報告者氏名 宮崎 隆史
(学校名: 柏崎市立北条中学校 )
1 部会名 柏崎・刈羽 進路指導部会
2 郡市名 柏崎市 3 会場校 柏崎市立第五中学校
4 研究推進委員会
役 割 所 属 ・ 職 名 氏 名 (1) 指導者 県立柏崎翔洋中等教育学校 教頭 田中 哲也 (2) 研究推進責任者 柏崎市立北条中学校 教諭 宮崎 隆史 (3) 会場校責任者 柏崎市立第五中学校 教諭 大平 直美 (4) 県・郡市指導主事
(5) 研究推進委員 柏崎市立鯖石小学校 教頭 土佐 和久 柏崎市立鏡が沖中学校 教諭 原 佳秀 柏崎市立東中学校 教諭 山田 孝人 柏崎市立南中学校 教諭 渡辺 光1 柏崎市立第五中学校 校長 野池 康一
5 研究推進委員会の実施日,参加人数と内容
回 実施日/会場 人数 ファシリテーション(FT)の主な論点・方法と成果
1 6.11/柏崎・第五中 3 ※ FT実施せず
(研究推進委員会のメンバー選出、研究主題の確認等)
2 7.14/柏崎・第五中 8
○ 進路指導領域における学び合う生徒の姿は、どのような姿か
○ 目指す姿の実現には、どのような手立てが有効か
・ 2グループに分かれてのFTを実施後、主な論点について全 体で共有化した。
3 8.25/柏崎・第五中 8 ○ 実態把握のためのアンケート結果の考察
・ アンケート結果に表れた指導の振り返りの必要性を確認した。
4 10.21/柏崎・第五中 8
○ これまでの指導の振り返り
○ 他校の実践に学ぶ
・ 次年度の発表学年や内容について、見通しを明らかにした。
(2年・職場体験学習発表会前後の練り上げの場面の予定)
回 実施日/会場 人数 ファシリテーション(FT)の主な論点・方法と成果
5 11.27/柏崎・第五中 8 ○ 指定研究1年次の経過の総括
6 研究主題
自分の考えを広げ、自信をもって将来を生きる生徒の育成
7 主題設定の理由
第五中学校の課題として、自ら活動を工夫したり困難に立ち向かったりする積極性を育て、何事に もチャレンジする生徒を育成すること、自己肯定感を高め、集団での活動場面で積極的に自己表現す る力を伸ばすことの二つが挙げられる。
そこで、進路指導の学び合い10のうち、①学習活動において、将来の生き方や進路について自分 の考えや意見をもつことができるよう、個の学びを確かに設定すること、②キャリア教育との関連を 図り、各教科・領域での学習内容をさらに深め、将来の自分の生き方にかかわるよう、横断的な学習 を進めること、③自らの考えや意見の変容、新たに見出した課題が今後の自分の生き方とどのように かかわるのかを述べるような振り返りの場を設定すること、の三つを重点項目として取り組み、生徒 が自分自身の視野を広げるとともに、他から認められているという意識をもたせることで自己肯定感 を高め、将来の進路設計と社会貢献への意欲を高めていきたい。
8 研究の方法と内容
夢や希望をもって将来を生きる生徒を育成するために、キャリア教育における 21 世紀型の能力を 育てる指導や手立てについて、「学び合う授業」の実践を通して、自己肯定感や社会貢献への意欲の 変容を検証しながら追究する。
(1)小中9年間のキャリア教育における目指す生徒像、付けたい能力の明確化
(2)キャリア教育における「学び合う生徒」の姿の明確化とFTを取り入れた授業のあり方
(3)社会的評価を得るための効果的な教育活動と指導計画
(4)生徒の実態把握と変容を見取るための方法
(5)実践による成果と課題の検証
9 1年次の成果と課題
自校化のための新潟っ子プランアンケートシートを用いて、全校生徒の実態把握を行ったところ、
キャリアプランニング能力の「役割」、自己理解・自己管理能力の「選択」、課題対応能力の「実行」
などが高評価であったが、課題対応能力の「遂行」、キャリアプランニング能力の「設計」、人間関係 形成・社会形成能力の「社交」などが低評価であった。自分の将来のためには、今の学習や活動は意 義があり、大切だと考えているが、困難な課題や苦手な学習や活動には、最後まで取り組むことが難
また、校外の人々(地域の方、保護者、小学生、保育園)とともに活動する場を大切にし、自分た ちに何ができるか、どうすればできるかを考え、体験する機会として、地域への貢献活動を年間教育 活動の中に位置付け、実施してきた。校区内の地域の方からの評価は十分に高いので、校区外の地域 の方からの評価を受ける活動が効果的であると考えられる。
また、国語科をはじめとして、授業でFTの手法を取り入れており、生徒が意見交換することの楽 しさを味わい、様々な「話し合い」「教え合い」に慣れることにより、協働の意欲が高まっている。
研究の対象となっている進路指導領域を含め、今後もすべての教育活動で「学び合い」の場の設定と 質の向上を目指し、FTの活用を一層進めていく。
10 運営の成果と課題
研究推進委員会では、メンバーが大人数でないため、FTの手法を用いずに協議を進める場面も多 かった。FTの手法を身に付け、授業で取り入れるためにも、意図的に設定する必要がある。
また、研究領域の特性もあり、会場校以外の研究推進委員が互いに授業や活動を公開し合うことが できなかった。研究推進委員の各校での活動の取組をまとめたものを交換するなどして、情報の共有 化を図り、会場校にとって参考材料となるようにする。