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施設・設備

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2 技術的設備および備品

各教室や研究室等の技術的設備および備品は以下のように設置されている。

(1) 講義室・演習室すべてに情報コンセントを設置し、また、講義室のうち1室には ビデオやDVDなどのAV設備を常備し、教材などをプロジェクターで投影することもで きる。さらに、MM 教室には、AV設備の他に、授業収録システムおよびサテライトシス テムが備えられており、会議や講演会などのイベントにも利用することが可能である。

(2) 教員研究室には、机、書架、ミーティングテーブル、両開き書庫、PC、プリンタ ー、ロッカーなど必要な備品を完備している。ミーティングテーブルは6人掛けであるた め、オフィスアワーでの指導には余裕をもって対応できる。また、幅90cm高さ240c mの書架を二重連として10連程度備えて、収納効率を上げ、快適な教育・研究環境を確 保している。

(3) 学生の自習室は、学生個人にパーテーションで仕切ったキャレルデスクを固定席 として使用させ、個人管理としている。各席には情報コンセント・120cmの書架・3 段引出し付きワゴンが備えられており、前述のように全学生にPCを貸与している。自習室 にはそれぞれ2台のプリンターおよびコピー機を備えて学習の便宜を図っている。24時 間の入退室システムを導入しており、停電や断水など特別な事情がない限り、夏期および 冬期休暇中も利用可能としている。

(4) 作業室には教材や資料を作成するためのコピー機・輪転機を備えている。また、

コピー機のスキャナー機能と専用PCの仕組みにより、必要な文献や図表などの資料をPD Fファイルに加工して各教員研究室で利用することができる。

(5) 事務室には、業務を行うにあたって必要な備品を完備している。各職員に机とPC を用意し、コピー機・プリンター・シュレッダーを各 1 台備えている。また、ミーティン グテーブルと作業台を各1台、さらに、4席の学生相談カウンターを設けている。自習室 の入退室システムを管理するPCも事務室内に設置しており、トラブルなどへの対応も迅速 にできるようになっている。

Ⅱ 評価と課題 1 評価すべき点

(1) 本法科大学院の施設、設備は、平成16年の法科大学院開設と同時に完成した校 舎にあり、様々な機器を備え付けたMM教室や専用の自習室を擁するなど非常に充実した ものである。法科大学院は校舎の8階・9階・10階を利用しており、生駒山を望み、眼 下に東大阪市街を見渡すことのできる快適な環境である。

(2) 自習室は3室に分けて190席用意し、収容定員180名全員が固定席で学習で きる環境を提供している。専用の入退室カードにより、24時間利用を可能にしており、

それぞれのライフスタイルに合わせた効果的な学習ができる環境である。また、「TKC法科

大学院教育研究支援システム」を導入し、全学生に貸与しているPCを使用して、授業の予 習・復習をサポートし、必要な情報を電子掲示板で提供している。

(3) 教員研究室は学内他学部他学科の研究室と比較して広く作られており、学生との 面談にも余裕をもって対応できる。非常勤講師室にはPC設置のブースを7席設け、授業の 準備を行うことなどを可能とするとともに、授業の前後に学生からの質問に答えるための ミーティングテーブルも設けている。

(4) その他の法科大学院関連施設も、法廷教室を除いて、法科大学院棟の8階・9階・

10階にあるため、図書室と自習室との連携をはじめ、各施設間で有機的な連携をもち、

教員および学生の研究・教育・学習に最適な環境を提供している。

2 課題

前回の評価報告書で課題に挙げた、閉鎖的となっている自習室の暑さ対策について、空 調設備の利用開始日を早めるなどの対策を講じた結果、学生から苦情は少なくなったが、

節電等の関係もあり、今後も引続き検討を重ねる必要がある。

第2節 図書室および情報化への対応

Ⅰ 現状の説明 1 図書室および図書

 本法科大学院設置と同時に、法科大学院図書室が開設されており、資料、担当職員、設 備がそれぞれ整えられている。

(1) 法科大学院図書室は、近畿大学中央図書館の分室であり、法科大学院における高 度な法学教育及び研究並びに学生の学習を支援するために、データベース、所蔵資料が法 学関連に特化された法律専門図書室である。法科大学院所属の教員および学生は、貸与さ れている入室用開錠カードにより、法科大学院図書室を24時間利用することが可能であ る。所蔵資料の貸出は、法科大学院教員および学生のみが可能であり、基本的に、法科大 学院専用図書室として利用されている。

