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原則として、本務校に勤務します。

* 初任者研修の準備や事後処理にあたります。

長期休業中も、各兼務校で研修を行います。研修対象の初任者が休暇等で勤務しない場合 など、研修が予定されていない日は本務校に勤務します。

出張する日の勤務校の所属長に旅行命令書を提出し、承認・決裁を受けます。決裁を受け た旅行命令書については、その学校において旅費請求をします。

* 兼務校勤務日に出張する場合も、本務校所属長への連絡を忘れないようにしてく ださい。

* 兼務校では、そのままでは旅費システムに旅行命令を登録できません。本務校で は、以下の手順で、兼務校でも登録ができるように「アクセス権」を編集します。

旅費システム・ログイン→「個人情報登録」

→拠点校指導教員の名前の横の「修正」→「アクセス権照会編集」

→兼務校の所属コード、市町村コード、兼務の開始日・終了日を入力し「登録」

本務校へ各兼務校の届をすべて提出します。本務校において、各兼務校の通勤届をまと めて、一週間の勤務形態をもとに算出し、手当の認定をします。兼務校では、通勤届の写 し(要原本証明)を保管します。

* 通勤届の備考欄、通勤手当認定簿の算出式の欄に、毎週○曜日・○○学校勤務等、

参考事項を記載しておきます。

Q4 初任者研修を実施しない日の勤務は、どうなるのでしょうか?

Q5 長期休業中の勤務は、どうなるのでしょうか?

Q6 出張時はどうすればよいですか?

Q8 出産休暇中の昇給は、どうなりますか?

Q7 通勤届はどこへ提出すればよいですか?

9-3 ☆交通用具の使用距離の計算方法

その職員の住居とそれぞれの公署との間の自動車等の使用距離(*注1)に、1週間に おけるそれぞれの公署への通勤回数(*注2)を乗じて得られる距離の合計に、更に 52 週を乗じて得た数を、1週間における通勤回数に 52 週を乗じて得られる数で除して得た距 離によるものとします。

なお、使用距離に端数がある場合、端数処理はせずに適用するものとします。

*注1(自動車等を使用しなければ通勤することが著しく困難である職員以外の職員にあ っては、自動車等を使用しないで徒歩により通勤するものとした場合の通勤距離 が片道2キロメートル未満である場合を除きます。次項においても同様。)

*注2(往復をもって1回とします。以下同様。)

※計算例1

住居←9.4km→本務校 …週2日勤務する 住居←0.5km→兼務校A …週1日勤務する 住居←6.8km→兼務校B …週1日勤務する 住居←7.5km→兼務校C …週1日勤務する

通勤1回あたりの使用距離(片道)

{(9.4×週2日)+(0.5×週1日)+(6.8×週1日)+(7.5×週1日)}×52週 週5日×52週

=6.72km となります。

※計算例2

週4日本務校、週 1 回兼務校+本務校の場合 住居←10km→本務校

住居→12km→兼務校→4km→本務校→10km→住居 通勤1回あたりの使用距離(片道)

{(10km)×週4日+〔(12km+4km+10km)÷2〕×週1日}×52週 週5日×52週

=10.6km となります。

☆ 算出した距離が2km未満の場合

Q8 通勤手当はどのように認定されますか?

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通勤1回あたりの使用距離が2㎞未満である場合(計算の基礎となった自動車等の使用距 離のすべてが2㎞未満である場合を除きます。)は、2㎞とみなします。

☆ 週当たりの通勤回数が特定できない場合

年間における通勤回数をもとに、使用距離を算定します。

☆ 通勤不便者

交通用具等の使用距離は本務校・兼務校とあわせて距離計算をするので、本務校・兼務校 のいずれかで通勤手当に関する規則第8条の4に該当する場合には、通勤不便者の表から通 勤手当を算出してよいということになります

兼務・併任等により2以上の公署へ自動車等を使用して通勤する場合の通勤手 当算定のための使用距離の決定について

交通用具使用者の場合(規則第17条の5)

