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その他 の製造 業 資料)

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42918.6 中 小 企 業庁 振 興 部 公 報 課 〔1950〕よ り作 成

さ て,こ の 調 査 が 示 す 販 売 状 況(・表一12(a>〜{e))など は1949年6月 か ら11月 ま で の6ヵ 月 間 に つ い て の状 況 で あ る。 当 該 期 間 の 初 め に お い て す で に 「ドッ ジ 不 況 」 が 進 展 して き て お り,そ の 終 わ り1こお い て も不 況 が 継 続 して い た の で あ っ て,当 該 期 間 で の 販 売 状 況 な ど の 変 化 が 「ドッ ジ不 況 」 全 期 間 の そ れ らの

琴i隼を示 す も?で 亭な 、・とい う こ とを注 意 しな けれ ば な らな い。

1949年6月 か ら11月 の 間 ,中 小 工 業 の 販 売 状 況 の 後 退 が 進 展 し,生 産 の 下 降 傾 向 が 顕 著 に な り ・ そ の 結 果,滞 貨 が 進 行 し て い っ た

。 す な わ ち,

「『よ く売 れ る 』 も の は8 ・2%

(85)ど う や ら売 れ る』 も の が52・2%・r売 れ な し・』 も の が35 .5%,『 不 明 』 が4.1%で あ る 。」

讃 欝 撫 聯 篠 繍 化がない』もの職 臓 ている』

(334)轍 期 に お け る中小 企 業 の醐[1]51

rr滞 貨 し て い な い 』 も の44・6%・rだ ん だ ん 欝 の 傾 向 に あ る 』 も の が42・'%・ 『激 増 して い る 』 も の が7.9%,『 不 明 』 が5.4%あ る。」

同 時 に 資 金 繰 り 状 況 も 悪 化 が 目 立 て い る 。

rr非 常 に 苫 し い 』 も の38・3%・r苦 し い 』 も の38%・(謝 可 と か や っ て い る 』 も の が

22%,r割 合 ら く』 な ものが0.9%,r不 明』 が0・8%で あ る」

こ う した 資 金 繰 りの 悪 化,金 詰 ま りの 原 因 は何 で あ る か 。

r‑$担 の腫 と徴 税 の強行』が19.5%,r売 掛 金 回収 の不F囎 』 が14.9%・ 『売行 の不振 』 が1・.5%,r原 料 その他鰍 資金 力増 加』 が8.1%・r銀 行 の貸 出制限』 が 6.4%,『 親L場 問屋 の支払遅 延』 が5.9%で,以 上 が 主な原因で あ る。

昭和23年 の調査 に比 しr原 料 その:̲.r:一入飴 が増加』 とか・r齢 の増加』とい うよ うな イ ンフ レを反財 る もの は後退 して,r売 齢 回収 の不 円滑』r売行不振 』その他販 舳 の原因(39.6%)や 貸 出制限 とか手 形割 引の不F」滑等現行 関係 の原因(12・4%)が(89)

著 しく増加 してい る… …。」

以 上 か ら,ド ッ ジ不 況 下 の 中 小 工 業 の 滞 貨 の 増 加,金 詰 ま りの 進 行,す な わ ち,薩 過 剰,金 融 逼 迫 の 繍 の 困 難 問 題 性 の 一 端 は明 らか で あ る・ 上 記 調 査 は次 の よ うに 特 記 して い る。

「なお,付 け加 えな けれ ばな らな い ことは,本 調 査 は・いわ ば報 告能力 の あ る企 業の もの であ って,そ の能 力の ない業者 の多数 あ る ことを見逃 れ とはで きな い・ 氷山 の 水 面以 ドにあ る部分,み え ざ る部う}はきわ めて大 で あ る・この(9a)に 翫 る とき沖 小 企 業金融 の現実 は,こ の報告 よ り一 層 切実 な もので はあるま いか・」

この 「よ り一 層 切 実 な もの 」 の 様 相 の 一 端 は以 下 に述 べ る 当 時 「中 小 企 業 の 整 理 」 と い わ れ た事 態 に お い て も明 らか で あ る。

(3)中 小企業 の整理 状況

中 小 企 業 庁 振 興 部 公 報 課 は 「昭 和24年 に お け る 中 小 企 業 事 業 所 整 理 状 況 調 査 」 に 引 き続 き 同 様 の調 査 を195・ 年 第 〇 四 半 期 よ り翌 年51年 第 二 四 半 期 ま で

