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資料 1 指導案
1 2
授業 実践(1)第 5学年 算数科 「式 と計算」 学習指 導案
平成26年 6月 13日(金 )〜6月17日(火)
0市立○小学校 5年生 指導者 吉 田 美彰
単元 名 「式 と計算 (啓林館(上)pp.56‑59)」
指導要領 に おける指導事項 と単元 の 日標
<学習指 導要領 (算数科)における指 導事項>
・小数 の乗法及 び除法 につ いて も、整数の場合 と同 じ関係 や法則が成 り立つ ことを理解す る こと。
(A―(3)―ウ)
・ 数量 の関係 を表 す式につ いての理解 を深め、簡単 な式で表 されている関係につ いて、二つの数 量 の対応 や変わ り方に着 日で きるよ うにす る。
(D― (2))
<単元の 目標>
整数 で学習 した交換、結合、分配 な どの計算法則が、小数においても成 り立つ ことを理解す る。 ま た、 計算 の きま りを使 って、 工大 して計算 で きる。
評価規準
教材 につ いて
児童は これ まで整数に関す る交換・ 結 合・分配法則、さらに乗除 の計算の性 質な どにつ いて学習 して きてい る。また、式につ いて も、数 量や数量の関係(公式)を 式表示す る ことを経験 してい る。
本単元 では、 計算 の範 囲 を小数 に広 げて も同 じよ うに計算法則 が成 り立つ ことを理解 し、 また、
式につ いては、式の形 に着 日して数量 や数量 の関係 をよみ取 る ことがで きるよ うにす る ことをね ら
5.単 元計 画
3.
4
関走・ 意欲・ 態度 式の扱 いに関赴 をもち、 計算法則 を活用 して計算 を工夫 しよ うとす る。
思考・ 判断 。表現 計算法貝1を活用 して計算 を工 夫 した り、 式の表す意味 を、具体 に則 していろ い ろに よみ取 った りす ることがで きる。
技 能 計算 の きま りを用 いて計算無理 がで きる。
矩識 。理解 卜数 を含 め た計算法則 をまとめて理解 で きる。
頁 時 目 標 学習活動 お もな評 価 規 準 と評価 方
法
5 5
1 本 時
整数の計算 の きま りを思 い出 して、 小数 の計算に 関す る きま りを理解 で き るよ うにす る。
整数 の きま りを振 り返 り、小数の計算につ いて も計算の きま りが成 り 立つ ことを理解 す る。
複雑 な計算 を、計算法則 を活用 して工 夫 して計 算す る。
【婦】月ヽ数 の計算に関す る きま りを理解 す る。
(プリン トの解 答や説 明)
58 2 個 数の求め方 を色々に考 えて式に表 した り、 式か ら求め方 を考 えた りす る ことがで きる。
個数 を求め る式の形に 着 目 し、
式の表す意味 を具体に EPして考 える。
【考】 【技】算数的 活動 と して、 説明す る活動 を 経験 し、 考 えを伝 える こ とがで きる。 (観察・ プ リン ト)
【考】 おか しの個 数 を求 め る式 を、 図 を使 って説 明 で きる。
(観察)
【考】 【妊】式 と図 を結 びつ けて、 多様 な考 え方 を説明す る ことがで き る。 (観察・ プ リン ト)
特定の式 をよみ取 り、 背 景に ある場面の条件 が変 わ った ときに、 どの数値 が変わ るか を考 えること がで きる。
特定の式 をよみ取 り、背 景に なる場面の条件が 変わ った ときに どの数 値 が変わ るか を考 える。
【考】 【技】式か ら数 え 方 を考 えた り、 数 え方 を 式に表 した りす る ことが て きる。
(プリン トの解 答) 6.
