<成果>
① 学習意欲の向上
・ 学び合いのスタイルに基づき,生徒が自然にかかわりながら思考を深めることで思考,追求,
表現の意欲が高まった。
・ 生徒が安心して発言できる環境と相互理解が進んだことにより集団で学習する基盤が整い,意 欲的に学習に取り組む姿勢が高まった。
② 学びの方法と思考の深化
・ 共同で思考を深める過程を通して,他者の考えを取り入れたり比較したりする学習方法が身に 付いた。
・ 課題の追求や解決の場面で他者と直接かかわることで,思考の幅と深まりがみられるようにな った。
③ 指導方法の改善
・ 学び合いのスタイルを取り入れた授業が増え,実践を重ねることで生徒の理解や意欲を高め,
良好な人間関係づくりに効果があることの共通理解が進んだ。
・ シートやボード,タイマー等の機器を用いることで可視化が進み,グループ編制,目標,課題,
まとめの明確化により見通しが効く授業構成がみられるようになった(ユニバーサルデザイン)。
<課題>
① 学び合いの質的向上
・ 学び合い場面での発言のルールが曖昧であり,発言の量や時間について個人差が大きい傾向に ある。
・ 個人の学力差に応じた学び合いの有効性を検証することについては,やや不十分である。その ため,1人1人の生徒に学び合いが成立するための補充学習を充実させる。
② 指導方法の改善
・ 学び合いを1つの手段として捉え,単元ごとにその場面を有効に取り入れながら,授業進度に 大きな支障が生じないようにカリキュラムを見直す。
・ 生徒が自ら思考の幅を広げ深めるよう興味関心の視点から指導方法,教材や教具を1層工夫し,
学校間で共有する。
・ 生徒の学びが円滑に行われる環境や指導法のアイディアを出し合い,ユニバーサルデザインの 更なる工夫を進める。
<次年度の取組(方向性)>
・ 自校のほか,部会を中心として学校間で情報を交換しながら,上記課題の解決に向けた「学び合 い」と「ユニバーサルデザイン」の有効性を確認し,質的向上とともに活用する機会を拡充する。
・ 上記の方策と方向を基に,学校間の1層の連携を図り主体性を発揮しながら「学力向上」を進め る。「防災教育」についても同様に学校間の情報交換を行い,課題を明らかにしながらその解決 に努め,確かな知識と実践力を身に付けさせる。
新潟市中学校教育研究会 研究活動の概要
「⾃分の⼒に⾃信をもち,⼼豊かな⼦供を育てる中学校教育」
新潟市中学校教育研究会 会 ⻑ 澁⾕ 雅秀 同 副会⻑ ⽟⽊ 浩 同 副会⻑ ⼤場 雅夫 1 研究活動の推進
(1) 「新潟市教育ビジョン後期実施計画」の理念のもと「新潟市の学校教育の重点」を実践の柱に,事業 を推進する。
(2) 新潟市教育委員会,新潟市中学校校長会から指導助言を受け,県中学校教育研究会(以下,県中教研)
と連携を図り事業を推進する。
(3) 会員1人ひとりの研修意欲を高め,各学校の研究活動の充実を図るために,共同研究を実施し,その 成果や先進的な取組等の情報を共有し集積,活用する。
2 研究活動の概要
(1)第1回部長会 4月 16 日(木)県中指定研の推進・運営・発表の確認及び意見交換,各組織の運営方 針の確認
(2)第1回評議員会 5月 7日(木)運営方針・事業大綱・前年度決算等の承認 (3)各教科・領域研修会 5月 7日(木)各教科・領域の組織編成と事業計画作成 (4)各部の活動
①1部(教科等)発表会(全員参加の研修会 11月5日(木)
教科等 研 究 主 題 会 場 指導者・講演者
国 語 学び合いの中で文章を評価する「批評」の 力を育てる
東石山中学校 新潟大学教授 小久保美子 様
新潟市教育委員会学校支援課 総括指導主事 保科賢1郎 様 指導主事 渋谷 徹 様 総合教育センター 指導主事 藤井正人 様 社 会 社会認識を高め,確かな学力を育てる授業
はどうあるべきか
東地区 亀田中学校 西地区 内野中学校
東:新潟市立東石山中学校 校長 高口 和治 様
新潟市立総合教育センター 指導主事 兵藤 清1 様 西:新潟市立松浜中学校 校長 岡田 聡 様
新潟市教育委員会学校支援課 課長補佐 津野庄1郎 様 数 学 数学的に表現する能力を高めるため
の授業の工夫
~「関数領域」を中心として(第2年次)~
A:光晴中学校 B:上山中学校 C:小新中学校
A:新潟市教育委員会学校支援課 指導主事 皆川 宏志 様 B:市総合教育センター 指 導主事 内山 1敏 様
C:市総合教育センター 指 導主事 小畑 裕 様
理 科 学び合いを通して,科学的な思考力・
表現力を高める理科指導の工夫
主幹校 亀田中学校 協力校 両川中学校 亀田西中学校
東区教育支援センター 所長 木澤 英二 様
新潟市立木戸中学校 校長 松木 俊二 様
新潟市教育委員会学校支援課 指導主事 永井 1哉 様 新潟市立味方中学校 校長 後藤 恒 様
教科等 研 究 主 題 会 場 指導者・講演者