の 一 年 有 半 の 期 間 に行 っ た 。「整 理 」の正 確 な 意 味 の 記 述 は 当 時 の 資 料 に お い て 見 当 た ら な い が,「 整 理 」 の 程 度 を 「閉 鎖 」 ・ 「休 止 」 ・ 「縮 小 」 に 区 分 して い

た.「 縮 小 」 が 「休 止 」 を 経 て 「閉 鎖 」1こ至 る と い う三 段 階 の 過 程 的 把 握 を して い た と考 え られ る。 ま た,「 整 理 」 は戦 時 に お け る 「企 業 整 備 」 や 戦 後 「企 業 再 建 整 備 」 な ど を 総 称 して 「企 難 側 とG・う場 合 と は は っ き 畷 な って い る と

52 商 経 論 叢 第30巻 第3号

(表 一12(a))規 模 別 生 産 状 況

ヒ昇 して い る 変化 が な い 下 降 して い る 不 明

4,9fi3 721 1,785

2,42且 36

⑪〜4人 1,851 92 582 1,189

8

5〜29人 2.2$9 357 864 1,046 22

30〜99人 ss7 223 286 182 6

100〜199人 izs 49 53 24 a

100.0 14.5 3s.o 48.8

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0.7 0〜4人 m『m

100.0 5.0 31.4 63.2 O.4」H

5〜29人 loo.o 15.6 37.7 45.7

1.0

30〜99人 100.0 32.0 41.Q 26.1

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100〜199人f 100.0 38.9 42.i

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(表 一一12(b))規 模 別 売 行 状 況

}よ く売 れ る ど うや ら売 れ る 売れ な い 不 明

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4,963 408 .. 1,764 203

Q^'4人 1,$51 40 791 1,169

950

5^‑29人 2,289 223 1,271 692

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30〜99人 69? 113 446 til

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100〜199人 126 32 ao 『汁1] 13

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ユOO.0 2.2 42.7 63.2

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5〜29人 100.Q 9.? 55.5 30.2 4.5

30〜99人 roa.o 16.2 64.0 15.9

一 一

3.9

100‑,‑199人 ioo.o 25.4 63.5 8・7i 2.4

(表 一12(c))規 模 別 滞 貨 状 況

滞 貨 して い な い だんだん滞貨 の傾向 激 増 して い る 不 明

}

4,963 2,214 1;; 390 27ユ

0〜4人 1,$51 XO3 ?83 156

liO

5〜29人 2,289 1,024 9fi8

168

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30〜99人 697 324 286 so 27

100〜199人

126 fi3 51 7

5

1QO.Q 44.6 42.1 7.3 5.5

0〜4人 goo、O 43.4 42.3 8.4 5.9

5〜29人 100.0 44.? 42.3

?.3 5.s

30〜99人 goo.0 46.5 41.0 8.6

3.9

100〜199人 100.Q soO 4p.5

5.s 4.0

{333)

(332) 戦後 復 興 期 に お け る中 小 企 業 の再 編[1]

(表 一12(d})規 模 別 金 詰 り 状 況

53

割 合 ら く だ i何 とか や って い る 苦 しい 非常に苦 い 一

4,963 42 1,097 1,894 1,900

30

0〜4人 1,851 Y2 303 761 769 6

5〜29人 2,289 17 553 848 857 14

30〜99人 697 10 194 246 237 10

100〜199人 126 3 Q7 39 37 0

100.0 0.8 22.1 38.2

38.3 0.6

0〜4人 100.0 os 16.4 41.1 41.5 0.3 F

5〜29人 ioa.o 0.7 24.2 37.0 37.4 0.6

30〜99人 100.0 1.4 z7.8 35.3 34.0 1.4

100〜199人 100.0 2.4 37.3 31.0 29.4 o.o

(表 一12(e))規 模 別 金 詰 り原 因 割 合 ら く だ 何 とか や って い る

1

苫 しい 非常 に苦 しい 不 明

4,963 42 1,097 1,894 1,900 30

0〜4人 1,861 12 303 761 769

6

5〜29人 2,289 17 553 848 $57 14

30〜99人 697 10 194 246 237 10

100〜199人 126 3 47 39 37 0

1GO.0 o.s 22.1 38.2 38.3 o.s

0〜4人 100.0 o.s 16.4 41.1 41.5

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5〜29人 iaa.a 0.7 24.2 37.0 37.4 0.6