当初休暇予定 休暇延長 12/1~12/15 12/16~1/20

規則第17条の5 支給単位期間

1か月 当初休暇予定 休暇延長

4/1~4/15 4/16~5/10

<考え方>

①月の1日から末日まで、全日数にわたって通勤しない場合(理由は問わない)→当該月は支給しない 規則第17条の5

②月の1日から末日まで、全日数にわたって通勤しない場合(理由は問わない)→再び通勤することとなる日の属する月から支給 規則第17条の4第3項

③月の中途に、通勤しない期間が一部ある場合(理由は問わない)→支給しない月はない 規則第17条の5 規則第17条の4第2項       →再び通勤することとなる日の翌月(その日が月の1日である場合はその日の属する月)から支給

⑤月の中途から翌月にかけて、出張、休暇及び欠勤で通勤しない場合→再び通勤することとなる日の属する月から支給 規則第17条の4第3項

⑥3以上の月にわたって、通勤しない場合(理由は問わない) 規則第17条の4第3項

     →再び通勤することとなる日の属する月から支給(間に「月の1日から末日まで、全日数にわたって通勤しない」月を挟むので、考え方②を使う)

・ 月の初日から末日まで、全日数にわたって通勤しない場合

・ 月の中途に通勤しない期間が一部ある場合

・ 3以上の月にわたって通勤しない場合

④月の中途から翌月にかけて、休職、大学院修学休業、育児休業、自己啓発等休業、停職、海外派遣、公益法人等派遣で通勤しない場合

休職・私療等

共通事項(休暇・休職等にかかる通勤手当支給について)

交通用具利用者

11月 12月 1月 2月

支給可能

私療 私療 復帰

支給不可

公共交通機関利用者

支給期間の最初の月の取扱い

4月 5月 6月 7月 8月 9月

支給可能

支給単位期間 支給単位期間

1か月 3か月

支給不可

支給期間中の取扱い

11月 12月 1月 2月

12/10 休職 私療等

12/1 12/15

12/1

支給不可 休職・私療等 1/1復職 支給不可

休職 私療等

12/10 12/25

2/20

交通用具使用者の場合、すべての月が支給単位期間に係る最初の月となるので、

結果としてその月の全日数にわたって勤務しなかった場合、

それが予見しがたい場合であったとしても返納することとなる

<返納なし>

考え方③

支給単位期間の最初の月において、その月の一日から末日までの期間の全日数にわたって 勤務しなかった場合は支給できない。

<返納あり>

考え方①、②

<返納あり>

考え方⑥

<返納なし>

考え方③

*要注意ポイント

・ 通勤しない期間(理由は問わない)が、月の初日から開始され、2か月にわたる場合

1/25復職

・ 休職・育児休業等の期間が、月の中途から開始され、2か月にわたる場合

・ 出張・休暇・欠勤の期間が、月の中途から開始され、2か月にわたる場合

例外 ・ 通勤手当が返納とならない例

規則運用第17条の2関係第3項第4号

当初休暇予定 休暇延長 12/1~12/15 12/16~1/20

2月

休職 12/1

支給不可

11月 12月 1月

2月 12/10 1/20

12/10 1/20

12月 1月

休職

11月

支給不可

私療 復帰

私療

この場合、原則は月の1日から末日までの期間の全日数にわたって勤務しないことと なる月の前月の末日の前日である11/30を払戻日として返納となるが、通勤しないこと となる月の前月の末日(11/30)において予見しがたいことが相当と認められるので、返 納時期は12/31となる。ただし翌月の1月に再び通勤することが復帰月初日である1/1 には見込まれているので、結果として返納は行わないことになる。(当初から月の全期 間勤務しないことが明らかな場合は返納)

<返納あり>

考え方④

2/1復職の場合も、1月 分のみ支給不可

(考え方④)

<返納なし>

考え方⑤

2/1復職の場合は、1 月分のみ支給不可

(考え方①、②)

<返納あり>

考え方①、②

月の1日から末日まで通勤し ない期間を含むため、再び 通勤する月の属する月から 支給する。

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