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種 目(いずれかに○をつけて下さい。)

【音 楽】 合唱,オーケストラ等,音楽劇

【演 劇】 児童劇,演劇,ミュージカル

【舞 踊】 バレエ,現代舞踊

【伝統芸能】 歌舞伎・能楽,人形浄瑠璃,邦楽,邦舞,演芸

申請する区分に,○を付してください。 A区分のみ ・ A区分とB区分の両方

複数申請の有無(該当する方に○を付してください。) あ り ・ な し

複数の企画が採択された場合の実施体制(該当する選択肢のいずれかに○を付してください。)

(1) 公演の実施時期が重複しても,複数の企画を実施可能 (2) 公演の実施時期が重複しなければ,複数の企画を実施可能 (3) 提案したいずれか1企画のみ実施可能

(4) その他( )

芸術文化団体の概要

制 作 団 体 名

こうえきざいだんほうじん おおつきのうがくどう

公益財団法人 大槻能楽堂 代 表 者 職 ・氏 名 理事長 大槻文藏

制作団体所在地

(最寄り駅・バス停)

〒540-0005大阪府大阪市中央区上町 A 番 7 号

(大阪市営地下鉄谷町4丁目、谷町6丁目・大阪市営バス 国立病院前)

電 話 番 号 06-6761-8055 F A X 番 号 06-6761-3399

公 演 団 体 名

こうえきざいだんほうじん おおつきのうがくどう

公益財団法人 大槻能楽堂 代 表 者 職 ・氏 名 理事長 大槻文藏

公演団体所在地

(最寄り駅・バス停)

540-0005

大阪府大阪市中央区上町 A 番 7 号 制 作 団 体

設 立 年 月 昭和 23年 5月 制 作 団 体

組 織

役 職 員 団体構成員及び加入条件等

理 事 長 大槻文藏

常務理事 赤松禎友 西田信隆

理 事 天野文雄 石川正 大槻久実子 武富康之 宮辻政夫

監 事 植田卓 権藤芳一 里井三千雄

評議員 10 名

事務体制の担当 専任 ・ 他の業務と兼任 本事業担当者名 西光沙頼 辰田明子 経理処理等の

監査担当の有無 有 ・ 無 経理責任者名 西光沙頼

A区分・B区分共通

制作団体沿革

昭和 10 年に故・大槻十三(初代理事長)が建設した大槻能楽堂を前身とし、昭和 23 年に 舞台・装束・能面等を個人から寄付して財団法人を設立、正式名称を財団法人大槻清韻 会能楽堂に改める。昭和 31 年には大阪府芸術賞を受賞。その後老朽化が進み、昭和 58 年、舞台をそのまま組み直し、全国初椅子席にして建替え、現在の形となる。平成 17 年6 月、財団法人大槻能楽堂に名称変更。平成 23 年4月内閣府より移行認定を受け、公益財 団法人大槻能楽堂に名称を変更。

学校等における 公 演 実 績

学生能楽鑑賞を年間 10 公演程、約 60 年間にわたって実施。大阪府下の高校等を招き、

鑑賞の手引きを配布し解りやすい解説後に能を上演。自主公演では夏休み親子教室も 実施し、小学生向けの内容も企画。平成 19,20,21 年「本物の舞台芸術体験事業」平成 22 年「子どものための優れた舞台芸術体験事業」に能「土蜘蛛」で 44 校。平成 25 年「次代を 担う子どもの文化芸術体験事業」、平成 26 年「文化芸術による子供の育成事業」に能「船 弁慶」25 校、能「土蜘蛛」10 校参加。平成 27 年、同事業にて能「大会」13 校、能「土蜘蛛」

13 校参加。平成 28 年、同事業で能「船弁慶」11 校、能「土蜘蛛」7 校参加。「文化芸術に よる子供の育成事業」において、平成 26 年から平成 29 年まで計 4 年間連続の公演実績 を持つ。

特別支援学校に おける公演実績

平成 22 年度 長崎県立大村特別支援学校 平成 25 年度 山梨県立盲学校

平成 28 年度 福井県立福井特別支援学校 平成 29 年度 東京都立北特別支援学校

№2 公 演 ・ ワークショップの内 容 【公演団体名公演団体名 公益財団法人大槻能楽堂】

対 象 小学生( 低学年 ・ 中学年 ・ 高学年 ) ・ 中 学 生

本公演演目 原作/作曲 脚 本 演出/振付

初めての能楽 能「舎利(しゃり)」鑑賞会 1 部 ◆はじめての能楽

‣オープニング演奏

‣能について(DVD鑑賞)

◆生徒と共演!能でつかうあれこれ!(能面・小道具・能の登場人物紹介)

◆謡ってなぁに?(謡に挑戦・共演・発表会)

2 部 ◆ストーリー説明 (スクリーン使用)

◆能楽鑑賞「舎利(しゃり)」

事後学習 ◆紙製能面の配布

3 部 ◆PTA、保護者、先生向け 能楽ミニ講座

公演時間( 100 分 休憩込)

有 著作権 無 制作団体が

所有 有 制作団体以外が所有する事項が含

まれる 有

(制作団体以外 が所有する事項 が含まれる場合)

許諾の有無

演 目 概 要

1 部:能の紹介・体験

◆はじめての能楽

‣オープニング演奏 囃子方4人が出て、「早笛(はやぶえ)」の生演奏。

※まず、はじめに生演奏によるお囃子の迫力を肌で感じてもらうために、

囃子方による演奏(笛・小鼓・大鼓・太鼓)を行います。

「早笛」とは能の後半、竜神や鬼の登場の際に演奏され、リズミカルなテンポで 迫力もあるため、子供にも親しみやすく、出だしで興味を引き付ける狙いです。

‣能について (DVD鑑賞)

能楽についてまとめたDVDをスクリーンで鑑賞

(能の成り立ち、能舞台、役割、面、装束等)

※初めて能楽を鑑賞する子供が多いと予想される為、音と映像つきの DVD で理 解を助けます。当能楽堂で毎年行っている、初心者と子供向けの公演で使用す る自主制作 DVD を用います。当能楽堂の公演用に作成しましたが、学校公演で も使用しており、わかりやすいと好評を得ております。

A区分・B区分共通

◆生徒と共演!能でつかうあれこれ!