30〜99人 100.0 1.4 27.8 36.3 34.0 1.4

100〜199人 100.01 2.4 37.3 31.0 29.4 o.o

資料)中 小 企業 庁 振 興 部 公 報 課 〔1950〕よ り作 成

54商 経 論 叢 第30巻 第3号

(331) い う こ と が で き る。 「企 業 整 備 」 は,国 家 か ら の 強 制 に よ る場 合 に せ よ,企 業 自 身 の 独 自 の経 営 方 針 で あ る場 合 に せ よ何 らか の 計 画 性 や 発 展 性 を 前提 に企 業 を 建 て 直 す こ と を 目 標 と し・ そ の よ うな 可 能 性 が あ る こ とを 意 味 して い る の に対 して ・r整 理 」 は 企 業 に と っ て 不 可 避 な 原 因 で 企 業 活 動 を 「縮 少 」 して い く こ と を 意 味 して お り・ そ れ は や が て 特 定 期 間 の 「休 止 」 と な り

,そ の期 間 を 過 ぎれ ば 「閉 鎖 」 に追 い 込 ま れ る と い う性 格 の もの で あ る

。 した が って,「 縮 少 」 的 側 面 に お い て 量 的 に 両 者 は共 通 す るが,「 企 業 整 備 」の 方 が ヨ リ広 い 経 営 上 の 行 動

と示 して い る。 そ れ ゆ え に・ ドッ ジ不 況 の よ う な状 況 に お い て

,「 企 業 整 備 」 に お け る解 雇 数 と 「整 理 」 に お け る解 雇 数 と は 異 な って く る

。 ま た,当 時 の 中 小 企 業 に お い て は 「企 業 整 備 」 を 実 施 す る経 営 上 の 余 裕 の 獲 得 は 困 難 で

,「 整 理 」 の 特 徴 を纏 う こ と に な る。 上 記 調 査 は 都 道 府 県 単位 で 実 施 され た が

,当 時 の 事 情 に あ っ て 未 提 出 都 道 府 県 が 少 な か らず あ っ た。 主 要 項 目 に つ い て の 総 数 を 纏 め て み る と(‑13)・ 一 応 の 「整 理 」 状 況 を 把 握 す る こ とが で き る

。 そ の 状 況 か ら推 測 で き る こ と は・1949年 段 階 で の 「整 理 」が 激 し く行 わ れ た で あ ろ う こ と

, お よ び 「整 理 」 の 実 数 は・ そ れ を は るか に超 え た 水 準 に あ っ た だ ろ う こ と で あ る。

(4)戦 後 の商業 構造 の変化 と中小企業

これ ま で 検 討 して き た 工 業 部 門 に お け る 中 小 企 業

,す な わ ち,中 小 工 業 は歴 史 的 に特 異 な 存 立 が ゆ え に 中 小 企 業 問 題 の 巾 心 を形 成 して きた。 しか し,商 業 部 門 に お け る 中 小 企 業,す な わ ち,中 小 商 業 も これ ま た 日本 の特 異 な 流 通 構 造 を 反 映 して ・ も う一 つ の 中 小 企 業 問 題 を 構 成 して き た

。 こ の 両 者 は別 個 の 存 在 で は な く,後 続 の 諸 稿 に お い て 考 察 す る よ う に 「問 屋 制 工 業 」 あ る い は 「流 通 系 列 化 」 な ど と して 密 接 不 可分 な 関 係 を保 持 して き た。

さ て,戦 前 来 日本 の 商 業 構 造 は 日本 経 済 の 発 展 の 問 題 性 を 強 く担 う形 で 変 遷 を 遂 げ て きた 。 商 業 部 門 は工 業 部 門 と対 照 的 な 展 開 を した

。 す な わ ち,

「大正9年 か ら昭和5年 に至 る不況期 には,商 業 人 口が絶対 的 に も相対 的 に も著 しく 増 加 したのに反 し,昭 和5年 か ら15年 にわ た る10年 問 には ほとん ど増加 を示 さず