(2) 法科大学院図書室には 3 名の専任職員が配置されていたが、図書室の運営が軌道 に乗ったため、平成20年度より、業務委託によるカウンター担当者1名体制に変更となっ た。カウンター担当者は司書資格取得者で、法科大学院図書室研修を受け、利用者対応に 不足がないよう配慮している。一部担当者は法情報に関する研修会などの参加実績も有し ている。

法科大学院図書室業務のうち、委託できない業務は中央図書館で分担し、法科大学院図 書室運営を支援している。入学時の図書館ガイダンスや、利用者の求めに応じたデータベ ース等の利用指導なども継続しておこなっている。

(3) 法科大学院図書室は、法科大学院棟内に416㎡のスペースを有し、75,000冊の図 書が収容可能である。利用者が閲覧あるいは自習に利用できる座席は45席設けられている。

平成24年1月現在の蔵書数は、31,742冊(内訳は和図書19,169冊、洋図書2,310冊、製

本雑誌10,225冊、AV資料38点)である。また、雑誌の所蔵タイトル数は、452種(和雑

誌376種、洋雑誌76種)、継続タイトル数は362種(和雑誌302種、洋雑誌60種)であ る。図書は法律の主題について、より詳細な分類を付与し、雑誌は書架配架に刊行属性を 付記するなどして、法律専門図書室として資料提供方法にも配慮している。法科大学院図 書室の全資料は、近畿大学図書館 OPAC(蔵書検索システム)によって、検索が可能とな っており、資料の組織化・アクセス支援が適切におこなわれている。また、自動貸出返却 機の設置により、貸出、返却が24時間可能である。

図書あるいは雑誌等の資料は、教員の研究や学生の学習に必要かつ有益と思われる内容 のもの以外にも、実務的な内容の資料、例えば、リーガルクリニックなどの実務関連教育 に利用可能であるものも備えるように配慮している。

さらに、法科大学院図書室では、法令、判例、法律文献、外国法、法律用語などの法情 報データベースを36種類提供している(資料 14:法科大学院図書室データベース)。これらの データベースは、国内の主要データベースを網羅している。併せて、中央図書館の提供デ ータベース、電子ジャーナル(同資料 14)を利用することができる。電子ジャーナルでは多 数の法律系雑誌にアクセス可能である。学内LANで利用でき、一部は学外からのアクセス も可能である。

図書室内には、セキュリティに配慮した利用者用端末 5 台を配置しており、情報検索・

学習用として利用できる。端末は各種辞書類もインストールされ学習支援にも配慮してい る。法科大学院教員および学生は、備え付けのプリンターで必要に応じて印刷ができる。

図書室内は、無線LAN環境が整えられ、学生は貸与PCで、インターネットを用いた学 習をおこなうこともできる。

なお、法科大学院図書室の所蔵資料については、図書室内に備え付けられたコピー機2 台により、教員および学生はコピーカードを用いて複写が随時可能となっている。

(4) 上記所蔵図書および雑誌等の選定は、専任教員全員が定期的に図書目録などによ って、各教員の専門的知見を基に責任をもって行っている。とくに、実務的な内容の資料 については、実務家教員の助言を得て、研究者教員とともに検討・選定することによって、

研究および教育の両面からみて、偏向ないし遺漏のない所蔵資料となるよう格別の配慮を している。

 学生は、購入希望図書の申請ができ、図書委員会の許諾を得て、必要とする資料を利用 することができる。

(5) そのほか、法科大学院教員、学生は、約 150 万冊の蔵書を持つ中央図書館を利用 することもできる。中央図書館は法科大学院棟から徒歩5分程度である。また、法学部資 料室所蔵の紀要なども利用することができる。中央図書館、法学部資料室とも専用コピー カードにより複写ができる。求める資料が学内にない場合には、相互利用(ILL)サービス により、国内外から複写物・資料を取り寄せることができる。メールによる申請が可能で、

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