動に参力日できてい ないが、今後再び海外 ボランテ ィアに赴 く準備 を してい る」、「ボランテ ィア とい う 形で行 つていることはないが、仕事や 日常で子供 と接す る時だけな く、家族や友人に対 して も平和村でボランティアを していた時に 防佳かの役 に立 ちたい、 どうした
ら相手に喜んでもらえるだろう』と考えながら接するようになった」とい う内容で あった。
平和村のボランティア活動を終了した 28人 が、その後参加 しているボランティ ア活動の分類区分は表 卜3に示す。
分類にあたっては、表 卜
1「ボランティア活動」の分類区分を参考にした。
表
3‑3
活 動 後 の ボ ラ ン テ ィ ア 活 動 の 分 類 区 分 ボ ラ ン テ ィ ア の 分 類 名 選 択 者 数(人)
①健康や医療サー ビスに関係 した活動
1②高齢者を対象 とした活動
1
③障害者を対象 とした活動
0こ④子供を対象とした活動
0⑤スポー ツ・文化
0⑥芸術・学術に関係 した活動
0⑦まちづ くりのための活動
1③安全な生活のための活動
0⑨ 自然や環境 を守 るための活動
0⑩災害に関係 した活動
つ0①国際協力に関係 した活動
20⑫その他
03.平
和村 のボランテ ィア活動 による心理的変容[問 5と 問6]の質問項 目では、「平和村 によるボランテ ィア経験 を経て、 自身 の捉 え方や考 え方 に どのよ うな変化 を実感 してい るか」 とい う質問を行い、その結果 を カテ ゴ リー毎に分類 した。
表
34
活動後の心理的変化 のカテ ゴ リー分類 心理的な変容 のカテ ゴ リー項 目 回 答 数(ノ人、)
︿口 割
銘
① 日常の生活 に関す る感覚の変化 7 23
② 生きるとい うことの考 え方の変化 10
33
③ 対人に対す る感情の変化 5 17
④ ボ ランテ ィア観 の変化 9
30
⑤ 国際的な興味・関心の変化
14 47
⑥ 進 路 を見 出 した 7
23
⑦
こども観
4 13活動後の心理的変化でもつとも回答数が多かったのは 「⑤国際的な興味
0関心の 変化」であつた。次に回答数が多かったのは、「②の生きるとい う考え方の変化」、
「④ボランティア観の変化」である。
① 日常の生活に関する感覚の変化
o 平和村の活動は、 命 と向き合 う時間が長かったので色んなことにあまり変に動じな くなった
・ 物や資源を無駄にしない生活を以前よりも心がけるようになった
・
自分 は贅沢 な暮 らしを していると思 うよ うになった。
・
毎 日お腹一杯食べ られ る今の生活 は とて も贅沢だ と思 う。
・
働 けば給料が貰 え、屋根のある家 に住む ことができ、温かい布団が ある生活 を恵ま れていると感 じるよ うになった。
・
い くら安いか らといって不当に労働 させて、輸入 したもの とか買いた くないなど消 費 に対す る考 え方が変わった
・
以前 よ りも、興味 を持つ事柄 の幅が広がった と感 じる
・
当時一緒 に活動 したボランテ ィアは、日本人が多かったが、共同生活が貴重 な体験 となった
・
平和村 とい う組織 に関 して、
40年
以上非営利で活動 を続 け られ る運営上の要素に 興味 を持 つた・
平和村 の正規職員 の方 々の労働条件、モチベーシ ョン、手当や処遇 な どに関 して考 えるよ うになった。 ドイ ツの労働環境は、順守 され る週
40時
間労働、就業時間が 来れ ば即座 に帰宅、上司が部下に残業 させ ない、プ ライベー トの時間は守 るなどと い う印象 を持っていた。しか し平和村においては、それは通用せず、時に 日本並み の過酷な労働条件 を強い られ るとい うこと、また本部 と村間の労働環境の差が大き い ことに驚いた・
物事 をはっき り言 うドイツ人の影響 を受 けて、以前 よ り職場 で意見 を口に出すよ う になった、上司 とか部下 とか関係 な く対等 に意見 を言い合 える ドイ ツみたいな職場 がいい と思 う。
②生きるとい うことの考え方の変化
・ 何が子供たちにとって、自分にとって幸せなのかを考えるようになった。
・ 自分が日本でぬるく生活することで、この子供たちの笑顔を消すようなこと、生活 を苦 しめるようなことは絶対したくないなってばんや りとではなくはっきり強く 思 うようになった
・ 子 どもたちの生きようとする力、エネルギーに、圧倒された思いがある。本来人が 生きるとは、このような営みではないかと感 じた
0 日本では、当たらず障らず、なんとなくスルスル と生きることが、賢いように言わ
ドキュメント内
国際協力活動に参加するボランティアの自己変容に関する研究 ; ドイツ国際平和村を対象として
(ページ 55-59)