関ミ・ 意欲・ 態度 整数 と関連づけて、小数の計算のきまりを考えようとしてぃる。
思考・ 判断・ 表現 計算の きまりを使って、小数の計算を簡単にする方法 を考えることができる。
技 能 計算の きまりを使 って、小数の計算 を確かめることができる。
矩 識・ 理 解 整数 て学習 した交換・ 結合・ 分配法則 や除法 の性 質が小数 でも成 り立つ ことを 理解 してい る。
第1時
○先行して行った学習
児童の 実態 と学 習へ のニー ズを把握 す るために事前テス トと教科書p.56‑57を実施 した。
(1)事前 テ ス トを分析 した結果、 本時の 内容 では、教科書P57の回 番、回 番に難 しさを感 してぃ る。
学 び合 い学習 では回 番、回 番 を検討 し、共通理解 を図る。 事前テス トか ら回 番は練習するとあ る程度 できるよ うになると予想できる。 しか し、回 番の理解は困難であろう。本時で一番時間を か けて検 討 して い く必要がある。
(2)教科書p.56‑57の予習 か ら把握 で きた児童 の実態
(1青 :予習 てて きてい る、0緑 :教えて もらいたい ところ) 口
凹 囲 3 4 5ア 5イ 5ウ 6① 6② 6③ 6④
1 0
2
4
6 0 0 0
0 0 0一 0
8 0 0 0 0
10
11
回,回番の問題では、解決 できていない児童が多数いる。国 では、小数×小数の筆算に難 しさが あった。□ ては、問題解決のスピー ドアップのため電卓 を使用 したが、操作に とまどい理に時間がかか って しまった。本時では、まず回,回番の問題が まだで きていない児童に対 して整数のときの計算のき まりが、小数でも成 り立つ ことに気づかせる。
次に回 番である。予習でた くさん問題が解けた児童も回 番の解答率はかなり低い。小数のかけ算の筆 算に難 しさを感 している児童が多いが、計算のきまりを使 うことて、
0.25,2.5,25は4を かけるとそれぞれ 1や lo、
100に
な り、計算 しやす くなる。早 く、かんたんに、正確 に とい う「は 。か 。せ」に注 目させなが ら問題 を解 かせ てい きたい。 これが回 番、回 番の問題 につ なが ってぃ く。
予 習に おい て難 しさを感 している国 番、回 番につ いては、学び合い学習で共通理解 を図 る。教科書 の 問題 が終 わ った ら、活用 問題 (選択 問題 ビンゴ)に進 む。計算 の きま りを用 いなが ら活用 問題 を経験 す る ことで、 「は 。か 。せ」 を実感 させたい。演繹的 な理解に加 えて、 帰納的 な理解 を深めてい く。
○第1時の展開
学習 段 階
児童 の学習活動 教師 の指導の手立 て と評価
習 得 活 用
10
分
21,18,19,24,25,26,28,33,36,37 中上位群 は個,1学習で予習の続 きを 行 う。
1、 14番 は予習 内容が終 了 した ら、 巻末の 「や ってみ よ う」 に 取 り組 む。
取 り組ん だ問題 は 自分 で九付 け を し、
ポー トフ ォ リオ してお く。わか らない 場合 は、その問題 に取 り組 ん だ子 に相 談 をす る。
1番は7を理解 してい るか確認 が始 要。
と ま め
本時 の 日標 に関わ る ことを一 斉授 業形 式 で確認 す る。
活 用 習 得
10
分
中上位群 の個冽l学習でのつ まづ きに應 じる。 下 位群 (3,4, 6, 7, 9, 10, 13, 15, 17,18, 19,20
番)は ま とめ まで の学 習 を生 か して、
基礎 的 な学 習 や発展 的 な学習 に取 り 組 む。
ウ長り
]塁 り
5分
わか った こと、解決 したい こと
次 時 の 予 習 10分
教科書p.58
次 の時間に どの よ うな ことを学習す るかの確認
第2時
○ 先行 して行 った学習 と本時の学習
児童の 実態 と学習へ のニー ズを把握 す るために事前テ ス トと教科書p.58を予習 と して実施 した。