新潟市立総合教育センター 指導主事 大橋 英喜 様 音 楽 心を育てる音楽教育をめざして
~仲間とともに音楽とかかわり続け る生徒~
東新潟中学校 新潟市立山の下中学校 校長 大場 雅夫 様 美 術 豊かな感性を養い,主体的に創造活動
を楽しむ生徒の育成
下山中学校 新潟市こども創造センター 館長 浅井 俊1 様 新潟市立光晴中学校 校長 田村 祐1 様 新潟市立横越中学校 校長 佐藤 裕 様 保 健
体 育
運動に親しみ,自ら学ぶ生徒の育成
~わかってできる保健体育授業を目 指して~
万代シルバーホ テル
新潟県中学校教育研究会 事務局長 山内 伸二 様 新潟市教育委員会学校支援課 指導主事 和泉 修1 様 新潟市立総合教育センター 指導主事 阿部 潤 様 新潟市立葛塚中学校 校長 古川 淳 様
新潟市立臼井中学校 校長 梁川 1十男 様 技 術
・ 家 庭
生活に関わる技術を適切に評価する 力を育む指導方法の工夫
寄居中学校 技術:新潟市立濁川中学校 校長 小川 裕1 様
家庭:新潟市立中野小屋中学校 校長 佐藤 靖子 様
英 語 「学び合う授業」の創造
~見通しをもって学ぶ生徒の育成~
東地区 早通中学校 西地区 五十嵐中学校
東:新潟市教育委員会学校支援課 指導主事 小林 恵子 様 西 : 新 潟 市 立 総 合 教 育 セ ン タ ー 指導主事 内藤 浩悟 様
あすな ろ教育
共生と自立
~自信をもって社会参加のできる基礎学 力・生活スキルの定着をめざして~
Aブロック 石山中学校 Bブロック 赤塚中学校 Cブロック 新津第五中学校 Dブロック 岩室中学校
A:新潟市総合教育センター 指導主事 西村 圭子 様 B:新潟市立坂井輪中学校 校長 小島 成生 様
C:新潟市立新津第五中学校 校長 渡辺 義光 様
D:新潟市立月潟中学校 校長 会田 政弘 様 養 護 主体的に健康な生活を実践する生徒
の育成
~実践化を意識した保健指導と生徒 の変容を見取る手立ての工夫~
デンカビッグス ワンスタジアム
新 潟 市 教 育 委 員 会 保 健 給 食 課 学校支援課
指導主事 大森 悦子 様 学 校
事 務
事務処理体制の充実と事務機能の強 化をめざす
県スポーツ医科 学センター
新潟市立新津第1中学校 校長 青山 隆1 様
新潟市立白新中学校 校長 濱中 力也 様
新潟市立石山中学校 校長 田中 哲夫 様
②二部(領域)発表会(10 領域 原則として隔年で発表会を実施)
部 会 研 究 主 題 会 場 指導者・講演者 道 徳
11 月 30 日
豊かなかかわりを通して,よりよく生きようとす る生徒の育成
~道徳的判断力を高める学び合いのある授業の工 夫~
赤塚中学校
新潟市総合教育センター 指導主事 藤井正人 様
総 合 学 習 11 月 26 日
生きる力の育成を目指し,問題の解決や探究活動 に,主体的,創造的,協同的に取り組ませる活動 の工夫
亀田中学校
県中教研事務局長
山内 伸二 様
生徒会活動 自 発 的 ,自 治 的 な 生 徒 会 活 動 の 展 開 及 び
リ ー ダ ー の 育 成 (紙上発表)
学級経営 11 月 20 日
「主体的・創造的な活動を促し,よりよい人間関 係を育む学級経営」
黒埼中学校 新潟市立赤塚中学校 校長 土屋 浩 様 新潟市立大江山中学校 校長 佐藤 宏欣 様 新潟市教育委員会学校支援課 指導主事 坂 哲也 様 生 徒 指 導
1 月 15 日
「子ども1人1人の成長を促すための生徒 指導」
~自律性,社会性を育成するための取組~
市総合教育 センター
聖籠町生徒指導アドバイザー 石川 志郎 様
進 路 指 導 11 月 27 日
将来への夢や希望をもち,生き方を考えるキャリ ア教育の推進,主体的に進路を選択できる生徒を 育てる指導~異学年交流を通して自己有用感を高 める生徒の育成~
潟東中学校 市教育委員会 指導主事 田代 孝 様
新潟青陵大学教授 岩﨑 保之 様 図 書 館
10 月 17 日
「生徒の主体的な学習活動を支援する図書館の在 り方」
江南区文化 会館
鳥屋野中学校 司書 小竹 祐子 様 情 報 教 育
12 月 3 日
情報活用能力を高めるための支援のあり方 市 総 合 教 育 センター
市総合教育センター指導主事 内山1敏 様
学 校 保 健 11 月 26 日
学校保健に関する組織活動を通じた生徒の望ま しい生活習慣の形成
デンカビッ グスワンス タジアム
なし
教育課程 11 月 26 日
学校課題を解決する全員参加による教育課程 編成・実施
~「新潟市の学校教育」を見据えた,チーム 学校づくり~
新 潟 市 立 藤 見中学校
学校支援課 総括指導主事 保科賢1郎 様
(2)第2回部長会 1月 14日(木) 今年度の成果と今後の課題検討
(3)第2回評議員会 1月 14日(木) 事業報告・新年度の大綱案の審議
(4)研究成果の刊行 「実践報告書」(A4版 400部 各学校4部配付)