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第1章  にぎわいと活力あふれるまち

第7節    市立池田病院を拠点とした地域医療体制の充実

2.地域医療連携の充実 

【計画】 

市域のみならず、二次医療圏

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も含めた診療所との連携強化に努める。 

【ステップ】 

・地域の受け皿として期待される医療機能の充実を図る。 

・地域の診療機関および市民を対象とした講演会や勉強会を実施し、地域の医療機関との相互連 携の充実を図る。 

   

3.広域医療の充実 

【計画】 

病院間のさらなる機能分担の進展に努める。 

各種専門機能を持つ病院や近隣の高度医療機関との連携強化を図る。 

【ステップ】 

・高度医療機能を持つ大学病院や特定機能病院

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、三次救急

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を担う病院などとの連携を強化 する。 

・近隣の公立病院などとの機能分担や集約化を通じて連携を強化する。 

   

4.経営の健全化 

【計画】 

安定した経営基盤づくりを進める。 

【ステップ】 

・さらなる収益の確保に努めるとともに、徹底した費用の削減に取り組む。 

・経営健全化計画(公立病院改革プラン)に基づいた検証を行う。 

 

        

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  二次医療圏:医療法の規定により、都道府県において設定される区域で、主として一般の入院医療を提供する病院の 病床の整備を図るべき区域。大阪府内では、8つの医療圏があり、豊能二次医療圏は池田市、箕面市、豊中市、吹田市、

豊能町、能勢町の4市2町で構成される。 

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  特定機能病院:医療法第4条の2に規定され、高度な医療の提供、医療技術の開発および評価、研修等を実施できる 体制を有する病院として、厚生労働大臣が承認する病院のこと。現在、全国 79 の大学病院本院および国立がんセンタ ー中央病院、国立循環器病センター、大阪府立成人病センターの 82 病院が指定されている。 

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  三次救急:交通事故などによる多発外傷、重度の火傷、心筋梗塞、脳卒中、重症中毒疾患、重症感染症など緊急で高 度な医療が必要な患者に対する救急医療であり、高度な医療器具が備えられている救命救急センターによって行われる。

初期救急指定病院や二次救急指定病院と連携し、これらの医療機関では対応することが困難な救急患者が搬送される。 

■ 市民等の市政への参画

・地域医療連携の強化を目的とした地域医療連携推進委員会へ参画する。 

・かかりつけ医をもち、病院と診療所の役割分担に応じて診療を受ける。 

   

■ 主な部門別計画

・市立池田病院経営健全化計画<市立池田病院改革プラン>(病院事務局:平成 21 年度(2009 年度)〜23 年度(2011 年度))