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通輩下丁壮 7 支援教育歴_年齢

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図9 三級の環境要因についての項目結合図

3−3−2 通年の指導形態と環境要因の関連性

 相関行列からわかるように、自校通尊者数と他校通級者数は有意な負の相関 を持つ。また、巡回指導者の対象者数と自校通級者数は有意な正の相関がある ことと巡回指導と他校亭亭が負の相関であることを考え合わせると自校通級と 巡回指導が1つのまとまりの指導形態であることがわかる。一方、他校通級が 主体の通級があることもわかった。

3−3−3 通級の指導内容と環境要因の関連性

 通級における指導内容は自立活動と教科の補充と規定されている。自立活動 の割合と他校通富者数には、有意な正の相関があることがわかった。自立活動 の割合と自校通正信二間では、有意な負の相関が見られ相対的な関連が伺われ

3−3−4 指導者の属性と環境要因の関連性

 年齢と通級指導歴と支援教育歴と間には、有意な正の相関が見られた。通級 指導歴と教諭数、指導者数、他校通網田数、支援教育歴の間には有意な相関が 見られた。支援教育歴と年齢層の間に有意な正の相関が見られた。

3−4 役割と機能に関しての調査

3−4−1 通級で実施されている役割と機能

 調査用紙「通級指導教室実施状況と必要な機能」の各項目の実施割合は資料 3のようなものであった。全項目の実施割合の平均は73.8%であった。実施割合 が最も高いものは、98.5%の実施割合であり、最低の実施割合は33.8%であった。

50の項目の内45項目において実施率が50%を越えた(資料3)。

 上位の項目には、日常的に実施する管理的内容や指導内容があがり、下位の 項目には、物理的環境整備が必要なものや新たに通級の課題となってきたもの

が挙げられた。

      表2 実施割合が特徴的な項目

上位の項目 平均

28 個別の指導計画等の個人情報を含む書類をプライバシーに気をつけ保管管理する。 0,985

7 在籍校へ通級生徒に関する適切な情報提供を行う。 0,954

1 家庭環境を含めた生徒の課題を正確に情報収集することができる(調査票や観察等) 0,938 31 自立活動(心理的安定)を生徒が効果的に学習できる工夫をする。 0,938 32 生徒の困り感(計算する力)のある教科補充指導を効果的に行う。 0,938 33 生徒のニーズに合わせた個別の指導計画を作成する。 0,938

下位の項目

13 保護者・担任が閲覧できるような図書・資料の整備を行う。 0,492

27 通常学級の指導・テスト・評価にアコモデーションの考えが盛り込まれるよう啓発する。 0,492

5 保護者同士が情報交換する場を設ける。 0,477

26 生徒のニーズに配慮し、自立活動・教科補充の配分を定めて、指導モデルを作成す

驕B

0,446

21 生徒の支援に必要な情報を福祉などと交換している 0,338

一28一

実 100%

割 90%

  800/,

  700/,

  600/,

  soe/,

  400/,

  300/,

  200/,

  loo/,

  oo/o

28 7 1 3132 33 1117 4342 4449 2 2934 40 18 2537 39 4 50 19 20 38 3 142336 10 30 1224 15 1622 46 47 8 45 6 41 9 48 35 1327 5 2621

図9 役割と機能の実施割合 項目番号

3−4−2 通級で実施が望まれる役割と機能

 調査用紙「通級指導教室実施状況と必要な機能」の各項目で望ましいと考え られる項目5件法で調査した。資料4の結果を順位整理したものが図10である。

全項目の平均値は4.33であった。通級の望まれる姿として「概ね必要である」

が4であることから考えて、4.33はかなり高い評価だと言えた(資料4)。

 望まれる姿の上位として、日常的に実施する管理的内容や学校内での啓発や 連携が挙げられた。下位の項目としては、物理的環境整備が必要なものや新た な課題の他に英語の指導や他機関との連携の問題が挙げられた。調査1と2で は同じ傾向が見られる項目とそうではない項目が見られた。

表3 望まれる姿で特徴的な項目

上位の項目 平均

28 個別の指導計画等の個人情報を含む書類をプライバシーに気をつけ保管管理する。 4,941

1 家庭環境を含めた生徒の課題を正確に情報収集することができる(調査票や観察等) 4,843 29 二次障害の弊害を出さないように生徒指導や教育相談と連携を行う。 4,843

7 在籍校へ通級生徒に関する適切な情報提供を行う。 4765

50 学校全体に通級教室への理解を広めている。 4,725

下位の項目

26 生徒のニーズに配慮し、自立活動・教科補充の配分を定めて、指導モデルを作成する。 3,902 21 生徒の支援に必要な情報を福祉などと交換している 3,843 45 生徒の困り感(英語話す力の育成)のある教科補充指導を効果的に行う。 3,843