(1)事前テ ス トを分析 した結果、 本時の 内容 では、 図 と式 を結 び付 ける ことが困難 な児童がいる。
したがって、 ドッ トをどのよ うに数 えるのか とい うことにつ いてT寧に学習 してい く 要が ある。何 個 を一組 と してそれ がい くっ あるのかに着 目させたい。
(2)教科書p.58の 予習の分析(1色が塗 ってある ところは予習てで きている ところ)
出席 番号
□
み らい の 説 明 4×5
□
つ ば さの 説 明 5×4
□
あお い の 説 明 6× 6‑
4× 4
□
ひ ろ との 説 明 4× 2+
6× 2
2 ア
100×
6
2 イ
100+
600
2 ウ 4× 2+6
×2
1
3
予習の状 況か ら、国 のみ らい、つ ば さの説明に関 しては概ね で きる。 しか し、図 と式 を対應 させ る ことがで きない児童 もいる。 かけ られ る数は 「何個 をひ とまとま りとしてい るか」、かける数は「何組 あるか」 に対応 している ことに着 目させ て理解 を促 す。
国 の あおい とひ ろ との式の意味 を説明す る問題 は二答率 が低 い。本時でもっとも時間 をかけて指導 す る必要が ある と考 えている。図 と式 を結 びつ けて考 える ことがで きれば、確 かな理解 につ なが る。予 習 に おいて気に なったのは、説明 を書 いていて も「計算 の仕方」 の説明であった ことだ。 また、み らい やつ ば きの説明の言葉 を生かせず、論理的 な説明がで きていなか った。「あわせ る」や「全体 からひ く」
とい う言葉 も使 われ ていなか った。 これ らの事 を指導事項 として考慮 しながら指導に当たってい きたい。
2の問題 は、 時間がな くて口答で きない児童が 多か った。口 答で きた児童には「個数」 や 「本数」 の 言及 がな く、惜 しくも工答 とはならなか った児童 もいた。「個 数」や「本数」を明示す るよ う指導す る。
2の問題 を学習 した後、本 時の学習 内容 を活用・ 習得 させ るためにA〜Iまでの ミニプ リン トを行 う。
本 時 の学習 内容 を活用す る内容 だけでな く、 基礎的 な内容 も合み、 子 ども逹 が プ リン トを選ん てい く。
プ リン トが終わ った ら表に
̀Pをつ け、 ビンゴをめ ざす。 ビンゴの表 は、9枚の プ リン トの進捗状 況 を視 覚的 に把握す る ことで学習意欲 を促進 させ る ことをね らってい る。
学習段 階
児 童 の 学 習 活 動 教 師 の指 導 の 手 立 て と評 価
指 導 (習得 活用)
15分
課題 の設 定 P.58回
※ 一 斉 学 習
Tl
予習に おけ る児童のつ まず きに焦点化 した指導 を行 う。
。 図 と式 を結 びつ け る。
・ ドッ トを どの よ うに数 えるのかにつ いて丁宰 に見 てい く。
「何個 をひ とまとま り」とす るか、それが何組 あるか を確認 してい く。
・ 計算 の説明 てはな く、式の意味 が分 か るよ うに 説明 させ る。
° あおいやみ らいの説明 を参考に させ る ことて、
説明 を書 くことを促す。
T2,T3
学習に取 り掛 かれ ない児童のサポー ト 練習
(活用 習得)
15分
P.58巨l活
用問題
(ミニプリント
A〜I)
※個,1学習
「個 数」や「本数」を明示す るよ うに指導する。
P.58回の答 え合 わせ はTl,T2r3が行 う。
活用 問題 は、工答 を掲示 してお き、児童 が 自分 で九付 けで きるよ うに してお く。
誤 答は直す よ う声がけ をす る。
振l, 28リ
5分
わかった ことを ノー トに整理す る。
評価物:ノー トと ミニプ リン ト
次 時の 予習
10分
教科書p.59を コピー しノー トに貼 る。 その後、 実際にやってみ る。
次 の時間に どの よ うな ことを学習す るのかの確認 をす る。
どこがで きて どこがで きないのか を教師だけでな く児童 も把握す る。
Tl∬2,T3はで きていた ら丸付け をす る。