, したが って相対 的地位 は農 業 とと もに後 退 して い る。 これを増 加人 口吸収率 にっ いて

戦後 復興 期 に お け る 中小 企 業 の再 編[1] 55 (330)

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56商 経 論 叢 第30巻 第3号(329) X91) み る と い

っ そ う 明 ら か で あ る。」

「大 正9年 か ら昭 和5年 ま で の10年 間 に お い て 商 業 部 門 は,増 加 人 口 の 半 分 以 上 を 吸 収 し た が,第1次 大 戦 景 気 の 崩 落 に は じ ま る こ の 期 間 が 近 年 の 日 本 と し て は 不 況 の そ こ で あ り,経 済 活 動 が き わ あ て 鈍 化 し た 時 で あ る こ と を 考 え れ ば

,こ の 膨 張 は き わ め て 不 臼然 で あ る と い わ ね ば な ら な い で あ ろ う。 こ れ に 反 しっ ぎ の10年 間 に お い て は 商 業 人 口 は ほ と ん ど 増 加 せ ず,工,鉱 業,交 通 部 門 の 増 加 が い ち じ る しか っ た(も っ と

も後 者 の 増 加 は 主 と し て こ の 時 期 の 後 半 期 に お け る も の と 考 え られ る が)

。 こ れ に よ っ

てみれば わが国の幣 部門がいわゆる相対的過剰加 のためのプールの役割課 た した こ とは明 らかだ ろ う。」

この 過 程 で,商 業 者 の彩 多 性 ,零 細 性 が 形 成 さ れ る と と も に,多 様 性 も増 幅 さ れ た 。

「生産 部門 において小規模 生産 が きわ めて多 く,し か もそれが全 国 にわた って広 く散 在 して い る こ と は ・""'1欝 者 の ケ撒 性 と 相 ま っ て ・必 然 的 に 醸 者 の 数 を 多 く し,ま たその規模 を小 な らしめ る。」

「わが国 の商業 者 ……の おのお のは直接生 産者 か ら集 荷 し,こ れを消費 者 の手 に渡 す までの流通 経路 の各段 階 に位 置 してお り,し たが ってそれ が持っ 具体 的 な機 能 や問題 点 は必 ず しも同一 で はな い。 しか も,こ の流通 経路 は商品 によ り,地 方 によ り,あ るい

は櫃 者 の腰 によ り,多 か れ少 力・れ異 な(g4}

しか し・ 商 業 部 門 で 資 本 の 集 中 が 進 展 しな か っ た の で は 全 くな い

。 日本 に お け る資 本 集 中 を示 して い る の は,問 屋 の 存 在 で あ る。 しか も,そ の 日本 に お け る歴 史 的 展 開 は特 異 で あ った 。

「日本 にお いて は問屋 は・……前 期 的前貸 資本 よ りも広 い概念 と して即 ち

,一一般 に近 代社 会成 立以後 において も特 定 の条件 の ドに産業 に対 して,柑 当の独 自性 を有 す る商 業 資本 を指 して も問屋 と云 って い るよ うで ある。その点 にお いて問屋 は産 業 に従属 し, 究 極 に お い て こ れ の 販 売 代 理 店 を な す 商 業 資 本,卸 売 業(wh。lesale)と1ま 麟9碧

.」

「生産 者が分散 し,弱 小 で あ って,し か も商業 資本 と しての問屋 が比較 的強大 な資本 力 を保持 して いる場 合 問屋 は これ ら零 細 な分業生 産 者 を組織 し実質 的 に 自己の雇傭 者 或 い はそれ以 ドの工賃 を もって 自己の為 に生産 せ しめ る(メ リヤ ス,小 間物,ブ ラシ, そ の他 雑 貨 類 一雑 貨 問 屋 型)或 い は 下請 生 産 等 の手 段 を通 じ,金 融的 に小生産 者群 を支 配 し,生 産 者の利 潤 の犠牲 にお いて高利潤 を取得 す る(棉 ,絹,人 絹 織物機 業一繊 維 問 屋型)生 産 者 に対 し,資 金力,市 場造 作能 力経験 が優越 して い る点 を利用 して

}商 業 的 操作 を行 う。この場 合で も資金 的援助 が伴 うのが通常 で あ る。(化粧品,医 薬 品一薬 種 問

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