5 保護者同士が情報交換する場を設ける。 3,765

13 保護者・担任が閲覧できるような図書・資料の整備を行う。 3,765

 4.9  4.7 評4.5

 4.3  4.1  3.9  3.7  3.5

    28 1 29 7 504937183331424344402039 2 11 4 34323612 1925 6 17153823224846 101430 3 163541 8 47 9 2427262145 5 13

       項目番号

      図10通級で望まれる役割と機能

  3−4−3 項目の実施と望まれる役割と機能の違い

 図9と図10から各項目の実施割合と望まれる姿が一致しているものといない

30 一

ものがあることがわかった。そこで、実施割合と望まれる姿の値の違いを明確 にするために両値をクロス集計し、X2検定を行った。 P値の大きなものは、実 施割合と望まれる姿の分布に開きがあるものであり、両値に乖離があるものと 考えた。このP値を標準化したものをX軸に、調査1で行った各項目の実施割 合を標準化したものをY軸にとり図11を作成し項目の特徴を明らかにした。

 項目には他の項目と分布の傾向に違いが見られるものがみられた。21「生徒 の支援に必要な情報を福祉などと交換している」31r自立活動(心理的安定)

を生徒が効果的に学習できる工夫をする」44「自立活動(コミュニケーション)

で生徒が効果的に学習できる工夫をする」(先頭数は図11に対応)の3項目で あった。自立活動に関する項目と実施割合が一番低い項目が挙げられた。

 上記の3項目以外は、実施率が下がるにつれて、両値の分布の差が大きく考 えにばらつきがあることがわかった。多くの項目には左上から右下へ向けて分 布に方向性がみられた。左上は実施率が高く、実態と望まれる姿に分布に差が すくない項目である。右下は、実施率が低く、実態と望まれる姿の分布差が大 きい項目である。左上の通級で望まれて実施されている項目から、右下の何ら かの理由で実施される率が低い項目への分布があることがわかった。

実施率

2.0

1.00

o,o

一1.0

一2,0

一3.0 0一

o28

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 1732

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017O0 033

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〇一

021

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1 I       l

一2.00000 一1.00000 O.OOOOO 1.00000 2.00000 3.00000 4.00000       Z得点(X二乗)

図11 PearsonのX二乗値と正規化された実施率

3−5 通級環境が及ぼす役割と機能への影響

 項目の実施実態をロジスティック回帰分析した結果が表4である。表4には ステップワイズで変数として算出されたものをすべて記述した。

 このことから、通級指導者の属性によって、通級の役割や機能に影響がある こと、自校通級と校外通級では実施される役割や機能に違いがあること、教諭 数や指導者数は、通級の役割や機能に影響が少ないことがわかった。調査の母 集団はn=78であるが部分的に欠損データがあり統計対象が77教室または76 教室となることがあった(資料5)。

3−5−1 自立活動の割合と通級の役割・機能

 「1 家庭環境を含めた生徒の課題を正確に情報収集することができる(調 査票や観察等)」「10 自立活動(身体の動き)で生徒が効果的に学習できる工 夫をする」の項目が実施されるかどうか要因は、自立活動を中心とした指導割

一32一

合の高さと関連することがわかった。また、「3 生徒の困り感(英語を聞く力 の育成)のある教科補充指導を効果的に行う。」が実施される通級においては、

自立活動の実施割合が低いことがわかった。

 自立活動の割合と自立活動(身体の動き)では、自立活動が多く必要な生徒 は、「身体の動き」を指導することが望まれる状況であることが読み取れた。身 体の動きを実施ししていない通級は、弱視・難聴・言語に多くみられた。

 自立活動を重視する通級においては、教科補充の英語の指導が重要視されな い傾向にあることがわかった。

3−5−2 指導体制と通級の役割・機能

 「18生徒が二次障害を起こさないような支援のあり方を学校に提案する。」

に教諭数が弱いながらも係数として算出された。「4 生徒に対して在籍校での 学習に対して合理的配慮がなされるように担任等に助言する」に指導者数が関 連していることがわかった。負の変数として「9 生徒の現状から適切な検査

を選択し、実施する」「41教室が計画的に運用できるように、年間計画を作成 している」に指導者の数が影響していることがわかった。

 指導者数が多ければ当然検査も充実すると言う一般的考えと適切な検査を選 択し実施するが負の関係になることが矛盾すると思われたので、教諭を複数配 置する通級の大部分を占める東京都、神奈川県、神戸市の状況をインタビュー またはメールで調査した。3つの自治体とも、担当者または他の支援機関が心理 検査は実施することになっていると返答を得た。このことから他の支援機関に 検査を委託する仕組みが都市圏を整いつつあることがわかった。

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