(能面・小道具・能の登場人物紹介)

生徒の中から代表者数名を選出し、能面・小道具をつけ、登場人物になりきり 舞台上で演者の体験をしてもらいます。

能楽師が生徒の着用している能面や小物の全体に紹介を行い、

能をとりまく多種多様な人物や小道具について興味を促す ことが目的です。

◆謡(うたい)ってなぁに?(謡に挑戦・共演・発表会)

能「舎利」の曲中で抜粋した一部、または、普段子供達が歌う機会が多い開 催校の校歌を謡(うたい・能独特の抑揚をつけたもの)にアレンジして謡います。

(学校側で選択して頂きます。)

‣謡に挑戦 全校生徒で練習挑戦。

‣共演・発表会 全校生徒で能楽師と共演。

ワークショップで練習した生徒代表者に

能舞台に上がってもらい、披露してもらいます。

※現代人には馴染みが薄くなった謡を、開催校の生徒の誰もが知っている校歌 にフシをつけ謡にアレンジします。または実際に能で使われている謡に挑戦す ることで、謡に親しみを持ち、演者は公演でどのように謡っているか着目して もらうようにします。

身近な曲が謡になるとどのようなるのか、また演者の立場を経験する事もで き、色々な視点で 2 部の能楽鑑賞を観ることが出来ます。

1部での狙い

ほとんどの子供達が初めての能楽鑑賞と思われる為、視覚・聴覚・体験など、

様々な角度から能楽を感じて楽しめるよう構成しました。

聞くだけではなく、想像して考えて体で感じる構成にすることで、

より能楽鑑賞への興味が繋がるようにしております。

休憩

2 部:能楽鑑賞

ストーリー解説

ストーリーを能楽師数名でイラスト等を利用し説明します。(スクリーン使用)

※子供たちに問いかけコミュニケーションをとり、想像力を引出しながらの 説明です。子供たちが楽しく聞くことのできるよう、工夫した内容になってお ります。

能楽鑑賞 「舎利」

特設能舞台での上演

特設能舞台での上演。能舞台は「張出舞台」と言い舞台が客席に突き出しており、一 般的にホール等で行われる「額縁式舞台」よりも、より演者や囃子の迫力や緊迫感が 客席に訴えかける様式です。

大槻能楽堂ではこの様式を重要とし、本物の能舞台を模した特設の舞台で、能の魅力 をお届けします。

「舎利」は後場のクライマックス部分の上演。後半部分は動きに富み、主役二人の立 回りがお子様の目にも面白い一曲です。

≪あらすじ≫

出雲の国(島根県)の僧が、唐の国(ちゅうごく)から渡って来たという仏像 や仏舎利(仏様の骨を納めたもの)を見ようと、京都東山の泉涌寺にやって来ま す。僧が仏舎利を拝んで感激していると、寺の近くに住むという男がやって来 て、一緒に舎利を拝みます。そうしている内に、突然空が曇り、稲妻が光ると、

男が鬼となり、「自分は足疾鬼(そくしっき)であり、ずっとこの仏舎利が欲 しかった」と言い、仏舎利を奪い天井を蹴破って消え去ります。

僧は物音に驚いて駆けつけた寺の僧から、釈迦が死んだ際に足疾鬼という鬼 が、釈迦に対する敬意と情愛から釈迦の歯を盗んで飛び去ったが、韋駄天とい う足の速い仏神が取り返したという話を聞きます。そして、二人が祈ると韋駄 天が現れ、足疾鬼を追いつめ、ついに仏舎利を取り返し、力の尽き果てた足疾 鬼は逃げ去るのでした。

事後学習(宿題) (紙製能面の配布)

(紙製能面の配布)

生徒達に帰宅後も再度“能”にふれる時間をもってもらうため、宿題と して「家族に今日見て聞いた事を伝えて下さい」と配ります。

(作り方使用方法も説明。)

本来なら全校生徒に本物の能面をつける能面体験が実施出来れば良い のですが、時間等にも制限がある為、本物により近く製作した紙製能面 を配り体験可能にしました。

実際に再度体験し、思い出し、伝えてもらう事により、この舞台鑑賞が心に残ると考え ています。紙製能面が生徒の手元にあることで、自主的に舞台鑑賞を思い出し、生徒間 やご家族に能楽鑑賞について、話をするきっかけになることで、

伝統芸能を通じたコミュニケーションの育成にも効果的と思っております。

(1 年を通して能楽鑑賞を思い出していただくよう、大槻能楽堂・能楽美術カレンダー の配布)

3 部:要望があれば

・PTA、保護者の方々向け 能楽ミニ講座 質疑応答 能楽の楽しみ方講座や案内など

※公演だけで終了させるのではなく、帰宅後、家族で能楽鑑賞について話ができるよう にとご要望があれば生徒の鑑賞終了後、別途開催したいと考えております。

鑑賞部分